2017年9月28日更新

生瀬勝久が連ドラに出ずっぱり!一線で活躍するベテラン俳優の10の事実

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生瀬勝久

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1:学生時代の通り名は「槍魔栗三助(やりまくり さんすけ)」

日本を代表する名バイプレイヤー生瀬勝久は、兵庫県出身で同志社大学文学部時代に「喜劇研究会」「第三劇場」等の喜劇界を皮切りにそのキャリアをスタートさせました。後に辰巳琢郎らとともに京大系の劇団「そとばこまち」で座長デビューを果たしますが、周囲の目は冷ややかで、更に大学卒業後内定した企業があったにも関わらずこれを蹴り演劇界に飛び込みます。

その当時の芸名が「槍魔栗 三助」(やりまくり さんすけ)でしたが、1998年にNHK連ドラ『純ちゃんの応援歌』に出演することが決定し、その際局側に不謹慎な芸名を改名するよう求められた事や、政治活動をしていた母親からの要望もあり、やむなく本名の生瀬勝久に戻したようです。

2:デュエットでCDも出している生瀬勝久

生瀬勝久は、1996年NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』でオーロラ輝子が当たり役となった河合美智子とデュエットし、翌年の1997年「好きやねん」というタイトルでCDデビューしています。舞台育ちの奥行きのある低い声が魅力のこの歌は、同名のインスタントラーメン「好きやねん」のCMソングにも起用され話題を呼びました。

3:一番共演の多い女優は仲間由紀恵!

『トリック』『ごくせん』『功名が辻』と、仲間由紀恵との共演が非常に多いのも生瀬勝久の特徴です。プライベートでの親交も深く、仲間は生瀬に影響されて色々なモノを買わされたりしているようです。彼女にとっての生瀬は、俳優としても人間としても絶大な信頼を置いている数少ない内の1人だと言えるでしょう。

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4:『トリック』スピンオフの『警部補 矢部謙三』がドラマ初主演

2010年4月にテレビ朝日系で放送されたドラマ『警部補 矢部謙三』は、日本の映像界において名バイプレイヤーとして確固たる地位を築き上げてきた生瀬にとっての代表作といえる作品です。 この作品は2000年に同局で放送された仲間由紀恵主演のドラマシリーズ『トリック』のスピンオフ作品という立場でありながら、2013年7月にはその続編まで放送され、これは日本のスピンオフドラマ史上初の快挙となりました。 バレバレなカツラでありながら、そのことを周りにばれていないと思いこみ、うさんくさい関西弁で話すという、『トリック』には欠かせないクセのあるキャラクターですが、このドラマでも相変わらずそのアクの強さを出しています。

5:初代『相棒』の重要キャラクターだった!

2000年6月から続くテレビ朝日の不動の名作シリーズドラマ『相棒』は、2016年にはseason14を迎えています。生瀬勝久はこの名作サスペンスドラマの初め、season1からseason3にかけて重要なキーマンとして出演していました。 生瀬演じる「浅倉 禄郎」という役は、初代の水谷豊演じる杉下右京の相棒、寺脇康文演じる薫の無二の親友であり、検事の仮面を被りながらその裏で実は売春行為を行っていた女性を次々と惨殺していた連続殺人犯という正に怪役で、エリート官僚の持つ暗い闇の部分を見事に演じきっていました。 近年コミカルな演技の多い生瀬にとって、シリアスで狂気的なこの怪演には、彼の内に秘めた俳優としてのストイックな部分が垣間見える様です。

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6:生瀬勝久は掃除が大好きな掃除機マニア

生瀬勝久は若い頃より掃除が大好きで、その潔癖症ともいえる掃除癖から掃除機マニアとしても有名です。掃除機は家に10台以上あるそうで、その凝り性のあまり家電量販店で店員と口論したこともあるようです。 癖のあるお芝居に定評のある生瀬は、私生活でも一味違うこだわりのある男なんですね。

7.妻は年下の美人モデル

生瀬勝久の奥さんは年下の美人モデルの堀本陽子です。役者としてあまりプライベートを公開していないため、結婚していることや子供のことについてはあまり知られていません。堀本陽子がまだ16歳だったころに、当時28歳だった生瀬勝久の舞台を観に行ったときに連絡先を渡したことが出会いのきっかけだそうです。

9:生瀬勝久が寝ているだけの主演ドラマがある

2015年日本テレビの深夜枠で放送された異色ドラマ『危篤スルー』で生瀬は、心臓発作により危篤状態となった病院長「大森昭雄」を演じています。この役は危篤でほぼ動けないという難しい役で、病院のベッドの上で寝たままの生瀬の前で近親者による様々な人間模様が繰り広げられていきます。

この作品で初の単独初主演ドラマとなった生瀬は、本作品が若手クリエイター達が手掛ける「ネクストブレイク枠」で放送されることについては、監督とディスカッションしながら作っていきたいとコメントしていました。

強烈な個性と独特な演技に定評のある生瀬勝久ですが、彼のその俳優としてのベクトルは、主演作においても自らは完全に一表現者に徹し、常に現場のスタッフ、キャストをいかに盛り立てていく事を考えている生粋の名バイプレイヤーであると言えるでしょう。

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10.役者としてプロ意識が高い生瀬勝久

学生時代から舞台に立って役者として活動してきたため、演技に対する意識はとても高いです。ドラマ『ごくせん』では、共演していた若手俳優たちが鏡面で長時間髪型をセットしていたそうです。その姿を見た生瀬勝久はその後のテレビ番組で「演技がしたいのか、ただ映りたいだけなのかどっちなのか」と喝を入れていました。