2017年7月6日更新

『三銃士』アンヌ王妃役のジュノー・テンプルが可愛い!【『ブラック・スキャンダル』にも出演】

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ジュノー・テンプル
©JOHN ANGELILLO/UPI/Newscom/Zeta Image

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ジュノー・テンプルのプロフィール

ジュノー・テンプルは1989年1月21日、ロンドン生まれのイギリス人女優。父親は映画監督のジュリエン・テンプル、母親は著名なプロデューサーのアマンダ・テンプルという、ショービズ一家に生まれました。 彼女の「ジュノー」というユニークな名前は、両親がグランドキャニオンを旅した際、「JUNO」という名の壮大な丘を見て感銘を受けたことが由来だとか。 生まれてから4歳まではアメリカで暮らし、その後イギリス・サマセットで育ちました。そして4歳の頃、父親の勧めで1946年のジャン・コクトーの映画『美女と野獣』観て、女優になることを決意しました。 1997年、映画『Vigo: Passion for Life』に子役でスクリーンデビュー。2000年、11歳の時には彼女のお父さんの映画 『Pandaemonium 』に出演しました。 両親の知名度やバックアップもあることから順調にキャリアを重ねているように見えますが、オーディションで落とされ涙を飲んだ経験も多いジュノー。2003年の映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ではルナ・ラヴグッド役を熱望していたものの、他の女優に役が回ってしまいました。 2009年からはアメリカ・ロサンゼルス在住。ジュノーが出演した2012年の映画『The brass teapot』で出会った、マイケル・アンガラノが今のボーイフレンドです。

映画『つぐない』で注目を集める

イギリスの作家イアン・マキューアンのロマンス小説が原作、第80回アカデミー賞で7部門にノミネートされた作品。 主人公のブライオニーは、純粋無垢で未熟、文章を書くことが大好きな13歳の少女。一方彼女の姉のセシーリアは、身分を超えて使用人のロビーとの愛を貫いていました。ある夏の日事件が起こり、ブライオニーがその犯人はロビーであると彼に罪を被せてしまったことで、取り返せない方向に3人の運命の歯車が回り始めるというストーリーです。 ジュノーが演じるのは、何者かに乱暴されてしまう、ブライオニーのいとこのローラ役。このことがきっかけでロビーは冤罪を着せられることになるという、映画の中でも特に重要な出来事です。ジュノーはローラ役を演じるため髪の毛を赤く染めました。

『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のアンヌ王妃役で知名度が一気に上昇!

かの有名な『三銃士』をW・S・アンダーソン監督が3D映画化したもの。主人公は晴れて伝説の英雄・三銃士に仲間入りした、荒々しく無鉄砲な若者ダルタニアン。 フランス王位を狙う敵が、ある事件を起こしヨーロッパを戦火に巻き込もうと企てます。その事件解決のために奮闘するダルタニアンと三銃士の活躍を描いた作品。 ジュノーが演じるのはアンヌ王妃。バッキンガム公爵と恋仲であるとでっち上げられ、大事な首飾りを盗まれてしまう役です。儚げでか弱いイノセントな感じを醸し出しています。

ジュノー・テンプルの主な出演映画

『あるスキャンダルの覚え書き』(2006)

未成年の生徒と性行為をしたうえ、2人の子を妊娠・出産したメアリー・ケイ・ルトーノーの事件をヒントに描かれた作品。 ジュリー・リンチが演じるしがないベテラン高校教師のバーバラは、ケイト・ブランシェット演じる美しく若い美術の教師シバと友情を築き始め、孤立気味だった生活に変化が訪れます。バーバラは、シバが15歳の生徒と恋に落ち関係を持っていることを知ってしまったことから、シバへの友情がだんだんエスカレートし、プラトニックな友情をこえ執拗に執着するようになるというストーリー。 ジュノーはシバのおませな長女、ポリー役を演じています。 15歳の時、本気で女優になりたいと両親に相談したジュノー。そこで両親は『あるスキャンダルの覚え書き』のオーディションを受けることを薦め、その結果見事ポリー役を勝ち取ったといいます。しかも彼女は「特に印象的な演技」と批評家に賞賛されました。 この成功は、彼女の女優人生で大きなステップアップとなり、2007年の映画『つぐない』のローラ役のオファーにつながったのです。

『マレフィセント』(2014)

アンジェリーナ・ジョリー主演。かの有名な『眠れる森の美女』を、悪役の魔女マレフィセントの視点から描いた作品。ジュノーは、王女に魔法をかける3人の妖精の一人、シスルウィットを演じています。イノセントな雰囲気はまるでほんとうの妖精のよう。

ジョニー・デップ主演映画『ブラック・スキャンダル』に出演!

『パイレーツ・オブ・カリビアン』などでおなじみのイケメン俳優ジョニー・デップが、髪の毛の薄い凶悪犯を演じるとあって、日本公開前から話題を集めている『ブラック・スキャンダル』。 マサチューセッツ州上院議長を兄に持ち、サウス・ボストンを舞台に歴史上もっとも悪名高いスキャンダルを起こした、凶悪犯罪者ホワイティ・バルジャーが主人公です。 彼と縄張り争いをしていたマフィアファミリーを排除するために、FBIと密約をしたことから起こった「ブラックスキャンダル」を描いた作品。 ジュノーは、主人公バルジャーのギャング仲間・スティーヴの娘デボラ役を演じています。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』でのアンヌ王妃や『マレフィセント』の妖精役とは全く違った、少しはすっぱなジュノーを見ることができます。 『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日日本公開です!