コディ・スミット=マクフィーのプロフィール
コディ・スミット=マクフィー(Kodi Smit-McPhee)は1996年6月13日生まれ、オーストラリア・アデレード出身の俳優です。父アンディ・マクフィーも俳優です。
子役から映画出演をスタートさせ、『ザ・ロード』で放送映画批評家協会賞若手俳優賞にノミネートされるなど順調にキャリアを重ねてきたコディ・スミット=マクフィー。若手イケメン俳優のみならず、演技派としても大注目です。
『ザ・ロード』に出演して注目を集める
2009年には、文明が失われ荒廃した世界を旅する父子を描いた『ザ・ロード』で息子役を演じ、放送映画批評家協会賞若手俳優賞にノミネートされ、注目を集めました。
原作は、『すべての美しい馬』『ノーカントリー』などで知られるアメリカの作家コーマック・マッカーシーの2006年発表の同名ベストセラー小説。主演、ヴィゴ・モーテンセンの演技も話題を呼びました。
コディ・スミット=マクフィーの出演映画
『ディア マイ ファーザー』(2007)
今作は1960年代、ドイツからオーストラリアに移住してきた父ロミュラス、母クリスティーナ、息子レイモンドの絆を描いた感動作です。
コディはレイモンド役を演じ、オーストラリア映画協会賞新人賞を受賞しました。
『モールス』(2010)
今作は1980年代ニューメキシコ州ロスアラモス、学校でのいじめに悩む少年オーウェンと謎めいた少女アビーの友情を描いた恋愛・ホラー映画です。
コディは主演オーウェン役を演じています。相手役のアビーは人気の若手女優クロエ・グレース・モレッツが務めています。
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』(2012)
死者と話せる少年ノーマンによる300年前に封印された町の秘密を解き明かす冒険を描き、大ヒットを記録した3Dストップモーション・アニメ。
コディは主演ノーマン・バブコックの声を演じました。
『コングレス未来学会議』(2013)
俳優が最も輝いていた時の姿をデジタルデータ化し、多くの映画にそのデータを用いるようになった世界を舞台に、難病を抱える息子のために自らのデジタルデータを提供して巨額の報酬を得る女優ロビン・ライトとデータの提供を受ける映画会社ミラマウントを描いたSF作品です。
コディはアッシャー症候群を患うロビンの息子アーロンを演じています。
『猿の惑星: 新世紀』(2014)
猿が人類を支配する世界を描いた1968年公開の衝撃作『猿の惑星』をリブートした2011年の映画『猿の惑星: 創世記』の続編です。
高度な知能を手に入れた猿と文明が崩壊した人類の戦い描いたSF作品で、コディは人類のアレキサンダー役を演じています。
『マッド・ガンズ』(2014)
今作は異常気象により水不足が深刻化した近未来の社会を何とか生きようとするホルム一家を描いたSFドラマ作品です。
コディは息子ジェローム役を演じています。ジェロームの姉メアリーはエル・ファニングが演じています。
コディ・スミット=マクフィーの恋愛事情
アメリカで行われた2014年公開『猿の惑星:新世紀』のプレミア試写会に恋人と登場したコディ・スミット=マクフィー。現在も順調に交際をしているようです。
『X-MEN』のナイトクローラー役に抜擢
コディは、2016年5月全米公開の、突然変異したミュータント同士の戦いを描いた『X-MEN』シリーズ最新作『
』でナイトクローラー役を演じることがわかりました。
ナイトクローラーはどんな人物にも変身できるミュータント・ミスティークとテレポート能力を持つミュータント・アザゼルの息子で、青い肌とテレポートが特徴のミュータントです。
『X-MEN2』(2003)では、アラン・カミングが演じました。
果してコディはこのキャラクターをどのように造形するでしょうか。非常に楽しみです。