2020年9月23日更新

フェルメールからバンクシーまで!アート・芸術家を題材にしたおすすめ映画9選!

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『バスキア』ジェフリー・ライト、デヴィッド・ボウイ
© Miramax Films/Photofest/zetaimage

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『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)

レオナルド・ダ・ヴィンチ

『ダ・ヴィンチ・コード』トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ
© COLUMBIA PICTURES/zetaimage

ある日ルーヴル美術館館長が射殺体で発見され、その周囲には不可解な暗号が残されていました。暗号のなかに名前があったハーバード大学のラングドン教授は、館長殺害の容疑で現場に呼び出されます。自身の容疑を晴らし真犯人を見つけるため、彼はレオナルド・ダ・ヴィンチが残した暗号解読に挑むことに。 同名の世界的ベストセラー小説を原作に、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に秘められたイエス・キリストの真実を解き明かすミステリー。聖杯伝説やシオン修道会など、バチカンの陰謀を暴くラングドン教授の活躍を描きます。

『ファクトリー・ガール』(2006年)

アンディ・ウォーホル

『ファクトリー・ガール』シエナ・ミラー、ガイ・ピアース
© MYRIAD PICS/zetaimage

ポップアートの先駆者、アンディ・ウォーホル。彼のミューズとして活躍したイーディ・セジウィックの生涯を描く伝記映画です。 画家になるためニューヨークにやってきたイーディは、あるギャラリーのパーティでアンディ・ウォーホルに出会います。彼は独特な感性を持ったイーディに惹かれ、2人は常に一緒に過ごすように。イーディはウォーホルの映画への出演やヴォーグのモデルを務め、一躍有名になりますが……。 ウォーホルをはじめとするアーティストのほかにも、ニコ、ルー・リードなど、ミュージシャンも多数登場しています。

『真珠の耳飾りの少女』(2003年)

ヨハネス・フェルメール

『真珠の耳飾りの少女』スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース
© Pathe/Photofest/zetaimage

フェルメールによる世界的に有名な絵画「真珠の耳飾りの少女」を題材に、作品が生まれた背景を描きます。 1665年のオランダ。グリートは画家フェルメールの家で下働きをすることに。アトリエの掃除に入った彼女に天性の才能を感じたフェルメールは、グリートに遠近法や絵の具の調合などを教えます。やがてフェルメールは彼女をモデルに絵を描きはじめますが、それが妻にあらぬ誤解をさせてしまうここになるのでした。 アカデミー賞で撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネートした本作は、絵画のような美しい映像も見どころです。

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『レンブラントの夜警』(2007年)

レンブラント・ファン・レイン

集団肖像画の傑作といわれるレンブラントの「夜警」に隠された謎を紐解くミステリー。17世紀のオランダ、肖像画家として成功をおさめたレンブラントは、まさに人生の絶頂にいました。あるときアムステルダム市警団から集団肖像画の依頼を受け、下調べのために団員たちに近づいた彼は、その実態を知ります。 人気肖像画家として人生の絶頂にあったレンブラントが、「夜警」をきっかけに失墜していった驚きの理由が解き明かされる本作。まさにレンブラントの絵画のような陰影の強い映像も美しいです。

『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』(2004年)

ヘンリー・ダーガー

1973年、ヘンリー・ダーガーという孤独な老人が死去。一人暮らしの彼の部屋からは15,000ページを超える小説と、3m以上もある絵画数百枚が発見されました。 死後、急速に評価を高めた孤高のアウトサイダー・アーティスト、ヘンリー・ダーガーの生涯に迫るドキュメンタリーです。奇妙で独創的な世界観、そして苦難に満ちた人生を、その膨大な数の作品や生前の彼を知る人々へのインタビューで浮き彫りにしていきます。

『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年)

ピカソ、ダリ、マティス、ゴーギャン、ドガ、ロートレック、マン・レイほか

『ミッドナイト・イン・パリ』
©Sony Pictures Classics/Photofest/zetaimage

脚本家で小説家志望のギルは、処女小説の執筆に悪戦苦闘中。そんなあるとき、彼は婚約者のイネスとともに彼女の両親が住むパリを訪れます。酒に酔って真夜中に街をさまよっていた彼は、いつの間にか1920年代のパリに迷い込み、あこがれの芸術家たちに出会うのでした。 ピカソなどの画家たち以外にも、さまざまな分野の有名人が登場する本作。ヘミングウェイ、F・スコット・フィッツジェラルド、ジャン・コクトー、ガートルード・スタインなどの作家や詩人、コール・ポーター、ジューナ・バーンズ、ルイス・ブニュエルなど音楽・映像分野の芸術家を演じる豪華キャストにも注目です。

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『クリムト』(2006年)

グスタフ・クリムト

『クリムト』サフロン・バロウズ、ジョン・マルコヴィッチ
© SODA PICTURES/zetaimage

名優ジョン・マルコヴィッチがオーストリアの天才画家クリムトに扮し、その破天荒な人生をファンタジックな映像で映画化。 死の床にあるクリムトの回想を通してその人生を振り返る本作。自由奔放に生きた彼の生涯を、現実とも幻想ともつかない夢のような映像で表現しています。

『バスキア』(1996年)

ジャン=ミシェル・バスキア、アンディ・ウォーホル

『バスキア』ジェフリー・ライト、デヴィッド・ボウイ
© Miramax Films/Photofest/zetaimage

中流家庭に生まれながら、ホームレスを経て時代の寵児となったアーティスト、ジャン=ポール・バスキア。彼の波乱万丈の人生は、生前の彼を知るジュリアン・シュナーベル監督によって映画化されました。 バスキアはもちろん、同じアーティストとして彼の理解者だったアンディ・ウォーホルも登場します。

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年)

バンクシー、ミスター・ブレインウォッシュ

 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
©PARANOID PICTURES/zetaimage

イギリスを拠点に「覆面芸術家」として活動するバンクシーの初監督作品『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』は、とても奇妙なドキュメンタリー映画です。 映像作家のティエリー・グエッタは、バンクシーのドキュメンタリーを制作しようと撮影を開始。しかしバンクシーは彼に映像制作の才能がないことを知り、逆に自分が監督して彼のドキュメンタリーを作ることにしました。 途中から映画の趣旨が変わっていく本作。バンクシーの現代アートシーンに対する皮肉ともとれる展開から、やらせではないのかという議論も。しかしティエリーはその後も「ミスター・ブレインウォッシュ」としてアーティスト活動をつづけています。