アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

2006年製作 日本 110分 2007年6月23日上映
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『アヒルと鴨のコインロッカー』とは

原作は人気ミステリー作家井坂幸太郎の同名小説。第25回吉川英治文学新人賞を受賞した作品。この作品を中村義洋監督、脚本で映画化した。主演は子役から活躍する俳優・濱田岳。濱田はこの作品で第22回高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞した。本作品は舞台となっている仙台を中心に宮城県でロケが行われている。仙台では2007年5月12日に先行上映されており、その他の地域では6月23日に公開された。

『アヒルと鴨のコインロッカー』のあらすじ

大学入学を機に仙台に引っ越してきた椎名。新しい生活への希望に胸を膨らませ、引っ越しの片づけに余念がない。ボブ・ディランの『風に吹かれて』を口ずさみながら作業を進めていると隣人だという青年に声を掛けられる。河崎と名乗るその青年は「ディランの声は神様の声だ」などと語る。ディランが好きだという共通点から二人は仲良くなっていく。どこかミステリアスで、それでいてやや強引な河崎は椎名にある計画を持ち掛ける。「本屋で広辞苑を盗まないか」。同じアパートに住み引きこもっているブータンからの留学生ドルジに広辞苑をプレゼントしたいというのだ。断り切れない椎名は気が付いたらモデルガン片手に本屋を襲撃していた。

『アヒルと鴨のコインロッカー』のスタッフ・キャスト

『アヒルと鴨のコインロッカー』の感想・評価・ネタバレ

  • pinkfish
    pinkfish 2 2017年2月15日

    切ないです。俳優は個性的でカッコ良い

  • kumi

    原作は読んでいたので、どう見せるのかなと思っていたけど、なるほど。 麗子さんの扱いがもったいないのが残念。描かれていない部分に麗子さんの涙の説得力があるのにな。 河崎みたいな人、大変だろうけど、好き。 見終わって思うのは、あの折り曲げられていた写真のように、このジャケットの三人の横に、きっといるんだろうなーってこと。

  • HM world-traveller
    HM world-traveller 3 2016年9月25日

    【鴨とアヒルの違い】 アヒルは漢字で書くと”家鴨”。Wikipedeaではアヒルは「水鳥のカモ科のマガモを原種とする家禽で、生物学的にはマガモと同種」とある。自分で餌を見つけ食べて育つ野鴨と 鴨を改良して家畜化した家鴨。 生物学的には同じでも人々の認識には差がある。 日本人、欧米人、白人、黒人・・etc。生物学的には皆 霊長目ヒト科ヒト属に分類される「ヒト」だけれど そこには差別や 仲間/非仲間の意識、あからさまな差別ではなくとも人種間の見えない壁が少なからずある。 ネタバレNGな作品ゆえに詳しく書けないけれど、そんな人種間の壁や異国で感じる疎外感と、それを埋めてくれた友人や恋人への想いが 映し出された物語だ。前半は緩く不可思議でどこへ行こうとしているのか意図が掴めない。後半は一転してミステリーの謎解きが進み 寂しさと切なさをまとった映画となる。すべてが繋がった時に感じたのは爽快感ではなく、努力だけでは超えられない意識の存在を突き付けられた無力感、虚無感だった。 観終わって作品の基本構造やプロットを理解してもなお釈然としない部分は多い。”説明臭が漂っていることは否めない後半の展開” ”なぜ この人はあんなことをしでかして この場所にいることができるのか?” ”ショップオーナーの立ち位置、言動に一貫性がない” ” 「アヒル」の行動はともかくそれに他人を巻き込む心理が曖昧 ” などが代表的なものだが、原作の小説ではこのあたりが巧く描写されているのだろうか。2時間の映画に収めることの限界なのかもしれない。 ”その後” に余白を残したラストの描き方は鑑賞者を終わり無き想像の世界に追い込む。善行をした者は報われ、悪行をした者は地獄へと送られるという 彼の信じる教えどおりならば、結末は、、。 遣る瀬無さが残る。 素朴な疑問だけれど、生物学的には同じだという マガモの群れの中に もしアヒルを一羽放り込んだら マガモはどういう反応をするのだろうか、、?

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