『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』原作を全巻ネタバレあらすじ!結末や見どころを徹底解説
精霊王の娘として転生した少女エレンが活躍する『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』。アニメ化も話題となった本作の原作小説のあらすじをネタバレありで解説していきます!
『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』作品情報&あらすじ【ネタバレなし】
『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』は松浦による「小説家になろう」発のライトノベルです。ラノベ版は2018年から発売され全9巻で完結済み。コミカライズ版は2025年12月現在連載中で、13巻まで発売されています。 2025年秋アニメとして放送中の本作の主人公は、英雄・ロヴェルと精霊の女王・オリジンの間に生まれた娘・エレン。実は日本の科学者だった転生者のエレンは、前世の知識も駆使しながら一族と因縁がある王家との騒動を解決しようと奔走していきます。
『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』1~3巻ネタバレあらすじ
元素の精霊であるエレンは長年、ロヴェルによってその存在を秘匿されていました。しかしテンバール王国の王族に存在が露見してしまいます。腹黒さんこと王太子・ラヴィスエルは精霊の力を我が物にしようと画策。 一方で第一王子のガディエルはエレンに一目惚れ。王族と精霊の間には禍根があり、王族には精霊の呪いがかけられていることを知った王子は、人知れず彼女の力になれるよう立ち回ることを決意します。 エレンは前世の知識と精霊の力で領地立て直しに尽力するも、腹黒さんの姑息な謀略は止まらず。その度にエレンは倍返しだ!とばかりにやり返していきます。 3巻では学院に潜入。エレンは行方不明の大精霊が磔にされているのを発見します。
『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』4~6巻ネタバレあらすじ
大精霊アークを救出し、エレンは女神に。序盤から女運に恵まれていなかったロヴェルの弟・サウヴェルのあくどい妻アリアが断罪され、娘のラフィリアも改心。3度目の正直で再婚を果たし、おじさま周りはようやく落ち着きそうです。 エレンが女神として再び領地改革に乗り出したり、ラフィリアが騎士見習いとして意外な才能を開花させたり。 そんな折、エレンは魔素を司る大精霊アーク、光の大精霊リヒトという2人の兄とともに生物の存在しない島への調査にでかけます。悪戦苦闘しながらも、エレンは女神としての力を覚醒させるのでした。 一方、ロヴェルとオリジンの間に新たな命が宿り、エレンはお姉ちゃんになることに。
『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』7~9巻ネタバレあらすじ
1巻でおじさまが無理やり結婚させられていたアギエルと娘・アミエルが隣国のヘルグナーで行方不明に。腹黒さんの頼みで、エレン一行は隣国へ向かいます。 アミエルはかつて大きな被害をもたらしたモンスターテンペストの核として大暴走。英雄ロヴェルですら歯が立たず、ガディエルはエレンを庇って瀕死に……。エレンはガディエルを救い彼を半精霊とし、2人はついに相思相愛に。 騒動も抑え、エレンは黒幕だったヘルグナーの王デュランへもしっかりお仕置きして、いよいよ大団円へ。エレンとガディエルは子離れできないロヴェルをやりこめて、結婚。周りのキャラクターたちもそれぞれの幸せをつかみハッピーエンドで終わります。
結末を詳しく解説!見どころはエレンの成長と家族の絆
ラストでは王族にかけられていた呪いも、エレンやオリジンの力で解呪されました。親バカなロヴェルの猛反対はありつつも、エレンとガディエルの結婚は祝福されハッピーエンドとなります。10年後、2人の馴れ初めは新たな英雄譚として語られるように。2人の間には子供も生まれます。 一貫して、家族愛を描いた本作。なかには裏切りや愛のない家族の形もありましたが、それらもエレンたちの介入で良い方向へ進み、最終的にはそれぞれが愛する人を大切に思う心温まる着地となりました。
原作のどこまでアニメ化された?
アニメ化は原作3巻ではじまる学院見学編の前までだと予想します。大精霊アーク救出は原作でもかなり長めに描かれていたので、残り1話では入り切らなそう。王族にかけられている精霊の呪いの件や、隣国との確執、エレンとガディエルの恋の行方などは2期制作に期待しましょう!
『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』をネタバレ解説しました!
ほのぼのとした家族愛と精霊たちのチート能力が痛快な『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』について紹介しました。アニメで本作が気になったという人はぜひ完結済みの小説を読んでみてください!





