映画『無用の人』あらすじ・キャスト解説!作家・原田マハが自ら監督・脚本 蒼井優×永山瑛太×渡辺えり集結
人気作家・原田マハが自らの短編小説を原作に監督・脚本デビューを果たした映画『無用の人』が、2027年1月に公開されます。配給はビターズ・エンド。 主人公・聡美を演じるのは蒼井優、聡美の父・唯一を演じるのはイッセー尾形——ふたりの初共演が実現します。さらに渡辺えりと永山瑛太も加わり、孤独死した父との記憶をたどりながら家族も知らなかった晩年の姿が明かされていく感動の人間ドラマです。 この記事では、『無用の人』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。
映画『無用の人』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | 無用の人 |
|---|---|
| 公開予定 | 2027年1月公開予定 |
| 原作 | 原田マハ「無用の人」(講談社文庫『あなたは、誰かの大切な人』収録) |
| 監督・脚本 | 原田マハ |
| 出演 | 羽島聡美 役/蒼井優 , タク 役/永山瑛太 , 柊子 役/渡辺えり , 羽島唯一 役/イッセー尾形 |
| 企画 | anonyme |
| 製作幹事 | anonyme , スールキートス |
| 制作会社 | C&Iエンタテインメント , ポトフ |
| 配給 | ビターズ・エンド |
映画『無用の人』は、2027年1月公開予定の日本映画です。配給はビターズ・エンドが担当します。 原作は原田マハが2014年に刊行した短編集「あなたは、誰かの大切な人」(講談社文庫)収録の一編「無用の人」。ベストセラー作家・原田マハが自ら監督・脚本を務める初監督作品です。
映画『無用の人』あらすじ
美術館の監視員として働く羽島聡美(蒼井優)のもとに、ひと月前に孤独死した父・唯一(イッセー尾形)の遺品の中から謎の「鍵」が届きます。 その鍵をきっかけに、聡美は父との記憶を一つひとつたどっていきます。アートと茶の湯を愛しながらも静かにこの世を去った父。家族でさえ知らなかった唯一の晩年の姿が、古道具屋の店主・タク(永山瑛太)との出会いを通じて少しずつ明らかになっていきます。 どこか距離のあった父と娘の間に、言葉にならなかった思いが横たわっていました。聡美を温かく見守る母・柊子(渡辺えり)とともに、ふたりは互いの本当の姿と向き合っていきます。
映画『無用の人』キャスト解説!蒼井優×イッセー尾形が初共演、永山瑛太×渡辺えりも参加
羽島聡美 役/蒼井優

美術館の監視員として働く主人公・羽島聡美を演じるのは蒼井優です。唯一無二の存在感と演技力で今や日本映画界に欠かせない存在となった俳優で、原田マハ監督の初メガホン作品の主演を務めます。 「穏やかに現場を見つめていらした原田監督の眼差しから多くのことを学ばせていただいた」と語る蒼井が、父との距離を抱えながら晩年の真実を追う娘を体現します。
羽島唯一 役/イッセー尾形

アートと茶の湯を愛しながら静かにこの世を去った聡美の父・羽島唯一を演じるのはイッセー尾形です。 50年以上にわたり上演される一人芝居で日々新たな表現を生み出し続けている俳優で、本作では茶人・千宗屋の指導を受けて役作りに臨みました。蒼井優とは本作が初共演となります。
タク 役/永山瑛太

映画オリジナルの登場人物である古道具屋の店主・タクを演じるのは永山瑛太です。 唯一が通っていたタクの店を通して、どこか距離のあった父と娘の思いを橋渡しする役どころを担います。「原田マハさんのエネルギーによって、人間はどこに向かえば良いのか少しだけ分かった気がした」と本作への思いを語っています。
柊子 役/渡辺えり

聡美を温かく見守る母・柊子を演じるのは渡辺えりです。 目に見えない「愛」のようなものを追いかけて生きる不器用な人々の姿に自分たちの仕事を重ね合わせ、「まさに私たちは無用の人たちなんです」と作品への熱い思いを語っています。
監督・脚本はベストセラー作家・原田マハ—自著を原作に初メガホン

監督・脚本を務めるのは原田マハです。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『リーチ先生』など数多くのベストセラーを生み出してきた人気作家で、本作が初の映画監督作品となります。 2014年に刊行した自著の短編集「あなたは、誰かの大切な人」(講談社文庫)に収録された「無用の人」を自ら脚色し、アートと家族と喪失というテーマに真摯に向き合いました。
映画『無用の人』見どころ解説
蒼井優×イッセー尾形、初共演が生む父と娘の静かな物語
日本映画界を代表する俳優・蒼井優と、50年以上一人芝居を続けてきた異才・イッセー尾形の初共演が本作最大の見どころのひとつです。生前は言葉少なくすれ違い続けた父と娘が、死後に謎の「鍵」を通じてようやく向き合う——そのやるせなさと温かさが交差する感情の厚みが、本作の核心となっています。
作家・原田マハが問いかける「無用」という言葉の意味
タイトルの「無用の人」という言葉は、一見すると否定的に響きますが、本作はその言葉の奥に宿る深い肯定感を問いかけます。目に見えない愛、すぐには役に立たないもの、形にならないものを追いかけて生きること——作家として美の世界を描き続けてきた原田マハが初監督作品でこのテーマを選んだことに、深い必然性を感じさせます。
映画『無用の人』は2027年1月公開予定!原田マハ監督デビュー作に注目
「無用の人」という言葉に、胸がほんの少しきゅっとなる方にこそ届けたい作品だと、主演の蒼井優は語ります。 寡黙に生きた父、知らなかった父の晩年、そして届かなかった想い――。蒼井優とイッセー尾形が初共演を果たし、静かな父娘の物語を紡ぎます。美と家族を描いてきた原田マハが、自らの言葉を映画というかたちで描く初監督作、映画『無用の人』は2027年1月公開予定です。