2026年6月10日更新

映画『四月の余白』あらすじ&キャスト解説!原作はあるの?吉田恵輔×一ノ瀬ワタル

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映画 「四月の余白」 吉田恵輔
©2025 N.R.E

吉田恵輔監督の最新作『四月の余白』が、2026年6月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されます。舞台は全寮制の更生施設「みらいの里」。 人の痛みを理解できず、理由なき暴力を繰り返す少年と、真正面から向き合い続ける大人たちの切実な時間を描くヒューマンドラマです。一ノ瀬ワタルが劇場映画初主演を務め、夏帆、上阪隼人らが共演します。 この記事では映画『四月の余白』のあらすじやキャストを紹介していきます。

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映画『四月の余白』作品概要!公開日はいつ?

タイトル四月の余白
公開日2026年6月26日(金)全国公開
公開劇場新宿ピカデリーほか
監督・脚本吉田恵輔
出演西健吾 役/一ノ瀬ワタル , 草野冬子 役/夏帆 , 澤海斗 役/上阪隼人 , 澤洋平 役/篠原篤 , 澤綾子 役/占部房子 , 生島詩 役/山﨑七海 , 内藤悠 役/和田庵 , 髙田万作 , 松木大輔 , 小沢まゆ , パトリック・ハーラン
音楽世武裕子
配給アークエンタテインメント
公式サイト公式サイトはこちら

『ミッシング』『空白』などで、目を背けたくなるほど生々しい感情をすくい上げてきた吉田恵輔監督が、オリジナル脚本で挑む最新作です。 監督自身が多感な時期に出会った非行少年や、その周囲のコミュニティをモデルに、痛みも常識も共有できない少年たちと、彼らに寄り添おうとする大人の“もがき”を描きます。

『四月の余白』あらすじ【ネタバレなし】

映画 『四月の余白』
©2025 N.R.E

元半グレで元受刑者という過去を背負う西健吾(一ノ瀬ワタル)は、海の見える地方都市で全寮制更生施設「みらいの里」を運営しています。実体験を糧に道を踏み外しかけた子供たちに体当たりで向き合いますが、体罰も辞さない更生方針は教育関係者から批判を受けていました。 中学教師の冬子(夏帆)から「手に負えない」生徒・海斗(上阪隼人)の相談を受けた西は、一瞬でその狂気を見抜きます。疲れ果てた母(占部房子)が息子を「みらいの里」に託す決意をしますが、海斗は施設でもトラブルを起こして脱走、傷害事件で逮捕されてしまいます。 そして西は海斗の父(篠原篤)から衝撃の告白を受けます——若い頃、西にリンチされ左脚に障害が残ったというのだ。記憶のない過去の罪と向き合いながら、西は「ひとは変われる」と信じて海斗の更生に挑み続けます。

原作はあるの?吉田恵輔監督の実体験をもとにしたストーリー

映画 「四月の余白」 吉田恵輔
©2025 N.R.E

『四月の余白』は、原作なしの吉田監督によるオリジナル脚本作品です。 本作は監督自身が多感な時期に出会った非行少年やそのコミュニティをもとにしており、そんな彼らと本気でぶつかり合いながらも、寄り添う大人たちの生々しいもがきを描いています。 2026年6月8日に行われた完成披露舞台挨拶では、吉田監督は中学時代の環境が荒れていたことに触れながら、「今のこのクリーンかつホワイトな教育で、当時の俺らの学年にちゃんと収まりがつくのかなと思って」とコメントしました。

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吉田恵輔監督『空白』『ミッシング』

『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)や『ヒメアノ~ル』(2016年)など、原作ものも手がけてきた吉田恵輔ですが、『空白』(2021年)や『ミッシング』(2024年)など、オリジナル脚本の作品でも高い評価を受けています。 人間のむき出しの感情や日常に潜む悪意、嫉妬や執着といった生々しい心理描写に定評がある吉田監督。人間の嫌な部分を容赦なく描き出す手法は、ときに嫌悪感を抱かせるほど。 また『BLUE/ブルー』の題材となったボクシングなど、実体験をもとにした作品も多く手がけています。 多くの作品は、社会の片隅で生きる人々を通して、泥臭くもあたたかい人間賛歌となっています。

『四月の余白』登場人物・キャスト一覧!一ノ瀬ワタル×夏帆×上阪隼人

映画 『四月の余白』
©2025 N.R.E

主演は一ノ瀬ワタル。更生施設の寮長として少年たちに体当たりで向き合う西健吾を演じます。共演に夏帆、上阪隼人、篠原篤、占部房子らが名を連ね、若手の和田庵、山﨑七海らも参加します。

西健吾役/一ノ瀬ワタル

映画 『四月の余白』
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西健吾は元半グレの元受刑者で、今は更生施設「みらいの里」を運営しています。問題を抱えた子どもたちに本気で向き合い、彼らの明るい未来を願っています。 更生施設「みらいの里」の寮長・西健吾を演じるのは一ノ瀬ワタルです。本作が劇場映画初主演となります。Netflixドラマ『サンクチュアリ-聖域-』で世界的な注目を集めた俳優で、柔道特待生から格闘家として活躍した身体能力の高さが不良グループとのリアルなアクションシーンで存分に発揮されます。

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草野冬子役/夏帆

映画 『四月の余白』
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中学教師の草野冬子は、海斗の担任です。荒れたクラス運営に悩む彼女は、なかでも手に負えない海斗を西の「みらいの里」に任せることにします。 冬子を演じる夏帆は、映画『海街diary』(2015年)やドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(2025年)などへの出演で知られています。

澤海斗役/上阪隼人

映画 『四月の余白』
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常軌を逸した暴力を繰り返す中学3年生・澤海斗。人の痛みが理解できず、暴力や犯罪に明け暮れ、周囲の大人たちを悩ませています。 海斗を演じる上坂隼人は、2007年生まれで中学2年生のときに芸能活動を始めました。これまで映画・ドラマ・CMに多数出演しており、近年の主な出演作には映画『違国日記』や『あたしの!』(ともに2024年)などがあります。土井監督が抜擢した新星で、本作が注目の映画デビューとなります。「その年頃にしか分からない親や社会への反発心、何が彼をあんなふうにさせてしまったのか、役と向き合う中で自分自身も多くのことを考えさせられた」と語っています。

海斗の父役/篠原篤

海斗の家庭をめぐる現実を背負う人物であり、西の過去にも関わる因縁を突きつけます。

海斗の母役/占部房子

激しい家庭内暴力に疲れ、息子を「みらいの里」に託す決断をします。

悠役/和田庵

海斗の同級生で不良仲間。鑑別所帰りという背景を持ち、施設での日々に参加していきます。

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寮生役/山﨑七海

「みらいの里」で心の傷を癒し、日常に戻ろうとする寮生のひとり。

『四月の余白』見どころ解説

映画 『四月の余白』
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「ひとは変われる」という信念と、変われない現実のせめぎ合い

映画 『四月の余白』
©2025 N.R.E

「人は更生できるのか。過去の罪は許されないのか」——主演の一ノ瀬ワタルが語るこの問いが本作の核心です。「ひとは変われる」と信じ体当たりで子供たちと向き合い続ける西が、自らの記憶のない罪という矛盾と直面しながら贖罪の意味を問われる構造が本作に重厚な奥行きをもたらしています。

一ノ瀬ワタルの劇場映画初主演×身体能力が炸裂するリアルなアクション

映画 『四月の余白』
©2025 N.R.E

Netflixドラマで世界を驚かせた一ノ瀬ワタルが劇場映画で初主演を務める節目の作品であるとともに、柔道特待生・格闘家としての身体能力が不良グループとのリアルなアクションで存分に発揮されます。 笑顔を絶やさないながらも本気でぶつかり合う西の存在感が、スクリーンにどう広がるかに注目です。

映画『四月の余白』は2026年6月26日公開!「人は更生できるのか」を問う胸を締め付けるドラマ

映画 『四月の余白』
©2025 N.R.E

映画『四月の余白』は、2026年6月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開となります。 西健吾 役/一ノ瀬ワタルが体現する「ひとは変われる」という信念と贖罪、澤海斗 役/上阪隼人が放つ少年の狂気、草野冬子 役/夏帆が抱える教育現場の限界——どうしようもない人間を、どうしようもなく愛する吉田恵輔監督の真骨頂をぜひ劇場でご覧ください。

※吉田恵輔監督の「つちよし」が正式表記になります。