2018年7月24日更新

ハン・ソロ、銀河一の色男の魅力を徹底解説!【スター・ウォーズ】

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ハン・ソロ ハリソン・フォード

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「スター・ウォーズ」屈指の人気キャラ、ハン・ソロとは?

ハン・ソロは、「スターウォーズ」シリーズの第1作目(「エピソード4/新たなる希望」)から登場する中心人物の1人で、「アメリカ映画のヒーローベスト50」で14位にランクインするほどの人気キャラクターです。 持ち前の高い操縦技術で愛機ミレニアム・ファルコン号を操るハン・ソロは、相棒兼副操縦士のチューバッカと共に密輸業で生計を立てていましたが、ルーク・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービとの出会いをきっかけに反同盟軍に引き抜かれ、戦いに巻き込まれていくこととなります。 今回は、そんなクールで頼りになる兄貴的存在のハン・ソロの人生や彼を取りまく登場人物等について徹底的にご紹介したいと思います!

語る上で欠かせない盟友チューバッカ!

チューバッカは、ハン・ソロの愛機ミレニアム・ファルコン号の副操縦士で、優れたメカニックエンジニアでもあります。 ハン・ソロが捕らわれていたチューバッカの逃亡を助けた事がきっかけとなり、チューバッカはハン・ソロに対して恩義と友情を感じ、彼の生涯の相棒となります。一方、ハン・ソロもピンチの時は必ず助けてくれるこの頼もしい相棒に対して、厚い信頼と深い友情を感じています。

レイア姫とは恋仲に!

レイア姫とハン・ソロの出会いは「スターウォーズ エピソード4」でのレイア姫救出作戦での事でした。自分の利益の為のみ動く実利主義のハン・ソロに対して正義感の強いレイア姫は、最初の頃こそ反発していましたが、凍結したハン・ソロをレイア姫が助けるなど多くの戦火を共にくぐり抜けるうちにお互いに愛情が芽生えるようになります。 さらに、2人の仲を後押ししたのが「スターウォーズ エピソード6」で明かされたルークとレイア姫が実は兄妹だったという事実です。この事実をレイア姫本人から語られた時、ハン・ソロはどんなに嬉しかったことでしょうね!

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実験台として冷凍されるハン・ソロ

ルーク・スカイウォーカーを何としてでも生きたまま皇帝の元に届けたいダース・ベイダーは、逃走を防ぐためルークを冷凍することを思いつきます。しかし炭素ガスを用いたカーボン凍結の技術が、生物に応用できるかは不明。ランド・カルリジアンを脅してハン・ソロを捕え、実験台にしました。 『スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)で、捕えられたハン・ソロがダースベイダーによって氷漬けにされるシーンは衝撃的でしたね。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)で仲間によって救出、解凍された後も、しばらく冬眠病に悩まされ目が見えづらかったようです。

息子はカイロ・レン!

エンドアの戦いから4年後、ハン・ソロとレイア姫は結婚し、2人の間にできた子が息子ベン、のちのカイロ・レンです。ハン・ソロとレイア姫は、ダースベイダーを祖父に持つベンがダークサイドへ引き込まれないようルーク・スカイウォーカーに息子を託し、フォースの訓練を受けさせます。 しかし、両親の切なる願いも虚しく、ベンは、スノークの勧誘に乗り、フォースのダークサイドへ転向。ルークの弟子たちを次々と殺害し、ジェダイ・オーダーの再興を白紙に戻してしまいます。 このショッキングな出来事で、ルークは姿を消し、ハン・ソロとレイア姫も悲しみに耐えきれず、それぞれ別の道を歩むことになるのでした。

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ジァバ・ザ・ハットは密輸業におけるハン・ソロの怖いボス!

ジァバ・ザ・ハットは、アウター・リム・テリトリーの犯罪王で、ハン・ソロは、彼から負った多額の借金を返すために彼の下で密輸業者として働いていました。 しかし、密輸業を行っていたある時、ハン・ソロは、銀河帝国による検閲を受けた際に違法な荷物を運んでいるのがばれないよう違法のドラックを廃棄してしまうのでした。このことに憤慨したジァバは、50,000クレジットの賞金を、チューバッカとソロの首に懸けたのでした。 しかしジァバは、恨みだけで動く人物ではなく、ハン・ソロが請け負っている負債を払う意思があるとわかるとその申し出を喜び、もし支払いが終えれば無罪放免だという実にビジネスライクな一面も持っていたのでした。さすが、犯罪王ですね!

ミレニアム・ファルコンはランド・カルリジアンから譲られたもの

ハン・ソロの愛機ミレニアム・ファルコンは、最初から彼のものだったわけではありません。彼の友人で密輸業者のランド・カルリジアンが、ギャンブルに勝って手に入れたものです。 ランドはその後ファルコンで銀河中を駆け巡り荒稼ぎしますが、再会したハン・ソロとのギャンブル勝負に負け、ファルコンを手放すことになります。つまりハン・ソロの前に少なくとも二人のファルコンオーナーがいたのです。 ランドはその後密輸業から足を洗い、採鉱事業を立ち上げた後、クラウド・シティの執政官にまで出世します。『スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)では、一度は自分の星を守るためにハン・ソロを裏切るものの、ダース・ベイダーの横暴さに憤り、レイア姫とチューバッカを助けました。 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)では反乱同盟軍の将軍に任命され、ソロに譲ったミレニアム・ファルコンを再び操縦し、第二デス・スターを破壊しました。 スピンオフ映画『ハン・ソロ』(2018)には、まだハン・ソロが所有する前の、改造を施されてないミレニアム・ファルコンが登場します。

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冒険の始まりは借金返済のため!

前述の通り、ジャバ・ザ・ハットのスパイスを処分してしまい借金を負う羽目になったハン・ソロとチューバッカ。 オビ=ワン・ケノービとルーク・スカイウォーカーに出会った二人は、彼らが惑星オルデランへ運んでくれるパイロットを探していると知り、オビ=ワンが提示する高額の報酬に惹かれて請け負うことに。オルデランがすでに破壊されたことが判明した後は、やはり高額な報酬を提示されレイア姫救出に向かいます。途中でボバ・フェットら賞金稼ぎに追われながらも……。 ハン・ソロが反乱軍と帝国軍の戦いに加わることになったきっかけは、すべてお金が目的だったのです。もし彼が借金をしていなかったら、銀河の歴史は塗り替えられていたかもしれませんね。 そんなハン・ソロは、一度は報酬を受け取り立ち去ったものの後に引き返し、ヤヴィンの戦いでルークを救いデス・スター破壊に貢献します。

ハン・ソロの切なすぎる死亡の経緯とは?【ネタバレ】

「スターウォーズ」シリーズでは、ルーク・スカイウォーカーとその父親であるダース・ベイダーが愛憎劇を度々繰り返していましたが、実は、ハン・ソロとその息子ベン(カイロ・レン)もそれぞれ違った道を歩んでしまったがために衝突が起こり、その結果悲しい結末を迎えてしまうのでした。 『スターウォーズエピソード7 フォースの覚醒』で、再び密輸業を始めていたハン・ソロは、レイア姫率いる反政府軍と共にファースト・オーダーの基地へと乗り込み、そこで、息子ベンと再会します。 ベンにファースト・オーダーから抜け出すようにとハン・ソロは必死に説得します。しかし、ベンはそんな父親を裏切り、ライトセーバーでハン・ソロの胸を突いて刺し殺してしまいます。父親の息子を想う気持ちが全く通じなかったなんとも切ないシーンでした。

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「スターウォーズ」シリーズ名言集堂々1位の名台詞!

2015年にディズニー公式サイトで開催された「スターウォーズ名言投票」で、ハン・ソロの名台詞はなんと堂々の1位に輝きました。その名言がこちら。

愛してる。 I love you. 知ってるさ。 I know.

この台詞は、『スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で、ハン・ソロがカーボン凍結の実験台にされる前、レイア姫が彼に向けた愛の告白とその際のハン・ソロの返答のやりとりです。 ちなみに元々のハン・ソロの受け答えは「I love you,too.」でした。それを、ハリソン・フォードがハン・ソロはそんな風には言わないと「I know.」に変更したのだとか。ハン・ソロの伊達男ぶりはハリソン・フォードの演技のこだわりからくるものだったんですね! また、『スターウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、レイア姫がハン・ソロに向かって「これからは私の命令に従って」と言った際の返事がこちら。

I take orders from just one person…me! 俺に命令できるのはこの俺しかいねえ!

出典: festy.jp

この台詞からは、孤児という出生から数多くの修羅場を生き抜き、信じるのは己のみというような彼の人生の哲学のようなものを感じますね!

ハン・ソロを演じた名俳優

ハリソン・フォード

ハン・ソロを演じるハリソン・フォードは、今でこそアメリカを代表するハリウッドの大スターですが、ハン・ソロの役を射止めるまでの無名時代は、なんと大工業で生計を立てていました。とても腕のよい大工だったそうで、役者として成功した後も、時々自宅を自らリフォームしたり家具作りしたりと大工仕事を楽しんでいるそうです。 ハン・ソロの役は、大工業で知り合いになった映画プロデューサー、フレッド・ルースの紹介で受けた「スターウォーズ」のオーデイションでジョージ・ルーカスの目に止まり、同役に大抜擢されました。 元々、一度役者としてジョージ・ルーカスに採用された経験のあるハリソン・フォードは、ハン・ソロの役の候補者リストになかったのですが、そのオーディションで見せた彼の雰囲気があまりに同役にピッタリだったので採用が決まったのだとか。 確かにハリソン・フォード以外のハン・ソロなんて想像がつかないほど今ではイメージが定着してしまってますよね。

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スピンオフ映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』が公開!

『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月公開の「スターウォーズ」シリーズのスピンオフ作品。 この映画はシリーズの実写長編作品としては10作品目にあたる節目の作品で、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以前の若き日のハン・ソロを描きます。 ハン・ソロと言えば、ハリウッドの大スター、ハリソン・フォードというイメージが強いですが、今回、この映画で若き時代のハン・ソロを演じるのは期待の若手俳優オールデン・エアエンライク。一体どんな新しいハン・ソロを見せてくれるのか楽しみですね!