2025年6月26日更新

「VIVANT」の登場人物を相関図・一覧で解説!モンゴル人キャストも紹介

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2023年に一大ブームを巻き起こした日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』。堺雅人や阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李など、超豪華な俳優陣が集結したことでも話題となりました。2026年には、続編の放送が決定しています。 この記事では、『VIVANT』の登場人物を相関図・一覧で一挙に紹介します! ※『VIVANT』の重大なネタバレを含みます。

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日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」登場人物の相関図!

VIVANT相関図2

「VIVANT(ヴィヴァン)」登場人物・キャスト一覧

乃木憂助役/堺雅人、岩本樹起、味元耀大、櫻井海音 丸菱商事の社員。裏の顔は諜報部隊「別班」のメンバー。
柚木薫役/二階堂ふみ バルカ共和国で活動する医者。
野崎守役/阿部寛 警視庁公安部・外事第4課に所属する警視。怪しい乃木を追う。
ドラム役/富栄ドラム、林原めぐみ スマホで会話する警視庁公安部のエージェント。
黒須駿役/松坂桃李 「別班」のメンバー。乃木の協力者。
乃木卓役/林遣都 乃木憂助の父親。
ノゴーン・ベキ役/役所広司 テロ組織「テント」のリーダー。乃木卓の偽名。
ノコル役/二宮和也 「テント」のNo.2。ベキの養子。
バトラカ役/林泰文、今井柊斗 「テント」の幹部。民間軍事会社の代表。
アル=ザイール役/Erkhembayar Ganbold 「テント」の幹部。アマン建設会社の代表。
新庄浩太郎役/竜星涼 警視庁公安部・外事第4課に所属する捜査官。裏の顔は「テント」側のスパイ。
太田里帆役/飯沼愛 丸菱商事の社員。裏の顔は天才ハッカー「ブルーウォーカー」。
アディエル役/Tsaschikher Khatanzorig 乃木を救った親子の父親。
ジャミーン役/Nandin-Erdene Khongorzul 乃木を救った親子の娘。心疾患を抱える。
ワニズ役/河内大和 バルカ共和国の外務大臣。フローライトを巡って、乃木らと交渉。
チンギス役/Barslkhagva Batbold 乃木らを追うバルカ共和国の警官。
櫻井里美役/キムラ緑子 別班の司令。乃木の全作戦を知る唯一の人物。
サム役/Martin Starr 乃木の友人であり、CIAの職員。
乃木明美役/高梨臨 乃木卓(ベキ)の妻で、憂助の母。武装組織に捕らえられ、牢屋で命を落とす。
乃木寛道役/井上順 乃木卓(ベキ)の弟。甥・憂助に卓の過去を明かす。
西岡英子役/檀れい バルカ共和国に駐在する日本大使。ワニズと裏で繋がっていたが、最終的に野崎と協力。
佐野雄太郎役/坂東彌十郎 警視庁公安部・部長。途中で乃木が別班と知る。
東条翔太役/濱田岳 警視庁公安部サイバー対策課・捜査官。誤送金事件の実行犯・太田の素性を特定。
鈴木祥役/内野謙太 公安部外事第4課・捜査官。野崎の指示で乃木の過去を調査。
高田明敏役/市川笑三郎 別班の構成員。表向きは経産省・資源エネルギー庁の官僚。囮で乃木に狙撃されるも、急所を外しており、和田・熊谷とともに生還。
和田貢役/平山祐介 別班の構成員。表向きはアイチ自動車の社員。
熊谷一輝役/西山潤 別班の構成員。表向きは航空機器メーカー「万俵製作所」のエンジニア。
廣瀬瑞稀役/珠城りょう 別班の構成員。表向きは医療機器を製造するレイシルのエンジニア。
山本巧役/迫田孝也 乃木の丸菱商事での同期、エネルギー事業部1課課長。誤送金事件の黒幕で、乃木の別人格「F」によって殺害される。
アリ役/山中崇 バルカ共和国の会社「GFL社」の社長。「テント」の幹部で、乃木に情報を漏らす。
ピヨ役/吉原光夫 「テント」の幹部。バトラカとともに初期からベキを支える。
マタ役/内村遥 「テント」のメンバー。
シチ役/井上肇 「テント」のメンバー。
長野利彦役/小日向文世 丸菱商事の専務。太田里帆と一時期不倫関係にあった。
宇佐美哲也役/市川猿弥 丸菱商事・エネルギー事業部の部長。誤送金事件について、直属の部下・乃木を疑う。
河合幸二役/渡辺邦斗 丸菱商事・業務監査部の社員。誤送金事件で乃木を犯人扱い。「F」によって謝罪させられる。
原智彦役/橋本さとし 丸菱商事・経理部の部長。原のパソコンが誤送金事件に使われ、容疑者候補になる。しかし、送金時は出張中だった。
水上了役/古屋呂敏 丸菱商事・エネルギー事業部2課の社員。乃木が真犯人を探る過程で、疑いをかけられた人物。
ゴビ役/馬場徹 ノコルの親友だった人物。フローライトを巡り、バルカ政府側につく。
イリア・サイハン役/真凛 バルカ共和国の看護師で、柚木の同僚。ジャミーンの薬を調達。
三井鈴役/水谷果穂 ジャミーンが入院する日本医療センター勤務の看護師。

乃木憂助役/堺雅人、子役ら

主人公の乃木憂助は、表向きは丸菱商事の社員として国際的な誤送金問題に巻き込まれますが、その実態は自衛隊の非公認諜報部隊「別班」のメンバーであり、テロ組織「テント」に潜入するためのスパイです。 乃木には「F」というもう一つの人格が存在します。このFは乃木の記憶障害と関連しており、彼が別班のメンバーであるという事実も、このFの存在によって伏せられていました。

堺雅人

堺雅人

乃木憂助の大人時代を演じたのは、堺雅人さんです。『半沢直樹』(2013)、『真田丸』(2016)、そして「リーガルハイ」シリーズなど、数々のヒットドラマで主演を務め、その年を代表する作品に名を連ねてきました。 本作の続編が発表された際には「1日でも、1年でも早くやりたかった」と、並々ならぬ意欲を見せるコメントを語っており、『VIVANT』ファンは早くも大きな期待を寄せています。

幼少期:岩本樹起

乃木憂助の幼少期を演じたのは、岩本樹起(いつき)です。『VIVANT』では親と離れ離れになるシーンや物乞いをして生活するシーンなど、難しい役どころを見事演じきりました。 ドラマ『わたしの宝物 』(2024)や、『御曹司に恋はムズすぎる』(2025)など話題作に続々出演しており、これからが楽しみな子役です。

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小学生時:味元耀大

小学生時代の乃木憂助を演じたのは、味元耀大(みもとようた)です。ピアノが特技で、市が主催する福祉大会のオープニングセレモニーで演奏する様子などをInstagramにアップしています。 2025年11月公開、『浅田家』(2020)を手掛けた中野量太監督作『兄を持ち運べるサイズに』で兄妹役を演じることが発表されました。

18歳時:櫻井海音

18歳の乃木憂助を演じたのは、櫻井海音(かいと)です。バンド活動を経て、現在はモデルや俳優として活躍中。父は「Mr.Children」の桜井和寿です。 連続テレビ小説『エール』(2020)で俳優デビュー。『【推しの子】-The Final Act-』(2024)の主演、アクア役が「イケメンすぎる」と話題になりました。

柚木薫役/二階堂ふみ

柚木薫は、砂漠で倒れていた乃木を助けた医者です。一緒に行動し、ジャミーンの看病に尽力していました。続編では、乃木との恋愛模様の発展にも注目です。 演じたのは二階堂ふみ。NHKの連続テレビ小説『エール』(2020)でヒロインを務めるなど、日本を代表する演技派女優です。2025年9月公開の映画『遠い山なみの光』で魅せた高い演技力は、カンヌ国際映画祭でも称賛されました。

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野崎守役/阿部寛

野崎守は、乃木をマークする公安の刑事です。捜査途中で、乃木がテロ組織・テントに潜入するための「別班」だと理解し、協力関係を築いていく物語のキーパーソン。 演じるのは阿部寛です。2025年は『ショウタイムセブン』と『キャンドルスティック』、さらに『俺ではない炎上』と、主演作が3作も決定しています。

ドラム役/富栄ドラム、林原めぐみ

『VIVANT』 ドラム

ドラムは、野崎の頼れる仲間であり、主に情報収集と支援で活躍する人物です。 「ドラムがかわいい」という感想も、放送後には多く見られました。日本語を完璧に理解しているだけでなく、優れた運転技術や、肘でどつくだけで人を気絶されられるほどのパワーも持ち合わせています。これらのスキルを活かし、逃走する野崎たちを救出してくれる心強い協力者です。

富栄ドラム

ドラマ『VIVANT』 富永ドラム

ドラムを演じたのは富栄ドラム。2008年から2021年まで相撲界で活動していた元力士で、引退後にはYouTubeを中心に活動しています。最近はNetflixドラマ「サンクチュアリ」にも出演しており、作品出演が増えている俳優の1人です。

声:林原めぐみ

林原めぐみ

ドラムには「言葉を発することができない」という大きな特徴があります。発声できない代わりに使用するのが、携帯の翻訳機能です。 翻訳機能の声を担当するのは、「コナン」の灰原哀役でおなじみの林原めぐみ。可愛らしい声と愛嬌のある話し方がクセになること間違いなしです。

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黒須駿役/松坂桃李

黒須駿は、乃木と同じ「別班」のメンバーです。山本からテントの情報を聞き出す際に乃木と共に行動。また、太田にアリのメモの解析を急がせるなど、乃木の別班としての任務をサポートします。 演じるのは松坂桃李です。『侍戦隊シンケンジャー』(2007)で俳優デビューし、現在では一流俳優に。2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』では、主役の小栗上野介忠順を演じます。

乃木卓役/林遣都

乃木卓は、乃木憂助の実父です。物語の序盤では、乃木の叔父・寛道から、卓が警視庁を辞めて農業使節団としてバルカに渡り、そこで亡くなったと伝えられます。しかしその正体はーー。 演じるのは林遣都です。2021年にはNHK連続小説『スカーレット』で共演した元AKB48・大島優子と結婚をして話題になりました。2025年7月スタートのドラマ『明日はもっと、いい日になる』ではメインキャストとして出演します。

ノゴーン・ベキ役/役所広司

ノゴーン・ベキは、乃木卓の偽名で乃木憂助の実父です。テロ組織「テント」を率いています。ベキがテロをする真の目的は、バルカに埋まる高純度のフローライトを採掘し、その利益で孤児たちを救うことでした。 演じるのは役所広司です。大御所俳優として今なお数多くの話題作に出演しており、ヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』(2023)では、第76回カンヌ国際映画祭・男優賞も受賞しました。

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ノコル役/二宮和也

ノゴーン・ベキは、テロ組織「テント」のNo.2であり、乃木卓の義理の息子です。乃木との血縁関係ではない「兄弟」としての複雑な感情を持ちながら、ベキの孤児救済という最終目標を引き継ぎました。 演じるのは二宮和也です。「嵐」の一員として大活躍した二宮ですが、2026年にグループでの活動は終了。ソロでの活動がメインになる二宮ですが、2025年夏には、自身初となる新書『独断と偏見』を発売するなど、着実に活躍の場を広げています。

バトラカ役/林泰文、今井柊斗

バトラカは、サングラスが特徴的なベキが率いるテロ組織「テント」の幹部です。妻を亡くし、息子を売られたベキを拷問から救った命の恩人であり、テントを創設した初期メンバー。 民間軍事会社の代表も務めており、テロや暗殺などを請け負ったお金が「テント」の活動資金として流れていたのです。

林泰文

現代のバトラカを演じたのは、林泰文です。子役から俳優活動をしており、『漂流教室』(1987)で映画初主演を掴みます。1992年に上映された『青春デンデケデケデケ』では、第16回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。 名脇役として第一線で活躍しており、2025年7月スタートのドラマ『DOCTOR PRICE』にも出演しています。

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今井柊斗

回想シーンのバトラカを演じたのは、今井柊斗です。映画『ミッシング』(2024)やドラマ『御上先生』(2025)などに出演。 さらに高校時代から映画監督としても活躍しています。監督作『叫びたいくらい青色の、』では、映画甲子園2022にて最優秀監督賞、最優秀男子演技賞を受賞しました。

アル=ザイール役/Erkhembayar Ganbold

アル=ザイールは、乃木が誤送金された1億ドルを取り戻す過程で関わる「テント」の幹部です。ザイール自爆未遂の際に、乃木が速射していた描写は別班を示唆する重要な伏線となりました。 演じたのはモンゴル出身のErkhembayar Ganbold(エルハムバヤル・ガンボルド)。『VIVANT』以外では、モンゴルの映画・ドラマに20作品ほど出演しているようです。

新庄浩太郎役/竜星涼

新庄浩太郎は、野崎の部下である警視庁公安部・外事第4課の捜査官です。しかし、最終話で別班4人の生存情報を流した「テント」側の人間、日本のモニターであることが判明します。 演じたのは、竜星涼。『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013)でドラマ初主演を果たしました。俳優活動だけでなく、モデルとしてはパリコレでランウェイを歩き、声優としては『トイ・ストーリー4』のメインキャラクター・フォーキーを演じるなど、どの分野でも一流の輝きを見せています。

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太田里帆役/飯沼愛

太田里帆は、丸菱商事・財務部の社員です。しかしその正体は、誤送金事件の実行犯であり、有名なハッカー「ブルーウォーカー」だったのです。最終的には、乃木らの協力者となりました。 演じたのは、飯沼愛です。オーディション番組で9000人の中から選ばれ、初出演となったドラマ『この初恋はフィクションです』(2021)でいきなり主演デビュー。『パパとムスメの7日間』(2022)や『南くんが恋人!?』(2024)でも主演を務めています。

アディエル役/Tsaschikher Khatanzorig

『VIVANT』(2023) アディエル(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)

アディエルは、娘・ジャミーンと共に乃木を見つけ、助けてくれた人物です。しかし、ザイールの爆破に巻き込まれ死亡しました。9話ではアディエルもベキに育てられた孤児であったと判明します。 演じたのは、モンゴル人俳優のTsaschikher Khatanzorig(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)。Instagramのフォロワーは10万人超えの人気俳優。自身のYouTubeチャンネル「Tsasaa Reaction」では、ドラマとは異なる彼の素の姿を見られます。

ジャミーン役/Nandin-Erdene Khongorzul

『VIVANT』(2023) ジャミーン(ナンディン・エルデネ ホンゴルズラ)

ジャミーンは、アディエルの娘です。病気を抱えていましたが、乃木発案のクラウドファンディングで資金を作り、無事手術は成功。最終的に、献身的なサポートをしてくれた薫とともに行動していました。 演じたのは、モンゴル人子役のNandin-Erdene Khongorzul(ナンディン・エルデネ・ホンゴルズラ)。ドラマ1作目の出演時は10歳でした。自身のInstagramではバレーボール部での活動や、友達との自撮りなど、彼女の年頃らしい一面を垣間見ることができます。

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ワニズ役/河内大和

河内大和 宣材写真

ワニズは、フローライト採掘で乃木やノコル側と対立したバルカ共和国の外務大臣です。交渉の途中では、ノコルに歩み寄りを見せるも、裏では主導権を握ろうと画策していました。しかし、協力者であった西岡大臣が寝返り、形勢は逆転。主導権を失い、ワニズは公安に逮捕されます。 演じたのは、河内大和です。舞台で活躍してきた河内は、本作がドラマ初出演でした。2025年8月公開『8番出口』では、主役級の"歩く男"を演じます。

チンギス役/Barslkhagva Batbold

『VIVANT』(2023) チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)

チンギスは、乃木らを執拗に追い回すバルカ共和国の警察官です。砂漠や大使館など、どこまでも追い続けますがあと一歩で捕まえられません。物語の終盤では、まさかの野崎と協力関係を築きました。 演じたのは、Barslkhagva Batbold(バルサラハガバ・バトボルド)。パルサーの愛称で親しまれ、1作目終了時には「チンギスロス」と言われるほど、視聴者の人気者に。2025年も度々日本滞在の写真をInstagramに上げており、続編での出演も期待されます。

「VIVANT」相関図・一覧で登場人物解説!あのキャストはモンゴル出身だった

『VIVANT』(2026)

『VIVANT』1作目の登場人物を相関図と一覧で紹介しました! 1作目のラストでは、別班の新たな任務を示す「赤いまんじゅう」が映し出され、続編を匂わす形で終了しています。そしてついに、続編ドラマが2026年放送開始と発表されました。 日本とモンゴルを舞台に大スケールで描かれた『VIVANT』。続編の放送前に、1作目を復習してみてはいかがでしょうか。