『インサイド・ヘッド』の日本語吹き替え声優まとめ
2015年に日本で公開されたディズニー/ピクサーの長編アニメーション映画『インサイド・ヘッド』。11歳の少女ライリーの頭の中で、ヨロコビやカナシミたち5つの感情が奮闘する物語です。 日本語吹き替え版では、竹内結子・大竹しのぶ・佐藤二朗らが声を担当しました。2026年10月9日(金)には日本テレビ系「金曜ロードショー」で本編ノーカット放送され、翌週の16日(金)には続編『インサイド・ヘッド2』も放送されます。 この記事では、主要キャラクターの日本語吹き替え声優と原語版キャスト、続編でのキャストの変化を解説します。
『インサイド・ヘッド』の作品概要と吹き替え声優・原語版キャスト一覧
| 役名 | 日本語吹き替え声優(原語版キャスト) |
|---|---|
| ライリー | 伊集院茉衣(ケイトリン・ディアス) |
| ヨロコビ | 竹内結子(エイミー・ポーラー) |
| カナシミ | 大竹しのぶ(フィリス・スミス) |
| イカリ | 浦山迅(ルイス・ブラック) |
| ムカムカ | 小松由佳(ミンディ・カリング) |
| ビビリ | 落合弘治(ビル・ヘイダー) |
| ビンボン | 佐藤二朗(リチャード・カインド) |
| パパ | 花輪英司(カイル・マクラクラン) |
| ママ | 田中敦子(ダイアン・レーン) |
| 監督 | ピート・ドクター(共同監督:ロニー・デル・カルメン) |
| 日本公開日 | 2015年7月18日 |
『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)は、2015年7月18日に日本で公開されたディズニー/ピクサーの長編アニメーション映画です。監督は『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター、共同監督はロニー・デル・カルメンで、上映時間は95分。第88回アカデミー賞では長編アニメ映画賞を受賞しました。 日本語吹き替え版では、ライリーが嫌いな野菜がブロッコリーからピーマンに差し替えられるなど、日本の観客に向けた工夫も施されています。主な吹き替え声優と原語版キャストは次のとおりです。
ライリー役の声優:伊集院茉衣
主人公ライリーはアイスホッケーが得意な金髪の11歳の女の子。正直で優しい性格をしています。父親の仕事の都合で、ミネソタの自然の中での生活から都会サンフランシスコへ引っ越したことをきっかけに、感情が不安定になってしまいます。
ライリーの声を担当したのは、子役として活動していた伊集院茉衣です。あどけなく透明感のある声が、揺れ動く11歳の心を自然に表現しています。原語版ではケイトリン・ディアスがライリーを演じました。
ビンボン役の声優:佐藤二朗

ビンボンは、ライリーが幼いころに生み出した空想上の友達です。綿菓子でできたピンク色の体にゾウの鼻とネコのしっぽを持ち、イルカのような鳴き声を出します。物語では、迷子になったヨロコビとカナシミを手助けする重要な役どころです。
ビンボンの声を演じたのは、『勇者ヨシヒコ』シリーズや『幼獣マメシバ』などで個性派俳優として人気を集める佐藤二朗です。本作が声優初挑戦で、公開前のイベントでは劇中の歌のシーンについて「800回くらい歌った」と振り返っていました。原語版ではリチャード・カインドがビンボンを演じています。
ヨロコビ役の声優:竹内結子

ヨロコビはライリーの中にある5つの感情のひとつで、本作のもうひとりの主人公です。ライリーの感情をまとめるリーダー役で、とてもポジティブ。楽しい遊びを思いついては周りを明るくします。ただ、ときどき空気が読めなかったり、前向きすぎて柔軟さに欠けたりするのが玉にきずです。
ヨロコビの声を演じたのは、NHK連続テレビ小説『あすか』のヒロイン役でブレイクした竹内結子です。映画やドラマ、舞台で幅広く活躍し、日本アカデミー賞をはじめ数多くの賞を受賞しました。明るく弾むような声が、ヨロコビのキャラクターにぴったりと重なっています。原語版ではエイミー・ポーラーがヨロコビを演じました。 なお、続編『インサイド・ヘッド2』では小清水亜美がヨロコビ役を務めています(詳しくは後述)。
カナシミ役の声優:大竹しのぶ

カナシミは、何かにつけて落ち込み、ネガティブな発言でさらに気分が沈んでしまう感情です。ほかの感情にはそれぞれはっきりした役目がありますが、カナシミだけは自分が何のためにいるのかがわからず、つい周りの足を引っ張ってしまいます。
カナシミの声を演じたのは大竹しのぶです。NHK連続テレビ小説『水色の時』のヒロインに抜擢されて以来、映画や舞台、ドラマで活躍を続け、紫綬褒章も受章した実力派俳優です。おっとりとして憎めないカナシミを、深みのある声で演じました。原語版のカナシミはフィリス・スミスが担当しています。 大竹しのぶは続編『インサイド・ヘッド2』でもカナシミ役を続投しました。
イカリ役の声優:浦山迅
イカリは、怒りを爆発させる役目を持つ感情です。売られたケンカは絶対に買い、一度切れると止められなくなってしまいます。ほかの感情たちの努力を認めようとせず、他人だけでなく自分にも厳しい性格をしています。
イカリの声を担当したのは浦山迅です。アニメ『忍たま乱太郎』では2代目の学園長役を務めており、名脇役として数多くの作品に出演しています。原語版のイカリはルイス・ブラックが演じました。続編『インサイド・ヘッド2』でも浦山迅がイカリ役を続投しています。
ムカムカ役の声優:小松由佳
ムカムカは、ライリーが嫌いなものやイヤな相手に近づかないよう守る役目を持つ感情です。好き嫌いがはっきりしていて口が悪く、気に入らないものには容赦なくダメ出しをします。その一方で、おしゃれや流行には敏感です。
ムカムカの声を担当したのは、強気なヒロイン役やクールな女性役に定評のある声優・小松由佳です。アン・ハサウェイの主演作の多くで吹き替えを務めていることでも知られています。原語版のムカムカはミンディ・カリングが演じました。続編『インサイド・ヘッド2』でも小松由佳がムカムカ役を続投しています。
ビビリ役の声優:落合弘治
ビビリは、ライリーを危険やトラブルから守る役目を持つ感情です。心配性で、身の回りに潜む危険を先回りして察知しようとします。ときに怖がりすぎるのが難点ですが、その慎重さがライリーの安全を支えています。
ビビリの声を担当したのは、『セサミストリート』日本語版のエルモ役で知られる落合弘治です。アニメやゲーム、洋画の吹き替えなど幅広い作品に出演するベテラン声優です。原語版のビビリはビル・ヘイダーが演じました。続編『インサイド・ヘッド2』でも落合弘治がビビリ役を続投しています。
ライリーのパパ・ママ役の声優:花輪英司・田中敦子
ライリーの両親の声は、パパ役を花輪英司、ママ役を田中敦子が担当しました。原語版ではパパをカイル・マクラクラン、ママをダイアン・レーンが演じています。 田中敦子は『攻殻機動隊』シリーズの草薙素子役などで知られた声優で、落ち着いた声でライリーを見守る母親を演じました。2024年8月に61歳で亡くなっています。劇中ではパパとママの頭の中にもそれぞれ5つの感情が登場し、ライリーとは違う個性の感情たちにも別の声優が声を当てています。
『インサイド・ヘッド』の吹き替えに参加したお笑い芸人
日本語吹き替え版には、お笑い芸人も端役で参加しています。NON STYLEの石田明、ガリガリガリクソン、プラスマイナスの岩橋良昌の3人で、エンドクレジットの吹き替えキャストにも名前が並んでいます。 2017年6月に「金曜ロードショー」で地上波初放送された際も、吹き替えキャストの豪華さが話題になりました。10月9日の放送を見るときは、どの声が誰なのかを探してみるのも楽しみ方のひとつです。
続編『インサイド・ヘッド2』で変わった吹き替えキャスト

2024年8月1日に日本公開された続編『インサイド・ヘッド2』では、カナシミ役の大竹しのぶ、イカリ役の浦山迅、ムカムカ役の小松由佳、ビビリ役の落合弘治が前作から続投しました。 一方、ヨロコビ役は小清水亜美が務めています。前作でヨロコビを演じた竹内結子は2020年9月に死去しており、続編では新たなキャストが役を引き継ぎました。また、13歳になったライリーの声は横溝菜帆が担当しています。 『インサイド・ヘッド2』は2026年10月16日(金)の「金曜ロードショー」で放送予定です。新しく登場する感情たちの名前や声優、続編のあらすじは、下の記事で詳しく解説しています。
『インサイド・ヘッド』吹き替え声優についてよくある質問
『インサイド・ヘッド』でヨロコビの吹き替え声優は誰ですか?
1作目の日本語吹き替え版でヨロコビを演じたのは竹内結子です。原語版ではエイミー・ポーラーが演じました。続編『インサイド・ヘッド2』では小清水亜美がヨロコビ役を務めています。
ビンボンの声を担当したのは誰ですか?
日本語吹き替え版のビンボンは佐藤二朗が演じました。本作が声優初挑戦でした。原語版ではリチャード・カインドが担当しています。
ライリーの吹き替え声優は誰ですか?
1作目で11歳のライリーを演じたのは伊集院茉衣です。原語版ではケイトリン・ディアスが演じました。続編『インサイド・ヘッド2』では横溝菜帆がライリーの声を担当しています。
日本語吹き替え版だけの変更点はありますか?
ライリーが嫌いな野菜が、原語版のブロッコリーから日本語版ではピーマンに差し替えられています。劇中に登場する新聞や看板などの文字も日本語で表示されます。
5つの感情の声優は『インサイド・ヘッド2』でも同じですか?
カナシミの大竹しのぶ、イカリの浦山迅、ムカムカの小松由佳、ビビリの落合弘治は続投しました。ヨロコビ役は竹内結子から小清水亜美に交代しています。
豪華な吹き替え声優にも注目して『インサイド・ヘッド』を楽しもう
『インサイド・ヘッド』の日本語吹き替え版は、竹内結子・大竹しのぶ・佐藤二朗といった俳優陣と、浦山迅・小松由佳・落合弘治らベテラン声優の組み合わせが魅力です。原語版のキャストと聴き比べてみると、それぞれの感情の印象の違いも楽しめます。 ピクサーならではの小ネタや、本作が高く評価される理由は下の記事でまとめています。

