2019年10月31日更新

原作漫画『死役所』の魅力を全巻ネタバレ紹介!2019年松岡昌宏主演でドラマ化!

死役所1巻

『死役所』14巻までのネタバレ情報や、各巻のあらすじなどを解説しています。『死役所』の各巻あらすじを整理したい人、ネタバレ情報が気になる人はぜひチェックしてください。また本記事は『死役所』のネタバレを多く含むので、大丈夫な方のみ閲覧してくださいね。

目次

『死役所』の魅力を14巻までネタバレ紹介!

此岸と彼岸の境界にある謎の施設「死役所」。ここは自殺・他殺・病死などすべての死者が訪れ、成仏のためにさまざまな手続きをする場所です。「シ村」をはじめとする死役所職員に迎えられた死者が、生前の体験を語ったり職員と対話したりする様子が描かれます。 さまざまな死者の人生が語られるだけでなく、シ村たち職員の過去がところどころで語られていくのも『死役所』の見どころです。 ※この記事では2019年10月現在での最新14巻のネタバレ情報に触れています。気を付けて読み進めてください。

第1巻【ネタバレ注意】

第1条「自殺ですね?」 いじめにあい、自殺した中学生の話。死役所の概要が分かる重要回です。 第2条「命にかえても」 恩人の社長をかばって死んだ女性の話。表紙にも描かれている、顔の削れた女性の人生が描かれます。 第3条~第4条「あしたのわたし」 2話構成。虐待で死んだ幼稚園児の話。身勝手な大人に翻弄される子供の凄惨な過去に注目。 第5条「働きたくない」 死刑になったサイコキラーの話。死役所職員の秘密が少し明かされます。

1巻の見どころ「自殺ですね?」

1巻の第1条は、物語全体の舞台である「死役所」の概要が分かる重要な話です。いじめで自殺した中学生・鹿野太一が死役所を訪れ、職員の一人・シ村と出会います。状況が分からない太一に、「死役所は成仏するために手続きをする死者の役所」だとシ村が説明。太一は「自殺課」に案内され手続きを始めますが、書類にはいじめの詳細を書く必要がありました。 過去を思い出して苦しそうな太一に対し、シ村はあくまで淡々と対応。シ村から両親のことを問われる太一ですが、彼の家庭は離婚した母が社会的地位の高い男性と再婚したなど少々複雑でした。 遺書の代わりに残した日記が義父に処分されるかも、と知った太一はショックでその場を離れます。外には出られず廊下をふらふらしていた太一は、生前に彼をいじめていた同級生の牛尾に遭遇。牛尾は「太一の義父に殺された、俺が死んだのはお前のせいだ」と太一を責めます。太一は自分に無関心だった義父が、牛尾を殺したことに驚き……。

第2巻【ネタバレ注意】

第6条~第7条「腐ったアヒル」 2話構成。生活事故死した漫画家の話ですが、この漫画家の死因には秘密があります。 第8条「男やもめ」 妻に先立たれた孤独な老人の話。近所の人と交流していた老人が孤独死した理由とは? 第9条「石間徳治」 死役所職員・イシ間(石間徳治)の過去。イシ間が死刑囚になった理由とは? 第10条「初デート」 デート中に事故死した少女の話。少女とのやり取りで見せたシ村の表情に注目。

2巻の見どころ「石間徳治」

2巻では時系列がさかのぼり、死役所職員・イシ間の過去が描かれます。かつてのイシ間は戦後の日本で大工をしている「石間徳治」で、両親を亡くした姪・石間ミチと暮らしていました。豊かではないものの幸せだった石間は、知人の提案でミチを養子に迎えることを検討し始めます。 そんな中、石間は芋泥棒の少年たちにミチが暴行されている場面に遭遇。石間は勢いで少年たちを殺して死体を隠しますが、ミチが嫁いだ1年後にはその死体が発見されます。逮捕された石間はミチの受けた被害を隠しつつも犯行を認め、ミチが減刑を訴えるも石間の死刑が確定するのでした。 過去を思い返しながら「ミチを養子に迎えなくてよかった」と思うイシ間。そんな彼を「おじちゃん」と呼ぶ老婆が、死役所に現れます。

第3巻【ネタバレ注意】

第11条~第13条「カニの生き方」 2話構成。孤独のまま病死した売れない芸人が、迷わず成仏した理由とは? 第14条「前を見て」 歩きスマホで転落死した女子高生ですが、この女子高生の死因には秘密があります。 第15条「成仏しません」 死役所にクレームをつけるミチルの話。死者なのに明るいミチルのキャラに注目。

3巻の見どころ「成仏しません」

3巻では、いつも静かな死役所に珍しくクレーム騒動が起こります。生活事故死した女子大生の三樹ミチルが、自分の死因は他殺だと主張。ミチルはサークルの先輩に殺されたと言い、「他殺が認められるまで成仏しない」と死役所内に居座るのです。 死者の割にやたら元気なミチルはその後も20条まで登場し、ほかの死者と対話もします。シ村の過去に興味を持つ注目のキャラクターです。

第4巻【ネタバレ注意】

第16条~第17条「吊す者 吊される者」 2話構成。生前のシ村(市村)が死刑になる直前の話。シ村の過去の一部が見えてきます。 第18条「堕ちる」 悦楽を求めてドラッグに手を染めて死んだ専業主婦に、ニシ村がかけた言葉に注目。 第19条「人を殺す理由」 逆恨みで刺殺された男性の話。男性を殺した意外な人物とは? 第20条「シ村さんの過去」 タイトル通り、シ村の謎や過去に迫る話。ミチルとシ村のやり取りにも注目です。

4巻の見どころ「シ村さんの過去」

タイトルだけでも気になってしまう「シ村さんの過去」。3巻で死役所に居座るようになったミチルが、シ村の過去に迫る話です。 ハヤシとのやり取りで、死役所職員が死刑囚であったと知ったミチル。職員の過去に興味を持ったミチルはそれぞれの過去を調べます。その中でシ村の過去を見つけたミチルは、思わず涙を流します。この時点で、読者側にはシ村の詳細は分かりません。 ミチルはシ村に挨拶をしますが、彼女に過去を知られたシ村は珍しく驚いた表情を見せます。シ村にあることをして満足気になったミチルは、自分の手続きを済ませて明るく成仏していくのでした。

第5巻【ネタバレ注意】

第21条~第23条「林晴也」 3話構成。死役所職員・ハヤシの過去の話。ハヤシの出生の秘密や死刑になった理由は? 第24条「命の放送」 病死したネット動画配信者の男性の話。ネット用語に困惑する職員たちに注目。 番外編「ヒーローごっこ」 川で溺れ死んだ、ヒーローに憧れる少年の話。少年とハヤシのやり取りが感動的です。

5巻の見どころ「林晴也」

5巻は表紙にもなっているハヤシの過去が、3話に渡って描かれます。一見能天気な若者のハヤシですが、彼も人を殺した過去を持つ死刑囚。生前のハヤシ「林晴也」には、元役者の祖父がいました。晴也は祖父のことが好きでしたが、中学生の頃に祖父が亡くなります。祖父の死に加え、自分の出生の秘密を知ってショックを受ける晴也。彼は姉や幼なじみのまりあに励まされ、まっすぐに育ちます。 イケメン高校生に成長した晴也ですが、まりあが女子生徒にいじめられているのを発見。勢いで女子生徒に重傷を負わせた晴也は退学になります。それでも数年後にはまりあと結婚した晴也でしたが、ある男性との出会いで幸せが崩れ去るのです。 5巻では、「ヒーロー」がテーマの話もあります。番外編ですが心温まる話なので、ぜひ読んでみてください。

第6巻【ネタバレ注意】

第25条~第26条「彫刻さん」 ホームレス指導に来た女性・広本と、あるホームレスの交流が描かれます。 第27条「手羽先」 セクハラに苦しんでいた女性の話。彼女の死には守ってくれていた親友が関係? 第28条~第29条「愛する人」 2話構成。病死した高齢女性と殺人事件の話ですが、ニシ川の過去が関係しています。

6巻の見どころ「彫刻さん」

2話に渡って描かれるのは、「彫刻さん」と呼ばれるホームレスと、熱心な新人市役所職員・広本の話。日雇いの仕事などをしてまじめに暮らす彫刻さんは、ホームレス指導に来た広本と知り合います。彫刻さんはなかなか就職先が見つからず、就職をほとんど諦めていました。彼はホームレスになる前はある会社の人事で、リストラで職を失った過去があります。彫刻さんは今の状況を、人事として多くの人をクビにした報いだと考えているのです。 そんな彫刻さんを励まして支援しようと頑張る広本ですが、台風が接近したことで事態が変わります。

第7巻【ネタバレ注意】

第30条~第32条「加護の会」 宗教に没頭する男性の話が3話で描かれます。シ村の過去や秘密が再び登場。 第33条「気遣い」 単身赴任の男性が、火事で死んだ理由とは? 第34条「新入職員」 死役所の新しい職員「ハシ本」はどんな人なのか?

7巻の見どころ「加護の会」

交通事故死した寺井は宗教団体「加護の会」の信者でした。寺井が宗教に没頭する過程が描かれますが、シ村は生前の妻・幸子と加護の会の関係が気になる様子。珍しく怒りをあらわにするシ村に対し、寺井は「自分がいた支部には幸子はいなかった」と言います。寺井は最後まで宗教洗脳が解けることなく成仏。 シ村の様子が少し気になったニシ村ですが、あまり深く考えないまま業務に戻ります。

第8巻【ネタバレ注意】

第35条~第36条「母」 不妊に悩む夫婦と死産した赤ん坊の話。成仏辞令が出されたイシ間の葛藤も描かれます。 第37条「愛を買う」 風俗嬢に入れ込む男性の話。シ村たちがこの男性に呆れ返る様子に注目。 第38条「理想の家族」 病死した少年が、両親と暮らしているのに孤独を感じた理由とは? 第39条「お気を付けて」 辞令を出されていたイシ間が、ついに成仏。彼を送り出す職員たちに注目です。

8巻の見どころ「お気を付けて」

8巻はイシ間が成仏する話があります。成仏辞令とは任期を全うした職員への辞令で、これを受けたイシ間は死役所を退職し49日内に成仏しなければなりません。この辞令を出されたイシ間は「犯した罪の答え」に悩んでいました。イシ間は結局答えを出すことは叶いませんでしたが、それでも問題はない、とシ村は答えます。 手続きを終え「成仏の門」の前に来たイシ間の前に、同僚たちが集います。イシ間がみんなに見送られるシーンは必見です。

第9巻【ネタバレ注意】

第40条~第41条「託す」 2話構成。介護中の母と心中した娘が死役所で知った、母の思いとは? 第42条「遺すべきもの」 乳がんで亡くなった母が、子供に遺した手紙に注目。 第43条「自己判断」 飛び込み自殺した青年の自殺理由に対して、シ村が言った言葉は? 第44条「隠しごと」 脳卒中で死んだ母親は、息子が立ち直ると思っていましたが……。

9巻の見どころ「隠しごと」

保険の営業をしている温恵には成人した息子がおり、周囲には息子は海外勤務だと話しています。しかし息子は、何年も前に会社に行かなくなった引きこもりでした。温恵は息子の真実を周囲に隠していたのです。急死して死役所に来た温恵は、「母の死をきっかけに息子が引きこもりを脱してくれる」と思っていました。しかしシ村の予想通り、親が死んでも息子は引きこもったまま。 最後にハシ本がシ村に「なぜいつも笑って対応できるのか」と尋ねますが、その答えにも注目です。

第10巻【ネタバレ注意】

第45条~46条「岩清水直樹」 人為災害死課の岩シ水の過去が、2話構成で描かれます。 第47条「ダイエット日記」 ダイエットに溺れた女子大生が、死役所でとった驚くべき行動とは? 第48条「しるし」 生前のシ村と会ったことのある人が登場し、シ村の過去の一部が描かれます。 番外編「よりよい社会を目指して」 他殺課に死者が次々と訪れますが、どうやら連続殺人犯に殺されたようです。

10巻の見どころ「しるし」

10巻では生前のシ村に会ったことがある人物が登場し、シ村の過去の一部が見えてきます。顔に痣のあるお婆さん・勲子が死役所を訪れますが、どうやら生前のシ村に会ったことがある様子。気立てのいい女性だった勲子は主人の死後も再婚しないままでしたが、唯一気になる男性がいました。それが勲子が仕事で弁当を届けていた、ある役所に勤めていたシ村だったのです。 勲子は、生前のシ村の笑顔を思い出せないまま成仏。この話で、生前のシ村も役所勤めだったことが分かりました。

第11巻【ネタバレ注意】

第49条~51条「裁きの先に」 3話構成。向こう見ずな男性が体験した、割に合わない事件とは? 第52条「自責」 足の不自由な老人の話ですが、シ村の過去の一部も描かれます。 第53条「ハロー宇宙人」 宇宙人に会いたい2人の女子高生が起こした行動とは?

11巻の見どころ「自責」

死役所に来たのは、幼少期から足の不自由だった猪俣というおじいさん。猪俣は世話になったある女性のことが気がかりで、シ村にその女性のことを訪ねます。シ村はいつものお役所対応で「個人情報だから教えられない」と回答。 生前のシ村には娘がいましたが、殺された娘の死の真相をイシ間に尋ねても教えてもらえなかったのことがあります。猪俣を見たシ村は、かつて自分も似たような体験をしたのを思い出すのでした。

第12巻【ネタバレ注意】

第54条~55条「かわいそうな人」 持病に苦しむ女性の生涯が2話に渡って描かれます。 第56条「おててつないで」 とある乳幼児の死因にまつわる話ですが、ハヤシやシ村が抱える思いが見えます。 第57条~第58条「夜ノ目町爆弾事件」 爆弾事件の話ですが、シ村の過去が明かされるきっかけとなる話です。

12巻の見どころ「夜ノ目町爆弾事件」

爆弾事件の犯人として疑われ、20年以上も捕まっていた行亮が死役所を訪れます。冤罪被害者である行亮の話を聞いたシ村ですが、死刑囚である生前のシ村も同じように冤罪被害にあっています。シ村の様子を見て、行亮は「あなたも冤罪被害者ではないか」と見抜きます。 どうしても過去が気になった行亮に迫られたシ村は、自分の過去を語り出すのです。シ村の過去の詳細は次巻に続きます。

第13巻【ネタバレ注意】

第59条~第63条「幸子」 13巻はすべて、シ村の過去を語る回想になっています。

13巻の見どころ「幸子」

12巻で行亮に問われたシ村が、自分の過去を語ります。シ村は殺人の冤罪で死刑になった死刑囚でした。妻のことも聞かれたシ村は、「妻は面白い人だった」と答えます。 回想に入り、公務員として笑顔で対応する生前のシ村(市村)。市村は足をケガした老人を家まで送りますが、その家で絵を描いていたのが幸子という女性でした。 市村はのちに幸子と結婚して娘の美幸が生まれますが、美幸は普通の食べ物を口にせず絵の具や草を食べる子に成長します。病気だと医者に指摘された美幸のために、幸子は市村を説得して「加護の会」に入信。しかしこれをきっかけに、市村たちの人生が変わっていくのです。

第14巻【ネタバレ注意】

第64条「死んでからしたい10のこと」 体が弱かった少女が、生前からやりたかった10のこととは? 第65条~第66条「知らない人達」 ある芸人がSNSで炎上し、その妻が飛び降り自殺します。この夫婦の悲しいすれ違いに注目。 第67条~第68条「無自覚」 煽り運転事故を起こした若者集団と、巻き添えで死んだ助産師。ドライブレコーダーに記録されていた真実とは?

14巻の見どころ「死んでからしたい10のこと」

13巻は丸々シ村の過去でしたが、14巻では元に戻り通常のエピソードが描かれます。14巻では、シラ神の過去が少し登場。 生まれつき病弱で寝たきりだった少女・爽朝(そあ)が死役所に来ます。爽朝は死んだことで歩けるようになり、生前からやってみたかったことを実行してから成仏したいと要望。ニシ川、シラ神、ハヤシは爽朝に協力し、叶えた爽朝は成仏に向かいます。 爽朝を見て思うことがあり、過去を思い出すシラ神。生前のシラ神が、両親に厳しく叱られている様子がちらりと描かれます。

職員の過去が気になる『死役所』

『死役所』はさまざまな死者の過去が描かれますが、シ村をはじめとする職員の過去や細かい設定がやっぱり気になりますね。 今回紹介したネタバレ情報はほんの一部です。『死役所』各巻のネタバレの詳細が知りたい方は、原作漫画やドラマをぜひチェックしてくださいね。