2016年12月16日更新 36,123view

デヴィッド・フィンチャー監督映画おすすめ8選

熱狂的なファンも多いデヴィッド・フィンチャー監督の映画作品を厳選しお届け!デヴィッド・フィンチャーといえばアメリカ出身で、どの作品も色を抑えた暗い画面の映画が多いことが特徴です。そんな監督の尖ったおすすめ作品をご紹介します。

鬼才デヴィッド・フィンチャー

デヴィッド・フィンチャー

デヴィッド・フィンチャーは1962年8月28日生まれのアメリカ人映画監督です。18歳のころから映画製作をはじめ、同時期にアニメーターとしても働き始めました。

1986年にビデオ制作会社を設立。マドンナ、エアロスミス、ローリング・ストーンズなどのミュージックビデオやCMを手がけました。

1992年の『エイリアン3』で映画監督デビュー。あまり成功したとは言われていない作品ですが、1995年の次作『セブン』で才能を証明します。

2013年からはネットフリックスドラマ『ハウス・オブ・カード』の監督もつとめており、2014年にはベン・アフレックロザムンド・パイクが出演した『ゴーン・ガール』が高評価を受け、興行的にも成功をおさめました。

今回は、打率の高い鬼才、デヴィッド・フィンチャー監督のおすすめ映画をご紹介いたします。

キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス

lessmore
監督そして脚本が素晴らしい
彼らの他の作品を観ても共感できる。

この作品は異常者犯人のトリッキーでパーフェクトな犯罪にスポットを当てながら映像に惹きつけられるが、犯人のターゲットである被害者や世の中の異常を表現(メッセージ)されていて作品としての価値があると思う。

是非、デヴィッド・フィンチャー作品、脚本の面白さを感じてほしい。

Taku
デビット・フィンチャー監督の名作。
猟奇的殺人事件を描く刑事ものです。日本の「相棒シリーズ」ぽいですね。(刑事2人って設定だけですが笑)

日付が出る日記的演出、BGM控えめの茶色を基調とした画面、対比構造の映像や、何かを間に挟んだカメラワークなどフィンチャー監督のサスペンスカラーがよく出ています。

モーガン・フリーマンの父性、ブラッド・ピットの若さが上手く噛み合ってると思います。

観ながらは気付かなくて、最後のスタッフロール的なところでケビン・スペンシー、お前かよ!てなった笑

キリスト教にある、七つの死に至る罪に沿って殺人を続ける犯人とそれを追う二人の刑事の物語です。

感情で捜査を行う新人刑事ミルズは、ベテラン刑事サマセットと共に、ある連続殺人犯の捜査にあたります。犯人は『七つの大罪』に沿って一つ目の罪で一人、そして二つ目の罪でまた一人と殺人を繰り返します。犠牲者が出るなかで冷静に捜査をするサマセットと、焦るミルズは確実に犯人へと近づきます。しかし最後七つ目の罪、七人目の犠牲者として犯人が狙うのはミルズの愛する人でした。

モーガン・フリーマン演じる冷静なサマセットと感情任せに動いてしまうブラット・ピット演じるミルズ。彼らに待ち受ける衝撃的なラストに注目です。

チャック・パラニュークの同名小説の映画化

marylove
フィンチャー作品を観るたびに、この人の頭の中ってどうなってるんだろう、って毎回思うくらいストーリーや映画の攻勢にひねりがあって面白い。すっごく爽快!最後のシーンが響きますね。エドワード・ノートンの声がすごくツボ
southpumpkin
映画鑑賞にハマったきっかけとなった映画のうちの一本です。デヴィット・フィンチャー監督作品の中では最も好きな部類に入ります。本作、『セブン』『ゴーン・ガール』の順。
気の合う男とファイト・クラブなるクラブを作ったお疲れ気味の男の話。デヴィット・フィンチャー監督作品の中では2015年時点で最もアップテンポで最もコメディ寄りな作品であると思いますが、そのこだわりはデヴィット・フィンチャーそのもの。この映画が良くどんでん返しモノとして紹介されますが、見どころがそこではないことはどんでん返しがラストに来ないことが充分に裏付けています。アイデンティティの喪失を見事に皮肉った壮大で重厚なコメディという位置づけがピッタリです。「映画鑑賞を趣味にしたいんだけど…」という枕詞をつけて、おすすめの映画を尋ねられたらニヤニヤしながら本作をおすすめします。
ピンクを毛嫌いするデヴィット・フィンチャーが本作のキーアイテムとしてピンク色の石鹸を出したことに大きな意味があると思うのです。その真意を考えているだけでゾクゾクとしてきませんか。

多重人格を持った一人の男性が、反社会性を持つ正反対の自分と戦うサスペンスストーリーです。

不眠症で悩む一人の男性がいました。ある日、彼は自分と真逆の性格のタイラーと出会います。悩みを抱えていた主人公は、本気で自分を殴るようにタイラーに頼み、二人は殴り合いに。そして殴り合った二人は互いに何とも言えない存在感を得る事ができたのでした。これを期に、地下に秘密の喧嘩をする場所『ファイトクラブ』を作る計画をたてます。しかしタイラーはしだいに危険な計画へと歩み始めるのでした。

自分との葛藤を別の人格を使ってリアルに表現しています。予想のつかない展開から目が離せません。

屋敷に侵入してきた強盗たちと緊急避難用の密室「パニック・ルーム」に立てこもった母娘を描くサスペンス映画

Daiki_Kinoshita
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 デヴィッド・コープ

2002年公開

測定外の食い違いから発生したこのパニック。緊迫感を煽る演出とスピード感。
これだけの狭い空間で存分に掻き回す感じが好き。

southpumpkin
デイビッドフィンチャーさすがです。パニックルームの中と外とを自然かつ巧みにシチュエーションを示し、お互いが知力の限りを尽くして戦う様子が見事。面白いのが泥棒側も親子側よりなかなか優位になれないところ。加害者も一寸先は闇なのです。そんな緊迫した雰囲気が終始続き、鑑賞後はかなり疲れます。フィンチャーっぽく無い映画かもしれませんがお勧めします。
ちょっと気に入らないのが、ミクロなフォーカス他やたらとCGを使っていましたがちょっと幼稚になった気が…。カメラで撮ったものを無加工にすればよかったのでは。

シングルマザーになったメグ、そして娘のサラはお金持ちの住んでいた家に引っ越してきます。その家には密室で避難用の部屋『パニック・ルーム』があり、その部屋には以前住んでいた人の財産があったのでした。夜になると、その財産を狙う強盗達がやってきます。しかしメグは彼らの存在に気付くとメグを連れて『パニック・ルーム』へと逃げ込むのでした。

財産を手に入れたい強盗達と、メグそしてサラの緊張感溢れる攻防に注目です。

アメリカ合衆国で実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追う男たちを描いた映画である

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実在の未解決事件「ゾディアック事件」を基に製作されたクライム・サスペンス作品。監督はデヴィッド・フィンチャー。
実話をベースにしていて且つ犯人が捕まっていないということもあり、観る側も誰が犯人か分からない状況にあれこれ推測することになる。そして今作最も面白いのは事件に溺れてゆく人間模様。ゾディアック事件を追う刑事、新聞記者、漫画家。まるで何かに取り憑かれたかのように日常生活を捨て執念を燃やし傾倒してゆく。そんなある意味奇妙な魅力を秘めた未解決事件を、デヴィッド・フィンチャーの素晴しい構図とカット割で進む2時間半。あなたにはこの謎が解けますか?
sparkleeer

デビット・フィンチャー監督の
ゾディアックと名乗る連続殺人犯を追う
新聞記者や刑事達のサスペンス映画。

前半は時間の経過が激しくて追うのが大変だけど後半に連れ引き込まれていく展開に。

出演者に今やアベンジャーズにてお馴染みのロバート・ダウニー・Jrやマーク・ラファロもいます(*^_^*)

迷宮入り事件なので真実が実際はどうなのか…ってことも含め余韻に浸れる映画ですね。

殺人をした事を自ら警察に、そしてメディアに送りつける『ゾディアック』と名乗る犯人。必死に捜査をする警察を嘲笑うかのように、暗号文を送りつけ殺人を続けます。

10代から20代の男女が標的とされた、アメリカで実際に起きた連続殺人事件です。犯人は殺人を行った場所などを警察に告げたり、メディア機関へ暗号文を送りつけたりするなど、大胆かつ挑発的な犯人でした。しかし彼をなかなか捕まえる事ができず捜査は難航します。

本作では犯人の特徴、そして事件に関わる人達の壮絶な捜査がリアルに再現されています。

デヴィッド・フィンチャーと主演のブラッド・ピットの二人にとっては『セブン』『ファイト・クラブ』に続くコンビ作品

Daiki_Kinoshita
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
2008年公開

かなり面白い企画だと思う。
本来素直に愛し合うはずの2人が
離れては出会い を繰り返しやがて結ばれる。しかし、2人の年齢が交わる年月はあっという間に過ぎる。幸せそうな2人の生活の儚さがとても良かった。

kanavnth
二人がちょうど同年代の時期になる瞬間、僅かな時間が切ない…ありえない設定だけど途中から映画にのめり込んで感情移入してしまいます。

老人の体で生まれ、年を重ねるごとに若くなる病をもつベンジャミンの、壮絶で切ない人生を描いた物語です。

病院の施設で生活を送っていたベンジャミンは、遊びに来た普通の女性デイジと出会います。しかし特別な病を持つことで生じてしまう普通の人とのすれ違いは数多くありました。しかし彼女は最後まで彼を愛し、見捨てる事はしませんでした。

ベンジャミンとデイジに生まれた愛と絆、そして彼の送った特別な人生に注目です。

SNSサイトのFacebookを創設したマーク・ザッカーバーグらを描いた映画である

Taku
気になっていた作品。
明度、BGMがデビット・フィンチャーぽい。

最初の数シーンで、英語早すぎで流石に日本語字幕ないと無理!ってなりました。耳に入ってくる英語はもても現代的で、勉強になりました。

事実を基にしてるということで、他の映画とは受け取り方が異なってきます。何かアイディアを出して実行する。それがパワーを持ってくる。リアルに訴えかけてくるものがあります。実力の上下関係。必要なのは実力です。が、亀裂は必ず生まれて問題だらけになります。人付き合いが苦手な天才なら尚のことです。

Facebookは僕自身も利用してます。てゆーか、Facebookのアカウントでこのアプリも登録してます。作中の渦の中に自分も入ってます。作中の過渡期と、今は違うかもしれませんが。

「面白い」というジャンルとは違う、現代の教科書の1ページという感覚ですが、好きな映画です。

Maaaaaaboou
これも2回目かな。

デビッド・フィンチャーの映画ってとにかく映像がかっこいいですよね。
どのシーンもほんとかっこいい。色味がかっこいいんかな?ほんと好きです。
それとオープニングの曲がめちゃくちゃかっこいい。

勢いがあって惹きこまれる、好きな映画です。

話題のFacebookを作った一人の学生、マーク・ザッカーバーグのFacebookを立ち上げる経緯、そしてその後までを綴ったストーリーです。

ハーバード大学に在学していたマークは恋人との口論を期に、ネットワークを利用して嫌がらせを企みます。この行動が後に彼を大きな存在へと変えていくのでした。

身近にあって一度は利用した人も多いFacebookが出来上がるまでの物語は、観客の関心を引く作品です。

2011年のアメリカのミステリー映画。スティーグ・ラーソンの推理小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を原作としている

polo1026
オープニングからかっこよかった!
これ、原作とデヴィッド・フィンチャーの相性が抜群に良いんだろうな
原作が読みたくなりました。
maromarocompany
最後まで期待を裏切らない面白さでした♪オープニングからどんどん引き込まれていきました。何度観ても飽きません。ルーニー・マーラが本当に綺麗…。格好良さのなかに切なさや、胸が痛くなるようなことなどが盛りだくさんで、デヴィッド・フィンチャーの良さがとても出ている作品だと思いました。こういう映画は好き嫌いがわかれますが、私はとても大好きです。

記者ミカエルとドラゴンのタトゥーが入った天才ハッカー、リスベットと共にある一族の謎に迫る物語です。

ミカエルは裏組織の武器密売をスクープします。しかし名誉毀損で訴えられ、裁判で負けてしまいました。そんなとき一本の電話が入ります。電話の内容は40年前に行方不明になった少女が一族の何者かに殺され、その真実を明らかにして欲しいとの内容でした。

ミカエルとリスベットのタッグで行う謎解きが見所です。

デヴィッド・フィンチャーが女性の怖さを描く

tora
見終わった直後に、あーそういやフィンチャーってこういう気持ちにさせる人だったなあと思い出しました…観る側がカタルシスを得れるのかと思いきや、あの展開。結末に賛否両論あるようですが、あのラストだからこそサイコサスペンスとしての色彩が際立つのかなと。2回目にフィンチャーの解説を聞きながら観てマーゴ=観る側の代弁者、良心なのだと改めて納得。
作品としての完成度は文句なしで一気に観て結末を把握しないと気がすまない。そんな映画でした。 #ネタバレ
MasayukiShimura
[その神隠し、不穏の極み]絵に描いたような夫婦の5年目の結婚記念日、妻が謎の失踪を遂げる。荒らされたリビングやキッチンに残された血痕から事件の可能性を追求する警察は、夫であるニックに話を聞くのであるが、ニックは妻のエイミーについて自分が何も知らなかったことに気づかされる。その様子に不審を抱いた警察はニックの周りを洗い始めるのであるが、次第に世論はニックの隠された側面に批難を浴びせるようになり……。監督は、近年では『ソーシャル・ネットワーク』や『ドラゴン・タトゥーの女』などの質の高い作品を監督しているデヴィッド・フィンチャー。原題は『Gone Girl』。

そこそこいろいろな映画を観ている人間だと自負していますが、それにしても、それにしても最高の一作。全編を通して隙がなく、ただただ完璧という一言に尽きます。前評判の高さは伺っていましたが、その高いハードルを軽く超えてきました。「いやー……これだから映画観賞はやめられない……」と痛感。文字通り、衝撃の展開が次々に繰り広げられますので、ぜひぜひ前知識を入れないで観賞していただきたい作品です。

あらゆる観点で一級であることは間違いないのですが、その中でも特筆したいのはトレンス・レズナー+アッティカス・ロスの音楽と失踪する妻を演じたロザムンド・パイクの演技。絶えず不穏感を引き起こすBGM、そしてその不穏に輪をかけたようなロザムンド・パイクの張り付いたような表情……観賞後に思い出しただけでもなんとも止めようのない震えを思い出してしまいます。そして何より本作を世に送り出してくれたデヴィッド・フィンチャー監督に、心からの感謝感激です。

これを観ないで何を観る☆5つ

主人公ニック・ダンの妻エイミーは突然失踪してしまいます。警察の取り調べを受けるにあたって二人の間には問題があり、ニックが妻を殺したのではないかという疑惑が浮上します。しかしこの事件には裏がありました。

実ははニックがしていた浮気に対し、復讐に燃える妻エイミーの仕込んだ罠だったのです。しかし計画が成功へと動き始めた頃、エイミーはあるトラブルに遭遇してしまいます。こうしてニックとエイミー二人の人生は更に狂っていくのでした。

メディアと周囲の評価によって人生そして人格まで壊れていく様子がリアルに表現された作品です。

この記事はこちらの特集に含まれています。

監督別おすすめ映画特集
参考URL
www.imdb.com

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