『デスノート』L(エル)について知っておきたい12のこと

2017年11月6日更新

映画やドラマなど様々なメディア展開を見せた大人気漫画『デスノート』。顔を思い浮かべながら名前を書くと相手が死ぬノート“デスノート”をめぐる物語です。今回は物語のキーパーソンとして登場する謎が多い名探偵Lについて紹介します。

『デスノート』の名探偵L(エル)

『デスノート』L

『デスノート』は原作を大場つぐみ、作画を小畑健が担当した大人気漫画。映画、ドラマ、アニメ、舞台、ノベライズと様々なメディア展開をしています。

殺したい相手の顔を思い浮かべながら名前を書くと相手を殺すことができるノート“デスノート”を使って犯罪者を殺すキラとして、新世界の創造を目指す夜神月(やがみ・らいと)を主人公とする作品です。

キラを捕まえるために日本警察を率いることになるのは世界的に有名な名探偵のL。普段は姿を隠している謎の探偵です。

1.L(エル)の本名は?

『デスノート』L

Lの本名は原作の中で一度も登場しません。自分の身を守るため、「竜崎」や「流河旱樹」など偽名を使っています。

Lの本名はL Lawliet(エル・ローライト)。本名が最初に明らかになったのは、2006年10月に発売された公式ガイドブック『DEATH NOTE HOW TO READ13』でした。本名の一部が2006年11月に公開された『デスノート the Last name』に出てきたほか、2008年の映画『L change the WorLd』や2015年に放送された連続ドラマで明らかにされています。

2.Lの出身は?

イギリス

Lの出生地は明らかにされていません。しかし、イギリス国籍を持っているとされています。

原作者の大場つぐみは、日本人、イギリス人、ロシア人、フランス人かイタリア人の血が1/4ずつ混じっているイメージで描いたそうです。

3.2016年の続編「デスノートLNW」にLが登場!

『デスノート Light up the NEW world』では、キラ(夜神月)とLの対決から10年後の世界が舞台となっています。2006年公開の映画の正式な続編である本作にも、Lは登場しました。

Lの後継者として、池松壮亮が演じる”竜崎”が登場した本作ですが、その竜崎が作ったCG映像として松山ケンイチ演じるLが登場しています。

4.L(エル)の正当後継者?竜崎とは?

2016年の映画『デスノート Light up the NEW world』でLの後継者として登場する竜崎。デスノートによる事件が世界中で起こるなか、彼も日本警察の「デスノート対策本部」に協力します。彼はLが生前に残した遺伝子を継承する、まさに"正当な"Lの後継者です。実は竜崎は地上に落とされた6冊のデスノートのうち、ひとつを所持しています。しかしLの教えを守り、デスノートを使わずに捜査を進めるのですが……。 竜崎を演じたのは若手実力派俳優として名高い池松壮亮。2003年、トム・クルーズ主演の『ラストサムライ』でのデビュー以来、日本映画に欠かせない俳優として数多くの作品に出演しています。

5.探偵としてのこれまで

Lは世界の警察が解決できなかった難事件を数多く解決してきた名探偵。世界中の警察を動かす力を持っています。しかし、身分を隠すために本名を明かしたり、人前に姿を見せたりしない人物です。

Lの事件を解決する方法は、各国の警察が集めた捜査資料を見て推理するという安楽椅子探偵の手法そのもの。他人を矢面に立て、自分の代わりに事件現場に行かせて事件を解決することもあります。

その一例が2006年に発売された小説『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』で語られた、ロサンゼルスBB連続殺人事件。『デスノート』でキラによって殺されたレイ・ペンバーの婚約者の南空ナオミがLに依頼されて事件を捜査しました。この事件は、何の関係もない3人が殺され、部屋に藁人形が残されるという謎の事件です。南空ナオミは、事件現場に現れた竜崎という謎の男と捜査をしました。

6.Lは世界三大探偵の1人

原作・アニメ版には世界三大探偵と呼ばれるものが存在します。その三人はL、ドヌーヴ、エラルド=コイルであり、それぞれに得意調査があります。その中でもLはナンバーワンであるという立ち位置であるというのが世間の認知です。

しかし、その三人の正体はすべてLであり、一人三役を演じているのが実情です。そのことを知らないよつばグループはまんまとひっかかり、Lがデスノートの存在を知るきっかけにもなりました。

ノベライズ版ではどうして一人三役になったのかのいきさつも書かれており、それは探偵競争で勝ったからだということです。

7.作品別のLの死因

原作・アニメ

『デスノート』

原作およびアニメでは、「第2のキラ」であるミサミサこと弥海砂を守るために、ミサに好意を持っている死神・レムによってデスノートに名前を書かれ、心臓麻痺で亡くなります。

映画

『デスノート』

映画では、原作と同様にレムが殺そうとしますが、それよりも前にL自身がデスノートに自分の名前を書いていたために失敗。Lは自身が設定した日に心臓麻痺で死にます。

ドラマ

月がキラであると確信したLは月と対峙します。そして、自白させることに成功。しかし、顔を見るだけで名前と寿命を知ることができる「死神の目」を持った魅上照に名前を知られ、デスノートに名前を書かれて死んでしまいます。

舞台

原作同様にレムがデスノートに名前を書いたために死亡。しかし、心臓麻痺ではなく、月と対峙した時に月を撃ってから自殺しました。

8.凄すぎる能力3つ

頭脳

まずLの頭の良さは群を抜いています。漫画・アニメ版で、夜神月は

Lめ… こんな屈辱は生まれて初めてだ
『DEATH NOTE』3巻
ニア おまえはLにはるかに劣る
『DEATH NOTE』12巻

などとライバルも一目を置いています。

ニアも

私やメロにとって Lは憧れでもあり 尊敬に値する唯一の人間 Lは ワイミーズハウスの者 全ての目標だった その尊敬し目標とする Lが キラに殺されたのは 明らか… どんな手を使ってでも捕まえたい… 当たり前の感情だと 思いませんか?
『DEATH NOTE』10巻

と賛辞を惜しみません。

資産

資産

Lの持っている資産も計り知れません。キラ対策本部として厳重完備のビルを建ててしまう他、ニアが逃走する際には高層ビルから大量の紙幣をまき散らしてしまいます。普段から大量に備え付けられてるL用のお菓子の量もとても多いです。

テニス

Lはテニスではイギリスjr.チャンピオンになるほどの実力者です。漫画版ではロジャー・フェデラーを彷彿とする片手打ち、アニメ版では両手打ちも見られます。夜神月も2年連続中学チャンピオンだったほどの実力者であり、両者の対決でも勝っています。「お遊びはここまで」と中学以来、テニスをやめています。

9.竜崎のほかにLの意思を継ぐもの

Lの死後にLの代わりにキラを捕まえようとする人物を原作・アニメ・ドラマ紹介します。

夜神月(キラ)

『デスノート』

夜神月は原作・アニメにおいて、Lが後継者に指名した2代目L。実際にはキラも兼任しているので、捜査をかく乱させて自分が捕まらないように行動します。

ニア

ニアは、ワイミーズハウスという孤児院でLを継ぐ候補者として育てられました。アメリカでSPKという組織を作り、キラを追い詰めていきます。月の死後に3代目Lになりました。

ドラマでは、SPKは存在せず、ニアはLの死後にキラ対策室にやって来て月たちと共に捜査します。

メロ

メロもワイミーズハウスでLを継ぐ後継者として育てられた人物。後継者の座をニアに譲りますが、マフィアと組むなど過激な方法でキラの正体を明かそうとします。

ドラマでは、ニアは2つの人格を持つ人物で、裏の人格として描かれています。

10.L(エル)役を演じたキャストと出演作

映画:松山ケンイチ

松山ケンイチ

松山ケンイチは、2006年6月に公開された『デスノート』、2006年11月に公開された『デスノート the Last name』で助演としてLを演じています。2008年の『L change the WorLd』では主演としてLを演じました。またアニメ版では死神のジェラスを演じています。松山ケンイチは本作での奇怪なLの演技が評価され、俳優としてブレイクしました。

近年の主演作はドラマ『ど根性ガエル』、映画『の・ようなもの のようなもの』と『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』。また2016年には『怒り』と『聖の青春』が公開予定です。

ドラマ:山崎賢人

2015年7月から9月まで放送されていたドラマでLを演じたのは山崎賢人。

『ヒロイン失格』や『orange』など恋愛映画に多く出演している山崎がLを演じ、話題になりました。今後も『四月は君の嘘』や『一週間フレンズ』と、学生恋愛映画に出演することが決まっています。

舞台(日本版):小池徹平

小池徹平

2015年4月に上演されたミュージカル版では小池徹平がLを演じました。

2016年4月には、舞台『1789 バスティーユの恋人たち』に出演中。2016年6月に出演した映画『サブイボマスク』が公開され、2016年7月から8月までは舞台『キンキーブーツ』に出演します。ウエンツ瑛士とのデュオWaTが解散となりましたが、俳優として活躍の場を広げているようです。

舞台(韓国版):キム・ジュンス

2015年6月に韓国で上演されたミュージカルでLを演じたのはJYJのメンバーのキム・ジュンスです。2006年には映画『VACATION』や『地球で恋愛中』に出演しています。

11.L(エル)役を演じた声優

山口勝平

アニメ版でLの声を担当したのは先に触れた山口勝平です。1989年に『らんま1/2』の早乙女乱馬役で声優初主演、その後も声優としてのキャリアを伸ばし、『金田一少年の事件簿』(劇場版第一作のみ)での金田一一役や『犬夜叉』での犬夜叉役など有名な作品に多数出演しています。 『名探偵コナン』『デスノート』『金田一少年の事件簿』と、三大少年漫画史を代表する探偵作品で名探偵役を演じています。

アレッサンドロ・ジュリアニ

アニメの英語版でL役を演じた声優はアレッサンドロ・ジュリアニです。 アメリカのテレビアニメシリーズ『X-メン:エボリューション』に声優として出演、他にも2017年10月公開の映画『猿の惑星: 聖戦記(グレートウォー)』にも参加しています。