2020年5月26日更新

どんでん返し・サスペンス映画おすすめランキング50 この展開は予想不可?【2020最新版】

『ブラック・スワン』
© Fox Searchlight Pictures

ハラハラドキドキ、どんな終わり方が待っているか分からないどんでん返し映画。この記事では、最後まで目が離せないおすすめのサスペンス・ミステリー映画をランキング形式で紹介します。

目次

心を掴むどんでん返し・サスペンス映画をおすすめランキングで紹介

これまでさまざまな傑作映画が誕生してきましたが、想像を超えた展開の作品はとても印象に残りますよね。 今回はどんでん返しが秀逸だとして評価の高いサスペンス・ミステリー映画を厳選しました。2020年までに公開された作品を含めた最新版!どれも国内外問わず多くの映画ファンから支持されている本当に面白い映画です。 映画鑑賞の際にぜひ参考にしてみてください。

50位:『エル ELLE』(2016年)

ゲーム会社の女社長とレイプ犯の怪しい関係

『氷の微笑』の大胆な描写で、ハリウッドに旋風を巻き起こしたポール・バーホーベン監督の手になるスリラー。ディープなブラックユーモアが散りばめられ、中高年の欲望が赤裸々に描かれた、大人向けの作品です。 ゲーム会社の女社長・ミシェルは、自宅でスキーマスクをかぶった男に強姦されますが警察に通報しません。やがて犯人の正体がわかっても、彼女は通報しようとしないのです。実はミシェルの家族にも暗い過去があり……。 『ピアニスト』でカンヌ国際映画祭・女優賞を受賞したイザベル・ユペールが、50代の女社長役を体当たりで演じています。彼女は本作での演技が高く評価され、ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得しました。

49位:『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017年)

「誰を犠牲にするか?」究極の選択を迫られる家族

人間を神への生贄にすることがテーマの古代ギリシア悲劇、『アウリスのイピゲネイア』から着想を得たサイコスリラーです。 美しい妻と可愛い2人の子どもに恵まれ幸せな生活を送る心臓外科医・スティーブン。彼は、亡くなった患者の息子・マーティンのことを気にかけ、自宅に招待するなどしていました。ところが突然、子どもたちが原因不明の病気になって歩行不能に。 途方にくれるスティーブンにマーティンは、「子どもの1人を犠牲にしなければ家族全員が死ぬことになる」と打ち明けます。究極の選択を迫られた家族の運命は? 監督は不条理な世界観と、独特の映像美で知られるヨルゴス・ランティモス。苦痛や恐怖が抽象化された、演劇のような作品です。

48位:『キスキス,バンバン』(2005年)

捨てても捨てても戻ってくる死体?!

ロマンティック・コメディとハードボイルド・ミステリーがミックスされたような映画。 主人公のハリーはニューヨークの泥棒。警察に追われて逃げ込んだオーディション会場で、探偵役に合格してしまいました。 ハリウッドに呼ばれた彼は、本物の探偵ペリーについて役作りすることに。ところがある日、尾行中の2人は車のなかに美女の死体を発見しました。ハリーが少年時代にあこがれていた女の子で、今は女優の卵・ハーモニーも加わり、ハードな捜査がはじまります。 幼なじみのカップルにゲイの探偵という3人組のやりとりが、とにかく面白いです。加えて1940~60年代アメリカのハードボイルド探偵小説の雰囲気と、どんでん返しの結末がしっかり作り込まれています。

47位:『ゴーストライター』(2010年)

元英国首相のゴーストライターが巻き込まれる政治の闇

ロバート・ハリスの同名小説を原作とした、ロマン・ポランスキー監督による政治サスペンス。主人公のゴーストライターをユアン・マクレガー、元英国首相ラングをピアース・ブロスナンが演じています。 元イギリス首相アダム・ラングの自伝執筆を依頼されたゴーストライター。しかしラング元首相を取材するうち、その過去や前任のゴーストライターだった補佐官の謎の死に違和感を抱き始めます。 ゴーストライターが自伝の代筆をするうちに、触れてはいけない政治の闇に行き当たってしまうという特殊な政治サスペンスを、ロマン・ポランスキー監督が緻密に演出。トニー・ブレア元英国首相をモデルとしていることも、作品にリアリティを生んでいます。

46位:『ゲティ家の身代金』(2017年)

大富豪ゲティ家を狙った実際の誘拐事件

1973年に起こったゲティ3世誘拐事件を取り上げた同名ノンフィクション小説を、巨匠リドリー・スコット監督が映画化。石油王ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を、先の読めないサスペンスドラマに仕上げています。 大富豪ゲティの孫がローマで誘拐され、母ゲイルに1700万ドルもの身代金要求の電話がかかってきます。しかしゲティは身代金の支払いを拒否し、裏で元CIAの交渉人チェイスに奪還を依頼。その一方で、すでに離婚してゲティ家を離れていたゲイルに狂言誘拐の疑いがかかり、マスコミが世界を巻き込んで事態は過熱していきます。 石油王ジャン・ポール・ゲティを演じたクリストファー・プラマーは、アカデミー賞などで助演男優賞にノミネートされました。

45位:『search/サーチ』(2018年)

すべてがパソコンの画面上で展開する新感覚サスペンス

当時弱冠27歳のインド系アメリカ人監督として注目を集めた、アニーシュ・チャガンティによる新感覚サスペンス。女子高生の失踪事件がパソコンの画面上だけで展開する驚きの手法で話題を呼びました。 16歳の女子高生マーゴットが突然失踪。行方不明の事件として捜査が始まるも何の進展もなく、父デビッドは娘のパソコンにログインし、彼女のSNSから真相を探ろうとします。 マーゴットの失踪が家出なのか誘拐なのかすらわからないまま、物語は意外な展開へ。パソコンやSNS、防犯カメラやテレビなど、あらゆる映像を駆使して場面をつないでいく方法が斬新です。

44位:『シャッター・アイランド』(2009年)

忘れたはずの過去が襲ってくる

マーティン・スコセッシがメガホンを取った『シャッター・アイランド』。 レオナルド・ディカプリオ演じるテディは連邦保安官。絶海の孤島、シャッター・アイランドにある精神病院から女性患者が失踪したとの通報を受け、相棒のチャックとともに捜査に向かいます。 ところが、テディはそこで妄想と現実、自らのアイデンティティが揺さぶれるほどの謎に遭遇するのです。忘れたい過去と直面する苦悩を味わってください。

43位:『バーニング 劇場版』

失踪した幼なじみを探す小説家志望の青年の物語

村上春樹の短編小説『納屋を焼く』に着想を得たサイコミステリーです。 小説家志望の青年ジョンスは、同郷の女性ヘミと都会で再会、2人は惹かれ合います。その後ヘミはジョンスに猫の世話を頼んでアフリカ旅行に。やがて帰国したヘミは、ジョンスに旅行中に出会った金持ちの青年ベンを紹介します。 ベンがジョンスにある秘密を打ち明けた日を境に、ヘミの行方がわからなくなり、ジョンスは必死に探すのですが……。 貧富の差や世代間の葛藤に三角関係がからまって、衝撃の結末へとストーリーがゆっくりと盛り上がっていきます。 テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』で世界的に注目を集めたスティーヴン・ユァンがベンを演じ、ジョンス役には甘いマスクのユ・アイン。対するヘミ役のチョン・ジョンソは新人ながら全力投球の演技です。

42位:『月に囚われた男』(2009年)

月で孤独に働く男。ラストには大どんでん返しが!?

『ミッション:8ミニッツ』(2011)のダンカン・ジョーンズの長編映画監督デビュー作です。実父であるデヴィッド・ボウイを世に知らしめたヒット曲が『2001年宇宙の旅』(1968)をモチーフにした、『スペイス・オディティ』だけあって、「月」がテーマとなっています。 月面基地でたった1人で働くサム・ベルが不慮の事故で大怪我を負ったことをきっかけに、彼を雇っている企業の恐るべき実態が暴露されていきます。 低予算ながら工夫が凝らされた、おすすめのどんでん返し映画です。

41位:『オープン・ユア・アイズ』(1997年)

スペイン発のサスペンス映画

一度会った女とは二度と会わないことをポリシーとし、独身の日々を謳歌している主人公のセシル。そんな彼は、ある日出会ったソフィアという女性に一目惚れをし、激しい恋に落ちます。 しかし彼は、ストーカーの女に逆恨みから無理心中を図られてしまいました。一命は取り留めたものの、事故の衝撃で顔が変わってしまい、自暴自棄な生活を送るようになります。 そんなある日、朝目覚めて鏡を見るとなぜか顔は元通りに。それ以降、彼は夢と現実の境が曖昧になっていき……。 1997年に製作された、スペインのサスペンス映画。現実と虚構の間で揺れ動く主人公の姿を描くことで、目の前の現実への猜疑心を煽ります。

40位:『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019年)

85歳の犯罪小説家は本当に自殺したのか?

アガサ・クリスティの推理小説を思わせる、犯人探しミステリー映画です。 犯罪小説家ハーラン・スロンビーの85歳の誕生日、彼が住む豪邸に家族が集まります。ところがその翌朝、彼は喉を切って死んでいるところが発見されました。警察は自殺と考えますが、謎の人物が私立探偵を雇ったことから他殺の線も浮上して……。 名探偵ブノワ・ブランに「007」シリーズで知られるダニエル・クレイグが扮した本作。全員怪しいハーランの家族には、クリス・エヴァンス、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、トニ・コレット、キャサリン・ラングフォードら、幅広い世代の実力派俳優たちが集結しました。 ハーランを演じるクリストファー・プラマーは、2019年に90歳。一方、彼の友人で看護師のマルタを演じたアナ・デ・アルマスは、2017年の『ブレードランナー 2049』でブレークしたばかりの若手注目株です。2世代近い年の差を感じさせない、素晴らしいコンビを演じています。

39位:『キャビン』(2012年)

ホラー映画あるあるを逆手に取ったどんでん返し

本作はホラー映画にありがちな展開や定番のプロットを逆手にとって、メタ的な視点も加えたホラー映画です。『クローバーフィールド/HAKAISHA』の脚本家、ドリュー・ゴダードが脚本・監督を担当しました。 週末を森の中の小屋(キャビン)で過ごそうとやって来た、大学生の男女5人が様々な怪異に襲われます。それはまさに、ホラー映画の定番のような展開。ところが、この模様をハイテク機器でモニターし、状況を操作している謎の集団が。 果たして、彼らは誰なのか?また、目的は?最後に黒幕が登場し、アッと驚かされるどんでん返し展開が待ち受けます。

38位:『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年)

謎の女性に翻弄される美術鑑定士

『ニュー・シネマ・パラダイス』のジョゼッペ・トルナトーレ監督が撮ったミステリー映画。音楽は名匠、エンニオ・モリコーネです。 美術鑑定士として成功を収めていたヴァージルは、ビリーと組んで、オークションで美術品を格安で落札していました。そんな彼のもとに、親の遺産である美術品を競売にかけてほしい、という謎の女性からの依頼が電話であります。 邸宅に赴くと確かに美術品はあるのですが、依頼人の女性は姿を現しません。どうやら隠し部屋に隠れているようなのです。果たして、彼女の目的とは……? 随所に伏線が張られたおすすめミステリー映画です。

37位:『バニラ・スカイ』(2001年)

イケメン富豪が夢と現実の狭間に

スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』のハリウッド・リメイクです。監督は『あの頃ペニー・レインと』のキャメロン・クロウ。 富豪でプレイボーイのデヴィッドは、嫉妬に狂った恋人が故意に起こした交通事故に巻き込まれて、顔に重大な怪我を負ってしまいます。それ以来、顔貌ばかりか性格も歪んでしまい、夢と現実の区別が付けられなくなるのです。そして、最後に驚愕の真実が……。 キャメロン・クロウらしい渋い選曲のサウンドトラックに乗せて、虚と実が入り混じります。

36位:『グランド・イリュージョン』(2013年)

大規模なイリュージョン・マジックで銀行強盗

マジック映画であるとともに、犯罪映画でもある『グランド・イリュージョン』。 実力はあるも人気のない4人のマジシャンの元に、謎の人物からタロット・カードが届きます。4人は「フォー・ホースメン」と名乗り、一躍有名なマジシャンとして人気者に。 フォー・ホースメンはラスベガスからパリの銀行に瞬間移動して、大金を奪うというイリュージョンを見せ、喝采を浴びます。大金を奪った4人は、FBI捜査官やICPO捜査官に同時に追われることになるのでした。 果たして、彼らのイリュージョンは犯罪なのでしょうか? また、タロットを送った黒幕とは?

35位:『アス』(2019年)

“わたしたち”そっくりの謎の存在が襲うサプライズ・スリラー

『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督によるサスペンススリラー。主人公のアデレードを、『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴが演じています。 夏休みを家族とサンタクルーズで過ごすために訪れたアデレード。幼少期に住んでいた家で過ごすうち、過去のトラウマがフラッシュバックし、不安にかられるようになります。その矢先、自分たち家族にそっくりな謎の存在が現れ……。 『ゲット・アウト』同様に予測不可能な物語が展開し、ジョーダン・ピール監督独特のスリルとコメディの強い緩急の波に弄ばれること必至!自分たちにそっくりな“わたしたち”とは一体何者なのか、その謎はサプライズ・スリラーの名に恥じない、驚愕のラストにつながっていきます。

34位:『女神は二度微笑む』(2012年)

インド発の傑作どんでん返しミステリー

1か月前から失踪している夫を探すため、ロンドンから単身でインドの大都市、コルカタにやってきた主人公のヴィディヤ。夫探しが難航するなか、彼に瓜二つの男ミラン・ダムジが現れ、そしてヴィディヤは過酷な事態に巻き込まれていきます。 無差別テロが起きた場所で、妻が行方不明の夫を探す姿をシリアスに描いたサスペンス映画。インド映画特有の鮮やかな歌唱シーンやダンスシーンは無く、トーンを抑えた映像で緊迫感あふれる作品となっています。

33位:『愛してる、愛してない...』(2002年)

中盤にすべてがひっくり返る

2002年に公開されたフランス映画。『アメリ』のオドレイ・トトゥが主人公・アンジェルクを演じました。 既婚者の心臓外科医・ロイックと、恋人関係にある美術学校の生徒のアンジェルク。ある日彼女は、ロイックが離婚のために訪れた裁判所で、妻と寄り添い合っている姿を目撃してしまい……。 本作は、自分が相手に愛されていると思い込んでしまう妄想性障害の一種である「エロトマニア」をテーマにした作品。妄想に駆られて現実が見えなくなっていく人間の恐ろしさを描いています。

32位: 『ミッション:8ミニッツ』(2011年)

ジェイク・ギレンホール主演のタイムリープ系SFアクション

アメリカ陸軍の大尉であるスティーブンスは、シカゴ行きの通勤電車の中で目を覚まします。しかし鏡に映る自分の顔も、同席している女性にも全く見覚えがありません。その8分後、電車は大爆発を起こし乗客は全員死亡してしまい……。 2011年公開のアメリカのSFスリラー映画。主演を演技派俳優のジェイク・ギレンホールが務めています。 作中に張り巡らされた伏線が、徐々にパズルのピースのようにはまっていき、謎が解き明かされていく、複雑で難解な脚本と、ストーリー展開が魅力の作品です。

31位:『カオス』(2005年)

最後の最後のまで目が離せないクライム・サスペンス

カナダ・イギリス・アメリカの合作のアクション・サスペンス作品。 シアトルの銀行を襲撃した謎の銀行強盗集団と、警察たちの攻防戦が描かれています。突如消えた強盗団と奪われた10億円の行方に迫る、二転三転ありの予測不能な物語です。 「ワイルド・スピード」シリーズで知られるジェイソン・ステイサムが刑事クエンティンを演じています。日本では2006年に公開されましたが、アメリカでの劇場公開は無くDVDのみの販売となりました。

30位:『アイデンティティー』(2003年)

山奥のモーテルで起こった殺人事件。その真実とは?

土砂降りの日に山奥のモーテルに閉じ込められてしまった男女11人が、次々に惨殺されていくという事件を描いた本作。作中で繰り返される残忍な殺人描写と、謎多き事件の裏に隠されていた真実が明らかになる、どんでん返しの展開に注目です。 映画『17才のカルテ』などで知られる映画監督ジェームズ・マンゴールドによる2003年公開のサスペンス映画で、主人公のエドを、映画プロデューサーや脚本家としても活躍する俳優のジョン・キューザックが演じました。

29位:『セッション』(2014年)

2015年最高の音楽映画。ラストのどんでん返しで才能が覚醒

ジャズドラマーを目指して音楽学校に通っている主人公のアンドリュー・ニーマン。ニーマンは、学校一の厳しさで知られる指揮者テレンス・フレッチャーの元を訪れレッスンに参加します。彼の才能を見出したフレッチャーは、理不尽で暴力的な指導でニーマンを追い詰め……。 激しいレッスンと、2人が追い求める理想の音楽は、思わぬクライマックスを迎えることとなるのです。 監督と脚本は『ラ・ラ・ランド』を世界的にヒットさせ、映画界の新時代を担う天才とも評されるデミアン・チャゼルが務め、一躍その名を広げました。

28位:『ファニーゲーム』(1997年)

凄惨な内容とメタ的な展開で物議を醸した問題作

バッド・エンドものとして有名な映画『ファニーゲーム』。ある夏の日、休暇を過ごすために別荘にやってきたショーバー一家に起こる惨劇が描かれます。犯人は観客に向かって目配せをしたり、メタ的な視点で語りかけてきたり、通常ではあり得ない展開が待ち受けています。 本作はカンヌ国際映画祭で公開され物議を醸しました。ヴィム・ヴェンダース監督や批評家たちが、そのあまりに凄惨な内容に途中退出したという逸話も残されています。 『ファニーゲームU.S.A.』というタイトルでハリウッド・リメイクも製作されました。監督は『愛、アムール』などのミヒャエル・ハネケです。

27位:『アザーズ』(2001年)

家の中で次々と不可解な現象が起こっていく

舞台は第二次世界大戦後のチャネル諸島ジャージー島。色素性乾皮症を患う娘アンと息子ニコラスとともに、広大な屋敷で3人暮らしをしているグレ―ス。あるとき3人の使用人を屋敷に招き入れてから、次々と不可思議な出来事が起こるようになっていき……。 サスペンス映画によくある暴力、血などのグロテスクな描写はほとんどないのが本作の特徴。屋敷に隠された秘密が、グレースたちを心理的に追い詰めていく様子が描かれ、まさかの結末がスリリングな物語を締めくくります。 ニコール・キッドマンが主演を務め、製作総指揮としてトム・クルーズが関わるなど、スタッフ陣の豪華さでも注目を集めた作品です。

26位:『ピエロがお前を嘲笑う』(2014年)

反則スレスレのマインドファックサスペンスムービー

2014年に製作されたドイツの犯罪サスペンス映画。自ら警察に出頭してきた天才ハッカーの青年が、事件の全貌を語り、それをもとに警察が捜査に乗り出します。 学校では冴えないキャラのベンヤミンは、実は天才ハッカー。憧れの同級生・マリに認められるため、テスト問題をハッキングようとしますが捕まってしまいます。その後ベンヤミンは野心家のマックスと知り合い、ハッカー集団「クレイ」を結成するのですが……。 ウェブの世界のやり取りを、実際の地下鉄での物理的な描写に置き換えて表現するシーンが登場するなど、隠喩的表現が特徴的です。

25位:『インファナル・アフェア』(2002年)

マフィアと警察に潜入したそれぞれのスパイの葛藤

香港マフィアに潜入捜査官として送り込まれたヤンと、マフィアから警察に入り込んだラウ。2人はそれぞれ当初の任務を忠実に遂行するか、現在所属している組織に寝返るか、という複雑な感情を抱くように。その上、思いがけぬ登場人物が、予想外の役割を演じていて……。 観客の心理を揺さぶるプロットが高く評価され、2006年にはマーティン・スコセッシ監督が『ディパーテッド』として、ハリウッド・リメイクしました。 香港ノワールの最高峰として知られる本作は必見です。

24位:『バタフライ・エフェクト』(2004年)

カオス理論をテーマに描かれたSF映画

カオス理論のひとつである、バタフライ効果をテーマに製作された本作。バタフライ効果とは、蝶が羽ばたくような小さなことでも、それが原因となって大きな現象へと変化することを言い、日本のことわざ「風が吹けば桶屋が儲かる」と似たような意味を持ちます。 短時間の記憶喪失を起こす主人公のエヴァンはある日、日記に書かれた過去の世界に戻れることに気が付きます。自らの過ちで幼馴染の人生を狂わせてしまったと後悔していた彼は、過去に戻って運命を変えることを決意しますが……。 衝撃的で斬新な物語展開が話題となった本作。その人気の高さから、2006年と2009年に続編が公開されました。

23位:『THE GUILTY/ギルティ』(2018年)

88分の密室劇!電話の声と音だけで誘拐犯を探す

サンダンス映画祭観客賞を受賞した、新進気鋭の若手監督グスタフ・モーラーによるデンマーク製サスペンス。電話の声と音だけを頼りに誘拐犯を探す緊迫の密室劇です。 緊急通報司令室にオペレーターとして勤務しているアスガーは、誘拐されていると話す女性からの電話を受けます。外に出ることもできない彼は、指令室から電話のみで女性を助けようとしますが……。 舞台は緊急通報指令室の中のみ。誘拐犯も誘拐された女性も姿が見えないという、完全に音だけで物語が進行する奇抜なアイデアは感服もの。ジェイク・ギレンホール主演によるハリウッド・リメイクも決定しています。

22位:『プリズナーズ』(2013年)

娘を誘拐された父親の焦燥と意外な犯人

『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンをとった犯罪映画です。幼い娘の誘拐という、親にとっては耐えられない状況に置かれた父親を、ヒュー・ジャックマンが演じます。 ジェイク・ギレンホール演じるロキ刑事は、誘拐犯の容疑者としてアレックスという青年を拘束して尋問しますが、アレックスには10歳程度の知能しかなかったので、やむなく釈放。娘を誘拐されたケラはこれに憤り、アレックスを拉致して、激しい尋問を始めます。 果たして、誘拐された少女は生存しているのか?また、犯人は誰なのか?事態は二転三転し、思いもよらぬ結末を迎えます。

21位:『ヘイトフル・エイト』(2015年)

密室でぶつかり合うならず者たちの嘘

クエンティン・タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』に続く西部劇です。時代設定は南北戦争後、舞台はアメリカ西部・ワイオミング州の山中。 猛吹雪に見舞われている山中の服飾店に、一癖も二癖もある8人が集まります。賞金稼ぎの黒人、おたずね者は必ず生きたまま捕らえる賞金稼ぎ「ハングマン」、ハングマンに捕らえたれた女盗賊、死刑執行人など。 密室状態になっている店内で、殺人事件が発生。誰も信用できないなか、8人は腹のさぐりあいを始めます。果たして真犯人は誰なのか?タランティーノが提示した極上のどんでん返しに注目です。

20位:『ブラック・スワン』(2010年)

清楚で真面目なプリマドンナの精神が崩壊

『レスラー』のダーレン・アロノフスキーがメガホンをとった、サイコ・サスペンス。プリマドンナとしてデビューするバレリーナが、そのプレッシャーから徐々に精神的に追い詰められていく模様を、スリリングに描いた作品です。 主人公のバレリーナをナタリー・ポートマン、そのライバルをミラ・クニス、支配的な振り付け師をヴァンサン・カッセルが演じます。ナタリー・ポートマンはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞しました。 主人公のニナは『白鳥の湖』の主役に抜擢されますが、「黒鳥」を上手く演じられないことに悩み始めます。元プリマドンナの母親からのプレッシャーなどもあって、彼女は妄想を見るようになり……。

19位:『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(2017年)

頭脳明晰な彼女の稼業は、カンニングだった

本国タイで歴代ナンバーワンの興行収入を記録し、世界各国でヒットを連発した本作。 頭脳明晰な女子高生のリンは、テスト中に親友のカンニングの手伝いをしたことをきっかけに、カンニングで学費を稼ぐことに。はじめは学校内のテストや模擬試験のみで行っていたその稼業は、次第に規模が大きくなり、ついに全世界共通の大学入学試験にまで発展します。 アクションさながらの緊張感で描かれるカンニングシーンと、細部まで計算し尽された映像表現で、登場人物たちの心理状態が繊細に表現された、迫力満点のクライムムービーです。

18位:『メメント』(2000年)

一定時間の記憶しか保てない男を描いた名作サスペンス

メメント、ガイ・ピアース
©IFC Films/zetaimage

妻を何者かに殺された主人公のレナードは、犯人を追い詰める際に負った外傷が原因で、10分間しか記憶が保たない前向性健忘を患うことに。妻を殺した犯人たちを突き止めるべく、彼は独自に調査をつづけています。重要なことは身体に刺青として刻むことで真相究明に挑みますが、次第に現実と記憶がわからなくなっていき……。 監督を務めたのは、のちに『ダークナイト』、『インターステラー』や『ダンケルク』などのヒット作を次々に生み出すことになるクリストファー・ノーラン。本作の大ヒットをきっかけに、監督としてその名を世界中に広めました。 物語の時系列を逆にして映し出す形式を取っているため、一筋縄ではいかない難解映画です。

17位:『複製された男』(2013年)

自分そっくりのあいつは何者なのか?そして衝撃のラストへ!

『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴが、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説を映画化した作品です。ジェイク・ギレンホールが一人二役を演じています。 歴史教師のアダムが同僚から勧められた映画を観ていると、自分と瓜二つの俳優を発見。ふと興味をもち、彼はその俳優アンソニーのことを調べ始めます。するとアダムとアンソニーは顔、声、生年月日などすべてが一致していることが発覚。 やがて、アダムの恋人メアリー、アンソニーの妻ヘレンを巻き込み、想像を絶する展開へ。 絶えず不穏な音楽やノイズが背後に流れ、夢にうなされているかのような不安感が支配するシュールレアリズムの名作です。

16位:『マッチスティック・メン』(2003年)

娘に詐欺師の指南?ラストはため息が出るほど素晴らしい!

2000年の『グラディエーター』や2001年の『ハンニバル』、また近年では2015年公開マッド・デイモン主演の『オデッセイ』などで知られる映画界の巨匠リドリー・スコットが手掛けたサスペンス・ミステリー作品。 強迫性障害を患う詐欺師のロイ。彼の病気の原因が、10年以上前の離婚にあると考えた医師のクレインは、14歳になった娘アンジェラと会うことを提案します。ロイとアンジェラは徐々に良い関係を築いていきますが、ある時ロイが詐欺師であることがアンジェラにバレてしまいます。すると彼女は詐欺を教えてほしいと言い出し……。 予測のつかない展開と、二転三転と覆される衝撃のストーリーが繰り広げられます。

15位:『ファイト・クラブ』(1999年)

どんでん返しものの傑作として外せない作品

『ファイトクラブ』
© Twentieth Century Fox/zetaimage

巨匠デヴィッド・フィンチャー監督と、不動の人気俳優ブラッド・ピット、実力派俳優のエドワード・ノートンの夢のタッグで実現した本作。 不眠症を患いながらも、物質的には何の不自由もない生活を送っている平凡な会社員の「僕」と、ユーモアがあり華やかで「僕」とは正反対の男・テイラー。 飛行機の中で出会ったふたりは、やがて「ファイトクラブ」という地下組織をつくり、それを巡って事態は思わぬ方向に進んでいきます。 人間の本当の欲望や、それに押しつぶされたときどうなってしまうかを問う作品。濃密な脚本と作中に綿密に散りばめられた伏線、名優たちの演技が高い評価を獲得し、映画史に残る傑作として今もなお高い人気を博しています。

14位: 『オールド・ボーイ』(2003年)

15年もの間監禁生活から突然解放され……

ある日突然誘拐され、そのまま15年間監禁されたあと、何の理由も明かされぬまま解放された主人公オ・デス。彼が失った日々を取り戻すために、誘拐犯と誘拐された理由を追い求めるサスペンス映画です。 韓国映画らしい重厚なストーリー展開とシリアスな心理描写で、すべてが明らかとなったときに生じる絶望感が見事に表現されています。 原作は日本の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』。舞台が日本から韓国に変わっているなどの設定変更を除けば、本筋のストーリーはほとんど同じです。

13位:『エスター』(2009年)

想像を超える驚きの展開に息を飲むこと間違いなし!

子どもを流産した経験を持つケイト・コールマンと夫のジョンは、その悲しみを癒すために孤児院からある少女エスターを引き取ります。 9歳の少女とは思えぬ落ち着きと頭の良さで、すぐに義妹とも仲良くなり、家族に馴染んだかのように見えた彼女。しかしその生活や習慣には謎めいた部分があり、次第に正体が明らかになっていきます。 2009年にアメリカで製作されたホラー・スリラー映画で、人間の逃れられない悲しみから生まれる狂気や、残虐さが描かれています。

12位:『マジカル・ガール』(2014年)

魔法少女になりたい女の子と不安を抱える美女

「魔法少女ユキコ」という架空の日本のアニメが登場するスペイン映画です。娘の願いを叶えたいと思った父親の行動が、思わぬ結果をもたらすことに。 失業中の元教師、ルイスには白血病で余命幾ばくもない娘、アリシア(がいました。彼女は「魔法少女ユキコ」というアニメが大好きで、そのコスチュームが欲しいと父親に言います。ところが、それはとても高価で、失業中のルイスには手が届きません。 一方、精神科医の妻バルバラは精神的に不安定で、毎晩孤独にさいなまれていました。バルバラとルイスがふとしたきっかけで遭遇したことにより、事態は転がり始めます。

11位:『スプリット』(2017年)

シャマランならではのどんでん返し展開へ

M・ナイト・シャマランがメガホンを取った『スプリット』。ジェームズ・マカヴォイが多重人格者を怪演しています。 見知らぬ男に誘拐された3人の女子高生。男は彼女たちの前に現れる度に女性になったり、9歳の少年になったりと様々な人格が現れます。彼女たちは男が多重人格者であると考え、何とか脱出しようと手を尽くすのですが……。 最後には最も凶悪な人格が現れて、目を覆いたくなる惨状に。そして映画は意外な方向へ進み、シャマラニストにはたまらないどんでん返しが待ち受けます。

10位:『スティング』(1973年)

1930年代、詐欺師たちの楽園!

ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが詐欺師を演じる古典的名作。詐欺師が標的を騙してスカッとする映画と言えば、『オーシャンと十一人の仲間』および、そのリメイク『オーシャンズ11』などがあります。 本作の主人公の詐欺師たちも、標的を騙すために大芝居を仕掛けることに。その芝居には、ターゲットのみならず、観客も騙されてしまうでそしょう。 1930年代のシカゴを舞台に、スタイリッシュなファッションに身を包んだ詐欺師たちの鮮やかな嘘に騙されて、スカッとしてください。

9位:『未来世紀ブラジル』(1985年)

全体主義官僚国家を脱出できるか?

『未来世紀ブラジル』
© Universal Pictures/Photofest/zetaimage

イギリスのコメディグループ「モンティ・パイソン」のテリー・ギリアムが、映画監督としてその名を知らしめた出世作です。舞台は政府が情報を完全統制した、全体主義官僚国家。 情報局に役人として勤めるサムは、あるとき情報省が反政府テロの容疑者タトルの名前を打ち間違えたことから、反政府レジスタンスに取り込まれていき……。 あまりの鬱エンディングに、公開当時は会社側がハッピーエンドバージョンに差し替える事態に。その後、ギリアムがハッピーエンドバージョンを再編集し、131分のスペシャルバージョンがアメリカで公開されました。

8位:『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998年)

スタイリッシュなどんでん返し映画の傑作

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』
© HANDMADE FILMS/zetaimage

『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督の長編デビュー作です。エディ、ベーコンら、ロンドンの下町に住むチンピラ4人組が繰り広げる、クライム・ストーリー。 エディは仲間から集めた金を賭けたポーカーで、いかさまに引っかかって多額の借金を負ってしまいます。途方に暮れた4人は、隣人の強盗計画に乗っかり、盗品を横取りすることに。ところが、状況は思わぬ方へ転がっていき……。 単純なはずの犯罪計画が、想像を超えた大事件に発展していく様や、どんでん返しから目が離せません。

7位:『ユージュアル・サスペクツ』(1995年)

卓越した構成で犯罪計画を描いた心理サスペンス・ミステリー

『ユージュアル・サスペクツ』
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麻薬の取引現場が何者かに襲撃され、密輸船が大爆発します。多数の死者をうみ、大金と大量のコカインが消えた事件。捜査官のクイヤンは唯一、無傷で生き残った詐欺師のヴァーバル・キントを尋問します。 キントにより事件の経緯が辿られ、マフィアのボス、カイザー・ソゼが黒幕であることが明らかになりますが……。回想シーンが効果的に用いられ、最後にはまさかの展開が待ち受けます。 メインキャストとして、『エクスカリバー』のガヴリエル・バーン、本作でアカデミー賞助演男優賞を獲得したケヴィン・スペイシー、『チェ』や『ボーダーライン』のベニチオ・デル・トロ、コメディー俳優としても活躍するケヴィン・ポラック、『パパとマチルダ』出演のスティーヴン・ボールドウィンが起用されました。

6位:『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(2003年)

ラスト1分のために存在する作品

主人公のデビッド・ゲイルは、元同僚の女性を強姦し殺害したとして死刑宣告を受けます。彼は、死刑廃止論者で元大学教授でした。自分の訴えを伝えるために、女性新聞記者のビッツィーに事件について打ち明け始めます。 デビッドとの会話を続けるうちにビッツィーは、彼は無実であるのではないかと考え始め……。 冤罪や死刑制度を題材とした本作。緊迫感のある人間ドラマと、先の読めない展開が繰り広げられるサスペンス作品要素が絶妙に混ざり合った作品です。

5位:『ミスト』(2007年)

驚愕のラスト15分は見逃せない

映画『ミスト』
© The Weinstein Company

『シャイニング』や『IT』で知られるスティーヴン・キングが、1980年に発表した中編小説『霧』を実写映画化したSFホラー作品。 嵐の翌朝、深い霧に包まれた街の中に潜む「何か」と、その脅威から逃げ惑う人々の姿が描かれています。作中では、精神的に支配され、狂っていく人間の姿や、罪なき人物を生贄として殺害するシーンがあり、怪物の恐ろしさだけではなく人間が持つ愚かさや、本質的な恐怖にフォーカスを当てた作品ともいわれています。 ラストシーンまでノンストップの絶望感と、その果てにある結末から目が離せません。

4位:『シックス・センス』(1999年)

ネタバレ厳禁!傑作ミステリー・ホラー

シックス・センス
©Buena Vista/Photofest

かつてグレイという少年のカウンセリングを担当したマルコム。ある時、彼の前に現れたグレイは「自分を救ってくれなかった」と言い捨て、自殺してしまいます。このことが心の傷となっていたマルコムは、霊が見えるという「第6感」を持つ少年コールと向き合うことで、また前を向けるのではと思いますが……。 作品冒頭には主演のブルース・ウィリスから「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という前置きがあり、公開当時大きな話題となりました。 アカデミー賞では、作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞にノミネートされるなど、世界中で注目を集めた傑作ミステリー作品。予想を裏切る衝撃の展開が待ち受けています。

3位:『セブン』(1995年)

「七つの大罪」殺人事件の罪と罰

セブン
©︎NEW LINE CINEMA

デヴィッド・フィンチャー監督とブラッド・ピット、モーガン・フリーマンがタッグを組んで実現した本作。 キリスト教の「7つの大罪」をモチーフにして起こる連続猟奇殺人事件を、退職間近のベテラン刑事サマセットと新人刑事ミルズが、真相を解明するべく奔走します。 劇中に登場する殺害法の残虐さが話題となり、またさまざまな憶測を生んだラストシーンは、映画ファンの間でいまだ議論の対象になっています。不朽の名作ミステリーとして映画史にその名を刻みました。

2位:『エンゼル・ハート』(1987年)

80年代を代表するオカルトミステリー

『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』のアラン・パーカー監督が、小説『墜ちる天使』を映画化。当時イケメン俳優として売り出していたミッキー・ロークが主演です。 時代は1955年、ニューヨークの私立探偵ハリー・エンゼルは、ルイ・サイファーという謎めいた紳士に人捜しを依頼されます。探すのはジョニー・フェイバリットという元人気歌手で、戦後の消息が分からなくなっていました。 ところが、関係者に聞き込みを続けていくうちに、関係者たちが無惨な手口で殺されていきます。やがて、想像を絶する事実が明らかになっていくのです。 原作が「悪魔のバイブル」と呼ばれるだけあって、かなり陰惨な大どんでん返しが用意されています。

1位:『真実の行方』(1996年)

苦い後味を残す最上級のどんでん返し

法廷劇はどんでん返しに打ってつけの題材です。古くは『パラダイン夫人の恋』、『情婦』など、最後の最後に状況がひっくり返る傑作があります。 カトリックの大司教を惨殺した容疑で逮捕されたアーロン。彼は無実を訴え、犯行現場に第三者がいたことを主張します。弁護に当たるのは敏腕弁護士のマーティン、検察官はマーティンの元恋人ジャネットです。 シカゴの権力者の思惑も絡んで、裁判は紛糾を極めますが、映画の半ばほどで衝撃の事実が判明。さらに最後の最後でどんでん返しがあり、複雑な余韻を残して映画は幕を閉じます。 本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされたエドワード・ノートンの演技に注目です。

あなたも絶対騙される!おすすめサスペンス作品を観て映画に浸ろう

今回はおすすめのサスペンス映画、どんでん返し映画を50作品紹介しました。 ホラー要素の強いものからSF、人間ドラマや犯罪系など、サスペンス映画といってもテイストやジャンルは様々。気分や自分の好みに合った作品をぜひ探してみてください。