2021年1月21日更新

【2021年最新版】絶対泣けるおすすめ映画ジャンル別45選!感動で涙すること間違いなし

『グッド・ウィル・ハンティング』ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン
© Miramax Films/zetaimage

映画を鑑賞する目的はさまざまでしょう。その中には「感動したいから」あるいは「泣いてすっきりしたいから」という、理由もあるはず。この記事では人々の涙を誘った映画を2021年最新版でお届けします。感動の涙を求める方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

【完全保存版】誰もが泣ける珠玉の感動映画をジャンル別で紹介!

映像と音声を同時に体験する映画は、観る者のエモーションを揺さぶります。喜怒哀楽といった人間の感情のうち、ここでは特に「哀」にフォーカスしてみましょう。 人が泣く理由には哀れみ、共感、別離や死、人の優しさ、切なさ、善行や英雄的行動への賞讃などがあります。はたまた単に映像美や音楽に感動してしまうこともあるはずです。 この記事では多くの人が感涙にむせんだ映画を厳選して、45作品を洋画、邦画、アニメ映画に分けて紹介します。鑑賞する前には、ハンカチやティッシュの準備を忘れずに!

ジャンル別に飛ぶ
洋画編
邦画編
アニメ映画編

洋画編

まずは洋画から紹介していきます。誰もが知る名作から新作まで、心を打たれる映画に出会えるはずです。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年)

不朽の名作を若手実力派キャストで映画化

『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』エマ・ワトソン、シアーシャ・ローナン、フローレンス・ピュー、イライザ・スキャンレン
©︎ COLUMBIA PICTURES / WILSON WEBB/zetaimage

これまで幾度となく映画化されてきた名作小説「若草物語」を、若手実力派キャストを起用して新たに映画化した作品です。『レディ・バード』(2017年)に続いて、グレタ・ガーウィグ監督が女優シアーシャ・ローナンと再びタッグを組みました。 本作では19世紀後半のアメリカ北部ボストンに暮らすメグ、ジョー、ベス、エイミーの4人姉妹の姿が描かれます。 特に焦点が置かれる人物は、ローナンが演じる次女のジョー。小説家志望の彼女は、結婚すると夢が叶わなくなると考えていました。そのため恋人ローリーのプロポーズを断って、単身ニューヨークに移る決意をするのですが……。 性格も価値観も違う四姉妹が、それぞれ自分の信じる未来を手に入れようと奮闘する姿に、誰もが感動すること間違いなし。彼女たちの姿に勇気づけられる人も多く、老若男女を問わず共感の輪が広がっています。

『ジョジョ・ラビット』(2019年)

愛とユーモアに満ちた戦争映画

第44回トロント国際映画祭の観客賞、第92回アカデミー賞では脚色賞を受賞するなど世界各国で話題を集めた作品です。 第二次世界大戦当時のドイツで暮らす、10歳の少年ジョジョの成長物語。彼はナチス政権の下、兵士になって戦場で活躍することを目指し、訓練や奉仕活動に励んでいます。 この映画がユニークなのは、「アドルフ・ヒトラー」が彼の空想上の友だちとして登場すること。優しくて少し臆病なジョジョは、仲間にバカにされることもありますが、困ったときに助言をくれたり、励ましてくれたりするアドルフが心の支えになっています。 ユーモアたっぷりでファンタジー要素もある一方で、戦争というものを子どもの目線を通して冷静に、シビアに描き出しました。極限の状況の中で示される、さまざまな愛の形に心を動かされます。

『スウィング・キッズ』(2018年)

人種や思想を超えた友情

朝鮮戦争の最中、捕虜収容所を舞台にしたダンスミュージカル。日本でもリメイク版が製作された映画『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)のカン・ヒンチョルがメガホンを取りました。主演はK-POPグループEXOで活躍していて、アジア各国で人気を誇るD.O.です。 イメージアップのために、収容所内で結成されたダンスチーム。集められたメンバーは国籍も人種も、イデオロギーもバラバラです。そんな彼らがダンスでつながり、友情を深めていきます。 この作品の魅力は、なんといってもエネルギッシュなダンスシーンの数々。ダンスチーム「スウィング・キッズ」と一緒に、ジャズの名曲にのって身体を動かしたくなります。それらが悲しく残酷な戦争の現実と絡み合い、感動の涙を誘うでしょう。

『きみに読む物語』(2004年)

切なくも愛おしい愛の物語

きみに読む物語
© New Line Cinema

1940年代のアメリカ南部を舞台に、青年ノアと17歳のアリーによる恋物語を軸に展開される恋愛映画。戦争や両親からの反対などの障害にぶつかりながらも、激しく求めあって恋に落ちていく若い2人の恋模様が描かれています。 映画『ラ・ラ・ランド』(2016年)や『ブレードランナー2049』(2017年)などに出演し、世界的にも人気を集めるライアン・ゴズリングと、マーベル映画『ドクターストレンジ』(2016年)へ出演経験のあるレイチェル・マクアダムスといった、人気キャストが共演したことでも知られる本作。 恋愛ものを多く執筆しているニコラス・スパークスが発表した小説を原作としており、日本でも大ヒットを収めました。

『レオン』(1994年)

ラストシーンでは静かに涙がこぼれる

『レオン』ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
© GAUMONT/zetaimage

リュック・ベッソン監督のハリウッドデビュー作かつナタリー・ポートマンのスクリーンデビュー作であり、さらにジャン・レノが本作でブレイクを果たすなど、関係者の転機となった映画『レオン』。 舞台はニューヨーク。イタリア系移民のレオンはプロのヒットマンとして孤独に暮らしていました。しかし同じアパートに住む12歳のマチルダが留守中に一家を惨殺され、レオンは仕方なく彼女を保護します。 一家の仇をとりたいと、レオンに泣きつくマチルダ。レオンはしぶしぶ殺しの技術を教えるのですが……。殺しの知識以外に何も知らないピュアなレオンが、マチルダを必死に守る姿は涙なしでは観れません。

『最強のふたり』(2011年)

身体が不自由な富豪と貧困層の若者との心温まる交流

頸椎損傷で身体が不自由になった大富豪と、彼の介護士で移民の青年の交流を描いた2011年フランス製作の映画。重厚なテーマを取り扱いながらも、コミカルな雰囲気を両立させることで、新しいヒューマン作品の在り方を提示しました。 第37回セザール賞では作品・監督・主演男優賞など計8部門でノミネートされ、主演男優賞を受賞。また東京国際映画祭にて上映され、最高賞である東京サクラグランプリを獲得するなど、大きな注目を集めました。 フランスでの歴代観客動員数は、歴代第3位を記録する大ヒットとなった本作。日本でも高い人気を誇り日本で公開されたフランス映画の中で歴代1位の興行収入をマークするなど、大きな話題となりました。

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(2013年)

大切な人と観たくなる

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
©UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

アメリカとイギリス合作の恋愛映画で、監督を『ラブ・アクチュアリー』(2003年)などのリチャード・カーティスが務めました。 設定にSF要素があり、そこがストーリーの妙になっています。イギリスのコーンウォールに住むティム・レイクは21歳になった時、父親から「一族の男には過去に戻ることができる能力がある」と教えられるのです。 金や名声のために能力を使うなと戒められたティムは、恋愛でその能力を発揮します。ところが、この能力故に悲しい別れを経験しなければなりません。 素晴らしい主題歌も泣けますが、『アンダーワールド』(2003年)や『ホット・ファズ』(2007年)などで知られるビル・ナイが演じたお父さんの人柄が号泣ポイントです。

『しあわせの隠れ場所』(2009年)

サンドラ・ブロック主演で描かれる感動の実話

2009年のNFLドラフト1巡目でボルチモア・レイブンズに指名されたアメリカンフットボール選手のマイケル・オアー。彼が有力選手として才能を開花させて成功するまでの実際のエピソードを、サンドラ・ブロック主演で映画化しました。 原作はマイケル・ルイス作のノンフィクション『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』です。さまざまな葛藤や苦悩に苛まれながらもマイケルがスター選手として成長していく姿と、彼の才能を見出した女性リー・アンとの交流が描かれています。 2010年の第82回アカデミー賞では作品賞と主演女優賞にノミネートされ、主演女優賞を獲得しました。

『ノッキン・オン・ヘブンズドア』(1997年)

人生最後に海を目指す

『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
© BUENA VISTA INTERNATIONAL FILM PRODUCTION/zetaimage

病気のため余命わずかとなった2人の青年が、死後に天国での流行りといわれている海の話をするために、病院から脱走して海を見にいく姿を追ったロードムービー。 彼らは海までの道中、ギャングからの車の窃盗や強盗事件を起こし、ギャングと警察に追われながらも目的の海を目指します。果たして2人は海にたどり着くことができるのか……。 主演のティル・シュヴァイガーは主演と脚本の両方を務め、彼にとっての出世作となりました。 また2009年には、人気バンドTOKIOのメンバーである長瀬智也主演で本作のリメイク版『ヘブンズ・ドア』が製作されました。

『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995年)

少年たちの唯一無二の友情

主人公エリックと、近くに越してきたHIV感染者の少年デクスターとの友情を描いたヒューマンドラマ。 最初はデクスターから距離を取っていたエリックでしたが、次第に仲を深めていきます。そしてエイズの特効薬を探す旅に出ることになりますが……。 現在よりもHIVへの理解が薄く、差別的な風潮が強かった時代を舞台にした本作。唯一無二の友情を築き上げる少年たちの姿が胸を打つ感動作です。 エリックを演じたブラッド・レンフロは、1998年の映画『ゴールデンボーイ』で東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞するなどの経歴を残しました。しかし2008年、25歳にしてヘロインの過剰摂取でこの世を去っています。

『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)

恋愛映画の大定番

『ゴースト ニューヨークの幻』デミ・ムーア、パトリック・スウェイジ
© PARAMOUNT/zetaimage

暴漢に襲われて死んでしまった主人公の青年が、幽霊となって現世をさまよって恋人に会いにいく姿を描いた名作恋愛映画。ロマンスやホラー、コメディなど多ジャンルの要素が詰まった作品であり、多面的に楽しめる1本となっています。 「主人公が死後、幽霊になって恋人の前に現れる」という物語設定はその後の映画界に大きな影響を与えました。特に主人公と陶芸家の恋人が手を重ね合わせてろくろを回すシーンは、さまざまな作品でオマージュされるなど、映画史に残る名場面として愛され続けています。 また本作ではデミ・ムーアやウーピー・ゴールドバーグなど、実力派人気女優たちが共演を果たしました。

『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)

命を振り絞るような迫力のライブシーン

ボヘミアンラプソディー
© 2018 Twentieth Century Fox

伝説のロックバンド・クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの人生を描いた伝記映画です。第91回アカデミー賞では主演男優賞ほか4部門を受賞。日本でも2018年公開映画のうち興行収入トップとなり、大ヒットを記録しました。 ロンドンに住む普通の若者だったフレディが、個性的な仲間たちと出会ってクイーンを結成。次々とヒット作を生み、世界的なスターとなりました。しかしその舞台裏では、家族との確執や仲間との対立があり、フレディは次第に孤独を深めていきます。 劇中の楽曲では、主にフレディ自身の歌声を使用しています。主演ラミ・マレックの熱演もあり、大迫力のライブシーンは必見です。 特に20世紀最大のチャリティコンサート「ライブエイド」の再現は、本作最大の見どころ。フレディがそれまでの人生で味わってきた喜びや苦しみ、すべてを込めたかのような熱量あふれるパフォーマンスに心をつかまれます。

『エターナル・サンシャイン』

恋人との別れからどう立ち直る?

エターナル・サンシャイン
© Focus Features

『僕らのミライへ逆回転』(2008年)などのミシェル・ゴンドリー監督、『マルコヴィッチの穴』(1999年)などのチャーリー・カウフマン脚本による恋愛映画です。アカデミー脚本賞はじめ、さまざまな映画賞を獲得しました。 恋人同士だったジョエルとクレメンタインは、バレンタインデーを目前にケンカをしてしまいました。その勢いで、クレメンタインは記憶を消す手術を受けてしまったのです。ジョエルはショックを受けますが、自らも記憶除去手術を受ける決心をします。 しかし手術中、ジョエルは無意識のうちに記憶を手放すことに抵抗。「大切な思い出を忘れたくない」という素直な想いを切なく描き出しています。

『ワンダー 君は太陽』(2017年)

号泣必至!トリーチャーコリンズ症候群の少年を描く

R・J・パラシオの小説『ワンダー』を実写化した映画です。アメリカで批評家から高評価を得た本作は、全世界興行収入も予想の3倍となる320億円を上回りました。 オギーはトリーチャーコリンズ症候群という難病のため顔が変形していて、学校でいじめられています。それでも彼は、両親や姉の励ましや支えを受けて、懸命に行動を起こすのです。 本作は単なる難病ものではなく、周囲の人間や彼をいじめる人物の視点をも丁寧に描いています。あらゆる立場の人が共感できて泣ける作品になっているでしょう。

『素晴らしき哉、人生!』(1946年)

クリスマスイブに起きた奇跡

素晴らしき哉、人生!
Supplied by LMK Media/zetaimage

1945年のクリスマスイブを舞台に、人生に絶望し自殺を図ろうとしていたとある青年と、彼を助けるために現れた天使が、青年の人生を振り返る物語。往年の名スター俳優ジェームズ・ステュアート主演が主演を務めた、感動のファンタジーヒューマン作品です。 アメリカ映画協会(AFI)が選ぶ「感動の映画ベスト100」では堂々の1位に選ばれており、多くの大学が「学生の指針」として推奨しています。 またこの映画がクリスマスに放映されるのも定番であり、アメリカでもっとも親しまれた作品のひとつとして知られています。

『ブロークバック・マウンテン』(2005年)

普遍的な愛を描いた名作

とある仕事で知り合ったふたりの青年が、強く惹かれあって激しい恋に落ちていく20年間の月日を描いたヒューマンドラマ。 深い愛情を持ちながらも、偏見や差別を恐れて自分の感情に素直になれないイニスと、自分の欲求や愛情に向き合い続けるジャックの対比が印象的で、美しくも切ない恋愛模様が展開されています。 本作はあらゆる映画賞で高い評価を獲得し、アカデミー賞では作品賞をはじめとする同年最多の8部門にノミネート。またゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞、脚本賞、主題歌賞の4部門を受賞しました。 ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホール、名俳優2人の共演も大きな話題に。またそれまでアイドル路線の役柄が多かったアン・ハサウェイが劇中でヌードを披露するなど、演技派女優としての評価に繋がるきっかけともなった作品です。

『アイ・アム・サム』(2001年)

障害を持つ父と娘の愛の物語

知的障害を持つサムとその娘のルーシーによる家族の愛を、ビートルズの名曲と共に描いた2001年の名作。 障がいを抱えながらも親子で幸せな生活を送っていた2人でしたが、成長とともにルーシーがサムの知的能力を超えたことから、サムは父親としての能力がないと判断されてルーシーは施設に入れられてしまいます。 主演のショーン・ペンは7歳の知能しかない役柄を見事に演じ切り、その熱演からアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。また娘役のダコタ・ファニングも演技を高く評価され、本作で天才子役として一躍脚光を浴びています。

『ライムライト』(1952年)

チャールズ・チャップリンによる名作恋愛映画

1952年にチャールズ・チャップリンが製作した感動の映画です。かつての栄光もむなしく落ちこぼれ、酒浸りの日々を生きる道化師のカルヴェロ。彼は絶望の淵に追いやられ自殺を企てていた美しきバレリーナのテリーと出会い、恋に落ちていきます。 本作はチャールズ・チャップリンがはじめて素顔を明かした作品であり、アメリカでの最後の作品となっています。長きにわたって不朽の名作として世界中で愛されている1本です。 2015年には本作を原作とした音楽劇『ライムライト』が日本でも上映されました。演出を荻田浩一、主演を石丸幹二が務めています。

『レナードの朝』(1990年)

医療ノンフィクションを名俳優で実写映画化

医師オリバー・サックスの医療ノンフィクション作品を、ロバート・デ・ニーロ主演で実写映画化。人付き合いが苦手な医師のセイヤーと、重度のパーキンソン病を抱えるレナードの熱い友情が描かれています。 医療ノンフィクションをベースにするという異色の脚本と、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズといった映画界を代表する名優2人の共演が大きな話題に。アカデミー賞では作品賞と主演男優賞、脚色賞の3部門にノミネートされました。

『ロッキー』(1976年)

長年にわたって語り継がれる不朽のボクシング映画

『ロッキー』
© UNITED ARTISTS/zetaimage

シルベスター・スタローン演じる三流ボクサーのロッキーが、厳しいトレーニングに耐え抜きながら世界チャンピオンを目指す物語。大人気シリーズの第1作目であり、名作として語り継がれる1本です。 本作ではロッキーがボクサーとして成長していく様子を、壮大な音楽とストイックな映像表現で描かれています。また彼とエイドリアンとの恋模様もロマンチックに描かれており、人間賛歌の大定番ともいえる作品です。

『ひまわり』(1970年)

戦争に引き裂かれた夫婦の物語

『ひまわり』
© AVCO EMBASSY/zetaimage

1970年に製作された、ヴィットリオ・デ・シーカ監督によるイタリア・フランス・ソ連合作映画。 第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たしたジョバンナと兵士のアントニオは、恋に落ちて結婚するものの戦争が2人を離ればなれに。終戦後もアントニオは消息不明のままで、彼を見つけ出すためにジョバンナは希望を持ち続けますが……。 戦争によって引き裂かれた夫婦の悲しみと深い愛に満ちた作品で、本作の主題曲は世界的に大ヒットを記録しました。またエンディングで映し出される一面のひまわり畑のシーンは、映画史に残る名シーンとして知られています。

『タイタニック』(1997年)

感動必至!映画史に残る大ヒット名作ラブストーリー

『タイタニック』
©Paramount Pictures

本作は1997年の公開以来、恋愛映画の王道となっている大ヒット作です。実際にあった豪華客船の沈没と、若いカップルの悲劇というフィクションをからめて描いています。 現代においてタイタニック沈没事故の生還者の女性が、当時を回想するところから物語は始まります。貧しい青年ジャック・ドーソンはタイタニック号の船内で、上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たすのです。 刻々と迫る沈没の時。宿命に翻弄される2人の悲劇、そしてセリーヌ・ディオンの大ヒット曲が流れるシーンには、涙がおさえられません。

『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997年)

それでも人生は美しい

『ライフ・イズ・ビューティフル』
© MELAMPO CINEMATOGRAFICA/zetaimage

第二次世界大戦中のユダヤ人迫害を、ユダヤ系イタリア人親子の視点で描いた世代を越えて愛される不朽の感動作。ユダヤ人強制収容所で死と隣り合わせという過酷な状況を、ともに乗り越えていく父と息子の姿が胸を打ちます。 監督のロベルト・ベニーニは、ロシアの革命家のレフ・トロツキーが暗殺の恐怖に脅かされながらも残した「人生は美しい」という名言に感銘を受け、そこから着想を得て本作を製作しました。 なお監督は脚本と監督、主演の3役を務めています。同年のアカデミー賞では主演男優賞を受賞するなど、世界的に高い評価を獲得しました。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997年)

孤独な魂がぶつかり合う良質な感動ドラマ

『グッド・ウィル・ハンティング』ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン
© Miramax Films/zetaimage

まだ無名だった若きマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を書き、ガス・ヴァン・サントが監督した作品です。本作はアカデミー賞やゴールデングローブ賞を席巻しました。 マサチューセッツ工科大学数学科教授のランボーは、大学の清掃員の青年・ウィル・ハンティングに数学の天才的な能力を見出します。 ランボーはウィルの才能を伸ばそうとしますが、ウィルは素行が悪く、精神的な問題を抱えているようでした。ランボーは知人のショーンに、ウィルのカウンセリングを依頼します。 ウィルの幼少時のトラウマが明かされていきますが、ショーン自身も妻の喪失から抜け出せずにいたのです。孤独な魂がぶつかり合う、良質の感動ドラマとして高評価を得ています。

『ニューシネマ・パラダイス』(1988年)

泣ける名作映画といえばコレ

『ニュー・シネマ・パラダイス』フィリップ・ノワレ、サルバトーレ・カシオ
© CRISTALDIFILM/zetaimege

とある中年男性の少年時代の出来事や、青年時代の恋愛を思い返すストーリー。 作中には『風と共に去りぬ』(1939年)や『素晴らしき哉、人生!』(1946年)、『ローマの休日』(1953年)など数えきれないほどの往年の名作が登場。映画への深い愛情と郷愁が込められた傑作として、今もなお多くの映画ファンのあいだで愛されています。 映画を盛り上げる音楽も秀逸で、涙を誘う要素の1つとなっています。 日本では1989年12月に公開され、動員数27万人、売上3億6900万円と単一映画館での興行収入としては異例の成績を収めました。

邦画編

続いて邦画をご紹介。親子の絆やカップルの愛などを描いており、感情移入できるような作品が多く集まりました。

『ミッドナイトスワン』(2020年)

性別や血のつながりを超越した愛が胸を打つ

元SMAPの草彅剛がトランスジェンダーの役に挑戦して話題になった作品です。 ニューハーフショークラブで働くトランスジェンダー・凪沙は、本当は子ども嫌いにもかかわらず養育費目当てで親戚の娘である一果を預かることに。しかし日々をともに過ごすなかで、実母からネグレクトされた一果に対する「母」としての感情が凪沙のなかに芽生えていくのでした。 監督・脚本を務めたのは、映画『下衆の愛』(2016年)やNetflixドラマ『全裸監督』(2019年)で多様な愛の形を描いてきた内田英治。本作では「血のつながりを超越した愛」を、性別の問題とからめて重層的かつリアルに描写しています。 現代的で複雑なテーマを扱っているため、観る人によってさまざまな感動が生まれることでしょう。

『37セカンズ』(2020年)

障害を抱えた女性が新しい世界を切り拓く

主人公のユマは身体に障がいがあり、車いすで生活しています。彼女は友だちの漫画のゴーストライターをしながら、ひっそりと生活していました。 母親が過保護なこともあり、20歳を過ぎても、夜遊びなどをしたこともなく恋愛の経験もないユマ。そんな彼女がある出会いをきっかけに、勇気を出して新しい世界へ踏み出していく姿が、見る人の心をも奮い立たせます。 主演の佳山明は、実際にユマと同じように障がいを持っています。彼女はオーディションで選ばれ、演技初挑戦ながら、まさに体当たり演技で挑みました。 監督のHIKARIにとっても長編映画は初の挑戦。新しい才能がぶつかり合った本作は、第69回ベルリン国際映画祭で史上初の2冠を達成するなど、国際的にも注目を集めました。

『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)

双葉の信念に胸が熱くなる!

自主映画で高い評価を得ていた中野量太監督が手がけた、彼にとっての商業映画デビュー作品です。日本アカデミー賞をはじめ、国内のさまざまな映画賞を受賞しました。 夫に失踪され、娘と2人で暮らしていた双葉は、末期癌で余命が2〜3ヶ月間しかないことを知ります。双葉は落ち込む暇さえなく、残された時間で現在の問題をすべて解決しようと決心するのです。 まずいじめに悩んでいる娘を独り立ちさせること、失踪した夫を見つけること、そして夫の失踪以前に経営していた銭湯を再開すること。タフな双葉は次々に願いを実現していきます。 周囲の人物に影響を与え、人と人を繋げてしまう双葉の愛情の深さに、感涙すること間違いありません。

『永遠の0』(2013年)

戦争映画で日本中を感動の渦に巻き込んだ

百田尚樹のベストセラー小説を、「三丁目の夕日」シリーズの山崎貴が実写映画化。日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか8部門を受賞しました。 フリーライターの慶子とその弟の健太郎は、賢一郎が実の祖父ではないことを知ります。本当の祖父・久蔵は戦時中、特攻で戦死していたのです。姉弟は久蔵について調べるために、取材を開始。 元戦友に話を聞くと、久蔵は生還することにこだわったため「臆病者」と呼ばれていたことを知ります。そんな久蔵がなぜ特攻隊に志願したのか? 2人は驚くべき事実にたどり着きます。特攻で命を散らした若者たちの思いに、心を動かされることでしょう。

『ただ、君を愛してる』(2006年)

もどかしい恋心が触れ合ったときに泣ける

人気小説家・市川拓司の著書を、玉木宏と宮崎あおいの豪華キャストで映画化した本作。 子どもの頃から患っている腹部の病気が原因でコンプレックスを抱いており、他人とうまく接することができない主人公の誠人。彼がとある事情と病気を抱える静流と交流していく様子が、淡く繊細な映像と儚くも運命的なストーリーで描かれています。 お互いに愛情を宿しながらも、なかなか恋には結びつかないもどかしい距離感が印象的な本作。物語が進むにつれて少女から女性へ変貌を遂げていく静流を演じ切った、宮崎あおいの圧倒的な表現力にも注目が集まりました。

『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年)

現在と過去で展開される主人公の恋愛

2004年の実写映画で日本国内1位の興行収入と観客動員数を記録し、社会現象にもなった大ヒット作品『世界の中心で愛を叫ぶ』。主人公のサクと、サクの高校時代の恋人で白血病を患うアキの恋を描いた作品です。 現在の主人公を演じたのは大沢たかおで、相手役は柴咲コウです。また過去編では森山未來が主人公、その当時の恋人役を長澤まさみが熱演するなど、豪華キャスト陣の共演を実現させたことでも大きな注目を集めました。 本作の主題歌だった平井堅の『瞳をとじて』は累計出荷枚数が100万枚を突破する大ヒットとなり、その後も別キャストで実写ドラマ化されるなど一大ムーブメントを巻き起こしました。

『君の膵臓を食べたい』(2017年)

住野よるの大ヒット原作小説を実写化!

君の膵臓をたべたい ロゴあり
©️2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©️住野よる/双葉社

住野よる著作の青春小説を実写映画化した本作。他人と関わらずに自分の世界に閉じこもっていた主人公の「僕」が、すい臓の病気を患う余命わずかの少女・山内桜良との交流をきっかけに、成長していく姿を描いた青春映画です。 実写映画版では原作の高校生時代を過去編として、原作にない12年後も描く2部構成で物語が展開していきます。高校生時代の「僕」を人気音楽グループの北村匠海、桜良役を若手注目女優の浜辺美波、現代の「僕」を小栗旬が演じるなど、人気キャスト陣の共演も話題となりました。 また2018年にはアニメーション映画版も公開されています。

『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)

蘇る昭和の風景が温かくて泣ける

西岸良平作の漫画『三丁目の夕日』を原作とし、吉岡秀隆主演で実写化した日本映画。 昭和33年の東京の下町を舞台に、そこで暮らす人々のドラマを描いた人情ムービーです。当時の光景と独特の温かみをミニチュアとVFXで緻密に再現し、その撮影法も大きな注目を浴びました。 多くの映画賞を受賞し、日本アカデミー賞では全13部門でノミネート。そのうち12部門で最優秀賞を受賞するなど、非常に高い評価を獲得しました。 また吉岡秀隆や小雪、堤真一や堀北真希、薬師丸ひろ子や三浦友和など、人気キャストが共演を果たしています。

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年)

病に侵された婚約者を待ち続けた愛の物語

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
Ⓒ2017 映画「8年越しの花嫁」製作委員会

岡山県で暮らす1組のカップルを描いた実話です。 晴れて夫婦となった尚志と麻衣は、1年後に結婚式を控えていました。そんな幸せ絶頂のなかにいた麻衣を襲ったのは、抗NMDA受容体脳炎という難病。 彼女は突然病に侵され、昏睡状態となってしまったのです。しかし尚志は、麻衣が必ず目を覚ますと信じてベッドで眠っている彼女に寄り添います。 佐藤健が尚志役を、土屋太鳳が麻衣役を演じ、それぞれが同年の日本アカデミー賞で優秀主演男優賞・女優賞を獲得。口コミで感動のストーリーが広まり、興行収入は28億を記録するスマッシュヒットとなりました。

『万引き家族』(2018年)

家族とはなにか?その絆に全世界が涙

『万引き家族』
(C) 2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

2018年カンヌ国際映画祭において、最高賞のパルムドールを受賞した作品です。監督は『誰も知らない』(2004年)や『そして父になる』(2013年)などの是枝裕和。 主要登場人物となるのは、東京の下町で暮らす5人家族。父は日雇い生活、母はパート、母の妹は風俗店で働いています。息子は学校に通っておらず、祖母の年金が主な収入源です。 足りないものは万引きでまかなう彼らですが、貧しいながらも笑顔の絶えない毎日を送っていました。ところが女の子を拾ったことをきっかけに、家族はバラバラになり……。 家族とは何か?血の繋がりとは何か?などを問いかけてくる衝撃作です。

アニメ映画編

ここからはアニメ映画を紹介していきます。童心にかえって観てみると、ついつい涙腺が緩んでしまうような作品ばかりです。

『ジョゼと虎と魚たち』(2020年)

障がいを乗り越える愛に思わず涙がこぼれる

『ジョゼと虎と魚たち』
©2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

過去に実写映画化されたこともある田辺聖子の同名短編恋愛小説を、『僕のヒーローアカデミア』を手がけるボンズがアニメーションを製作して映画化した作品です。 主人公の恒夫は、バイトに励みながらメキシコに生息する幻の魚を見るという夢を追う青年。ある日彼は偶然にも、子どものときから車椅子生活を送る女性・ジョゼの相手をする仕事を引き受けます。境遇や性格の違う2人ですが、次第に惹かれあうようになり……。 障がいの問題をとりあげて見るのがつらいシーンもありますが、それを乗り越えた先に優しさや幸福感のある物語です。最後のシーンに涙する人は多いのではないでしょうか。 飯塚晴子のキャラクターデザインやボンズの作画はリアル感を大切にしながら美しく仕上げられており、感動のストーリーを盛り立てます。ストーリーにマッチしたEveの楽曲も魅力的です。

『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』(2020年)

煉獄さんが母親と交わすやり取りに涙腺崩壊するファンが続出

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 猗窩座
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

2019年にアニメが放送されて人気が沸騰し、今や国民的ヒット作とさえ呼ばれる『鬼滅の刃』。2020年10月に公開された劇場映画である本作はアニメ1期の続編にあたり、原作7巻54話から8巻69話までの内容がもとになっています。 主人公の炭治郎は鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹も鬼になってしまいました。彼女を人間に戻すため、厳しい修行に耐えて鬼殺隊に入隊した炭治郎。 やがて彼は紆余曲折を経て、血鬼術を使う下弦の鬼・魘夢(えんむ)と無限列車で対決することになります。その過程で炭治郎は、今後の彼を大きく変える炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅうろう)とも出会うことに。 本作でもっとも感動するシーンとして挙げられるのが、杏寿郎と彼の母・瑠火のやりとり。強く生まれた者の責務を説く瑠火に杏寿郎が応える場面は、原作以上のインパクトでしっかりと描かれています。

『劇場版 ヴァイオレットエヴァーガーデン』(2020年)

京アニの美麗な作画がじんわりと感動をもたらす

アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』をはじめ数々のヒット作を世に送り出してきた京都アニメーションが、暁佳奈のライトノベルを映像化した作品です。 主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦争中は「武器」と呼ばれ戦うことしか知りませんでした。戦争が終わった後、自動手記人形として代筆業をするようになった彼女は、仕事を通じて多くの愛の形を知ることになります。 そんな彼女のもとに宛先不明の手紙が届いたことから、物語が展開していきます。 京アニらしい美しい情景からキャラクターの心の揺れ動きが伝わってきて、観る人にじんわりと感動をもたらす作品です。

『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(2019年)

ちょっぴりネガティブな人気キャラクター初の映画

SAN-Xのキャラクター「すみっコぐらし」。電車ではすみっこの席から埋まり、カフェでもできるだけすみっこの席を確保したい。そんな“すみっコ”が大好きな日本人の気持ちをテーマにしたこのキャラクターは、瞬く間に大人気となりました。 2019年には、そんな彼らの映画が公開!みんなお気に入りのお店「喫茶すみっコ」の地下室で、すみっコたちは古くなった絵本を見つけます。 しかし絵本をながめていた彼らは、突然その中に吸い込まれてしまうのです!そこで出会ったのはひとりぼっちのひよこ。すみっコたちは「このコのお家をさがそう!」とひと肌脱ぐことに。 映画後半の優しさや思いやりに満ちあふれた展開に、大人も涙する作品です。

『聲の形』(2016年)

思春期の無防備な痛みと鋭い自意識を描いた青春作品

思春期の痛々しさと凶暴性、鋭くも脆く危うい自意識を描いた青春作品『聲の形』。 ガキ大将の石田将也と、彼のクラスに転校してきた耳の不自由な少女・西宮硝子。その周囲の人々との関係から、自分を受け入れて大人になっていくことの難しさと、他者との“本当の交流とは何か”が表現されています。 週刊少年マガジンに連載され各漫画賞を獲得した人気コミックスを、『けいおん!』シリーズなどの人気作を手掛けた京都アニメーションが映画化しました。 成長と停滞、心の歪みを抱えた主人公とクラスメートたちが繰り広げる人間関係から、ありふれているからこそ難しい人間の感情が浮き彫りになります。

『君の名は。』(2016年)

過去と現在が繋がったとき切ない思いが溢れ出す

東京に暮らす男子高校生の瀧と、岐阜県に暮らす女子高校生の三葉の入れ替わりを軸に、時間と空間を越えて展開されていくSFストーリー。 新海誠監督6作目となる長編アニメーション作品で、監督独特の繊細でダイナミックな映像美と観客の心を揺さぶる感動的なストーリー、個性的な物語設定が人気を博しました。 本作は全国約300館の劇場で公開され、週末動員数1位を12週分記録するなど、2016年夏の社会現象として大きな話題に。国内の興行収入は250.3億円を突破しており、日本における歴代興行収入は邦画のうち第3位となっています。

『リメンバー・ミー』(2017年)

家族の本当の大切さに気づかせてくれる

『リメンバー・ミー』
©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ピクサー製作のファンタジーアニメーションで、メキシコの死者の日を舞台としながら家族の絆を描きます。 主人公ミゲルの一族は、先祖の因縁により音楽が固く禁止されていました。しかしミゲルはギターを弾きたくて仕方ありません。 折しも死者の日という先祖の霊が帰ってくる日。ミゲルは伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に忍び込みギターを盗み出し、死者の世界に迷い込んでしまいました。彼は生者の世界に帰還できるのでしょうか? メキシコ音楽を研究して制作された本作は、ミュージカルアニメとしても楽しめます。

『この世界の片隅に』(2016年)

戦時下の日常を生き抜いた人々

舞台は第二次世界大戦時中の広島。戦争という脅威が日常に入り込み、徐々に生活をむしばんでいくなかで、毎日を懸命に生き抜いた当時の人々の姿を、主人公のすずを通して描いています。 口コミで人気が広がり、それに伴い公開当初はわずか数館だった劇場数は徐々に増加。全国的に拡大されて、結果的には大ヒットを記録しました。 2018年も一部劇場での公開が実施されており、異例のロングラン上映として注目を集め続けています。また続編『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』も公開されています。

『トイストーリー3』(2010年)

やがて訪れるおもちゃとの別れ

アンディ『トイ・ストーリー3』
©️PIXAR/DISNEY/zetaimage

ディズニーピクサーが手がけてきた人気シリーズ第3作目となる本作。 おもちゃの主人公のウッディの持ち主であるアンディが、大学への進学を機におもちゃたちの整理をしたことをきっかけに、アンディの家から外へ飛び出したウッディと仲間たちの冒険を描いています。 誰にも必ず訪れる大好きだったおもちゃとの別れをテーマとして、大人向けな作風を意識して製作されました。また続編である『トイ・ストーリー4』も公開されています。

『火垂るの墓』(1988年)

夏の定番号泣映画。戦争の現実を教えてくれる

火垂るの墓
© ADV Films

夏に観たい定番映画になっている本作。野坂昭如の短編小説を原作としており、作者自身の戦災体験が色濃く反映されています。監督を務めたのは高畑勲です。 冒頭で14歳の少年・清太の死が描かれ、彼の回想というかたちで物語が展開します。時は1945年、神戸大空襲で家と母を失った清太と4歳の妹・節子は、親戚とも折り合いが悪く、防空壕で浮浪児のような生活を始めました。 生活は苦しく、徐々に栄養失調に蝕まれていく節子。幼い節子が中身のないドロップ缶を大事に持っていて、「また、ドロップなめたい」という悲痛な言葉に胸を打たれない人はいないはずです。 また、その缶が最後にどのように使われるのかにも注目してください。

思いっきり泣きたいときは、泣ける感動映画を観よう!

この記事では自信を持っておすすめしたい泣ける映画を、ジャンルごとに45作品紹介しました。「泣ける」とひとくちに言っても、戦争ものから恋愛もの、心温まるヒューマンドラマまでさまざまです。 今の気分に合った作品を探して、ぜひ鑑賞してみてくださいね。