2017年12月5日更新

『ブレードランナー2049』あらすじ・キャスト、日本公開日は?【前作との関わり解説】

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『ブレードランナー 2049』
©2017 Alcon Entertainment, LLC All Rights Reserved.

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2017年10月公開『ブレードランナー2049』

1982年に公開され、今なおカルト的な人気を誇っている名作SF映画『ブレードランナー』。 ハリソン・フォードの代表作としても知られる本作の続編『ブレードランナー2049』が2017年10月27日に公開となります。

予告第2弾!

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鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンをとり、ライアン・ゴズリング、ジャレット・レトといった豪華キャストが新たに参加することとなりました。 この記事では本作の最新情報をまとめてご紹介します。

前作『ブレードランナー』のあらすじをおさらい!

『ブレードランナー』
Tomochika_Nakano 歌舞伎町をモデルにしたという街の近未来感などの視覚効果はもちろん、科学と倫理は付き物であって、いろいろ考えさせられる映画だった。生きる目的、死への恐怖、そんじょそこらのB級SFとの違いは一目瞭然。
Hayato_Watanabe まず、世界観がツボ!! 1981年の作品で2019年の未来を描いているが、映像がとにかくかっこいい。 人間の勝手な都合で作られる、人間と同等もしくはそれ以上の能力と知能を持ったロボット。そしてそのスペックの高さ故、4年という限られた人生を強いられる。その中での葛藤、焦燥、悲しみ、愛など様々な感情を抱いている。人間よりも人間らしく生きる彼らは、生きる意味を強く訴えかけてくるよう…
地球の環境汚染が進んでいた2019年。人間の大半は宇宙へ移住していました。遺伝子工学から開発された「レプリカント」という人造人間と、人類が共存する世界が舞台となったSF映画です。そんな彼らを識別して、犯罪を取り締まる捜査官のことはブレードランナーとよばれていました。 そんななかで優秀な捜査官・デッカードは、宇宙でレプリカントたちを抹殺するという任務を与えられ、死闘を繰り広げることになります。デッカードは事件を解決し、その事件の中で知り合った寿命のないレプリカントのレイチェルと最後は共に旅だっていくのでした。

前作と『ブレードランナー2049』の繋がりは?

さて、そんな前作『ブレードランナー』と今作『ブレードランナー 2049』は、どのような関わりや繋がりがあるのでしょう? 今作は『ブレードランナー』の30年後が舞台。前作のラストでデッカードはレイチェルを連れて逃避します。しかし、その後ロサンゼルスは激変の一途を辿っていたのです。食料危機の解決に貢献をした食品企業ウォラス社が「レプリカント禁止法」の無効に強力をするなどして、他の惑星に移住する事ができず地球に留まる人間と、レプリカントが社会を二分にして暮らすことに。 そこで、ライアン・ゴズリングがブレードランナー、ハリソン・フォードが前作同様デッカードとして登場します。

『ブレードランナー2049』はR指定公開!

『ブレードランナー 2049』
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巨匠リドリー・スコット監督、主演ハリソン・フォードで1982年に公開された『ブレードランナー』。ブレードランナーとレプリカントの壮絶な戦いを繰り広げたあの名作が35年の年月を経て2017年10月27日に公開されます。 今回の作品では、『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務める他、リドリー・スコット監督も今回は製作総指揮で本作品に関わることになりました。 前作で主人公のハリソンフォードも続けて出演しており、前作のアジアンテイストの近未来都市も健在のようです。

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監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ

『ブレードランナー 2049』
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映画好きにファンが多いドゥニ・ヴィルヌーヴが本作の監督をつとめます。『灼熱の魂』『プリズナーズ』などが高い評価を受けており、2014年に公開した『複製された男』は難解を極め、公式サイトでネタバレがされたことも話題になりました。エミリー・ブラント主演の最新作『ボーダーライン』が2016年4月に日本公開されました。 ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督をする『ブレードランナー 2049』はどのような作品になるのでしょうか。2度見必死の傑作を撮ってくれることを期待しましょう!

『ブレードランナー2049』キャスト

リック・デッカード/ハリソン・フォード

『ブレードランナー 2049』 ハリソン・フォード
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ハリソン・フォードが前作と同様リック・デッカード役で出演することが決定しています。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハン・ソロ役を演じたことが記憶に新しいハリソン・フォードですが、本作のほかに『インディージョーンズ』シリーズの第5弾の製作も噂されており、今後の活躍に期待が高まります。

K/ライアン・ゴズリング

『ブレードランナー 2049』
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『きみに読む物語』などで知られるライアン・ゴズリングの出演も決定。2016年3月に日本公開される『マネー・ショート 華麗なる大逆転』にメインキャストとして出演し高い評価を受けており、『セッション』のデミアン・チャゼルが監督をつとめ、同じく2016年公開予定の『ラ・ラ・ランド(原題)』にも出演することが決定しています。

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ロビン・ライト

『フォレスト・ガンプ/一期一会』のヒロインジェニー役で知られ、近年はネットフリックスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などで活躍しています。

デビッド・バウティスタ

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『007 スペクター』などに出演し、プロレスラーとしても活躍するデビット・バウティスタの出演も決定しました。

アナ・デ・アルマス

『ブレードランナー 2049』
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2015年の「世界で最も美しい顔100人」で9位にランクインしたアナ・デ・アルマスの出演が決定。リリースによると「主演女優」としての抜擢のようです。どういったキャラクターかはわかりませんが重要な役どころであることは間違いないようです。

マッケンジー・デイヴィス

2016年6月にマッケンジー・デイヴィスが新キャストに追加されました。『あなたとのキスまでの距離』で女優デビューし、映画『恋人まで1%』、『オデッセイ』などに出演している、今注目の若手女優です。

バーカッド・アブディ

ソマリア系アメリカ人のバーカッド・アブディはトム・ハンクス主演の『キャプテン・フィリップス』で海賊のキャプテン、ムセを演じていきなりスクリーンデビューを果たしました。デビュー作にもかかわらず、彼はその演技を評価されアカデミー賞をはじめとする複数の賞にノミネートされました。 そんな注目の若手俳優の出演決定にファンも注目しています!

ジャレッド・レト

Happy birthday. #BladeRunner2049

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映画『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ助演男優賞を受賞したジャレッド・レト。彼は今作ではレプリカントとして登場します。2016年9月公開の『スーサイド・スクワッド』にはジョーカー役と出演することで注目を集めている話題の俳優の参戦に期待が高まります。

ハンス・ジマーも参戦する、今作の豪華な作曲家陣

今作を担当する作曲家は、『博士と彼女のセオリー』や『メッセージ』のヨハン・ヨハンソンの予定でしたが、降板が決定。そこに、『ダンケルク』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでお馴染みのハンス・ジマーと、『ドリーム』のベンジャミン・ウォルフィッシュが参加します。 前作の『ブレードランナー』を担当したのはギリシャの音楽家、ヴァンゲリス。今作では、豪華な3人の作曲家がまた一際違った音楽で、映画の世界観を表現するのではないでしょうか。

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上映時間は2時間超え!

『ブレードランナー 2049』の上映時間が発表されました。なんと、本編映像が152分にエンドロール(クレジット)が11分!前作の『ブレードランナー』は118分と2時間内におさまっていたのに対して、今作はかなりの超大作となる予感です。

『ブレードランナー2049』メイキング映像が公開!

公開されたメイキング映像は約10分ほどのもの。ブルーシートを背景に、瓦礫が山積みとなった空間でライアン・ゴズリングが指示を受ける様子や、空飛ぶ車の実際の撮影方法などが紹介されています。

空白の30年間を描いた、前日譚動画が公開!

日本公開日は2017年10月27日!

『ブレードランナー2049』は、2017年10月6日に全米公開。日本公開は同年同月の27日となっています。従来の海外作品は、全米公開から1年ほどのブランクを開けて日本で公開されるのに対して、今作はかなり速いタイミングで公開されます。ファンにとっては非常に嬉しいですね!

R・スコット、第三弾の製作を示唆!

『ブレードランナー』で監督を務め、本作で製作総指揮を務めたリドリー・スコットが、本作の他にもう一つ、別の続編についての計画案をを持っていることを明かしました。 2017年に公開された本作は残念ながら期待していたほどの興行収入は得られませんでしたが、その時点でスコットは、他の映画を作る余地がある、と語っていました。 本人曰く、「他の物語もあるはずだと思っていた。もう一つの展開をさせていくための準備を少しずつ進めていきたい」「絶対にやり遂げる」とのこと。 一作目の公開から実に25年もの歳月を経て公開された本作。今回明かされた“もう一つの続編”が、できる限り早くスクリーンで観れることを願うばかりです。