2017年7月6日更新

『ミッション:インポッシブル5』でトムクルーズは本当に飛行機ドア外部に張りついて撮影した?!

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ミッション・イン・ポシッブル:ローグ・ネイション

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おさらい:本シリーズで見事やり抜いたトムのアクションシーン

不可能を超える男イーサン・ハントを演じる
は、本シリーズにおいて数々の不可能に挑み続けてきました。『ミッション:インポッシブル』では天井から侵入する宙吊りアクション、『ミッション:インポッシブル2』での冒頭ロッククライミングやクライマックスのバイクチェイスのアクション、『ミッション:インポッシブル3』では上海の高層ビル56階からのダイブアクションなど、どんなに危険を伴うシーンでもスタントマンを使わず自ら行ってきました。 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では、地球上で最も高いビル、ドバイのブルジュ・ハリファに挑戦。命綱こそ付けていますが、ビルの側面を走って移動したり、部屋からダイブしたりと、通常では考えられないようなスタントを自らこなしました。 トムは一流のトレーニングチームを配し、体を極限まで鍛えて撮影に臨んでいます。それが彼のプライドであり、流儀でもあるからだそうです。

最新作の撮影風景を大公開!

数々のアクションシーンをこなしてきたトムが新作『ミッション・インポッシブル/ローグネイション』で挑んだのが、上空約1500メートル、時速400キロで飛行する軍用機上での超絶アクションです。パラマウント・ピクチャーズはこの撮影風景を公開し、トム本人が行ったものであることを証明しています。 最終的には滑走路の周囲が見渡せるほどの高度まで上昇しますが、トムはドアをがっしりとつかんでいます。最新技術を駆使したCGやスタントマンを使えば低リスクで同じようなシーンを撮影できるにも関わらず、リアリティを徹底的に表現するために本人自ら挑むトムには感服するばかりです。さらに、撮影は危険が伴うため1回だけになると想定していたそうですが、実際には8テイクも要したんだとか。

徹底したプロ意識の高さ

今回の新作ではこの飛行機以外に、酸素ボンベなしで6分以上にわたる体当たりの水中アクションにも挑戦しています。 ずいぶん前からクリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたそうで、楽しく撮影できたと語るトム。このシーンは、イーサン・ハント率いる秘密組織IMFが、最大の敵である謎の無国籍スパイ組織「シンジケート」を壊滅するために敢行する重要な作戦の一部として描かれています。 この撮影にあたり、数週間かけてプロの水中パフォーマンストレーナーから呼吸法を学ぶなど、真摯に役と向き合うトムは、スタントなしで自らアクションを行う理由について、「観客は違いがわかるよ。それに、僕は楽しいからやるんだ」と述べています。 高い完成度を目指すための努力を惜しまないトムのプロ意識の高さが、観客を圧倒させるアクションシーンを生み出し続けているんですね。