オールデン・エアエンライク、ハン・ソロ役に抜擢された俳優とは!
新ハン・ソロ、オールデン・エアエンライクとは?
ハリソン・フォードから大人気キャラクター、ハン・ソロを引き継いだオールデン・エアエンライクとは一体どんな俳優なのでしょうか? この記事では今後ブレイク必至の注目俳優に迫ります。
4歳から演技を始めた?
オールデン・エアエンライク(アルデン・エーレンライクとも)は、1989年11月22日生まれ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。「若い頃のレオナルド・ディカプリオを彷彿とさせる」と話題の俳優です。 エアエンライクは4歳から演技を始めました。その後、友人のバルミツバーで、エアエンライクが14歳のときに共通の友人と制作したフフィルムが流され、その場に居あわせたスティーヴン・スピルバーグが彼を気に入り、エージェンシーを紹介されます。バルミツバーを受けた友人は、スピルバーグの娘の友人でした。 高校卒業後はニューヨーク大学で演劇を学んでいますが、2016年現在まだ卒業していません。 2009年には友人のゾーイ・ワースと共同で、舞台・映画会社The Collectionを立ち上げました。その後は『ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者』(2013)や、コーエン兄弟監督の『ヘイル・シーザー!』(2016)などの話題作にも出演しています。
フランシス・フォード・コッポラ作品でキャリアを積む
4年間様々なオーディションを受け続けた末に、エアエンライクは2009年のフランシス・フォード・コッポラ監督作品『テトロ 過去を殺した男』で、映画デビューしました。 この映画のオーディションでは、『ライ麦畑でつかまえて』の一部を朗読したり質問をされたり、小さなカメラで撮影をされるなどしたそうです。その後、6ヶ月間コッポラの所有するナパのワイン醸造所で、監督の過去作『アウトサイダー』のワンシーンを再現した撮影をし、また映画の舞台であるアルゼンチンでオーディションを受けました。 見事にエアエンライクは役をゲットし、ヴィンセント・ギャロ扮する過去を捨てて生きる男テトロの弟ベニーを好演。一躍注目の若手俳優となりました。ヴィンセント・ギャロは映画『バッファロー’66』などで知られる俳優です。 その後も同監督のホラー映画『Virginia/ヴァージニア』に出演し、実力を上げていきました。
ウディ・アレン監作品『ブルージャスミン』に出演
2013年にエアエンライクは、ウディ・アレン監督のコメディドラマ映画『ブルージャスミン』に出演しました。 ニューヨークで裕福な生活を送っていた主婦が、夫の詐欺罪の発覚をきっかけに貧しい生活へと転落していく物語です。 この作品で彼は、ケイト・ブランシェット演じる主人公ジャスミンの義理の息子を演じています。
『スター・ウォーズ』スピンオフ、ハン・ソロ役に決定!
「スター・ウォーズ」」シリーズに登場するキャラクターの中でも、特に人気が高いキャラクターと言えば、ウーキー族のチューバッカを相棒に持つ伝説の運び屋ハン・ソロです。アウトロー的な魅力とユーモアを兼ね備え、多くの女性たちを虜にしたソロですが、彼の若き日々を描いたスピンオフ作品が2018年6月に公開されます。 シリーズで彼を演じていたのはハリソン・フォードですが、スピンオフ作品ではエアエンライクが若きハン・ソロ役に選ばれました。フォードが俳優として一気に駆け上がったきっかけになった役柄でもあるハン・ソロ。まだ有名出演作が少ないエアエンライクですが、今回をきっかけに大ブレイクとなるかもしれません。
2500人もの候補者を出し抜いての大抜擢だった
若き日のハン・ソロ役を選ぶにあたって、有名無名問わず2500もの人数が参加したオーディションが開催されました。参加者の中には、『キングスマン』に出演したタロン・エガートンや、『トランスフォーマー ロストエイジ』で準主役を演じたジャック・レイナーなどの名前もあったそうですが、彼らを押さえてエアエンライクが大抜擢となりました。
オールデン・エアエンライクはハン・ソロ役を3回?
オールデン・エアエンライクは、今回の映画に出演する際に、3作品への出演を契約したと取材で答えました。 そして彼は契約した残りの2作品でも、ハン・ソロ役を演じる可能性があるそうです。その場合、オールデン・エアエンライクとの契約はもう済んでいるので、今作が大ヒットすれば、すぐに続編製作に取り掛かることができます。 もしかすると、ハン・ソロのスピンオフは3部作になり、『ハン・ソロ スターウォーズ・ストーリー』以外でもハン・ソロを演じる彼を見ることができるかもしれません。
ハリソン・フォード自らアドバイス
オリジナルのハン・ソロであるハリソン・フォードは、エアエンライクと直接会って演技に関するアドバイスをしたそうです。その際、撮影当時の様子や、ジョージ・ルーカス監督とハン・ソロについて語り合ったことなどを話して聞かせたそうで、レジェンドから汲み取ったアドバイスをどう生かして彼が演技をするのか、期待したいところです。
『ヘイル、シーザー!』で大根役者を演じて話題に
エアエンライクの代表出演作のうちの一つが2016年公開の『ヘイル、シーザー!』。コーエン兄弟が監督したコメディ作品です。 主演はコーエン兄弟作品には常連のジョシュ・ブローリン、共演にもジョージ・クルーニーやスカーレット・ヨハンソンといった豪華キャストが集結した本作に、エアエンライクは演技が苦手なアクションスターという役柄で出演しています。 映画の舞台は1950年代のハリウッド。ブローリン演じるエディは、スタジオ内外で起こるありとあらゆるトラブルに対応する何でも屋です。1日の始まりが教会での懺悔という彼の日々は、契約違反の女優を警察から逃れさせたり、ゴシップ記事をもみ消したりと問題解決に追われるものでした。 そんな中、歴史超大作『ヘイル、シーザー!』を撮影中にクルーニー演じる主演俳優のウィットロックが誘拐されてしまうという大事件が勃発します。エディはこの誘拐事件をも無事に解決することができるのでしょうか。