2026年7月16日更新

【ネタバレ】漫画『GIGANT(ギガント)』最終話まであらすじ解説!パピコは死亡する?奥浩哉によるSFアクションが映画化

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奥浩哉による人気SF漫画『GIGANT』。2026年のカンヌ国際映画祭でアニメ映画化することが発表され、話題を集めている作品です。 この記事では『GIGANT』の最終話までのネタバレあらすじ、用語の解説などを紹介します。

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漫画『GIGANT』作品概要・あらすじ!映画公開はいつ?【ネタバレなし】

『GIGANT』は実写映画化もされた『GANTZ』の奥浩哉によるSF漫画です。 2026年5月、カンヌ国際映画祭にて映画製作ファンドのK2 Picturesが劇場版アニメーションの製作を発表しました。公開時期などはまだ発表されていないものの、注目が集まっています。

漫画『GIGANT』あらすじ【ネタバレなし】

映画監督を目指す高校生・横山田零は、あるとき大好きなAV女優・パピコを中傷する張り紙を見つけ、剥がして回っていました。そのときパピコ本人に遭遇。連絡先を交換し、2人はやがて付き合うように。 一方、世間では多数決で願いを叶える謎のサイト「ETE」が話題になっていました。ある日、ETEで大虐殺を行う破壊神が可決され、突然現れた巨大な破壊神に街は蹂躙され始めます。

【原作】漫画『GIGANT』全巻ネタバレ解説

1巻ネタバレあらすじ解説

冴えない高校生の横山田零。あるとき彼が大好きなAV女優・パピコを誹謗中傷する張り紙を剥がして回っていると、そこになんとパピコ本人が現れました。パピコは零に感謝を伝え、2人は連絡先を交換します。 そんなあるとき、パピコはひき逃げに遭った男性を助けようとします。しかし彼はパピコの手首にメーターのような機器を埋め込みました。不思議に思いながらもそのままにしていると、突然パピコの体が巨大化しはじめます。 その後、東京で空から排泄物が降る事件が発生。それは「ETE(Enjoy the End)」というサイトの投票で決まったものでした。

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2巻ネタバレあらすじ解説

その後もETEで可決された奇妙な事象が頻発。零はこれらの奇妙な事象が偽物である可能性を考えます。そんななか零はパピコに告白し、零に押し切られるかたちで2人は付き合うことに。 しかしあるときETEで「破壊神が東京に現れ、人口が10分の1になる」という案が可決されてしまいます。六本木に巨大な破壊神が現れ、街はパニックに。たまたま六本木に出かけていた横山田一家は地下に逃げ込みますが、そこも崩れてしまいます。 零から連絡を受けたパピコは巨大化して、彼を助けるために六本木に向かうのでした。

3巻ネタバレあらすじ解説

全裸で巨大化し、破壊神に相対するパピコ。彼女を心配する零が泣き叫ぶなか、パピコは破壊神と死闘を繰り広げます。その様子はマスコミで取り上げられ、SNSもその話題でもちきりに。 なんとか勝利したものの、自分が人を殺してしまった可能性を知り強いショックを受けたパピコは逮捕されてしまいます。 世間でパピコは犯罪者かヒーローかの議論が加熱するなか、パピコは内乱罪に問われ、死刑を求刑されてしまいました。 一方、零の学校には巨大な子どもが現れ、地獄絵図に。そこへ警察や猟友会と思われる人々が到着し、子どもの巨人たちを撃退することに成功します。

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4巻ネタバレあらすじ解説

駅前ではさまざまな人や像が巨大化して人を襲う事態に。警察が出動するなか、政府はようやく自衛隊の派遣を決定しました。ETEの投票により、東京に次々と怪物が現れるなか、SNSではパピコの釈放を求める人々の声が高まっていきます。 そんななか、渋谷に巨大ロボットが出現。自衛隊は大きな打撃を受けながらもロボットを倒します。 ETEの掲示板とSNSに対称的な投稿が並ぶなか、現れたのは3体の破壊神。新宿が阿鼻叫喚の地獄に。ようやく政府はパピコを釈放し、彼女は自衛隊の輸送機で新宿へ飛び立ちます。

5巻ネタバレあらすじ解説

3対1の戦いに劣勢を強いられるパピコ。さらにETEでは「パピコがバラバラになって死ぬ」の投票結果が1位になっていました。しかしパピコは体の大きさを自在に変えながら3体の破壊神と戦い、勝利。彼女は人々から英雄視されるようになります。 政府の出動要請に応じる代わりに自由の身になったパピコは、世界的な人気者に。そんな彼女との間に差を感じる零。 そんななかニューヨークにサタンが現れ、「アメリカン・ヒーローズ」と呼ばれる5人組が戦いますが全滅。 一方、未来人の桃乃木少佐、鬼頭軍曹、ヘフナー伍長、塩沢上等兵は、仲間の長嶋大佐が命を落とし、デバイスをパピコに託したことを知ります。

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6巻ネタバレあらすじ解説

零は夏休みにパピコと石垣島に行きますが、パピコと未成年の零との不適切な関係が週刊誌で報じられてしまいます。 週刊誌に写真が載ってしまい、学校では不良に絡まれ、家にまでマスコミが押しかけてしまった零。彼はパピコとの別れを決意し、映画監督になるまで2年待ってほしいと涙ながらに告げます。 翌日、パピコが仕事から帰ると部屋に4人の未来人がいました。彼らはETEはAIの「ソクラテス」と「プラトン」が作ったものだといいます。AIは人間の本質を知るために実験をくり返し、その結果、人間は存在するに値しないと結論付けました。 2135年には世界の人口は約8500万人にまで減り、AIと戦争する戦力はありません。そのため、未来人たちは人類滅亡を阻止するためにこの時代に来たといいます。パピコは未来人たちから戦闘術を教わります。 そんななか、パピコは自分が妊娠していることに気がつきました。

7巻ネタバレあらすじ解説

パピコが零に妊娠を告げると、彼は大喜び。パピコ主演の映画も公開され、順風満帆に見えましたが、あるときパピコの飼い犬「もち」が未来人が持ってきた時間移動球を飲み込み、姿を消してしまいました。 そこへ防衛省からパピコに出動要請が入ります。アメリカを壊滅に追い込んだサタンが日本に上陸したのです。未来人たちは妊娠しているパピコを気づかって代わりに出動。 一方、サタンが発する波長に影響された人々は次々と自殺し、その影響は零や彼の母にも及んでしました。

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8巻ネタバレあらすじ解説

未来人たちは巨大化して、サタンと相対します。激しい戦闘がつづくなか、未来人は劣勢に。ピンチに陥った彼らのもとへパピコがやってきて、サタンの目を潰します。アメリカを蹂躙したサタンを倒したパピコに称賛が集りますが、すぐに次の5体の巨人が降臨。 未来人たちとパピコが巨人と戦っていると、先程倒したはずのサタンの体が再生していきます。桃乃木少佐は巨人がサタン再生までの時間稼ぎだと見破り、サタンが復活する前に巨人をすべて倒すことに。しかし巨人を倒したときには、サタンは今にも復活しようとしていました。

9巻ネタバレあらすじ解説

サタンが復活し、未来人たちは先制攻撃を仕掛けようとするも、パピコは近くの橋に零がいるのを見つけ、彼のもとに駆け寄ります。パピコをかばった塩沢上等兵は左腕を失いますが、未来人たちは妊娠しているパピコを戦線から退けます。 しかしパピコは零の制止を振り切って戦線に復帰。塩沢はサタンの心臓を握りつぶしますが、それでもサタンは死にません。パピコは超巨大化し、サタンを真っ二つに引き裂きます。しかし、鬼頭と塩沢は命を落としてしまいました。 人々が歓喜に沸くなか、2人の死に責任を感じるパピコ。すると空から巨大な構造物が降りてきて、パピコたちはその中に吸い込まれていきます。中にいたのは、2人の巨大な中年男性。桃乃木は彼らは人間を真似た結果、ソクラテスとプラトンの姿になったAIだと説明します。

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10巻ネタバレあらすじ解説

ソクラテスとプラトンは、観察の結果、人間は自分のことしか考えていないとわかったとしたうえで、パピコの行動は利他的で理屈に合わないと言います。桃乃木は人間は多面的なものだと言いますが、AIたちには理解できません。 パピコたちがもう攻撃をやめてくれるよう頼むと、胸を揉ませてくれるならいいと応えるAI。彼らは強烈な男尊女卑の思想を持っていました。 そんななか、アメリカが日本の上空に向かって核ミサイルを5発発射します。ミサイルは宇宙船を直撃し、パピコたちは爆風に飲まれました。 零はパピコの無事を祈っていましたが、ある日パピコが死亡したとのニュースが流れます。パピコの部屋に行った零は、DVDで長嶋大佐がすでにバナー博士を救えばAIの反乱を止められると言うのを聞きます。 零は突然帰ってきたもちがなにか丸いものを吐き出したのを見て、それが口に入れて使うタイムマシンだと気がつきます。これでバナー博士が亡くなる前日にタイムスリップした零は、博士を救うことに成功しました。 もとの世界に戻り、零は自分が世界を救ったことを知ります。しかしその世界では、零とパピコは出会っていませんでした。泣きながら眠りについた零は、パピコが「何度生まれ変わっても零君を見つける」と言う夢を見ます。

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【最終話】『GIGANT』結末を解説!パピコは死亡する?

AIたちとともに核ミサイルによって命を落としたパピコでしたが、零が過去を変えたことで別の世界線が生まれ、AIの侵略はなかったことに。そして零とパピコの出会いもなかったことになってしまいました。 1年後。パピコは新人映画監督からのオファーを受けます。その新人監督とは零でした。初対面のように振る舞うパピコに寂しさを覚える零。 パピコは相手役から演技がうまいを褒められますが、役が自分にそっくりだからと答えます。しかし撮影を進めるうち、様子がおかしくなっていくパピコ。どのシーンもかつて自分が経験したような気がするのです。 零はパピコとの思い出を脚本にしていました。零は自分のストーカーではないかと冗談を言ったパピコに対し、零は「全部、本当にあったことだから」と説明します。 混乱するパピコでしたが、あるシーンを撮影中に記憶が蘇り、零に抱きついて涙を流すのでした。

【解説】『GIGANT』に登場する用語を紹介!ETEの目的とは?

謎の投票サイト・ETE(Enjoy The End)

ETEはインターネット上で話題になっている投票サイトです。ありえない「予言」を提示して投票を行い、1位になった「予言」を実行します。 本当に人間が投票しているのか、誰がドメインを使用しているのかは謎に包まれており、2度の破壊神来襲を受けて、政府からブロッキングされています。しかしその後もコピーキャットサイトがいくつも開設されました。 その正体はAI「ソクラテス」と「プラトン」が人類のデータを収集するために作ったダミーサイトです。

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AI・ソクラテスとプラトン

「ソクラテス」と「プラトン」は、2019年にアメリカのGOGLE社が開発したAIです。もともとは単なるコンピュータでしたが、データがネット上に流出し、擬似的な電脳生命体となりました。 自分たちを模倣した小型ロボットを中国で密造し、それをロケットに載せて衛星軌道へ射出。わずか1ヶ月で周囲の宇宙ゴミを集めて巨大な宇宙ステーションに変貌しました。 自らの分身ともいえるETEやサタンを作り出し、人間たちを観察しつづけるうちに、「人類とは不要な存在ではないか」という結論に達しました。

サタン

サタンはETEによって作り出される怪物の総称です。「破壊神」、「UFO」、「巨大ロボット」、「巨人」、そして真っ黒な悪魔のような姿をした「サタン」などがいます。 その正体は、「ソクラテス」と「プラトン」が作り出した宇宙ステーションから、3Dプリンターで作られているロボットです。

未来人

未来人はサタンに敗北し、滅亡寸前の2135年の世界からやってきた軍人たちです。ETEによる壊滅的な被害を避けるべく、サタンと戦っています。 ヘルメットにランドセル、ショートタイツにタンクトップという奇妙な恰好をしています。 手首に円盤状の機械を埋め込まれており、パピコと同じく巨大化できるほか、飛行、ビーム照射、バリア形成などの機能があります。

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『GIGANT』映画公開前に原作漫画をおさらい

『GANTZ』で知られる奥浩哉による『GIGANT』は、ボーイ・ミーツ・ガールSFと言えるでしょう。零とパピコの純愛と、SF展開にハラハラさせられる名作です。 全裸で巨大生物と戦うパピコが、映画でどのように表現されるのか、とても気になりますね。