『儀式』のスタッフ・キャスト

『儀式』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2020年2月5日

    二人の男女が生まれ故郷に帰ってくる。男はこれまでの半生を冠婚葬祭を中心に回想するのだ。 大島渚監督作品。大島渚にはあちら側とこちら側の映画があり、あちら側になると途端に楽しめなくなってしまうのだが、本作はどちらかと言えばあちら側にも関わらず楽しむことができた。あちら側にも関わらず「私にも焦点を合わせることができた映画」とするのが正しいかもしれない。大島渚は狂気と混乱の映画監督であると思う。年増な親族の女を好きになる少年、順々に歌い出す人々、極め付けは新婦のいない結婚式である。ブラックユーモアを超越し、シュルレアリスムの域に達した名シーンだ。その後続くインモラルな狂気と混乱を含めては大島渚らしいとして過言はないだろう。

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