2020年12月4日更新

シリーズ続編映画『マスカレード・ナイト』を原作から大予想!木村拓哉と長澤まさみの人気コンビ続投

『マスカレード・ナイト』サムネイル

木村拓哉×長澤まさみ主演の『マスカレード・ホテル』続編映画『マスカレード・ナイト』の公開日が決定!本作のあらすじとキャストを紹介し、東野圭吾による原作をもとに映画の内容を予想していきます。

目次

『マスカレード・ナイト』映画化決定!東野圭吾の人気シリーズ続編

マスカレード・ホテル
(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(C)東野圭吾/集英社

東野圭吾の人気小説「マスカレード」シリーズ1作目を映画化した『マスカレード・ホテル』は、2019年1月18日に公開され大ヒットを記録しました。その続編が『マスカレード・ナイト』として2021年9月17日に公開決定! 主演は前作でタッグを組んだ木村拓哉と長澤まさみの続投が決定しており、監督も前作を手がけた鈴木雅之が再びメガホンを取ります。映画2作目の原作は「マスカレード」シリーズ3作目の『マスカレード・ナイト』。 この記事ではまず、原作のあらすじを紹介します。そしてその内容を結末まで、ネタバレありで徹底的に分析。映画の内容を予想していきます。同時に前作『マスカレード・ホテル』も復習しておきましょう。 ※本記事には小説「マスカレード・ナイト」のネタバレが含まれる部分があります。映画をネタバレなしで楽しみたい方、原作未読の方はご注意ください。

『マスカレード・ナイト』原作のあらすじを徹底解説!仮面パーティーに忍び寄る真犯人

練馬のマンションの1室で若い女性の他殺体が発見され、ある密告状が警察に届きます。それはホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティ「マスカレード・ナイト」に犯人が現れるというもの。 新田浩介は潜入捜査のため、再びホテル・コルテシア東京へ。フロント係だった山岸尚美はコンシェルジュに昇進しており、2人は思わぬ再会を果たします。 「マスカレード・ナイト」はその名の通り、誰もが仮面で顔を隠している仮装パーティー。カウントダウンが迫る中、新田は顔もわからない真犯人を見つけることができるのでしょうか?

『マスカレード・ナイト』容疑者たちの行動を分析!【ネタバレ注意】

若い女性が殺された事件の概要を、ここで振り返っておきます。被害者の名は和泉春菜、死因は感電死で、彼女は妊娠していました。胸と背中には電気コードが貼り付けられ、反対側をコンセントで繋いで心臓に電気ショックを与えた模様。犯行は睡眠薬で眠らされている間に行われています。 容疑者は彼女の部屋に出入りしていた恋人と思われる男性です。警察に届いた密告状には容疑者の男性と被害者の写真もありましたが、顔はわからないようになっています。 容疑者、密告者ともに正体は不明、そしてなぜ密告者は犯人がパーティに来ることを知っているのかも謎です。ここからは原作に登場する容疑者たちの行動を分析し、真相に迫っていきます。

容疑者①日下部篤哉

宿泊客の日下部は、プロポーズの演出のためにレストランを貸し切りにして、大量のバラを用意してほしいとコンシェルジュの山岸に申し出ました。ところが山岸は、相手の女性・狩野妙子からプロポーズを上手く断る方法を教えてほしいと頼まれてしまいます。 さらに別の宿泊客である仲根緑に目を付けて、彼女と2人きりで話してみたいと、山岸にまたも難題を持ちかける日下部。これがプロポーズを断られたすぐ後であり、しかもフラれた後にも狩野と会っていた日下部。いかにも怪しい人物ですが……。

実は、日下部はホテル・コルテシアの北米人事部長で、山岸が優秀な人材かどうかをテストしていたのです。名刺が偽物だった狩野も、コルテシアのスタッフでした。 物語の最後に、山岸のロサンゼルスの系列ホテルへの栄転が決まりますが、彼女が難題に誠意を持って応えたことで、日下部に評価されたということでしょう。

容疑者②仲根緑

仲根緑は明らかに偽名を使っている宿泊客で、仲根伸一郎なる人物と2人で宿泊しているはずが、実際は1人で泊まっていました。2人分のディナーを注文したり、2人分のアメニティを使ったりと2人で宿泊しているように偽装しているよう。

仲根伸一郎とは緑の恋人であり、実は故人でした。一緒に来るはずだったホテルに、伸一郎を偲びながら1人で宿泊していたのです。緑は気持ちの整理をつけ、カウントダウン・パーティが始まる前にチェックアウトしていきました。

容疑者③曽野昌明

コルテシアの常連客である曽野は、いつも不倫相手と密会するためにホテルを利用していました。しかし今回は家族を連れて来ています。ところがなんとここで不倫相手の貝塚由里と鉢合わせ。 しかも由里は曽野の妻・万智子とは友人。一緒に食事することにもなり、当人の曽野にとっては針のむしろに座っているようなものです。急用が入ったと曽野は早めにチェックアウトし、1人で出て行きました。

初めに春菜の遺体を発見したのは、曽野の息子・英太でした。英太が望遠鏡で春菜の部屋を覗いていたことで万智子も事件を知りますが、息子の覗きを隠すために匿名ダイヤルで通報。犯人の特定にも至った万智子は、犯人を脅迫して1億円の金を要求しました。 共犯者として引き込んだ由里が、金の受け取り場所にホテル・コルテシアを選び、金を奪った後は警察に犯人を逮捕させる計画でした。ところが由里と夫の不倫に気づいて、激怒した万智子は計画を変更。犯人への金の要求を止め、秘密を守る代わりに由里の殺害を依頼したのです。

容疑者④浦辺幹夫

群馬県からの宿泊客・浦辺には、なぜか都内の住所からの荷物が届いており、その不審さから新田が目を留めた人物です。加えて春菜が働いていたペットサロンの防犯カメラに、浦辺が映っていたという情報も入ってきます。

浦辺は事件の関係者であり、実は被害者の和泉春菜とは男女の関係にありました。とはいえ密告状の写真の男とは風貌が違います。浦辺は春菜の自宅の場所さえ知りませんでした。 浦辺は犯人の指示で行動しており、コルテシアに来たのも、謎の荷物もすべてその指示によるものです。浦辺は既婚者であり、犯人に脅されてホテルでの金の受け渡しに加担させられていました。

結局犯人は誰?『マスカレード・ナイト』誰も予想できない結末

パーティが始まる中、新田はある不審な人物を特定していました。カウントダウンがゼロになった瞬間、新田はその人物の仮面を剥がします。なんとそこには、まったく知らない男の顔が!

新田が目星をつけていた人物、それは仲根緑でした。ところが仮面の下の顔は男。実は仲根緑とは女装した男性であり、本名を森沢光留という病院長だったのです。 森沢は完璧な女装をすることができ、誰も見破ることができません。“男性でも女性でもない”と主張する森沢には、仲の良い妹がレイプされた上に自殺するという辛い過去がありました。 その過去から逃れきれず、妹の面影を追って「男性恐怖症の女性」に近づき、洗脳して心を支配していたのです。その1人が被害者の和泉春菜。彼女が他の男性、つまり浦辺と恋に落ちたことを「裏切り」ととらえた森沢は、命を奪うことを選びました。 万智子に1億円を払ってもよかったと語る森沢の本当の犯行動機は、警察への復讐。わざわざ危険を冒してでも殺人事件を起こそうとしたのは、警察が妹へ行った酷い仕打ちを思い返し、その権威を失墜させるためでした。

原作の評判は?話題のシリーズ3作目『マスカレード・ナイト』

映画『マスカレード・ナイト』の原作は、人気ミステリ作家・東野圭吾の「マスカレード」シリーズ3作目「マスカレード・ナイト」。 2017年に単行本が刊行され、2020年9月18日には文庫本も発売し、即日に重版が決まりました。単巻での累計は80万部、シリーズ累計は420万部を突破している人気シリーズです。 シリーズ3作目がなぜ1作目の続編として映画化されるかというと、2作目「マスカレード・イブ」は前日譚となる連作短編集だから。新田と山岸が出会う前の新人時代などが描かれています。 ファン待望のシリーズ最新刊の評価はおおむね良好で、シリーズ特有のホテルに集う訳あり宿泊客たちのドラマや、意外すぎる事件の結末が話題です。

前作『マスカレード・ホテル』は46.4億円の大ヒット!ストーリーと魅力をおさらい

マスカレード・ホテル
(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(C)東野圭吾/集英社

「マスカレード」シリーズの1作目「マスカレード・ホテル」の映画化作品『マスカレード・ホテル』は、2019年1月18日に全国公開され、46.4億円の大ヒットを記録しました。 主人公の刑事・新田浩介を木村拓哉、ホテル・コルテシア東京のフロント係・山岸尚美を長澤まさみが演じ、見事なコンビぶりを見せています。 監督を務めたのは、「HERO」シリーズの鈴木雅之。「ライアーゲーム」シリーズを手がけた岡田道尚が脚本を担当しています。 脇を固めるサブキャストたちに生瀬勝久や小日向文世など名バイプレーヤーが豪華共演を果たしており、宿泊客たち誰もが怪しく見える本作の見どころをしっかり押さえていました。

あらすじ

都内で3件の殺人事件が発生し、現場に謎な数字が残されていたことから連続殺人事件として捜査が開始。警視庁捜査一課刑事・新田浩介は、数字は次の犯行場所を予告していると分析し、4件目の犯行現場となるのが「ホテル・コルテシア東京」であることを突き止めます。 ホテルのフロント係として潜入捜査することになった新田は、教育係の山岸尚美と立場の違いから衝突を繰り返す有り様。それでも2人の間に信頼関係が生まれ、協力するうちに事件の真相に近づいていきます。

映画『マスカレード・ナイト』は前作からアップデート!続編の見所は

「マスカレード・ナイト」は、1作目「マスカレード・ホテル」から数年後が舞台。フロント係だった山岸がコンシェルジュに昇進しており、本作では彼女のホテルマンとしての成長ぶりが、「マスカレード」シリーズファンの間で話題になっています。 また今作のクライマックスは、仮装パーティー「マスカレード・ナイト」が舞台です。宿泊客たちの素顔が仮面で隠されているので、事件解決が一層困難なものになるでしょう。怪しいと思われる宿泊客たちの行動からは展開が読めず、真犯人の本当の顔には驚くこと間違いなしです。

豪華キャストコンビ続投!刑事とホテルコンシェルジュの成長にも注目

新田浩介/木村拓哉

前作『マスカレード・ホテル』から続投して主人公の新田浩介を演じるのは、『あすなろ白書』(1993年)や『ロングバケーション』(1996年)など数々の月9ドラマで主演を務めてきた木村拓哉。破天荒な検察官を演じ、ドラマと映画で大ヒットした「HERO」シリーズが代表作です。 捜査一課の刑事で、ホテル・コルテシアで潜入捜査をすることになる新田浩介。意外にも木村拓哉にとって刑事役は『マスカレード・ホテル』が初めて。『マスカレード・ナイト』でも再びコルテシアに潜入します。 続投にあたり、「同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります。」と気を引き締めていました。

山岸尚美/長澤まさみ

新田とコンビを組み、事件を解決に導くホテルのフロント係・山岸尚美を演じるのは、やはり前作から続投する長澤まさみ。今作でも再び潜入して来た新田と事件を追うことになります。 2004年の映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』でブレイクし、『タッチ』(2005年)や『ラフ ROUGH』(2006年)など数々の青春映画に出演。近年ではドラマ・映画で大ヒットの「コンフィデンスマンJP」シリーズでの活躍が記憶に新しいところですね。 長澤まさみも続投に際しては身が引き締まる想いを語っており、「しっかりホテルマンとしての仕事を努め、落ち着いて、丁寧に演じられたらなと思っております。」とコメントを残しています。

鈴木雅之監督も続投!過去作には『HERO』や『本能寺ホテル』

『マスカレード・ナイト』の監督を務めるのは、前作『マスカレード・ホテル』から続投する鈴木雅之。フジテレビの演出家として、これまで『29歳のクリスマス』(1994年)や『王様のレストラン』(1995年)など多くのフジテレビドラマで演出を手がけてきました。 映画では1999年の『GTO』で監督デビューしており、木村拓哉主演の「HERO」シリーズではドラマ・映画ともに演出・監督を務めます。他には映画『プリンセス トヨトミ』(2011年)や映画『本能寺ホテル』(2017年)などが代表作です。

シリーズ最新作『マスカレード・ナイト』から目が離せない!新キャストにも期待

新田と山岸の異色コンビが好評を博し、大ヒットを記録した『マスカレード・ホテル』。続編となる『マスカレード・ナイト』でも前作からの続投で木村拓哉と長澤まさみの共演が実現し、大きな期待が寄せられています。 また前作同様にサブキャストのキャスティングにも注目が集まるはず!今作でも明石家さんまのようなサプライズゲストが登場するのか、気になるところですね。映画『マスカレード・ナイト』は、2021年9月17日公開です。