2026年2月26日更新

映画『アン・リー/はじまりの物語』あらすじ・キャスト解説!アマンダ・サイフリッド主演―ヴェネチア15分総立ちの衝撃作

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『アン・リー/はじまりの物語』ポスター
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ヴェネチア国際映画祭で15分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、大きな話題を呼んだ『アン・リー/はじまりの物語』が、2026年6月5日(金)に日本公開されます。18世紀に実在した宗教指導者アン・リーの波乱に満ちた生涯を描く、熱狂と感動のミュージカルドラマです。 この記事では映画『アン・リー/はじまりの物語』のあらすじやキャストを紹介します。

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『アン・リー/はじまりの物語』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

本作は、18世紀に実在した女性宗教指導者アン・リーの生涯を描く作品です。 性差や人種を超えた平等を説き、自らを“キリストの女性的化身”と信じた彼女は、わずか8人の信徒とともにアメリカへ渡ります。数々の迫害と困難を乗り越えながら、後に“シェーカー教団”と呼ばれる共同体を築き上げました。 その精神は、信仰だけでなく、簡素で機能美を備えた生活様式や家具など“シェーカーズスタイル”として現代にも影響を与え続けています。

『アン・リー/はじまりの物語』あらすじ

18世紀のイギリス。 貧しい鍛冶職人の家に生まれたアンは、敬虔な信仰心を持つ女性として育ちます。4人の子どもを授かりながらも、すべてを幼くして失うという深い悲しみを経験。その絶望の中で、彼女は自らが“キリストの女性の姿の生まれ変わり”であるという確信的な啓示を受けます。 性別や人種の平等を説く彼女の思想は人々を惹きつけますが、同時に激しい反発も招きます。迫害のなか、わずかな信徒とともにアメリカへ渡り、理想郷の実現を目指します。 しかし、新天地でも試練は続きます。理想と現実の狭間で揺れながら、それでも信念を貫こうとするアンの姿が描かれます。

キャスト解説―アマンダ・セイフライドが挑む圧巻の熱演

主人公アン・リーを演じるのはアマンダ・セイフライド。 『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などで高い評価を受け、『Mank/マンク』ではアカデミー賞ノミネートを果たしました。本作では、優しさと狂気、献身と激情が交錯する難役に挑み、圧倒的な存在感を放ちます。 ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー、クリストファー・アボットら実力派俳優が脇を固め、ダンスと歌唱が融合した壮大な映像体験を生み出します。 第83回ゴールデングローブ賞では主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にもノミネートされました。

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監督はモナ・ファストヴォールド

『ブルータリスト』
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監督はモナ・ファストヴォールド。 『ブルータリスト』で脚本を担当し、本作ではブラディ・コーベットとともに共同脚本・製作も手掛けています。 音楽はアカデミー賞受賞のダニエル・ブルームバーグ、振付はセリア・ローソン=ホール。100%フィルム撮影による荘厳な映像とともに、シェーカー信徒の“肉体的な献身”をダイナミックに表現します。 監督はアン・リーについて、「正義や超越、共同体への切実な願いに心を揺さぶられた」と語っています。芸術とは“不可能なものを生み出そうとする営み”であるという視点から、彼女の生涯を再構築しています。

『アン・リー/はじまりの物語』見どころ解説

本作最大の魅力は、「信仰」と「身体表現」を融合させた圧倒的な映像体験にあります。 シェーカー信徒たちの礼拝は、静かな祈りではありません。震え、回転し、歌い、全身で神を表現する極めて肉体的な儀式です。本作では、その恍惚と高揚をミュージカルシーンとして大胆に再構築。荘厳なフィルム撮影と相まって、観客を没入させる力を持っています。 さらに注目したいのは、アン・リーという人物像の多層性です。 優しさと慈愛を備えながらも、確信に満ちた強さを持つ女性。その信念は希望を生む一方で、周囲に狂気と映る瞬間もあります。本作は彼女を聖人としてではなく、一人の“創造者”として描いている点が特徴です。 また、“ユートピアを築く”というテーマも重要な軸です。 理想郷とは何か。共同体とは何か。芸術と宗教はどこで交差するのか。アン・リーの挑戦は、現代社会にも通じる問いを投げかけます。

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映画『アン・リー/はじまりの物語』は2026年6月5日(金)公開

200年以上の時を経てなお語り継がれるアン・リーの物語。 信仰、平等、共同体、そして創造への衝動。本作は一人の女性の生涯を通して、現代を生きる私たちにも問いを投げかけます。 『アン・リー/はじまりの物語』は、2026年6月5日(金)公開。熱狂と感動が交差するミュージカルドラマに、ぜひご注目ください。