『外道の歌』園田夢二は死亡した?取材と称する殺人の動機や復讐屋に追い詰められた最期に迫る

渡邊ダイスケによる漫画『外道の歌』に登場する快楽殺人者・園田夢二。主人公カモとトラの宿敵であり、居候の奈々子には復讐の相手です。 この記事では、園田夢二の基本プロフィールや劇中での行動、ドラマ版キャストやスピンオフ漫画について紹介します。
『外道の歌』園田夢二のプロフィール
園田夢二(そのだゆめじ)は、漫画『善悪の屑』から第2部『外道の歌』に登場するシリアルキラー。表の顔は「ゴアゴアコミック」の編集者で作家志望の青年ですが、その正体は「練馬区一家殺害事件」の真犯人であり、「練馬区の殺人鬼」の異名を持つ快楽殺人者です。 主人公のカモとトラが唯一逃がし続けているターゲットであり、彼らのところに居候している奈々子にとっては家族を殺した復讐の相手。園田を主人公としたスピンオフ漫画『園田の歌』では、彼の過去や殺人者としての日常が描かれています。
園田は死亡した?復讐屋に追い詰められた最期とは

『善悪の屑』第2巻から登場し、『外道の歌』第10巻でその最期が描かれた園田。漫画家志望の友人が失踪したことで出版社を訪れた奈々子が、その担当編集者である園田と面会します。その時、園田が自分の家族を殺した犯人であることに気付きますが、彼らが残した電話番号と住所から園田の方が先にカモメ古書店へたどり着いていました。 そこでカモと直接対決した園田でしたが、互いの腹を刺し合いう死闘を繰り広げます。先に倒れた園田を椅子に縛り付けて拘束しますが、まったく反省の色を見せない園田は持論を展開するだけ。最期はそのまま出血多量で絶命しました。
園田が作家を目指したきっかけは?

園田が作家を目指すようになったのは、幼少期に太宰治の『人間失格』を読んだことがきっかけ。死後も作品が残り続け、人々に影響を与えていることに衝撃を受け、自分も「死後にこの世に残り続けるような作品を生み出したい」という強い執着を持つようになりました。 この執着心が園田の殺人への原動力にもなっていて、彼は自分の作品のための「取材」と称して殺人を行っているのです。漫画誌の編集者として働いているのも、取材対象を探すための隠れ蓑になっています。
園田の殺人の動機は「取材」?過去の殺人に迫る

園田にとって殺人は、自分の作品にリアリティを持たせるための「取材」という位置づけ。後世に残る傑作を書くために、実際に人を殺めることで得られる感情や光景を記録し続けているのです。「永遠に残る表現」を追求するあまりに狂って歪んだ芸術家肌のシリアルキラーとして描かれています。 彼の最初の殺人は高校生の時で、最初の犠牲者は同級生の女子生徒。それ以前の幼少期にも、危篤状態で意識がもうろうとしている祖母を見て「面白い」と表現するといった狂気の片鱗を見せていました。初めての殺人を告白した時点で、過去に6人殺したと語っています。
園田の日常はスピンオフ『園田の歌』でも描かれる
園田を主人公としたスピンオフ漫画『園田の歌』は本編の前日譚で、全6巻で完結済。大学時代に漫画研究会に所属していた園田が行ってきた数々の殺人が描かれています。 漫研の合宿で起きた殺人事件のように、自分以外に殺人を犯した人物を推理して返り討ちにするといった、謎解き×サイコキラーの要素があるのも本作の特徴。また、タイプの違うシリアルキラーである近野智夏と漫研で出会い、ともに行動するようになり、一緒に「取材」旅行にも行っています。
ドラマ『外道の歌』で園田を演じるのは森崎ウィン

本作のドラマ版で園田役を演じているのは、ミャンマー出身の俳優・森崎ウィン。2016年にスティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューし、2020年にはソロ歌手としてメジャーデビューも果たしています。 2025年にタイを舞台としたBL映画『(LOVE SONG)』で、Snow Manの向井康二とW主演を務めました。2026年5月には、Amazonプライム・ビデオ配信のドラマ『憧れの作家は⼈間じゃありませんでした』 の第7・8話に人狼役で出演します。
『外道の歌』園田はサイコパスなシリアルキラー!ドラマ版にも登場

『善悪の屑』と『外道の歌』で主人公たちの宿敵となるサイコなシリアルキラー・園田。彼の暗躍とその最期を漫画本編からスピンオフ漫画、そしてドラマ版まで続けて追ってみてはいかがでしょうか?





