『雨に唄えば』の知らなかった裏話20選!ミュージカル映画金字塔の舞台裏で。

2017年7月6日更新

ジーン・ケリー&デビー・・レイノルズ主演、ミュージカル映画の傑作として知られる『雨に唄えば』には今まであまり知られていない制作秘話や裏話がたくさん隠されていました。今回は『雨に唄えば』の裏話20選を紹介します。

1.映画がオリジナルだった!?

雨に唄えば

1950年代ミュージカル映画は舞台演目がオリジナルなものがほとんどですが、『雨に唄えば』は映画オリジナル脚本で製作された珍しいケースの作品です。公開からおよそ30年後、初めて本作のステージミュージカルが公演されました。

2. パロディ曲が採用された!?

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撮影開始寸前に監督ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネンはドナルド・オコーナー(コズモ)のソロ曲がないことに気づき、音楽を担当したフリードとブラウンに楽曲を早急に用意するように依頼したそうです。

ふたりは“メイク・エム・ラフ”という楽曲を提供しますが、その曲はコール・ポーターの楽曲“ビー・ア・クラウン”のパロディ曲でした。

3.人生で一番辛かった出来事!?

雨に唄えば

キャシーを演じたデビー・レイノルズはダンスを習った経験がなかったため、本作のダンスシーンは相当苦労していたそうです。後にレイノルズは“人生で最も辛かった出来事は、出産と『雨に唄えば』”と語りました。

4.コンプレックスを隠そうとしていた!?

雨に唄えば

シド・チャリシーよりも身長が低い事実を隠すため、ジーン・ケリーは綿密に計算してダンスシーン撮影に臨んでいました。ふたりそろってピンと背筋を伸ばすことは極力避け、横に並ぶ場面ではどちらか一方が屈むように心がけていたそうです。

5.高熱を出していた!?

雨に唄えば

雨の中の歌唱シーンが1テイクで撮影されたという都市伝説がありますが、どうやらそれは真実ではないようです。雨を降らした中のミュージカルシーン撮影が連日続いたため、ジーン・ケリーは高熱を出していたそうです。

6.傑作映画と衣装デザイナーが同じ!?

『風と共に去りぬ』

コスチュームデザイナー“ウォーター・プランケット”は1920年代後半の洋服を精巧に再現した衣装をおよそ500着制作したそうです。ちなみに、ウォーター・ブランケットは『風と共に去りぬ』の衣装デザインも手掛けた人物です。

7.過酷な撮影で血まみれ!?

“グッド・モーニング”のミュージカルシーン撮影は一糸乱れぬダンスが必要とされました。このシーンのラストショットだけで14時間、40テイクも撮られていたそうです。撮影後、デビー・レイノルズの足は血まみれだったと言われています。

8.急遽生まれた楽曲!?

雨に唄えば

本作終盤に流れるダンスナンバー“ブロードウェイ・メロディ”は撮影が終わる直前に急遽加わった楽曲でした。そのためドナルド・オコーナーはこのシーンに参加していません。

9.デビー・レイノルズがダンス経験がなかったおかげで出演!?

雨に唄えば

シド・チャリシーは“ブロードウェイ・メロディ”のバレエシークエンスしか出演していません。元々この場面はデビー・レイノルズが演じる予定でしたが、ダンス経験の乏しいレイノルズにはハードルが高かったため、チャリシーが抜擢されることになったと言われています。

10.不自然なジャンプカット!?

雨に唄えば

映画開始から 1:22:03の時点、ジーン・ケリーとシド・チャーリーのダンスシーンに不自然な編集箇所があります。ダンスが過激だったショットが検閲にかかり、カットされた映像があると言われています。

11.タバコの量が増えるほど過酷だった!?

雨に唄えば

本作の撮影があまりに過酷だったため、ドナルド・オコーナーはタバコを1日4箱吸っていたそうです。

12.タバコを吸ったことがなかった!?

雨に唄えば

監督のケリーとドーネンはギャングの恋人はタバコを吸うべきと考えていました。しかし、シド・チャリシーは撮影前にタバコを吸ったことをなかったため、タバコが上手く吸えず何度もNGを出していたそうです。