2017年12月28日更新

ソフィア・コッポラ監督作品まとめ!【ヴァージン・スーサイズ他】

このページにはプロモーションが含まれています
ソフィア・コッポラ (ゼータ)
©PHOTOPQR/LE PARISIEN

AD

ガーリーな映画を撮らせたら右に出る者はいないソフィア・コッポラ監督

ソフィア・コッポラは、1971年5月14日生まれのアメリカ人監督です。自身で脚本も手掛け、女優として出演することもあります。 父親は映画監督のフランシス・フォード・コッポラ、母親も映画のセットデザイナー、従兄弟に
がいるなど、芸能一族に生まれました。乳児期には『ゴッドファーザー』に洗礼を受ける男の子役として出演しています。 カルフォルニア芸術大学に進学しますが、1995年に中退し友人とファッション・レーベル『ミルクフェド』をスタートさせます。1998年に『Lick the Star』で映画監督デビューを果たし、1999年『ヴァージン・スーサイズ』を経て、2003年『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー脚本賞、ゴールデングローブ賞脚本賞、セザール賞外国映画賞などを受賞。一躍、世界的に有名な女流監督になります。 今回は、ソフィア・コッポラが監督した作品をまとめてご紹介いたします。

【1999】ソフィア・コッポラの長編デビュー作。5人姉妹のアンニュイな表情が素敵。

Shibuki_Fumiyama キルスティン・ダンストがアンニュイというか、冷めた目つきにゾクゾクした。ソフィア・コッポラ初監督作品。誰にでも受け入れられる類の映画ではないのだろうけど、自分にはガーリーで無垢な感じがすごく好みだった。(そういう描写があるから当然だが)女の子の部屋を覗き見してるような妖しい気分になる。鑑賞中自然と口が半開きになった。特典のメイキングも面白かった。サントラが気になる。
Ayano_Jinnouchi ソフィアコッポラ初鑑賞でした。 儚くて脆くて危うい思春期のティーンの描き方がほんとうに上手い。ポップでキュートなガールズムービーなんてゆう枠には収まりきらない魅力があります。 同年代の男の子を餓鬼だなあって思ったことのある女子なら、この言葉で表しようのない感覚的で独特な世界観に入り込めるのではないでしょうか。 「だって先生は13歳の女の子じゃないもの」全てはこの一言に凝縮されているのだろうなあと。
5人姉妹の末っ子・セシリアの自殺をきっかけに、厳格な両親のもとで育った少女たちの感情の移り変わりをリアルに描いたソフィア・コッポラの代表作です。

【2003】「異国」東京を舞台にした淡い雰囲気の2人の関係。

southpumpkin ソフィア・コッポラがフランシス・フォード・コッポラの娘、と言われなくなった作品というのも過言ではないはず。俳優としてCMの撮影に来た男と、夫の仕事についてきた女で日本で遊ぶお話。おかしな国、日本を舞台に二人が戸惑いながらもその文化を楽しむ、というのは話の本筋ではありません。(ビル・マーレイが暴走するルームランナーに翻弄されるシーンは相当見ものですけど)遠い異国の地において二人の寂しい男女の間に発現したのはなんなのか、というのを言葉を使わずに表現しています。恋愛関係なのか、友情関係なのか、それとも・・。 今じゃあ大作への出演が目立つスカーレット・ヨハンソンが演技派として評価を得た作品としても有名です。ビル・マーレイと対等かそれ以上や。
mazda620 外国人の目線っていうより、これが現実の日本だなって思う。 日本をすごく客観視していて、 日本人が灯台もと暗しで見えなくなってる部分を思い切りに、 今もある日本特有の表面だけの嘘くさいところを全面にだしていて 実はすごく大胆な作品だと思う。 映画としては少しわかりにくいかもしれないけど 日常に生きにくさを感じて なんでこんなことしてるんだろうみたいな視点で訴えかけてくる しごとや、れんあいを通して 生きようとしている、1つ1つに生きてるって感じる。 さいごのくるりの風をあつめてが 生きにくいなかでも生きようってベタだけど 素直に感じさせて、けしてネガティブな作品ではないかな。 毎回ソフィアコッポラの作品は絵がきれいで透明なにごりを感じる。
日本に度々訪れているというソフィア・コッポラが脚本・監督を務め、オール日本ロケで撮影したこの作品。異国の地・東京を舞台に孤独を感じる若い新妻・シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)とミドルエイジ・クライシスに陥ったハリウッドスターのボブ・ハリス(ビル・マーレイ)の心の交流を描いています。 この映画でソフィア・コッポラはアカデミー脚本賞を受賞しています。

【2006】豪華な衣装・インテリア!女子憧れの生活☆

theaterproject4 やっぱりかわいい。ソフィアコッポラの世界観が好きなら、見るべき。リピートの人も多いと思う。BGMが、台詞のかわりになるくらい物語ってくれる。音楽もすてき。
Naura_Tanaka キルスティンダンストはスカーレットヨハンソンと並んで私のミューズ!!! 女の子なら誰でも憧れるような 様々な色が散りばめられた空間が ずーーーと続いて もう気持ちは甘くてしょうがなくなる! かならず可愛いお菓子も食べたくなる。 歴史苦手だから時代背景はよく分かってないけど アントワネットが実際にああいう女性だったとしたらそんなに悪い人じゃないと思う。むしろいい娘だと感じると思う。 次ベルサイユ宮殿に行くならもっとオシャレしていきたい! ソフィアコッポラの恋の描き方が本当にすき。こうなれたらもうとろけていなくなると思う。
フランス王妃マリー・アントワネットを描いた歴史映画でありながら、アカデミー衣装デザイン賞を受賞した劇中衣装などの美しいファッションも高く評価された作品。異国の地・オーストリアからフランスに一人でやってきたマリー・アントワネットの孤独に焦点をあてた物語です。

【2010】ソフィア・コッポラの評価を決定的にした名作!

Honami_Akahane 特に大きな事件は起こらなくってセリフも少ないけど、心があたたまる、優しくて穏やかで丁寧な映画 そしてソフィアコッポラなのでやっぱりオシャレ! こういう淡々とした、普通の、実際にありそうな(ハリウッドスターの話なので妄想だけど)話も良い。 エルファニングが天使! イタリアのホテルでバカンスをしてる映像が好き。 ホテル暮らしは憧れるけど少しだけでいいね。
yellow778 ずっと観たかった映画!やっと見れた。プールで遊んでるシーンが特に好き。音楽も衣装もかわいくてお気に入り。コッポラ映画の中で1番かも!
華やかだが、孤独な生活を送っていたハリウッドスターのジョニーは、元妻の頼みで離れて暮らす娘・クレオとある期間ともに過ごすことに。娘とおだやかな時間を過ごす中で、ジョニーは失っていた大事なものを見つけていきます。

【2013】セレブの家に強盗?!現代アメリカの若者を描く。

omame ソフィアコッポラ最高。音楽も出てくるファッションも全てオシャレ!
Ken_Chang ノッケからsleighbells痺れる(˶‾᷄﹃‾᷅˵) でも、現代っ子の不気味な感じというか、得体の知れない感じがブワブワとまとわりつく なんというか全編とても煌びやかでオサレな青春劇なのに、感情とか動機とか友情に似た関係すらどこか空虚… 盗んだセレブのお宝で着飾って、フェイスブックで友達が増えて、クラブの常連で人気者になれて、精一杯セレブリティな生活を送るも、何だかぬる〜い温度に調整された毎日はただただ続く、という虚脱感 ソフィアは女の子探してくるの上手だなぁ
アメリカで起こった実際の事件をもとに、ハリウッドヒルズでの空き巣など次第に大きな犯罪に手を染めていく少年少女をリアルに描いた作品です。

ヴァージンスーサイズの原型?1998年のソフィア・コッポラデビュー短編!

彼女が1998年に撮った14分ほどの処女短編『リック・ザ・スター』は、4人の少女が完全犯罪を計画するというお話。 モノクロだけれども彼女作品独特の映像美、また少女のアンニュイで美しい表情が楽しめます。残念ながら日本語字幕はありません。