『アオアシ』キャラのモデル選手を考察!作者のインタビューやプレースタイルから元ネタ選手を選出
Jユース選手の成長を描くサッカー漫画『アオアシ』。2025年6月に全40巻で完結し、シリーズ累計は2300万部を突破しました。2026年10月4日からは、アニメ『アオアシ Season2』の放送も始まります。 今回は登場するキャラクターのモデル選手を考察しました。作者のインタビューで言及されている選手のほか、プレースタイルなどから「この人もモデルでは?」と考えられる候補選手を選出。その理由などを解説していきます! ※この記事は『アオアシ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『アオアシ』キャラのモデルとなった実在選手を考察!

本作の選手は複数の選手をモデルにしていることが多いです。今回はそのうちの1人にしぼって紹介しています。また、生い立ちなどのキャラクター設定の部分でモデルにしている選手もいますが、今回はプレー面にスポットを当てました。
信憑性を三段階で評価!
では早速、登場キャラクターのモデル選手についてみていきましょう。今回は信憑性を3段階で評価しています。 ★★★は作者や公式が言及しているもの、★★は関係者の発言や経歴の一致といった裏付けがあるもの、★はプレースタイルからの考察、という基準で付けました。
青井葦人:ヨシュア・キミッヒ
| 信憑性 | ★★ |
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主人公の青井葦人(あおいあしと)は俯瞰する力を武器とした、スタミナのある選手です。生い立ちなどの設定面には、福田健二選手の半生が反映されていると言われています。 葦人の司令塔型サイドバックという役割は、ドイツ代表のヨシュア・キミッヒ選手を彷彿とさせます。キミッヒ選手も見る力に長けており、その視野とサッカーIQをいかしてインサイドハーフ・サイドバックとしてSBの概念を覆しました。葦人の能力の究極形がキミッヒといえそうです。
大友栄作:中村憲剛
| 信憑性 | ★★ |
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アシトの親友・大友栄作(おおともえいさく)は強いメンタルを持つMFです。作者によると、編集者から「コミカルなツッコミ役の親友がいたほうがいい」という注文を受けたことが誕生のきっかけだったそうで、性格も明るくひょうきん。 大友は元日本代表の中村憲剛選手の推しキャラです。現役時代はMFとして活躍した中村選手は、大友のチーム全体をみることができるプレースタイルを魅力として挙げていました。 身体が大きいタイプではない、中盤から全体を見てマネジメントするなど、共通点も多い2人です。
冨樫慶司:アレッサンドロ・ネスタ
| 信憑性 | ★★ |
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冨樫慶司(とがしけいじ)はアシトの代で唯一、福田監督がスカウトしてきた超攻撃型DFです。フィジカルが強く、足元の技術もあるオールラウンダー。 元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ選手は、冨樫と同じ身長187cmの大型DFです。もともとFWだった点や、クレバーな点が共通点。作者からの言及はありませんが、アニメで冨樫を演じるサッカー通の八代拓も、実在版冨樫としてネスタ選手を挙げていました。
北野蓮:柴崎岳
| 信憑性 | ★★ |
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U-18代表の司令塔として登場した天才MFの北野蓮(きたのれん)。北野が通う青森星蘭高校は青森山田高校がモデルとみられ、その青森山田出身の柴崎岳選手がモデルではないかと考えられています。 強豪校で活躍すると同時に、世代を代表する天才高校生であった点など、まさに共通項。優れた司令塔である点も共通しています。
阿久津渚:セルヒオ・ラモス
| 信憑性 | ★★ |
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阿久津渚(あくつなぎさ)はストイックな闘争心と恵まれたフィジカルを持つ攻守にすぐれたCBです。 その闘争心剥き出しのプレースタイルは、元スペイン代表でレアル・マドリードなどで活躍したセルヒオ・ラモス選手を彷彿とさせます。フィジカルの強靭さや、CBでありながら得点力が高い点も共通点です。 なお作中では、阿久津の過酷な生い立ちが語られる場面で、同じように厳しい環境から這い上がった実例としてクリスティアーノ・ロナウドやルカ・モドリッチの名が挙げられています。
朝利マーチス淳:テオ・エルナンデス
| 信憑性 | ★★ |
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朝利マーチス淳(あさりまーちすじゅん)は攻撃力が持ち味のSBで、アシトとの連携で攻撃の起点となる選手です。イギリスと日本のハーフ。 攻撃力のあるSBとして、フランス代表のテオ・エルナンデス選手との共通点が多いキャラクターです。どちらも前線に出て攻撃の起点となるプレーが多く、チーム全体を動かす推進力を持ちます。また、エルナンデス選手はフランスとスペインの国籍を持っており、ルーツの点でも似ているところがあります。
義経健太:大迫勇也
| 信憑性 | ★★ |
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義経健太(よしつねけんた)は高校生リーグで得点王にも輝いているエースストライカーです。プレー以外では天然気味で不思議な言動が多いのですが、チームではキャプテンも務めるファンタジスタ。 モデル候補は元日本代表、ヴィッセル神戸の大迫勇也選手です。義経が181cm・72kgなのに対し、大迫選手は184cm・75kg。ともに上背とフィジカルを備えたタイプで、コンタクトプレーに強く、一度ボールを持ったら高いドリブル技術でとられない点も似ています。
桐木曜一:ルカ・モドリッチ
| 信憑性 | ★★ |
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桐木曜一(きりきよういち)は技巧派MFです。もともと優等生的プレーをしていましたが、本来の持ち味は自己中心的なプレーで、エゴを出すことで選手としても成長します。 似ている選手として挙げたいのが、クロアチア代表のルカ・モドリッチ選手。選手としてはやや小柄な点や、高い精度のボールコントロールによってラストパスに長けている点などが共通しています。ゲームメイク能力が高い点も似ています。
福田達也(監督):福田健二
| 信憑性 | ★★★ |
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アシトが所属する東京シティ・エスペリオンFCユースの福田達也(ふくだたつや)監督。もともと日本代表クラスの選手でしたが、怪我が原因で選手を引退したという過去を持ちます。 監督のモデルは福田健二選手だと言われています。両者とも愛媛県出身で母子家庭で育ちました。福田選手はスペインやギリシャ、メキシコ、パラグアイと海外を渡り歩いたキャリアの持ち主で、引退後は横浜FCで強化ダイレクターを務めるなど、クラブを支える側に回った点も重なります。
クラブチーム・高校などのモデル
東京シティエスペリオンユース
柏レイソルと大宮アルディージャのユースがモデルだと考えられます。原案協力を務めた上野直彦が、連載前からこの2チームを継続的に取材していたことを明かしています。建物には大宮、ユニフォームには柏の要素が見られるという指摘もあります。
東京シティエスペリオントップチーム
トップチームのモデルは川崎フロンターレ。作者も公式対談で「トップチームのイメージも、強い川崎フロンターレでした」と語っています。サックスブルーを基調としたユニフォームもフロンターレを思わせるデザインです。
船橋学院高校
船橋学院高校のモデルは、船橋市立船橋高校(市船)だと考えられます。作者による明言はありませんが、千葉が誇るサッカーの名門という点が重なります。 作中の船橋学院はエスペリオンと同じ高円宮杯プレミアリーグEASTに所属。市船も長らくプレミアリーグEASTの常連でしたが、2025年シーズンに降格し、2026年はプリンスリーグ関東1部を戦っています。
青森星蘭高校
青森県のサッカー強豪校といえば青森山田。青森星蘭高校のモデルも同校とみられます。校名の響きに加え、雪のなかで練習する描写など、青森山田を思わせる要素が随所に見られます。
『アオアシ』はモデル選手を知るともっと面白くなる!

『アオアシ』の選手・監督・チームのモデルについて紹介しました。明言されていない選手も多いので、自分なりに国内外のプロ選手から似ている選手を探しながら、本作をまた違った角度から楽しんでみてください! 原作は全40巻で完結済み。2026年10月4日からはNHK Eテレでアニメ『アオアシ Season2』が始まるので、モデル選手を頭に入れて観ると新しい発見がありそうです。




