2017年7月6日更新

「別に」事件謝罪の真相は?沢尻エリカが復活を遂げ、魅力が増したと言われる本当の理由とは

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沢尻エリカ

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記憶に新しい。人気女優の突然の「別に」発言に芸能界が激震したあの事件

19歳で手にした初主演ドラマ『1リットルの涙』で、その演技力が高く評価されエランドール賞・新人賞やゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞し一気に知名度を上げることに成功した彼女。その後、映画『パッチギ!』でも映画新人賞を総ナメするなど、女優として順調にキャリアを積んでいきました。彼女の活躍はまさに天井知らず。次々と映画やドラマに出演を果たしていきました。 しかし、2007年に主演した『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、終始不機嫌な振る舞いをしたことで世間から猛烈なバッシングを受けることになったのです。 それこそ芸能界に激震が走った「別に事件」。当日、金髪に肩を大胆に露出したワンピースで登場した彼女の姿に呆気に取られる人も少なくはなかったと思います。 舞台挨拶と言えば、作品の見所や撮影秘話などで盛り上がることは定番ですが、不機嫌な彼女の発言はたったの3言。 不機嫌な様子を隠すこともなく「皆さん今日はどうもありがとうございました。」司会者より、一番思い入れのあるシーンは?との問いに対して「特に無いです。」また、現場にクッキーを焼いて差し入れたというエピソードに、どんな思いでクッキーを焼いたかをと聞かれ「別に。」

謝罪後、芸能界を離れた沢尻エリカの、当時の心情とは

この「別に事件」から数日後、公式ページに本人名義で謝罪。 その後テレビ番組出演時にも涙ぐみながら謝罪するも、これをきっかけに芸能界からしばらく姿を消すこととなりました。 ワイドショーでは毎日にように取り上げられ、芸能界の大御所も苦言を呈したこの出来事は彼女の中ではどのような衝撃があったのか、思わぬところで真実は語られます。 それは事件から3年後の2010年、CNN GOの英語インタビューでのこと。「前の事務所が謝罪しなくてはいけないと言ったけれど、ずっと断っていたんです。絶対したくなかった。これが私のやり方なんだから、と。結局私が折れて。でも間違ってた」と告白しました。これもまた、ワイドショーで話題となり、涙の謝罪は嘘だったと再びバッシングされるたのです。

沈黙を破った芸能界復帰はCM

「別に事件」から3年、沈黙を守っていた彼女が本格的に芸能界に復帰したのは、そのスタイルと美貌をいかしたエステのCMでした。 たかの友梨ビューティークリニックのTVCMと、街に突然出現した巨大広告が話題を呼び、その動向に注目が集まりました。 このCMへの起用においてCM発表記者会見が行われ、その発言に注目が集まるも、終始落ち着いた様子で受け答えをしており、復帰への意欲を感じさせるものとなりました。 また、女優への復帰は、映画『ヘルタースケルター』での5年ぶりの主演です。 同作は、興行収入20億円をを超える大ヒットとなり、アジア各国でも公開されました。沢尻エリカ自身も、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、完全復帰を果たしたのです。

魅力が増した?余裕のある笑顔が魅力的と女性ファンが急増

2014年4月から放送がスタートしたドラマ『ファースト・クラス』では、仕事に懸命に生きる女性を好演し、新たな女性ファンの獲得にも成功しました。 それが数字となって証明され、同作の視聴率は高く、続編もすぐに放送されました。 バラエティへの出演などで垣間見ることができる彼女の素顔は、以前のようなトゲトゲしさは消え、柔らかな雰囲気の大人の女性の余裕を感じさせます。 現在は4月スタートの月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』のヒロイン役に抜擢され、月9ドラマへは初出演となります。 女優として、人間として、急成長を遂げた彼女。これまでの活動や言動を振り返っても分かる通り、復活を遂げた一番の理由は、彼女の曲げない芯にあったのでしょう。 これからも、堂々と日本を背負っていく素晴らしい女優の道を突き進んで行く彼女に期待したいですね。