実写映画『ルックバック』あらすじ・キャスト解説!監督は是枝裕和【2026年9月公開】
実写映画『ルックバック』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | ルックバック |
|---|---|
| 公開日 | 2026年9月11日(金)全国公開 |
| 上映時間 | 99分 |
| 原作 | 藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊) |
| 監督・脚本・編集 | 是枝裕和 |
| 音楽 | 坂東祐大 |
| 撮影 | 上野千蔵 |
| 出演 | 藤野 役/出口夏希 , 京本 役/蒔田彩珠 , 藤野(子ども時代) 役/七瀬ふうり , 京本(子ども時代) 役/岡田六花 , 朱里 役/野呂佳代 , 仁志 役/池田良 , 恵 役/佐々木みゆ , 真鍋 役/山田真歩 , 玉井 役/宮藤官九郎 , 前田 役/菅田将暉 |
| 企画・プロデューサー | 小出大樹 |
| 配給 | K2 Pictures |
| 後援 | 秋田県にかほ市 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
『チェンソーマン』の藤本タツキの傑作『ルックバック』が、2026年に実写映画化されることが決定しました。監督・脚本・編集を務めるのは、世界的巨匠・是枝裕和です。2024年6月には、アニメーション映画として劇場公開され、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞に輝く大ヒットに。 クリエイターの業と魂を描いた物語が、是枝監督の手によってどう生まれ変わるのか。日本映画界を代表する監督と、現代漫画界の鬼才による奇跡のタッグに、世界中から熱い視線が注がれています。
実写映画『ルックバック』あらすじ
小学4年生の藤野は、自作の4コマ漫画を学年新聞に連載し、クラスメートから高い評価を受けていました。自分の才能に自信を持っていた彼女でしたが、ある日、不登校の同級生・京本が描いた漫画を目にし、その圧倒的な画力に衝撃を受けます。 悔しさを胸に、藤野は絵の上達を目指してひたすら漫画を描き続けますが、京本との差はなかなか縮まりません。やがて藤野は、自らの限界を感じ、一度は漫画を描くことを諦めてしまいます。 しかし卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けたことをきっかけに、藤野は彼女が自分の漫画を熱心に読み続けていたことを知ります。漫画への純粋な思いでつながったふたりは、やがて共に作品を描き始めます。 創作を通してかけがえのない時間を重ねていく藤野と京本。ところが、そんなふたりの日常を大きく変える出来事が訪れます。
実写映画『ルックバック』キャスト解説!出口夏希×蒔田彩珠×菅田将暉ら豪華俳優陣が集結

主演ふたりの後ろ姿が映るビジュアルで話題を呼んでいた本作ですが、ついにキャストが発表されました。 藤野役を演じるのは出口夏希、京本役を蒔田彩珠です。さらに、子ども時代の藤野役を七瀬ふうり、京本役を岡田六花が務めます。 出口夏希と蒔田彩珠は、ともに是枝作品への出演経験を持つ実力派。クリエイターとして必死に夢を追いかけるふたりの青春を、繊細な感情表現でどう体現するのか注目が集まります。
藤野 役/出口夏希

主人公・藤野を演じるのは、是枝監督作への出演経験を持つ出口夏希です。 漫画好きで負けず嫌い、まっすぐに夢を追いかける藤野を体現します。出口は「二人が一緒に夢を追いかけて必死に進む姿、真っ直ぐでひたむきな思いに心をうたれた」と原作への思いを語り、役づくりのため日々漫画の練習を重ねたといいます。

是枝監督も「初めての出会いから4年で成長に驚いた。ここぞというシーンで見せる表情は圧巻」と絶賛——天真爛漫さと振り幅の大きな感情表現を併せ持つ出口が、藤野をどう生きるのかに注目です。
京本 役/蒔田彩珠

内向的で絵の才能にあふれる京本を演じるのは、子役時代から是枝作品に出演してきた蒔田彩珠。 是枝監督から数年前に原作本を手渡されたことが、本作との出会いだったといいます。蒔田は「それぞれが壁にぶつかりながらも、好きなことのために前を向いて進んでいく姿に共感した」と振り返ります。

監督も「ここまでしっかり彼女を撮るのはデビュー作以来。安心して京本を任せられた」と全幅の信頼を寄せており、静かな情熱を内に秘めた京本を繊細な芝居で立ち上げていきます。
藤野(子ども時代) 役/七瀬ふうり
子ども時代の藤野を演じるのは七瀬ふうりです。強がりでお調子者、4コマ漫画づくりが得意な少女時代の藤野を、のびやかに表現します。 是枝監督は「オーディションで最初に会った時に『この子しかいない』と確信した」と語り、撮影でも現場のムードメーカーになったとのこと。 七瀬本人も「監督から『自由!自分の思うままに』とアドバイスをもらい、最後まで自分らしく演じられた」と、充実の現場を振り返ります。
京本(子ども時代) 役/岡田六花

子ども時代の京本を演じるのは岡田六花。 絵が好きで集中力にあふれた「すごい子」京本を、瑞々しく体現します。岡田は絵を描く練習に毎日何時間も取り組んだといい、「合格を知った時は信じられなくて何度も確認した」とオーディション当時を振り返りました。 是枝監督も「撮影に入るにつれどんどん良くなり、彼女のシーンは当初の予定より増えた」と明かしており、伸びしろにあふれた存在感が作品にどんな彩りを添えるのか楽しみです。
前田(漫画編集者) 役/菅田将暉

中学生になった藤野と京本が、完成した漫画を持ち込む「週刊少年ジャンプ」の編集者・前田を演じるのは菅田将暉です。 本年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演し、さらに出演作『黒牢城』がカンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門へ正式出品されてレッドカーペットに立ったことも記憶に新しいところ。是枝組への参加は、今回が初めてとなりました。 「初是枝組、ルックバック!自分の役のモチーフはあの方?ロケ場所はあの編集部!?、とワクワクしっぱなしの撮影でした」と念願の是枝作品出演に心を躍らせた菅田。朝早くの撮影で主演ふたりが同時に目を擦った瞬間に立ち会い、「なんだかほんとに原作の世界に入り込んだような、不思議な気持ちになった」と振り返っています。
玉井(小学校の先生) 役/宮藤官九郎

学年新聞の4コマ漫画を通じて藤野と京本が出会うきっかけをつくる、小学校の先生・玉井を演じるのは宮藤官九郎。 脚本を手がけたドラマ「不適切にもほどがある!」(2024年)が一世を風靡したほか、脚本家・監督・俳優・ミュージシャンと幅広い分野で活躍を続けてきました。菅田と同じく、憧れの是枝組へ初参加となります。 「早く言いたかったのですが、ロケ地である秋田県にかほ市の皆さんがとても口が堅く、映画のタイトルすら口にしない徹底ぶり。情報解禁でいちばんホッとしているのは僕かも知れません」とユーモアたっぷりに撮影の裏側を明かした宮藤。子どもたちの元気さとにかほ市の協力に包まれ、終始なごやかな雰囲気のなかで自然体の芝居ができたといいます。
朱里(藤野の母) 役/野呂佳代

漫画にのめり込む娘の姿を、どんなときも温かい眼差しで見守り支える母・朱里役には野呂佳代。 今年カンテレ・フジテレビ系で放送されたドラマ「銀河の一票」でドラマ初主演を果たすなど、いま話題作に引っ張りだこの存在です。『怪物』(2023年)、『箱の中の羊』(2026年)に続き、是枝監督作品はこれで3作連続となりました。 「ルックバックの撮影に参加出来たこと、是枝裕和監督とまたご一緒できたことがとても嬉しかったです」と喜びを語る野呂。撮影の合間には藤野家のキャスト陣と本当の家族のように過ごしたそうで、「藤野家の前に広がる景色がとても素晴らしく、今でも忘れられない思い出です」と当時を振り返っています。
仁志(藤野の父) 役/池田良
藤野の父・仁志を演じるのは池田良で、是枝監督作品への参加は初めてとなります。 出演オファーと、その作品が『ルックバック』であることに心を震わせたという池田。しかしそれ以上に胸を打たれたのは、脚本の最後の一文だったと明かします。 「『おわり』の前の最後の一行。その短い言葉に、物語のすべてが集約され、それ以上の何かに、脚本を読み終えた僕は圧倒されました」——完成した映画を観る日を、誰よりも心待ちにしているひとりと言えるでしょう。
恵(藤野の姉) 役/佐々木みゆ
藤野の姉・恵役を務めるのは佐々木みゆ。オーディションで少女・ゆり役に抜擢された『万引き家族』(2018年)以来、二度目の是枝監督作品への参加となりました。 恵という人物について、佐々木は「お母さんに似てしっかり者で、少し厳しい場面もあるけれど、すごく妹思いなお姉ちゃん」と紹介しています。空手に熱心な一面を持つ役どころで、実際に空手を習っている佐々木自身の経験が芝居に生かされました。 子ども時代の藤野を演じた七瀬ふうりとは「現場でも役の中でも本当の姉妹のように仲良くなれた」とのこと。家族としての空気感が、そのままスクリーンに刻まれています。
真鍋(中学校の先生) 役/山田真歩

成長した藤野が通う中学校の先生・真鍋を演じるのは山田真歩。池田と同じく、是枝組へは今回が初参加です。 是枝監督からは「子どもたちの成長を見守る大人の存在が欲しいんです」と役の狙いを伝えられたといいます。 「わずかでも、作品づくりのお役に立てていたのであれば、とても嬉しく思います」と控えめに語る山田ですが、藤野と京本を静かに見守る大人たちの存在こそ、13年の軌跡に厚みを与える要素となりそうです。
監督は是枝裕和——『万引き家族』でカンヌ最高賞に輝いた巨匠が原作に挑む

メガホンを取るのは、カンヌ国際映画祭など世界的な舞台で高く評価されている是枝裕和監督です。 書店でたまたま原作と出会い、「きっと藤本タツキさんはこの作品を描かないと先に進めなかったのだろうな」と直感したと明かしており、さらに自分自身と代表作である『誰も知らない』との関係性と重なるものを感じたといいます。 是枝監督はこれまで『そして父になる』(2013年)、『海街diary』(2015年)、『万引き家族』(2018年)など、リアルな空気感と人間の本質を描き出す名作を数多く生み出しており、『ルックバック』のジリジリと感じる生々しさをどのように表現するのか注目です。
実写映画『ルックバック』撮影は秋田県
撮影の舞台となるのは、秋田県にかほ市です。劇場アニメ版の聖地であり、藤本タツキの故郷でもあります。 一面の銀世界となる田園や、藤野がスケッチブックを手にした「ぶっく堂」のモデル「ぶんりんどう」、そして漫画賞を見届けた"あの"コンビニなど、アニメで見た風景が実在しており、作品の空気をそのまま感じることができます。
実写映画『ルックバック』見どころ解説

是枝裕和監督が実写化——『万引き家族』カンヌ最高賞の名匠が原作に挑む

本作最大の注目点は、世界的巨匠・是枝裕和監督が原作に惚れ込んで実写化に挑むことです。 『誰も知らない』(2004年)や『万引き家族』(2018年)など、人間の機微とリアルな空気感を描き続けてきた是枝監督が、クリエイターの業と祈りを描いた藤本タツキの傑作をどう再構築するのか——巨匠ならではのまなざしが、原作の生々しさにどんな深みを加えるのかが見どころとなりそうです。
出口夏希×蒔田彩珠——是枝組が見出した実力派ふたりの競演
藤野役の出口夏希と京本役の蒔田彩珠は、ともに是枝監督と縁の深い実力派です。 出口は4年越し、蒔田は子役時代からの再タッグとなり、監督が長く信頼を寄せてきたふたりが主演に並びます。才能に焦がれ、競い合い、支え合うふたりの関係性を、繊細な感情表現でどう紡ぐのか——画業に人生を懸けた少女たちの熱量が、スクリーンでどう立ち上がるのかに期待が高まります。
秋田県にかほ市で撮影——アニメの聖地で甦る原作の風景

撮影の舞台となったのは、原作者・藤本タツキの故郷であり、アニメ映画版の聖地としても知られる秋田県にかほ市です。 一面の銀世界となる田園や、藤野がスケッチブックを手にした書店のモデルなど、ファンにはおなじみの風景が実在します。物語が生まれた土地そのもので撮影された実写版が、原作やアニメで描かれた空気をどう写し取るのかも、大きな見どころのひとつとなりそうです。
実写映画『ルックバック』は2026年9月11日(金)全国公開!是枝裕和が描く魂の物語

「描いたから、出会えた。」——才能に焦がれ、競い合い、支え合ったふたりの少女の13年が、是枝裕和監督の手で実写としてよみがえります。 主演は藤野 役/出口夏希と京本 役/蒔田彩珠。上映時間99分に凝縮された、原作が放つ生々しさと祈り。2026年9月11日(金)、ふたりが歩んだ軌跡の行く末をぜひ劇場で見届けてください。




