タイ・シェリダンのおすすめ映画6選 「X-MEN」や「レディプレ」などに出演!
話題の映画に引っ張りだこ!タイ・シェリダンの出演作を紹介
タイ・シェリダンは、1996年11月11日生まれ、アメリカ・テキサス州エルクハート出身の俳優です。ビューティーサロン経営者の母と貨物運送会社UPSに勤務する父の間に生まれました。妹が一人います。 幼少期から学問やスポーツの素質を見せ、中学のフットボールではクウォーターバック、陸上ではトラック競技で活躍。 演技については、学校での演劇の経験がわずかにあるだけでしたが、2011年にオーディションで1万人の中から選ばれ、晴れて俳優デビューすることになります。 この記事では、そんなタイ・シェリダンの出演作を紹介していきましょう。
『ツリー・オブ・ライフ』(2011年)
1万人を超えるオーディションを経て映画デビュー!
1950年代半ば、テキサスの小さな町に暮らすオブライエン一家を壮大な視点から描いた物語。ハリウッドの奇才テレンス・マリック監督による、美しい自然と超越的・哲学的テーマがからみあった作品です。 本作でタイ・シェリダンは、オブライエン家の三男・スティーブ役を演じ、見事に長編映画デビューを果たしました。 彼は、オーディションで1万人以上の候補者の中からこの大役を掴み取っています。プロデューサーの1人、ニコラス・ゴンダはシェリダンについて「彼は一際目立つ存在で、昔のアメリカ風の風貌で物語を自然に盛り上げてくれる少年だと確信しました」と述べています。
『MUD』(2012年)
逃亡犯との交流で精神的に成長する少年役で初主演!
タイ・シェリダン演じる14歳の少年エリスと、マシュー・マコノヒー演じるミシシッピ川の島に隠れ住むマッドとの交流を描いた青春物語。本作はタイ・シェリダンの初主演作です。 エリスと彼の親友ネックボーン(ジェイコブズ・ロフランド)は、川岸で指名手配犯マッドと出会います。マッドが心から愛する女性ジェニパー(リーズ・ウィザースプーン)との再会を望んでいることを知ったエリスたちは、警察や賞金稼ぎからマッドを守ろうとします。 本作でシェリダンは、ワシントンDC映画批評家協会やフェニックス映画批評家協会の新人賞を受賞するなど、若手俳優として注目されるようになりました。
『グランドジョー』(2013年)
ニコラス・ケイジとの共演でブレイク!
本作でタイ・シェリダンは、アメリカ南部の貧乏一家に育った15歳の少年ゲイリーを演じました。 ある日、職を探していたゲイリーは日雇い労働者を管理していたジョー(ニコラス・ケイジ)と出会い、仕事を始めます。懸命に働くジョーでしたが、呑んだくれて暴力を振るう父親に、稼いだ金はすべて使い込まれてしまいました。 前科者ではありますが周囲の人々から信頼されるジョーは、ゲイリーを静かに見守り、2人は互いに深く信頼しあうようになります。しかしジョーの過去の因縁が、ゲイリーとの友情に暗い影を落とすのでした。 本作でのシェリダンの演技は、ヴェネツィア国際映画祭の新人賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
『X-MEN:アポカリプス』(2016年)
スーパーヒーローの学生時代を好演!
『X-MEN:アポカリプス』は映画「X-MEN」シリーズ本編の6作目、新タイムラインの3作目にあたります。 時は1983年。5000年以上も前に生まれたミュータント、エン・サバ・ヌール(別名アポカリプス)が長年の眠りから目覚め、人類を滅ぼして新たな秩序を作ろうと動き出しました。「X-MEN」シリーズ最強のミュータントといわれるアポカリプスの野望を阻止するべく、X-MENは壮絶な戦いを繰り広げます。 本作でタイ・シェリダンは目から破壊光線を出すスーパーヒーロー、サイクロップスの若き日を演じました。サイクロップスは後にX-MENのリーダーになりますが、この映画ではまだX-MEN育成の場である「恵まれし子らの学園」の新入生。シェリダンの演技がキャラクターに新鮮味を与えています。
『レディ・プレイヤー1』(2018年)
巨匠スピルバーグ監督作品で主演に抜擢!
エンターテイメントの巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、1980年代の大衆文化へのオマージュをふんだんに盛り込んで作り上げたSF映画です。 2045年、環境破壊などで荒廃しきった世界の若者たちは、あらゆる夢がかなう「オアシス」と呼ばれる巨大仮想空間に逃げ場を求めていました。 「オアシス」の設計者ハリデーは、この仮想世界のなかに隠してある3つの鍵をすべて見つけた者に「オアシス」の支配権と、莫大な賞金を与えると遺言を遺します。世界中の若者たちが宝探しに乗り出しますが、謎解きは困難を極め、何年経っても誰も最初の鍵すら手に入れられずにいました。 本作でタイ・シェリダンは17歳の主人公ウェイド・ワッツに抜擢されました。彼は仮想空間のなかで宝探しばかりでなく、「自分が何になれるか」を見つける青年を等身大の演技で表現しています。
『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019年)
少し大人っぽくなったスーパーヒーローを熱演!
『X-MEN:ダーク・フェニックス』は「X-MEN」シリーズの最終章です。タイ・シェリダンは前作『X-MEN:アポカリプス』と同様にサイクロップスの役を演じました。 本作はサイクロップスとともに「恵まれし子らの学園」で育ったジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)の超能力が暴走をはじめ、地球最大のピンチが訪れる物語です。ジーンを止めるために、X-MENが下す決断とは? シェリダン演じるサイクロップスは、前作でジーンといい雰囲気になりましたが、本作では彼女への愛ゆえに激しく葛藤することになります。 前作から少し大人になったシェリダンが、愛ゆえに苦悩する切ない青年を熱演する姿には、ファンならずとも感動すること間違いなしです。
若手注目株タイ・シェリダン、今後の出演映画も楽しみ!
タイ・シェリダンは、インディーズ系でもメジャースタジオでも、これまで出演したすべての映画で観客の印象に残る演技を見せてきました。 成長とともに演じる役も、田舎の少年から多感な青年へと変化してきており、ハリウッドで最も期待される若手俳優の1人と言えます。 これからさらに俳優としての経験を重ね、どのような魅力や演技を見せてくれるのか。シェリダンの今後の活躍からも目を離せません!