2017年7月6日更新

ルーク・エヴァンス、『ホビット』バルド役の活躍が凄い!

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ルーク・エヴァンスのプロフィール

ルーク・エヴァンス(本名:ルーク・ジョージ・エヴァンス)は、1979年4月15日に英国ウェールズのポンティプールに生まれ、アベルバルゴイドで育ちました。17歳でカーディフに移ります。そこで奨学金を得て、1997年には舞台表現の専門学校ロンドン・スタジオ・センターに入学し、2000年に卒業しました。 2000年からはロンドンのウェストエンドで、『レント』『ミス・サイゴン』『アベニューQ』などのミュージカルに出演しています。2010年に『タイタンの戦い』のアポロン役でハリウッドデビューを果たし、その後アメリカでメジャーな作品に出演し続けています。

ゲイであることを告白

ルーク・エヴァンスは、俳優としてのキャリアの早い段階からゲイであることを公にしています。2002年のイタビューでは「みんな僕がゲイだということは知っているし、隠そうと思ったことはありません」と話しています。また、オープンリー・ゲイであることで俳優業に支障が出たことはないと話しています。

映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』で注目を集める

2011年の3Dアクション映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』で、ルーク・エヴァンスは三銃士のひとり、アラミスを演じました。 アラミスは元牧師の銃士で、常に十字架を身につけ黒い服に身を包んだ人物です。エヴァンスはこの役柄について、映画サイトRotten Tomatoesのインタビューで次のように語っています。
アラミスは元牧師らしく、信仰心の強いキャラクターで、聖書を読んでいたり、戦いで殺した相手のために祈ることもあります。かなり無口な性格です。また、彼はとても誠実な人物です。原作の中でも、三銃士の中で彼だけが一度も誰も裏切ったことがありません。そういった彼の内面を表現したいと思っています。
エヴァンズは、監督のポール・W・S・アンダーソンに「アラミスは、ジェイソン・ボーンのような戦い方をする」と言われ、ワイヤーアクションでの演技を楽しんだそうです。

『ワイルド・スピード』シリーズにオーウェン・ショウ役で出演!

人気カーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』の6作目『ワイルド・スピード:EURO MISSION』(2013)と7作目『ワイルド・スピード:SKY MISSION』(2015)にエヴァンスは、ロンドンの犯罪組織のボス、オーウェン・ショウ役で出演しています。 ショウは元英国特殊部隊の隊員で格闘技に長けた人物です。また、ドライバーとしての腕も一流で、特殊な車で他の車を転倒させながら逃走するなど、目的のためなら、誰を犠牲にしても構わないという冷酷な性格です。 『ワイルド・スピード:EURO MISSION』の主な悪役であり、『ワイルド・スピード:SKY MISSION』では、前作のエンディングで昏睡状態となったショウの復讐を目論む兄のデッカード(ジェイソン・ステイサム)が主な悪役となります。

『ホビット』はエヴァンスの代表作!

ファンタジー大作『ホビット』三部作で、エヴァンズは第二作目『ホビット 竜に奪われた王国』(2013)と第三作目『ホビット 決戦のゆくえ』(2014)にエヴァンスは人間で弓の達人バルド役を演じました。 バルドの祖先は、かつて邪竜スマウグに襲われた谷間の国の領主で、バルドは祖先がスマウグを殺し損ねたことを恥じて、その血筋を隠していました。しかし、再び目を覚まして湖の町エスガロスに現れたスマウグを、家宝の矢で倒します。その後、エスガロスの住民を導き、バルドは新しい統領となりました。 『ホビット』シリーズへの出演で生活が一変したとエヴァンズは語っています。それまでは街を歩いていても、映画を見た人から声をかけられることはほどんどなかったそうですが、『ホビット』以降はほぼ毎日のように声をかけられ、時にはほほえましい場面にも遭遇したと2014年のインタビューで答えています。
(故郷で祖父母と博物館に行ったとき)館内を見てまわった後カフェで休憩をして帰ろうとしたとき、小さな女の子たちのお母さんが走って追いかけてきて言ったんです。「すみません、気を悪くしないで聞いてください。うちの娘があなたが『ホビット』に出てる人だと言っていて、違うとは思うんですが、少しだけ本物のふりをしてもらえませんか?娘は完全にそう思い込んでいて、あなたについてこのカフェにも入ってきてしまったので」。僕は「私がバルドですよ」と言ったんですが、彼女は信じませんでした。それから「来て、娘に会ってください」と言うので、カフェに戻って子供に会いました。子供は信じられなかったようでしたが「言ったでしょ!やっぱり彼だ!」と言いました。そういう特別で素敵な経験をしました。
引用:collider.com

ルーク・エヴァンスが新たな「ドラキュラ」像を作り上げた

主演を務めたアクション映画『ドラキュラ ZERO』で、ルーク・エヴァンスが“悪”でありながら“英雄”でもある面白いキャラクターを演じました。多くの映画が作られている「ドラキュラ」というテーマですが、それまでのドラキュラのイメージを一新し、その新境地を切り拓いたともいえる作品になっています。 ヴラド・ドラキュラというドラキュラの元となったと言われる実在の人物が、家族と国のために自らを犠牲にして闘う姿は涙なくしては見られないでしょう。
ルーク・エヴァンスの本作の撮影の1日に密着した特別映像には、彼の魅力がふんだんに詰まっていますよ。作中では「1000人斬り」も披露しているという彼のキレキレのアクションにも注目です。

エマ・ワトソン主演映画『美女と野獣』出演決定!

2017年に公開が予定されているディズニーの実写版『美女と野獣』に、ルーク・エヴァンスは悪役ガストンとして出演することが決定しています。 エヴァンスは『ワイルド・スピード』シリーズなどでも悪役を演じていますが、うぬぼれ屋で自分の好意に応じないベルと彼女の心を奪った野獣を逆恨みする役とのことで、今までとは違った悪役像を演じてくれそうですね。

私生活で運が強いことを証明

先日、フランスのプロムナード・デ・ザングレで大型トラックが84人をひき殺すという悲惨な事件がおきました。ちょうどそのときに、プロムナード・デ・ザングレにいたエヴァンスでしたが、何とかその事件には巻き込まれなかったよう。ファンからも心配する声が多数聞かれましたが、ツイッターで自身の無事を報告しています。

ルーク・エヴァンスの今後の出演作品

スウェーデン発のベストセラー小説を原作としたスリラー『Three Seconds(原題)』やエミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット、エドガー・ラミレスらと共演する『ガール・オン・ザ・トレイン』を始め、今後も様々なプロジェクトに参加予定のルーク・エヴァンス。 今後のさらなる活躍に期待がかかる英国俳優に注目です!