2017年11月9日更新

小雪の夫・松山ケンイチの出演作まとめ、『デスノート』のL役から『怒り』まで

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松山ケンイチ『ユリゴコロ』
(C)沼田まほかる/双葉社 (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

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まずは松山ケンイチのプロフィールからチェック!

今やカメレオン俳優として、映画やドラマになくてはならない俳優の松山ケンイチは、2001年のホリプロ男性オーディション「New Style Audition」でグランプリ受賞、その後モデルとしてデビューしています。 2002年ドラマ『ごくせん』で俳優デビューを果たし、翌年の2003年 『アカルイミライ』で映画初出演、2004年には映画『ウイニング・パス』で初主演を果たしました。 2006年には『デスノート』のL役を演じ、日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を受賞し注目を浴び、一気に演技派俳優としての知名度が高くなります。他にも数多くの賞を受賞しており、特に原作の実写化作品においては、観る人の期待を裏切らない完成度で勝負する俳優です。

棒高跳と車いすバスケットボールが得意

松山ケンイチは運動能力にも優れ、特技の棒高跳びは、中学時代に東北大会4位の実力があるほどでした。 また、もう1つの特技、車いすバスケットボールは『ウイニング・パス』で、車いすバスケットボールの選手、小林健太役を務めるにあたり、猛特訓した成果と言われています。

2011年、女優小雪と結婚

結婚に至るまでに、松山ケンイチの猛アタックがあった!

2011年には女優の小雪と結婚し、現在は3人の子宝にも恵まれています。 実は松山ケンイチは小雪になんと4回も振られているそう。映画『カムイ外伝』で共演したことがきっかけで知り合った二人。当時、小雪は松山のことを「ひよっこ」と呼んでいたようです。 ――結婚を前提にお付き合いを申し込んだ時の小雪の反応は? 「あなたみたいなひよっこに大丈夫なの?って言われた。まだまだ足りないことたくさんあるしなって思いましたね。でも、大事だなって思ったから、がむしゃらに押してた。自分にとって大事と思ったから、向き合おうと思った」 猛アタックがあったからこそ、小雪はまっすぐな愛に心動かされ、結婚まで至ったのでしょうね。

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俳優・松山ケンイチのカメレオンぶりに画像で迫る!

俳優デビュー作『ごくせん』【2002年】

こちらは俳優デビューを果たした2002年の『ごくせん』出演時です。初々しさやまだ若さが出ていますね。 学ランを着ている松山が新鮮に見えますが、実は意外に学生役を演じているのです。2003年に放送されたドラマ『ウィニング・パス』や、2005年の『ビー・バップ・ハイスクール』、沢尻エリカと共演した『1リットルの涙』でも学生役を演じました。

Lを怪演し高い評価を得た!【2006年】

松山ケンイチがブレイクしたきっかけとなる作品と言っても過言ではない、2006年に公開された映画『デスノート』。 本作で日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を受賞し、この頃から、カメレオン俳優としてさまざまな役に挑戦。俳優としての才能を開花させていきました。

平凡な青年のもう一つの顔はヘビメタバンドのボーカル?!【2009年】

2009年に公開された『デトロイト・メタル・シティ』では、全く異なる性格を持つ主人公・根岸崇一を演じ、カメレオンぶりを発揮。こちらも原作実写化で、ファンの期待を想像以上に上回る完成度で大ヒットを飛ばしました。 この作品で日本アカデミー賞・話題賞および優秀主演男優賞を受賞しています。

村上春樹の作品で菊地凛子、水原希子と共演【2010年】

村上春樹の大ベストセラー同名小説を映画化した『ノルウェイの森』。この作品で初めてヴェネツィア国際映画祭に参加しています。 これまでの個性の強いキャラクターとは違い、「深く愛すること。強く生きること。」という映画の世界観を体現するかのように主人公・ワタナベを好演しました。

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妻夫木聡とW主演を務めた社会派エンターテイメント【2011年】

川本三郎の著書を映画化した『マイ・バック・ページ』。反戦運動が激しかった時代を舞台に、理想に燃えるジャーナリスト・沢田を妻夫木聡が、左翼思想の学生・梅山を松山が演じました。 松山ケンイチは自衛隊基地を襲撃して武器を奪う計画をするなど過激な運動をする赤邦軍のリーダーという役どころでした。

謎の黒い球体に振り回される!【2011年】

小学生の弟と二人暮らしをする正義感の強い加藤勝役を演じた『GANTZ』。地下鉄で線路に落ちた酔っ払いを助けようとした結果、電車にひかれ黒い謎の球体「ガンツ」に巻き込まれます。本作は二宮和也とのダブル主演となりました。 役作りのため、たびたび体重を増減させている松山ですが、本作では7kg増量して撮影に挑んだそうです。

子供嫌いな主人公が、子供と共に成長する【2011年】

当時7歳の芦田愛菜との共演が話題になった『うさぎドロップ』。宇仁田ゆみによる漫画が原作となっており、松山ケンイチは女性と子供が苦手な27歳、独身の主人公・河地大吉を演じました。 本作に加えて『マイ・バック・ページ』『GANTZ』『ノルウェイの森』では、日刊スポーツ映画大賞・主演男優賞を受賞するという快挙を成し遂げました。この受賞で松山ケンイチの俳優としての知名度と評価は急上昇します。

初挑戦した大河ドラマ『平清盛』【2012年】

2012年にはNHK大河ドラマ『平清盛』で主人公の平清盛を演じています。本来NHKから役者に出演のオファーをするのが普通ですが、松山は自らどんな役柄があるのか問い合わせていたようです。大河初出演にして主演を演じました。

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ギャグマンガ『ど根性ガエル』を実写ドラマ化!【2015年】

2015年に放送されたドラマ『ど根性ガエル』。1970年から連載されていた同名ギャグマンガを実写ドラマ化した作品です。松山ケンイチは30歳となった主人公・ひろしを演じています。子供から大人まで広い層が楽しめる作品となりました。

『の・ようなもの』の35年後を描いた作品【2016年】

2016年1月16日に公開した映画『の・ようなもの のようなもの』では、出船亭志ん田(でふねていしんでん)役として主人公を演じました。志ん田は30歳を前に脱サラし落語家になりましたが、未だに前座の落語家の役です。 本作は森田芳光監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を描いています。

度を越した『西遊記』のパロディ【2016年】

小学生レベルの下ネタと、はちゃめちゃな展開で物語が進行する『珍遊記』。監督は、今まで映像化が不可能とされてきたギャグ漫画を実写映画化してきた山口雄大です。 松山ケンイチは、本作での脱ぎっぷりについて、「しばらくの間、僕を裸にしてくれる作品がなかったので受けさせていただきました」「自分としてはよく脱げた方だと思います」とコメントしました。

吉田修一と李相日監督が再びタッグを組む【2016年】

『悪人』や『許されざる者』で知られる李相日監督、渡辺謙主演の2016年9月17日に公開された映画『怒り』に松山ケンイチが出演しています。 1年前に八王子で起こった夫婦惨殺事件。現場に残された“怒”の文字。犯人はいまだ逃走を続けている中、前歴不詳の田代哲也(松山ケンイチ)と交際をしている、愛子(宮崎あおい)。この人は犯人なのか?という疑念が、事件を思わぬ形で収束に向かわせるというストーリーです。 松山ケンイチは「田代という役は自分とはかけ離れた役で正直どう演じればいいのか見えてきませんが、監督と共演者の皆さんとじっくり田代の怒りを見つけていければとおもっています」とのこと。 豪華キャストが注目され、森山未來、綾野剛、広瀬すずなどの俳優陣が出演します。

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役作りで松ケンが太ったと話題の映画【2016年】

幼い頃に腎ネフローゼにかかってしまいながらも、将棋界で華々しい成績を残した実在の棋士、村山聖の一生を描く物語です。29歳という若さでなくなってしまった彼の人生を、大崎善生作の同名の小説を原作に、『宇宙兄弟』などで知られる森義隆監督がメガホンをとり、松山ケンイチが主人公の村山聖を演じます。 松山は、この作品のために東京将棋館に通い詰めたほか、役作りのために大幅な体重増量をするなど、積極的に撮影に取り組みました。

松山ケンイチの演技に酔いしれたい!賞を受賞した作品

大戦中の戦艦大和隊員を描いた作品【2005年】

『デスノート』でブレイクする1年前、2005年に公開された『男たちの大和/YAMATO』。本作は終戦60周年を記念して製作された戦争映画です。反町隆史を主演に迎え、松山は海軍特別年少兵・神尾克己を演じました。 戦時中に戦艦“大和”で活躍する乗組員を描いた作品での松山ケンイチの演技が高く評価され、日本アカデミー賞・新人俳優賞をはじめとする3つの賞を受賞しました。

山田悠介のホラー小説を映画化!【2006年】

『親指さがし』はホラー作家、山田悠介の同名著書が原作となっており、三宅健が初めて単独主演を務めた映画です。 松山は本作に出演したことにより、親指を立てることがクセになってしまったそう。2007年にヨコハマ映画祭・最優秀新人賞を『デスノート』、『男たちの大和/YAMATO』とともに受賞。さらにエランドール賞・新人賞も獲得しました。

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純愛ミラクルラブストーリー!【2009年】

麻生久美子と共演した『ウルトラミラクルラブストーリー』は、松山ケンイチの出身地である青森が舞台です。セリフは全編津軽弁が使われています。 松山は、軽度の発達障害を持った青年・水木陽人を演じました。東京からきた町子(麻生久美子)に一目ぼれし、一途にアタックする姿が評価され、毎日映画コンクール・男優主演賞をはじめとする2つの賞を受賞しました。 その他にも松山ケンイチの名を全国区に広めた『デスノート』、全く違う2つの性格を持つ根岸崇一を演じた『デトロイト・メタル・シティ』なども多くの賞を受賞しています。