『ブルーロック』キャラのモデル選手を解説!日本・海外の名プレイヤーが元ネタに?
これまでのサッカー漫画の常識を覆す内容が話題となっている『ブルーロック』。設定は型破りながらも、プレー描写のリアルさがこの作品をさらに面白くしています。そこで気になるのが、登場キャラのモデル選手はいるのか、いるとしたら誰なのかという点。 本記事ではメインキャラを中心にモデルとなった実在選手を考察していきます。 ※この記事は2024年4月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『ブルーロック』キャラのモデルとなった実在選手を総まとめ!
早速メインキャラのモデルとなったであろう選手を見ていきましょう!各キャラの強みやプレースタイルをもとに、ciatr編集部がモデル選手を考察しました。 候補が複数考えられる場合は、最有力候補の選手とあわせて候補選手の名前も列挙しています。
信憑性を三段階で評価!
本記事では「モデルと思われる選手」を紹介するため、皆さんも信憑性が気になると思われます。 そこで各選手の情報の信憑性を、ciatr独自基準で三段階評価しました。
潔世一(いさぎよいち):フィリッポ・インザーギ
信憑性 | ★★★ |
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主人公・潔世一の強みは高い空間認識能力と、絶えず思考することで磨かれた高いサッカーIQです。神の視点ともいえる「超越視界(メタ・ビジョン)」を駆使、敵味方の動きを巧みに使ってゴールへと向かっていきます。 これらの特徴からモデルの候補と考えられるのは4名の選手です。
- フィリッポ・インザーギ
- シャビ・エルナンデス
- フィル・フォーデン
- デ・フライネ
名前が似ていることでモデルとして有力視されていたフィリッポ・インザーギ選手に関しては、実は原作者がインタビュー内で潔のモデルとして名前を挙げています。 彼はセンターフォワードはときにはエゴイストになるべきときがあるといった旨の言葉を記しており、これはまさに本作のテーマとなっていますね。
ムバッペ(エムバペ)選手が潔のダイレクトシュートを見せた!?
2022FIFAワールドカップの決勝戦。ムバッペ(エムバペ)選手の怪物級ダイレクトシュートが、潔のダイレクトシュートとほぼ同じだと話題になりました。 これは潔が「成功の方程式」を編み出し覚醒した際のシュート。タイミング的にモデルということにはなりませんが、覚醒した潔の能力の高さをリアルで感じられる瞬間でした。
蜂楽廻(ばちらめぐる):ロナウジーニョ
信憑性 | ★★ |
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蜂楽廻はテクニカルなドリブルを武器としている選手。天才的な閃きで相手が「発想をぶちこまれる」ようなパスを出して試合を動かしていく場面も多く描かれています。 魅せるプレーを得意とする蜂楽のモデル候補として挙げられるのは3名の選手です。
- ロナウジーニョ
- ロベール・ピレス
なかでも「ファンタジスタ」ことロナウジーニョ選手が有力と考えられます。高いテクニックはもちろん、試合中でも笑顔を見せてサッカーを楽しんでいる姿が共通しています。絶望的場面で蜂楽が笑いながらプレーする姿に、ロナウジーニョ選手を重ねた人も多いかもしれませんね。
千切豹馬(ちぎりひょうま):シシーニョ
信憑性 | ★ |
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千切豹馬は驚異的なトップスピードを誇る選手で、減速せずにゴール前までボールを運ぶ脚を持ちます。U-20日本代表戦では右サイドバックとして出場、俊足を生かした動きや絶妙なクロスでチャンスメーカーとして活躍しました。 そんな千切のモデル選手候補は2名です。
- シシーニョ
- ダニエル・アウベス
なかでもシシーニョ選手が有力候補だと考えました。スピードとテクニックを武器に活躍した右サイドバックという点が両者に共通しています。またシシーニョ選手は前十字靭帯の怪我に苦しめられた時期があり、その点も千切と共通していますね。
國神錬介(くにがみれんすけ):ディディエ・ドログバ
信憑性 | ★ |
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國神錬介は強靭なフィジカルと、左足での強烈なミドルシュートを強みとする選手です。またサッカーでスーパーヒーローを目指す、スポーツマンシップあふれる人格者でもあります。 以上の特徴から、モデルとして予想した選手は3名です。
- ディディエ・ドログバ
- ロメル・ルカク
- アドリアーノ
ここでは、その中から「英雄」や「フィジカルキング」の愛称で知られるドログバ選手を有力候補としました。彼は恵まれた体格を生かしたゴール前でのフィジカルの強さが持ち味で、2度のプレミアリーグ得点王も獲得。 また彼の母国の和平のために尽力した経歴も、敗者復活前の國神の姿に重なる部分があります。
凪誠士郎(なぎせいしろう):デニス・ベルカンプ
信憑性 | ★★ |
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凪誠士郎の武器は天才的なトラップ力です。どんなパスも完璧にコントロール、持ち前の高い身体能力でシュートに持っていくことができます。 彼のモデル選手候補はデニス・ベルカンプ選手です。彼はアーセナルで活躍した「king of trap」の異名を持つ人物。 1998年フランスW杯のアルゼンチン戦で見せた彼のトラップからのシュートは絵画に例えられるほど芸術的でした。このシュートは凪がU-20日本代表戦の同点ゴールで見せたものに似ていますし、凪の足元トラップはベルカンプ選手のプレーを彷彿とさせます。
御影玲王(みかげれお):クリスティアーノ・ロナウド
信憑性 | ★ |
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御影玲王はすべての素質がハイレベルでまとまっている、穴のないオールラウンダーです。その器用さを生かし、相手のプレーをコピーする「複写変化(カメレオン)」を習得。 隙がない万能型という点から、数々の偉業を成し遂げたクリスティアーノ・ロナウド選手がモデルではないかと考察。玲王自身が好きな選手に挙げている人物でもありますね。 彼はトリッキーなテクニックを織り交ぜてのプレーを中心にあらゆるプレーをハイクオリティで極めた選手。具体的に似ているプレーはまだ見られませんが、玲王が最終選考で覚醒した場合、彼並のプレーを見られるかもしれません。
雷市陣吾(らいちじんご):ジェンナーロ・ガットゥーゾ
信憑性 | ★★ |
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雷市陣吾は底しれぬスタミナを武器とする、荒々しいハードプレーが特徴の選手です。彼につかれた選手はなかなか自由にさせてもらえません。味方につくと心強いですが、敵にとっては闘犬のような存在でしょう。 そんな雷市のモデル選手候補は2名です。
- ジェンナーロ・ガットゥーゾ
- エドガー・ダーヴィッツ
なかでもイタリアの闘犬として恐れられた元イタリア代表のジェンナーロ・ガットゥーゾ選手が有力候補。攻撃的ともいえる闘志あふれるプレーやプレスの強さなどが、雷市と共通するのではないでしょうか。雷市が今後覚醒することがあれば、そのプレーによってモデル選手も絞られそうです。
糸師冴(いとしさえ):リオネル・メッシ
信憑性 | ★ |
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糸師冴は新世代世界11傑にも選ばれる世界的プレーヤー。シュート・パス・ドリブル、そのどれをとっても世界レベルで、加えて戦術眼にも優れている天才と呼ばれる万能型選手です。彼の完璧なプレーは、味方のパフォーマンスを極限まで引き上げることもできます。 ミスターパーフェクトな冴のモデル選手候補は4名です。
- リオネル・メッシ
- メスト・エジル
- レコバ
- 中井卓大
いずれも天才と評される選手ばかりですが、冴が作品のラスボス的位置にいることも鑑みて、神と呼ばれるリオネル・メッシ選手が有力候補だと考えました。あらゆる技術が世界最高峰という点が両者に共通しています。
糸師凛(いとしりん):大迫勇也
信憑性 | ★ |
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糸師凛は万能型プレーヤーです。高い技術力とサッカーIQを有し、フィールドを支配するようなプレースタイルが持ち味のブルーロックトップランカー選手。 すべての能力が高い選手という共通点、そして敵対した選手に圧倒的敗北感を刻みつける作中の凛の存在感から、大迫勇也選手がモデルではないかと考えました。 大迫選手といえば高校時代の対戦校キャプテンに「大迫、半端ないって!後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん普通」と言わしめた選手。このエピソードは凛の半端なく強烈な初登場シーンを連想させます。
士道龍聖(しどうりゅうせい):イブラヒモビッチ
信憑性 | ★★ |
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士道龍聖はゴールを決めることに全能力を注ぐプレースタイルが特徴。どんな体勢からでも超空間感覚を駆使してゴールを狙うことが可能で、それを実現するだけの高い身体能力を有しています。 圧倒的得点力を持つという点から、イブラヒモビッチ選手がモデルだと考察。イブラヒモビッチ選手はテコンドーで培った身体能力を生かしたアクロバティックなゴールも得意としています。 士道がU-20日本代表戦で見せたFLOWに突入しての強烈なオーバーヘッドドライブシュートは、イブラヒモビッチ選手の2012年イングランド戦を彷彿とさせました。
馬狼照英(ばろうしょうえい):マリオ・バロテッリ
信憑性 | ★★★ |
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馬狼照英は王様(キング)を自称する自信家で、ゴール右上角への正確無比なシュートと強靭なフィジカルを生かした突破力が強みの選手です。シュート射程距離が30m弱と非常に長く、その距離からでも正確無比なシュートを放てます。 以上の連想するのが、本人も好きな選手として挙げた、悪童マリオ・バロテッリです。そのフィジカルを活かした野生的なプレイスタイルと、チームメイトや相手選手とよく衝突する様から、「悪童」と呼ばれています。 またプレイスタイルだけでなく、馬狼がU20代表戦で見せたような、ゴール後にユニフォームを脱ぐパフォーマンスをよく披露します。 また名前も見て分かる通り、馬狼の名前はバロッテリの当て字となっています。
二子一揮(にこいっき):ファビオ・カンナバーロ
信憑性 | ★ |
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二子一揮は高い空間認識能力を持ち、優れた戦術眼でチームを支配する頭脳派選手です。U-20日本代表戦ではセンターバックとして起用され、相手を読んでのディフェンスでチームに貢献しました。 頭脳派かつセンターバックとしての活躍から予想する二子のモデル選手候補は2名います。
- ファビオ・カンナバーロ
- マスチェラーノ
このうち、ファビオ・カンナバーロ選手が有力候補です。彼は「ベルリンの壁」とも称された鉄壁の守備で2006年にはW杯でイタリアを優勝へと導きました。味方への声かけを利用して有利な状況を生み出す点などが二子と共通しています。
蟻生十兵衛(ありゅうじゅうべい):ピーター・クラウチ
信憑性 | ★ |
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195cmの蟻生十兵衛はその長いリーチと桁外れなジャンプ力が武器です。反則的なリーチによってボールを奪う場面も多く、ポストプレーを得意としています。 そんなオシャな蟻生のモデル選手候補は2名。
- ピーター・クラウチ
- リオ・ファーディナンド
なかでも元イングランド代表のピーター・クラウチ選手が有力候補です。彼は201cmと高身長な選手で、蟻生同様に長いリーチを生かしたプレースタイルが持ち味。リーチは長いものの足元の巧さもあり、攻撃の起点となる選手でした。スラッと伸びた手足のシルエットなども似ています。
五十嵐栗夢(いがらしぐりむ):ルイス・スアレス
信憑性 | ★ |
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イガグリこと五十嵐栗夢の強みは諦めない心です。彼はこれまでほとんど活躍するシーンが描かれていませんが、マリーシア(ずる賢さ)を新たな武器として手に入れたことが判明。 モデルを考察するほどの情報が描かれていないイガグリではありますが、彼がマリーシアを磨いて主力選手になるとすると、という前提で考察してみました。 狡猾なプレースタイルという点から、FCバルセロナで活躍していたルイス・スアレス選手がモデルではないかと予想。狡猾な動き出しで一瞬の隙を作って突破するプレーを、ぜひイガグリでも見てみたいですね!
オリヴァ・愛空(あいく):ジョン・テリー
信憑性 | ★ |
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オリヴァ・愛空はU-20日本代表のセンターバックを務めるキャプテンです。リーダーシップはもちろん、ずば抜けた身体能力と視野の広さの持ち主。一方で女性関係はルーズな一面も。 これらの要素から、彼のモデル選手は元イングランド代表のセンターバック、ジョン・テリーだと考えました。UEFAチャンピオンズリーグの最優秀DF賞を2度獲得するなど、守備の要として活躍した選手です。 彼は不倫騒動でイングランド代表主将を解任されたことがあります。このエピソードが愛空のキャラ設定にも生かされているのではないでしょうか。
海外選手のモデルも一挙紹介!
ノエル・ノア | マッツ・フンメルス |
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ラヴィーニョ | ロナウジーニョ |
ジュリアン・ロキ | キリアン・ムバッペ |
ミヒャエル・カイザー | ロベルト・レヴァンドフスキ |
クリス・プリンス | クリスティアーノ・ロナウド |
アダム・ブレイク | フッキ(ジヴァニウド・ヴィエイラ・ジ・ソウザ) |
マルク・スナッフィー | ズラタン・イブラヒモビッチ |
ダダ・シウバ | チアゴ・シウバ |
レオナルド・ルナ | フェルナンド・トーレス |
パブロ・カバソス | パブロ・アイマール |
ここからは海外選手のモデルについて見ていきましょう。海外選手は名前からモデルが想像しやすいキャラが多い印象です。まだ強さの全貌が明らかになっていないキャラも多いため、展開にあわせてモデル候補も変わっていくかもしれません。
ノエル・ノア:マッツ・フンメルス
信憑性 | ★ |
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ノエル・ノアは世界最高選手として登場する人物で、世界No.1ストライカーです。彼は完全なる両利きで、世界最高レベルのシュートを左右どちらからでも放てます。合理性を突き詰めて最短でゴールまで突き進むプレースタイルです。 潔も憧れるノエル・ノアのモデル候補は3名です。
- マッツ・フンメルス
- ロベルト・レヴァンドフスキ
- フランク・リベリー
両利きという点からドルトムントのドイツ代表DFのマッツ・フンメルスを有力候補としました。彼の合理的に敵のチャンスの芽をつぶしていくプレーや、右利きながら左サイドバックとして出場して両足で鋭い縦パスを出す姿などが、ノアに近いのではないかと思います。
ラヴィーニョ:ロナウジーニョ
信憑性 | ★★★ |
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FCバルチャのエースでブラジル代表の「舞踏技師(ダンスマン)」ラヴィーニョは、音楽的な感性を取り入れた超絶技巧のドリブルが武器です。意表を突くことに関しては世界一で、彼がドリブルを突破した後には「敗北のダンス」を踊らされた者たちが次々と倒れ伏していくほど。 指導者としてラヴィーニョはイメージを作ることを教えていました。独創性を重視し、それを体現する技術を持つという点から、観客を魅了するロナウジーニョ選手がモデルではないかと考えます。名前もロナウジーニョ選手をモデルにしていそうですね。
ジュリアン・ロキ:キリアン・ムバッペ
信憑性 | ★★★ |
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ジュリアン・ロキは17歳にしてフランス最強チームで活躍、W杯代表入りも果たす「神速神童(ゴッドスプリンター)」です。この異名の通りロキの武器はスピードで、相手が読めても反応できないほどの速さを誇ります。 神童と呼ばれるほどのスピード、10代の頃から世界で活躍という点から、ロキのモデルはフランス代表キリアン・ムバッペ(エムバペ)選手でしょう。 彼は行く先々で最年少得点記録を塗り替えており、2022年のW杯では決勝戦でハットトリックを決めて大会得点王にも輝いています。両者は髪型や名前も似ていますね。
ミヒャエル・カイザー:ロベルト・レヴァンドフスキ
信憑性 | ★★ |
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ミヒャエル・カイザーは新世代11傑に名を連ねるドイツ「バスタード・ミュンヘン」のエース。彼の能力は高いサッカーIQと空間認識能力でフィールドを把握する潔の上位互換と呼べるもので、自らのシュートを確実に決める能力に長けています。また、カイザーインパクトという必殺シュートも武器。 絶好のポジションに入ってゴールを量産するプレースタイルから、彼のモデル選手はロベルト・レヴァンドフスキ選手と考えます。彼は2022年にバイエルンからFCバルセロナに移籍、積極的にゴールを狙う姿勢で活躍中です。
クリス・プリンス:クリスティアーノ・ロナウド
信憑性 | ★★★ |
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クリス・プリンスは「完全英雄(パーフェクトヒーロー)」の異名を持つ世界的ストライカー。強靭なフィジカルが強みであると同時に、筋肉を知り尽くす彼は指導者としても優秀です。 一方でプリンスは目立ちたがり屋な一面もあります。爽やかなルックスでもあるので、サッカーに詳しくない人の間でも知名度は高そう。 これらの点から、世界的に知名度が高く、選手としても世界最高レベルのクリスティアーノ・ロナウド選手がモデルではないかと予想。徹底した体作りをする点や名前も、プリンスに似ています。
アダム・ブレイク:フッキ(ジヴァニウド・ヴィエイラ・ジ・ソウザ)
信憑性 | ★★ |
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アダム・ブレイクは三次選考で登場したイングランド代表選手。「ゲットゴールジャンキー」の異名を持つイングランドのリーグ得点王にして、強靭なフィジカルを誇る選手です。軸のブレない体幹が武器で、ブルーロック選手・時光青志(ときみつあおし)の上位互換として登場しました。 体幹の強さやヒゲの渋い顔つきなどから、フッキやハルクの愛称で知られるジヴァニウド・ヴィエイラ・ジ・ソウザ選手がモデルではないかと考えます。彼はJリーグで活躍していた時期もあり、フィジカルの強さから生まれる圧巻のスピードとパワーで観客を魅了しました。
マルク・スナッフィー:ズラタン・イブラヒモビッチ
信憑性 | ★★ |
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「王冠配達士(クラウン・メッセンジャー)」の異名を持つマルク・スナッフィーはイタリアの指導者ストライカー。移籍したチームを優勝に導く優勝請負人だと、作中では紹介されています。 ここでは「王冠配達士」という異名から、イブラヒモビッチ選手がモデルではないかと予想。イブラヒモビッチ選手はエールディヴィジ、セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アンと4つの国でリーグ優勝を経験した、まさに優勝請負人。 彼は高い得点力を誇る選手なので、スナッフィーも同様の武器を持っているのではないでしょうか。
ダダ・シウバ:チアゴ・シウバ
信憑性 | ★★★ |
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ダダ・シウバはドレッドヘアがトレードマークのブラジル代表選手。「重戦車」の異名を持つ選手で、武器は高いジャンプ力です。彼はブルーロック屈指のジャンプ力を誇る蟻生との競り合いを余裕で制し、ヘッドでの得点も決めていました。 その名前から、チアゴ・シウバ選手がモデルの可能性は高そうです。チアゴ・シウバ選手は38歳にして2022年W杯でブラジル代表キャプテンとして出場。大会の最年長アシスト記録を塗り替えました。 彼は空中戦の強さ以外にも卓越した戦術眼や守備力を有する選手で、全盛期には世界最高のDFの1人に数えられています。
レオナルド・ルナ:フェルナンド・トーレス
信憑性 | ★★ |
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レオナルド・ルナはスペイン名門クラブ「レ・アール」に所属する「レ・アールの貴公子」と呼ばれる爽やかな容姿の選手。プレー描写がまだ少ないキャラですが、スピード感や緻密なボールテクニックが強みという印象です。凛を1on1であっさり抜き去っていた姿もインパクトがありました。 その軽やかな加速力とたしかな決定力から、彼のモデルはフェルナンド・トーレス選手だと予想します。彼は端正なルックスで女性人気も高かった選手です。ルナの異名が貴公子なのも、そのあたりからきているのかもしれませんね。
パブロ・カバソス:パブロ・アイマール
信憑性 | ★ |
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パブロ・カバソスは「そばかすベイビー」の異名を持つベビーフェイスなアルゼンチン代表選手です。彼の武器は速い振りの蹴りと高いパス精度で、世界屈指のフリーキッカーとして名を馳せているとのこと。 作中ではブルーロック11のブロックを簡単に抜き去り、蜂楽のドリブルからも簡単にボールを奪っていました。 華麗なプレーが印象的だったこととその名前から、メッシも憧れた元アルゼンチン代表のパブロ・アイマール選手が彼のモデルでしょう。両者には変幻自在な魅せるプレー、童顔な甘いマスクといった共通点があります。
その他:監督などのモデル
法一保守(ほういちやすもり):森保一
信憑性 | ★★ |
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法一保守はU-20日本代表の監督です。監督自身は影が薄く、普通の人といった印象。パンチのあるキャラではありませんが、自分のチームを侮辱する冴に対して怒りを顕にしているので、自チームへの愛やプライドはあるのでしょう。 法一監督のキャラクターデザインは現日本代表の森保一監督にそっくりです。名前も森保監督を彷彿とさせるものなので、彼がモデルと考える読者がほとんどではないでしょうか。 本作が攻めの姿勢を崩さない「イカれたサッカー漫画」だと考えると、現役の代表監督をモデルにするのも納得です。
三苫選手がモデルのキャラはいる?
2022年W杯における三笘薫選手の活躍はめざましいものがありました。原作者は試合後のインタビューで、「独特なドリブルのリズムを持った三笘選手をモデルに描いてみたいですね」と発言しています。 2023年1月時点では三笘選手をモデルにしたと思われるキャラクターは登場していませんが、今後登場する可能性は大です!
『ブルーロック』はモデル選手を想像するともっと面白くなる!
『ブルーロック』に登場する日本人選手・海外選手について、そのモデルとなったであろう実在選手を考察しました。今後さらに各選手たちが覚醒していけば、リアルを凌ぐようなスーパープレーも登場するかもしれませんね。 ぜひ実在するスーパースターたちのプレーにも注目しながら、『ブルーロック』を楽しんでみてください!