2022年7月19日更新

『モンスターズ・インク』ブーの本名は?その後、カメオ出演、制作秘話までトリビアをまるごと紹介!

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モンスターズ・インクに登場する少女ブー。ブーとサリー、マイクが繰り広げる感動の物語に、思わず涙した人も多いのではないでしょうか。ブーのキュートなルックスに思わずファンになってしまったという人もいるでしょう。 そこでこの記事では、ブーについてのトリビアを紹介。あなたはどこまで知っているのか、ブーマニア度をチェックしてみてください。

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ブーの基本プロフィール

名前ブー(本名:メアリー・ギブス)
種別人間の女の子
性格自由奔放。好奇心が旺盛で勇敢な一面もある。
年齢2歳半?
声優スタッフの娘の“メアリー・ギブス”

モンスターの世界に入り込んでしまったブーは、サリーやマイクと絆を育んでいく自由本邦で勇敢な少女。 フルネームは映画内では明らかになっていませんが、描いた絵のサインから「メアリー」という名前であることがわかります。

ブーのモデル/声優はスタッフの娘!本名は?

ブーの声優を務めたのは、スタッフの娘メアリー・ギブス。ビジュアルもその少女を参考にしたということで、ブーはメアリー本人そのものだと言えます。 よってブーの年齢は2歳半、本名はメアリー・ギブスだと考えられているようです。

どうやって声を録音したの?

ブーの声を担当したメアリーですが、当時まだ2歳半ほどで、台本通りにセリフを言って、マイクの前で声を録音することは難しかったようです。では、どうやって声を録音したのでしょうか? 実は、スタジオの中で自由に遊んでいるメアリーを、スタッフが追いかけながら声を録音したそう!だから自然な2歳児の楽しそうな声が録音できたのですね。

『モンスターズ・インク』ブーのトリビアを紹介

ここからは『モンスターズ・インク』の作中から見つかる、ブーのトリビアを紹介していきます。すぐに気づける簡単なトリビアから、何度も見返す熱心なファンしか見つけられないマニアックな秘密まで、あなたはどこまで知っていますか?

【★】着ぐるみの材料はソファ!?

迷い込んでしまったブーを隠すため、ブーとサリーは変装させます。その時に着せる紫色の着ぐるみは、サリーとマイクの家にあったソファの生地が材料となっているようです。 これはファンにとっては当たり前のトリビアかもしれませんね。

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【★★】ブーの部屋はピクサーだらけ!!

ピクサー作品には過去に登場したキャラクターや未来に登場するキャラクターが隠れていることで知られています。それは『モンスターズ・インク』も例外ではありません。 ブーの寝室のマットの上には「ルクソーJr」のボールがあり、『トイ・ストーリー2』のジェシーの人形がテーブルの上に置いてありました。また、ブーがサリーに見せているおもちゃは『ファインディング・ニモ』のニモ。どのおもちゃもお気に入りなのかもしれませんね!

【★★】トイレの歌は「美女と野獣」だった

サリーとマイクとともにトイレに行くシーンでは、隠れなければならないにも関わらずブーが歌い始めます。 日本語版では「ト~イレ、ト~イレ、た~のし~いな~」ととってもキュートな歌ですが、実は吹き替え前のブーが歌っている曲のメロディは「美女と野獣」。 こんなところで他のディズニー作品とリンクしていたんですね。

【★★★】作中で身長が伸びている!?

ブーの身長は、物語のはじめと最後で異なります。物語が進むにつれ、ブーの身長は伸びているのです。非常に分かりづらく細かな描写ですが、ラストシーンではドアノブに届くほどの身長に。 子供の成長の早さを表そうと、アニメーターが工夫したのだそうです。これに気づけたらブーマニア度100%と言っても過言ではありません。

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【番外編】初期設定は8歳の少年レイモンド!?

『モンスターズ・インク』制作初期段階の時、ブーのキャラクターは少女ではなく8歳の少年になる可能性がありました。その時につけられた名前はレイモンドだったそうです。 さらにその次の設定では、9歳上の兄に日常的に驚かされているために仕返しのスキルを身につけた、幼稚園児の女の子という設定でした。その場合のブーは怖がらせ屋のエキスパートだったのだとか。 実際の映画よりも、しっかり者のブーが出演していたかもしれませんね。

【幻の続編情報】『モンスターズ・インク』ブーのその後

元々『モンスターズ・インク』の続編は前日譚(『モンスターズ・ユニバーシティ』)ではなく、10年後の設定で製作される予定だったそうです。 ストーリーは以下のようなもの。 マイクとサリーはある日、ブーの誕生日を祝うために人間世界へと向かいます。しかしブーの家族はすでに引っ越していて、ブーがいるはずの部屋には老婆が寝ていました。 ふたりはブーの新居を探すため冒険へ出かけます。人間世界をさまよった果てにブーを発見しますが、ブーは成長してモンスターを信じなくなっていました。 にもかかわらずマイクとサリーが元の世界へ戻る方法はただひとつ、ブーをもう1度笑わせることだけだったという展開です。 しかし『モンスターズ・インク』の感動的なエンディングを台無しにしたくないと感じたジョン・ラセターがこの案をボツにしたのだとか。

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【こんな噂も】大人になったブーが他作品に出演?

『トイ・ストーリー3』にカメオ出演?

ファンの間で『トイ・ストーリー3』にブーが登場しているという都市伝説が広がっていました。サニーサイド保育園チョウチョ組にいた少女のひとりが少し成長したブーだと推測したようです。 その少女は青い猫のぬいぐるみで遊び(ブーがサリーにつけたニックネームがにゃんにゃん)、“ブー”という言葉を発していました。 しかし『トイ・ストーリー3』の監督リー・アンクリッチはこの少女がブーと同一人物であることを否定しています。

森の魔女はブーだった?『メリダとおそろしの森』

ピクサー作品の世界は時代が異なるだけで全部繋がっているという説があります。その説を膨らませたファンは『メリダとおそろしの森』に出てくる森の魔女がブーだと推測しました。 (注:ここから先は推測です。) 『モンスターズ・インク』の後、ブーはずっとサリーに再び会いたいと願い続けていました。 年を取ったブーはサリーとマイクがモンスターズ株式会社からブーの家に訪れる時に使ったドアから、タイムトラベルの方法を開発。鬼火がサリーと会える方法だと思い込んだブーは1000年前のスコットランドに向かったのではないか、という説です。 これは仮説にすぎませんが、「魔女の部屋にサリーの木彫りの絵がある」、「ドアが閉まる度に魔女が消える」など全く根拠がない訳ではありません。

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『モンスターズ・インク』あらすじとブー登場シーンのおさらい

『モンスターズ・インク』の舞台は、さまざまなモンスターが暮らす世界。この世界では子供の悲鳴がエネルギー源です。 エネルギー会社「モンスターズ・インク」では、社員たちが怖がらせ屋となって子供部屋へ侵入し、子供たちの悲鳴を集めていました。 常に怖がらせ屋成績トップのサリーは、親友のマイクにとって自慢の相棒。日々2人で好成績を記録していましたが、サリーはある日怪しげなドアを見つけてしまいます。 ドアの中に入ってみると、2歳くらいの人間の女の子が。サリーは急いでフロアへ戻りますが、女の子はサリーの背中に張り付いていました。 ついてきてしまった女の子を「ブー」と名付けて可愛がるサリー。ブーもサリーも「にゃんにゃん」と呼び仲良くなりますが、ブーを必死に探すモンスターがいて……。

『モンスターズ・インク』でブーのトリビアを探してみよう

他のディズニー作品の登場や、アニメーターのあっと驚かされるようなこだわりなど、ブーに関するさまざまなトリビアを中心に紹介してきました。 知らなかった人も知っていた人も、トリビアについて注目しながら見直してみても面白いのではないでしょうか。