2020年12月28日更新

『チェンソーマン』レゼを徹底解説!愛の逃避行と悲惨すぎる再復活とは?

チェンソーマン レゼ

『チェンソーマン』にて主人公・デンジとの歪な恋模様を読者に見せつけたレゼ。彼女は爽やかな笑顔から「ボム」としての残酷な表情など、多くの顔を持つキャラクターです。今回はそんなレゼのエピソードから、悲しすぎる最期まで徹底解説します。

目次

『チェンソーマン』レゼの正体とは?デンジの恋のお相手を徹底解説【ネタバレ注意】

『チェンソーマン』の登場キャラクターであるレゼはカフェ「二道」でバイトする少女です。作中ではマキマを除けばデンジが恋をした唯一のキャラクターとなっています。 そのレゼとデンジを中心とした「レゼ編」では、普段の笑顔な彼女からは想像できないような悲しいエピソードと残酷な結末が描かれ、読者の目を釘付けにしました。 今回はそんなレゼのエピソードを徹底的に解説していきます! ※この記事は2020年12月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

レゼとデンジの逃避行とは?2人の出会いと青春すぎる夜のプール

少年漫画には必須である恋愛要素をふんだんに盛り込んだ「レゼ編」。見せかけであろうと本当の愛が隠されていようと、レゼとデンジの物語は『チェンソーマン』には似つかわしくないほど甘酸っぱいものでした。 そこでここでは、デンジとレゼの出会いを詳しく解説していきます。

出会いは雨の日、泣いていたレゼに花を贈る

デンジは電話ボックスで雨宿りをしています。そこに雨宿りをするため、1人の少女が入ってきました。偶然居合わせたデンジが昔飼っていた犬と似ていると泣き出してしまった少女・レゼに、デンジは先程丸飲みしていた“花”を吐き出し差し出します。 喜び受け取るレゼ。雨も止み、2人は電話ボックスから出ます。彼女は近くのカフェ「二道」でバイトをしており、デンジに「カフェに来てくれたらお礼をしてあげる」と伝え、去っていくのでした。

「確定で俺のコト好きじゃん」

レゼがバイト先に到着し働き始めると、そこにはすでにデンジの姿が。礼を貰いに来ただけというデンジに、彼女はコーヒーをサービスします。コーヒーを飲み変な顔をするデンジを、彼女は体に触れながら面白がりました。 デンジは自分のことでやたら笑ってくれ、ボディタッチの多いレゼは自分のことが好きなのではないかと考え始めていました。 そして彼女の口から「デンジ君みたいな面白い人はじめて」という言葉が出た瞬間、デンジは「確定で俺のコト好きじゃん」と確信するのでした。

刺激的すぎる夜のプール!「私が全部教えてあげる」

レゼはデンジが高校に行っていないと聞き、自分の高校に夜中に忍び込んで案内することにしました。その頃デンジの心臓を狙う「台風の悪魔」と怪しげな男が、密会している様子が描かれます。時を同じくして夜の学校では、デンジの前に裸で泳ぐレゼの姿がありました。 デンジに泳ぎを教えるレゼ。しかし1人になった彼女はデンジの心臓を狙う男に、人質にとられてしまいます。絶体絶命かと思ったその時、彼女はその男を一瞬で返り討ちにするのでした。

レゼからデンジへ愛の告白?「仕事やめて……私と一緒に逃げない?」

デンジとレゼは学校に忍び込んだ数日後、2人で縁日を訪れます。縁日を満喫した2人はレゼがカフェのマスターに教えてもらった穴場スポットで花火を見ていました。 そこで彼女は「考えたけどやっぱりデンジ君の状況おかしいよ」「仕事やめて……私と一緒に逃げない?」とデンジに聞きます。 それに「だんだん楽しくなってきてんだ今」「ここで仕事続けながらレゼと会うじゃダメなの?」と返すデンジ。その瞬間レゼはデンジにキスをします。 そして口が離れた時、彼女はデンジの舌を噛み切っているのでした。

レゼはソ連のモルモットでありスパイ!デンジの心臓を狙う

ソ連には母親が子供を叱るときに話す、おとぎ話がありました。内容は軍の弾薬庫に秘密の部屋があり、中には身寄りのない子供がぎゅうぎゅうに詰まっているというものです。そこの子供に自由は無く、物のように扱われ一生を終えます。 秘密の部屋で国家の役に立つためだけに生きている戦士を、ソ連ではモルモットと呼んでいます。レゼはモルモットだったのです。 デンジに向けた笑顔も表情もすべてが演技であり、彼女はデンジの心臓を国家に持ち帰るために派遣されたスパイでした。

「レゼ」のロシア語の意味とは?

レゼは学校で襲撃を受けた際、男を絞殺しながらロシア語で歌を歌っていました。 ざっくりと翻訳すると「今日はジェーンとのデートだ。朝一緒に教会に行き、カフェでコーヒーを飲んでオムレツを食べよう。そして散歩をした後は、水族館に行ってイルカとペンギンを見よう。ランチを食べたら一休みして、今朝何をしたのかを思い出す。そして夜は教会で眠ろう。」といった内容の歌となっていました。 この歌は実在する歌ではなく、おそらく43話のサブタイトル「ジェーンは教会で眠った」と関係があるものだと思われます。 歌の内容は楽しい1日を恋人と過ごすものでした。もしかしたらレゼは絵に描いたような幸せな日常と自分を照らし合わせ、羨望と諦念のようなものを感じていたのかも知れません。

レゼの正体は爆弾の悪魔「ボム」と融合した人間!能力や戦闘力を解説

レゼはデンジと同じく悪魔と融合した人間であり、首にある金具を手榴弾のように引くと爆弾の悪魔「ボム」に変身します。 ボムはその名の通り、自由自在に爆発することが可能です。自分の手足を爆破させ攻撃したり、火花を飛ばしたりして直接攻撃をします。 また自身の肉体の一部を爆発で切り離し操作して爆破するなど、様々な応用方法も存在します。ただし水中では爆発を起こせないというのも特徴です。 ボムは公安のメンバーを何人もあの世に送りました。彼女を襲った男と対等に話していた「台風の悪魔」にも恐れられており、物語の節々からボムの高い戦闘力が伺えます。

まだまだ終わらない2人の逃避行、「一緒に逃げねぇ?」

デンジ達特異4課との戦闘後、ボムはデンジと共に海に沈みます。水中では爆発を起こせないボムは、気を失ってしまいました。気がついたレゼは浜辺に打ち上げられており、隣にはすでに目を覚ましたデンジがいます。 「私は失敗した。私は逃げる。」と言い残し去ろうとする彼女に、デンジは「一緒に逃げねえ?」と提案します。デンジはこの期に及んでまだ彼女のことが好きだったのです。 それを聞いたレゼはデンジにキスをしようとします。受け入れるデンジですが、実はそれは演技。彼女は隙をついてデンジの首の骨を折ってしまいました。 「もう少し賢くなったほうがいいよ」という言葉を残して去ろうとするレゼの背中に、デンジは「今日の昼にあのカフェで待ってるから」と投げかけるのでした。

レゼの悲しすぎる最期【重大ネタバレ注意】

1度は駅に出向いたレゼですが、デンジの言葉を受け電車に乗らずに引き返していきます。カフェへと続く道を歩くレゼ。 しかしデンジが待つカフェが目の前まで迫ってきた所で、彼女の目の前にマキマと天使の悪魔が登場。 彼女がデンジに話したイソップ寓話の「田舎のネズミと都会のネズミ」を掘り返し、マキマは彼女の体を削ぎながら「私も田舎のネズミが好き」と語ります。レゼは平和が1番だから田舎のネズミが良いと話したのに対して、真逆の理由を話すマキマ。 そして彼女は最期に「本当は私も学校に行ったことなかったの」とデンジへの独り言を残し、マキマに殺されてしまうのでした。

悲しすぎる復活を遂げ、特異5課としてデンジの前に現れたレゼ

マキマに殺されたレゼですが、マキマとデンジの戦闘時に悲しすぎる復活を遂げることとなります。彼女はマキマが支配するデンジを殺す手駒「公安対魔特異5課」として復活させられたのです。 そしてデンジの敵として復活した彼女は、チェンソーマンに一瞬でバラバラにされ葬られてしまうのでした。 「チェンソーマン」に食べられた者は、この世から存在ごと消えてしまいます。しかしレゼは食べられた訳ではありません。そのため彼女の存在の有無自体は、未だ不明となっています。

【チェンソーマン】第2部の連載が決定!レゼの再登場に期待

作中で1番の名ストーリーと言われる「レゼ編」を儚く彩ったレゼ。今回はそんな彼女のエピソードや正体について解説しました。 2020年12月に第1部が完結した『チェンソーマン』はジャンプ+にて第2部の連載が決定しています。2部でレゼ(ボム)の再登場はあるのか。 まだまだ目が離せない『チェンソーマン』の連載開始を楽しみに待ちましょう!