2017年7月6日更新

映画『ラスト・ナイツ』主演のクライブ・オーウェンがかっこ良い!

渋みのある顔とバリトンヴォイス。ミニシアター系から大作までこなす演技力が評判の、クライヴ・オーウェン。2015年11月14日に公開予定、紀里谷和明監督の話題作『ラスト・ナイツ』で主演を務めている彼の、これまでの経歴を紐解いてみましょう。

クライブ・オーウェンのプロフィール

クライブ・オーウェンは1964年10月3日、5人兄弟の4番目としてイギリス・ミッドランズ州で生まれました。

13歳の頃に入った子供劇団で俳優デビュー。その後ずっと演技を続けてはいたものの、俳優は彼の中で第一志望ではありませんでした。しかし1987年、イギリス王室演劇学校を卒業するころに、今後俳優業で身を立てていこうと一大決心をします。

下積み時代

スクリーンデビューは1988年の『ブルーム』。小さな役でしたがDAVID THEWILSと共演しました。

その後テレビドラマ『キャンサー』の悪役で人気を博しましたが、途中降板。1991年に出演した映画『クローズ・マイ・アイズ』では姉と近親相姦関係に陥る役を演じたものの、評判が悪すぎて2年間オファーが来ない暗黒の時期を迎えます。

それでもめげずにどんな小さな舞台にでも立ち続けた彼は、数年後には再びテレビや映画のオファーが来るようになり、ミニムービーやテレビシリーズのちょい役など沢山こなしながらコツコツとキャリアを築きました。

そして97年に舞台版『クローサー』、同性愛の男性を好演した映画『ベント/堕ちた饗宴』での演技が絶賛され、彼のその後のスクリーンでのキャリアにつながることとなりました。

クライブオーウェンの出演映画

『ルール・オブ・デス/カジノの死角』(1998年)

クライブ・オーウェンがスクリーンでブレイクするきっかけになった重要な作品。この作品の評価はイギリスでは散々なものだったのの、アメリカでは上々で、アメリカでまったくの無名だったクレイヴの存在がハリウッドで注目を集めるきっかけになりました。

『ボーン・アイデンティティ』(2002年)

2002年、マット・デイモン主演の「ボーン・アイデンティティー」で初のハリウッド大作への出演を果たしました。

映画の後半でボーン役のマット・デイモンに襲いかかる殺し屋役を演じています。

『キング・アーサー』(2004年)

ジェリー・ブラッカイマー製作の歴史超大作『キング・アーサー』で主役に大抜擢されました。

主人公アーサー王を演じたことが、彼の知名度を飛躍的に高めることになりました。

『クローサー』(2004年)

続いて、かつて彼が出演した舞台劇『クローサー』の映画版に、舞台版とは別のラリー役で出演。

ちなみにクライブ・オーウェンが舞台で演じたダン役は、ジュードロウが演じました。ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマンと共演したこの作品での演技が絶賛され、トップ・スターの仲間入りを果たしました。

『シンシティ』(2005年)

フランク・ミラーのアメコミを映画化した話題作に、顔を変えシン・シティに潜伏する死刑囚ドワイト役で出演。

個性的な俳優陣との競演でしたが、クライブ・オーウェンの渋い演技はその中でもひときわ輝いていました。

『トゥモロー・ワールド』(2006年)

P.D.ジェイムズの大ベストセラー小説を、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン監督が映画化した超話題作。

人類に子どもが生まれなくなってしまった西暦2027年が舞台の近未来SFアクションで、クライブ・オーウェンは人類を救うという任務を課せられ葛藤する官僚役で主役に抜擢されました。

戦闘シーンでの6分以上の長回しなど、臨場感ある映像が高く評価され、第79回アカデミー賞では脚色賞、撮影賞、編集賞にノミネートされました

BMWの短編フィルムで主演を演じ話題を呼ぶ

今でこそ、企業がショートフィルム仕立てのプロモーション・ビデオをネット配信するのは珍しいことではありませんが、まだYouTubeもなかった10年前、BMWはクライブ・オーウェンを主役にした短編フィルム『The Hire(雇われ仕事)』シリーズを作成しました。

2001年から2002年にかけて、デヴィッド・フィンチャー、ジョン・フランケンハイマー、アン・リー、ガイ・リッチーなど8人の監督が、8つのショート・ムービーを手がけたのです。

クライヴが演じるのは、当時の最新モデル「M5」や「Z4」を操りながら受けた任務を完遂するクールな男性。

どの作品も秀逸で、クライブ・オーウェンがアメリカでブレイクするきっかけになっただけではなく、その年のBMWの販売数を前年度から12%引き上げることに貢献し、コマーシャル面でも成功しました。

『ラスト・ナイツ』では主演に抜擢

「CASSHERN」「GOEMON」でおなじみ紀里谷和明監督が5年の歳月をかけて完成させた、初のハリウッド進出映画『ラスト・ナイツ』。

なんとクライブ・オーウェンはこの映画の主役に抜擢されました。

『ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンも出演するこの映画は、「忠臣蔵」を題材に描かれた騎士達のストーリー。日本では2015年11月14日に公開予定です。

クライブ・オーウェンの今後

そして2016年も彼のの快進撃は止まりません。

なんとあのリュック・ベッソン監督が1億8000万ドルの予算をかけて制作する新作SF映画『Valerian(原題)』に出演することが決定しました。2017年夏の公開を目指し、2016年初頭から撮影に入る予定です。

この作品はフランスのSFグラフィック・ノベル作家、ジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタンの代表作「ヴァレリアンとロールリーヌ(Valerian et Laureline)」を元に作られたもの。

舞台は28世紀。ヴァレリアンとロールリーヌという時空を超える2人のエージェントが、平和な地球と近隣の惑星を敵から守るSFアドベンチャー。

クライヴは、司令官アルン・フィリット役を務める予定です。

今後もクライブ・オーウェンの活躍から目が離せません!