2017年12月6日更新

パトリック・スチュワート、『スタートレック』『X-MEN』で活躍する俳優!

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パトリック・スチュワート
©️Tschiponnique Skupin/Future Image/WENN.com

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パトリック・スチュワートのプロフィール

パトリック・スチュワートは、1940年7月13日、ヨークシャー州マーフィールド出身のイギリスの俳優です。 スチュワートは、12歳ごろから地元の劇団で活動を始めました。15歳で学校を辞め、地方紙のジュニア・レポーターになりますが、劇場に入り浸っていたため解雇されてしまいます。その後、家具のセールスマンとして働いて貯金をし、演劇学校に入学します。1959年にリンカーンの劇場でプロとして舞台デビュー。1966年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに入団し、主演俳優として27年間活躍しました。 2010年に大英帝国勲章ナイト爵を受勲し、サーの称号を得ています。

ドラマ『新スタートレック』でピカード艦長を演じる

1987年から1994年にかけて、パトリック・スチュワートは人気SFシリーズ『新スタートレック』で、惑星連邦の宇宙鑑、U.S.S.エンタープライズ号のピカード艦長を演じました。 全7シーズンにわたり、個性的なキャラクターたちをまとめる冷静沈着なピカード艦長を好演したスチュワートは、この役で広く知られるようになり、続編映画4本にも出演しています。

『X-MEN』シリーズのプロフェッサーX役で世界的に有名に!

マーベル・コミックの人気作品を映画化した『X-MEN』シリーズに、パトリック・スチュワートはチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX役で出演しています。 『X-MEN』は、近未来の世界で突然変異により超人的な能力を持ち、迫害されていたミュータントたちが、力を合わせて悪のミュータントテロ集団と戦う物語です。 スチュワート演じるチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXは、ミュータントたちを集め、保護する”恵まれし子らの学園”を運営する人物です。自身も他人のこころを読む、記憶を操作する、相手の動きを止めるなどの様々な能力を持っていますが、決して力を悪用しない高潔な人格で、生徒たちの尊敬を集めています。普通の人間とミュータントが共存できる社会を目指して活動しています。 軍隊時代に、軍医として従軍していたエリック・マグナス・レーンシャー/マグニートー(イアン・マッケラン)と知り合い、親友になりますが、後に思想の違いから対立するようになります。マグニートーは、X-MENが戦うミュータントテロ集団”ブラザーフッド”を率いる人物です。 ちなみに、プロフェッサーXやX-MENの”X”は、チャールズ・エグゼビア(Charles Xavier)のイニシャルに由来しています。 この役でスチュワートは、さらに幅広い層に知られるようになりました。

実はジブリアニメの吹き替えもやってました

パトリック・スチュワートは『風の谷のナウシカ』の英語版で、ナウシカの師匠であるユパ・ミラルダの声を担当しました。 腐海の謎を解くために旅をし、博学で人格者のユパ役はスチュワートにぴったりですね。

有名作のナレーターとしても活躍

ジブリの吹き替えしていたパトリックスチュワートですが、他にも様々な作品で声の出演を果たしています。 しかも有名作ばかりということで、あの声って実はそうだったんだ!と驚く方も多いはず。彼が声優やナレーションを担当した作品を一挙紹介します。

『プリンス・オブ・エジプト』

『プリンス・オブ・エジプト』は、イスラエル人のエジプト脱出、“出エジプト”の一部始終を描いたアニメーション映画です。 第71回アカデミー賞では作曲賞・歌曲賞にノミネートされ、歌曲賞を受賞しました。 ドリームワークス2作目のアニメ映画としても注目されました。スティーブン・スピルバーグ自身も企画に携わったそうです。 パトリック・スチュワートはエジプト王・セティの声で出演しています。

『チキン・リトル』

本作は、2005年に公開されたディズニーのアニメ映画。チキン・リトルという名のニワトリの少年がUFOの侵略に対し戦うというストーリーです。 パトリックスチュワートはウォーレンズワース先生役で声の出演を果たしました。

『アース』

『アース』は2007年に世界的に公開された、地球を舞台としたネイチャー・ドキュメンタリーです。美しいだけでなく脅威にも満ちた大自然、そして寒冷地や熱帯地、深海をすみかとするそれぞれの動物たちの命のドラマを、最新の機材と技術を駆使して描いており、これまでに見たことのない感動の映像を体験できます。また、地球をとりまく環境問題についても考えさせられる作品となっています。 本作でパトリック・スチュワートはナレーションを担当しました。日本語版のナレーションは渡辺謙が勤めています。

『テッド』

『テッド』は、主人公のジョン(マーク・ウォールバーグ)と彼が小さい頃から持っているテディベアのテッドとの関係性を、様々なエピソードやジョンの彼女のロリー(ミラ・キュニス)との三角関係(?)から描いた作品です。 テッドの一番の特徴は、しゃべることができるということ。そしてなにより酒・女・マリファナが大好きというとんでもないテディベアだということです。かわいい見た目から飛び出すブラックジョークにハマる人が多く、世界的に大人気の映画となりました。 今作でパトリック・スチュワートはナレーションを担当しています。

『テッド2』

前作に引き続き、続編の『テッド2』でもナレーションを担当したパトリックスチュワート。 今作は、なんとテディベアのテッドと人間の女性タミ・リンとの結婚・離婚騒動を追ったストーリー展開となっています。 アマンダ・セイフライドやモーガン・フリーマン、リーアム・ニーソンなど豪華キャストが加わり、作品を一層盛り上げています。

『ウルヴァリン』第3作『ローガン』にも出演!

『X-MEN』シリーズのスピンオフである『ウルヴァリン』シリーズにも、パトリック・スチュワートは出演しています。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)につづき、2017年公開の第3作目にもプロフェッサーX役で出演することが決定しました。 ヒュー・ジャックマンはウルヴァリン、スチュワートはプロフェッサーX、をこの第3作『ローガン』で引退します。