『良いこと悪いこと』第9話 ドの子=瀬戸紫苑の正体と犯人が明らかに!残された謎と黒幕は?「イイワル」
間宮祥太朗主演の日本テレビ土曜ドラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系・毎週土曜よる9時~)の第9話が13日に放送された。ついにドの子=瀬戸紫苑の正体が判明し、真犯人が分かった。犠牲者も出たが、謎もいくつか残されている。 紫苑(大後寿々花)は高木(間宮祥太朗)たちのいた5年1組の同級生。ピアノが得意だったが、リコーダーの発表で「ド」の音を間違えたことを高木たちにからかわれてしまう。それから不登校になり、夏休み明けに「タクト学園」に転校してしまった。 それから大人になり1年前。高木は娘の花音を連れて、ピアノ教室の体験はできないかと訪ねた。なんとそのピアノ教室は、紫苑の自宅の教室。紫苑は高木と再会したことからピアノが弾けなくなり、その後自殺してしまったのだった。 紫苑の婚約者であり、事件を引き起こしていたのは刑事の宇都見(木村昴)だった。宇都見は小山(森本慎太郎)を首を締めて殺害し、紫苑の追悼コンサートで思い出の曲「カノン」を演奏。その直後、警察に逮捕されたのだ。 ただ、全て宇都見が1人で犯行を行っていたとは考えにくい。「森のくまさん」の替え歌は紫苑がいた頃にはなかったため、高木の同級生に内通者がいることになる。そしてずっと怪しかった今國(戸塚純貴)と東雲(深川麻衣)は、恐らくタクト学園の出身。写真の背景が同じで、バーイマクニのコースターに描かれた文字と校章が似ている。 さらに宇都見は逮捕される直前、声を出さず「あとは頼んだ」と言った。会場に仲間がいたのだろう。SNSでも「え!まだ黒幕いるん!」「やはりタクト学園が鍵。キングの妻もまだ怪しい」「ターボーも殺されて、本当にキングだけ残されたな」と考察が加熱。 今回で真犯人が判明し最終回で伏線回収かと思ったが、最後の最後まで考察を楽しませてくれている。実は加奈が高木に買った「マラサダ」は、十分火が通っていないという意味とのこと。となると、カンタロー(工藤阿須加)の生存説が濃厚かもしれない。