2018年1月15日更新

歴史上の伝説的な人物や偉人を描いたおすすめ映画15選

歴史上の伝説的人物や偉人など、歴史に基づいて描かれたたおすすめの傑作映画をまとめました。中国史や日本史、古代ギリシャ・ローマ、イギリス史などの選りすぐりです。過去の人々が何を考えどう行動したのかなど世界の歴史について知るきっかけとしてピッタリな映画たちです。これらの名作を観てあなたもワクワクドキドキしましょう!

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伝説・実在の人物を描いたおすすめ歴史映画!

歴史映画はお好きですか?伝説的人物や実在の偉人たちの人生を描いた、新旧の歴史大作を15本集めました。あなたは何本観たことがありますか? 古代ローマ時代から中世ヨーロッパ、近代の日本や中国などアジアやアメリカ大陸まで、時代・地域も幅広くピックアップしています。世界史の復習にも役に立つ、これらの名作をぜひチェックしてみてください。

1. ミラ・ジョボヴィッチ主演で、ジャンヌ・ダルクの生まれから処刑までを描いた歴史映画!

polo1026 ジャンヌ・ダルクってなんとなーくは知ってたけど映画を観て改めてこんな人物だったのか!と理解。彼女がシャルル王太子をフランス国王に即位させるべく、軍を率い、軍兵に語りかけるシーンが熱い~!最後の火あぶりの刑は見るのがつらい…(;_:)

『ジャンヌ・ダルク』はリュック・ベッソン監督による1999年のフランス映画で、フランスの英雄となった少女の実像に迫る伝記映画です。ジャンヌ・ダルクが神の啓示を受けてフランス軍に従軍し勝利を収めながらも、捕虜になり宗教裁判にかけられて処刑されるまでをリアルに描いています。 ジャンヌ・ダルクとは、14世紀に起こったフランス王国とイングランド王国との「百年戦争」に突如出現したフランスの救世主・聖女と伝えられる少女です。ジャンヌは劣勢だったフランス軍を勝利に導き、イングランド軍を撤退させたといいます。 リュック・ベッソンはこの作品の中でジャンヌ・ダルクを信心深い一人の少女として捉え、神の使いとして英雄視されてきたジャンヌを敢えて否定的に描いています。ジャンヌ・ダルク伝説に一石を投じた作品といえるでしょう。

2.帝政ローマ時代中期が舞台。ラッセル・クロウ演じるローマ軍将軍は皇帝と皇太子の確執に巻き込まれて家族を失い、自らも奴隷に身分を落とすが……。

19910803 大好きな映画の一つ、ラッセルクローになりたい

『グラディエーター』は2000年のアメリカ映画で、リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演による古代ローマの剣闘士=グラディエーターを描いた歴史大作です。ローマ帝国軍の将軍マキシマスは政権確執により奴隷に身を落としますが、復讐を誓って剣闘士として成り上がっていきます。 主人公の将軍マキシマスは架空の人物ですが、彼が仕える第16代ローマ皇帝マルクス・アウレリウスは賢帝と呼ばれた実在の名君。帝政から共和制に戻そうとし、野心家の息子コモドゥスに暗殺されてしまいます。この物語はマキシマスとコモドゥスの闘いを描いています。 帝政ローマ時代の様子やコロッセウムでの剣闘技大会などが描写されていますが、リドリー・スコット監督は大筋は史実に基づきながらも、細部で大胆に独自の歴史解釈も加えています。また、マキシマスは複数の実在の人物がモデルになっているようです。

3.和田竜による日本の歴史小説の映画化。原作は第139回直木賞(2008年上半期)ノミネート、2009年の第6回本屋大賞第2位。

nobunaga021 コメディ映画かと思いきや意外にちゃんとしている映画でした! 歴史映画の中ではかなり面白い部類に入ると思います! 個人的に榮倉奈々さんが可愛すぎた笑

犬童一心と樋口真嗣の共同監督、野村萬斎主演の2012年の日本映画で、歴史小説『のぼうの城』の映画化作品です。安土桃山時代の豊臣秀吉による後北条氏征伐、いわゆる「小田原攻め」を描いています。 小田原城落城まで、秀吉の側近である石田三成を翻弄した武蔵国忍城の城主・成田家の戦いが主題となっています。領民に「のぼう様」と慕われる主人公・長親が、三成の水攻めに対して奇策を講じる様子が爽快です。 映画のクライマックスともいえる水攻めのシーンがあまりにもリアルだったため、東日本大震災に配慮し、当初2011年だった公開年が一年以上も延期されたことでも有名です。その中でも人間が水に呑まれていくシーンは、一部カットされて公開されました。

4. 2004年公開、古代ギリシアのトロイア戦争を元にした歴史戦争映画!

Ayane_Tanaka 勝った側が歴史を作る 勝てば官軍 お互い自分の正義を信じてるのに

『トロイ』はウォルフガング・ペーターゼン監督による歴史大作で、トロイの木馬で有名なトロイア戦争を描きました。主人公のアキレスをブラッド・ピットが演じています。 トロイとスパルタの間に起こったのがトロイア戦争。実はトロイの王子とスパルタの王妃の禁断のロマンスが火種となった戦争でした。勇者として名高いアキレスはスパルタ側のギリシア連合軍に参戦し、トロイ侵攻に向かいます。 「アキレス腱」と名が付いている踵の腱ですが、この戦いでアキレスが踵を射抜かれた逸話が由来となっています。トロイア戦争はホメロスの叙事詩『イリアス』に記された神話ですが、この作品では人間性を強調されており、アキレスも人間の武将として描写されています。

5. 吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世とそれを治療する平民である言語療法士の友情を史実を基に描いた作品。第83回アカデミー賞作品賞含む4部門を受賞。

Risa_Ishiguro 笑えるシーンもたっぷりなんだけど、けど何より泣ける。感動できる映画だった。 これはいい映画だったな。

『英国王のスピーチ』は2010年のイギリス映画で、トム・フーバー監督、コリン・ファース主演の歴史ドラマです。1936年から1952年の間イギリス国王として在位したジョージ6世の後半生を描いています。 ヨーク公アルバート王子は、不遇な境遇から吃音症に悩まされていたといいます。ラジオ放送やスピーチで国王自らが国民に呼びかけることが必要な時代に、望まぬ形でジョージ6世として即位することになったアルバート王子は、やむなく言語療法士のローグと吃音症治療を始めました。 ジョージ6世がヒトラーの演説をニュース映像で見て、その巧みさに素直に「上手い」と感じるシーンが印象的です。時代は第二次世界大戦に突入しようという重大な局面を迎えていました。開戦後、イギリス国民に緊急ラジオ放送を行なったジョージ6世の演説を、コリン・ファースが見事に再現しています。

6. ペルシア戦争のテルモピュライの戦いを描いた作品。

takanori_is 歴史を消し去ろうとする側と、歴史に名を残そうとする側の壮絶な戦い。全編暑苦しい男どもの映画ですが、物語が人の心を動かす展開につながっていくあたり、派手なCGの戦闘だけで終わらせない深みがあった。

『300〈スリーハンドレッド〉』は、ザック・スナイダー監督、ジェラルド・バトラー主演で2007年に公開したアメリカ映画です。原作はフランク・ミラーによるグラフィックノベルで、構図や色彩などもかなり忠実に作られています。 スパルタ中心のギリシア連合軍とアケメネス朝ペルシアの遠征軍が激突したテルモピュライの戦い。ヘロドトスが記した『歴史』に登場しており、たった300人のスパルタ軍が3日間も100万ものペルシア軍を食い止めたといいます。 スパルタ人の勇猛さを誇張し、ペルシア人をことさら異教徒的に描写した点は気になりますが、戦闘シーンの迫力は他の追随を許さないほど激しいものでした。主人公のレオニダス王を演じたジェラルド・バトラーをはじめ、スパルタ人役キャストたちの鍛えた筋肉がすごい!

7. 中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の『三国志演義』を基に、前半のクライマックスシーンである赤壁の戦いを描く。

apple_girl107 大好きです。趙雲役のフージュンがかっこいいです。

『レッドクリフ』は原題『赤壁』で、三国志中盤の大合戦「赤壁の戦い」を描いており、2部構成になっています。2008年に前編『レッドクリフ PartⅠ』、2009年に後編『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』が公開されました。 赤壁の戦いは中国の三国時代における最大の合戦で、呉を攻めんとする魏の曹操を、蜀の劉備と呉の孫権の同盟軍が迎え撃った戦いでした。劉備の軍師・諸葛亮孔明と呉の総司令・周瑜の活躍が大きな見どころの一つです。 前半は赤壁の戦いに至るまでを詳細に描き、後半は戦いそのものをリアルに描写し、戦争の虚しさや悲惨さが映し出されています。メインキャストとなる孔明を金城武が、周瑜をトニー・レオンが演じました。

8. 太平洋戦争を終結させるために尽力した男たちの終戦の一日を追った作品。半藤一利によるノンフィクション小説を映画化。

終戦の日を克明に記録した半藤一利による『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日』は、これまでに二度映画化がされています。岡本喜八監督の1967年版と原田眞人監督の2015年版があります。 太平洋戦争がいよいよ厳しい局面に入る中、1945年8月14日の正午に昭和天皇と閣僚たちによる御前会議において、無条件降伏を記したポツダム宣言を受諾する決定がなされました。そこからクーデターとして宮城事件を引き起こす陸軍将校たちや、ラジオの玉音放送を行う日本放送協会や政府関係者たちの闘いを描いています。 1967年版では主役級の阿南陸軍大臣を三船敏郎が、2015年版では役所広司が演じました。2015年版で昭和天皇を演じたのは本木雅弘で、この演技で第58回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞しています。

9. 清朝最後の皇帝となった愛新覚羅溥儀の波乱の人生を描いた作品。

『ラストエンペラー』はベルナルド・ベルトルッチ監督による歴史大作で、1987年公開の伊中英合作の作品です。主演はジョン・ローンで、中国清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の青年期から晩年までを演じ切っています。 愛新覚羅溥儀は、1908年にわずか3歳で西太后によって清朝の皇帝に指名され、第12代清朝皇帝・宣統帝として即位しました。1924年にはクーデターにより紫禁城から退去させられますが、清朝復興を信じて1934年に満州国皇帝となります。 日本軍による傀儡国家として国際的な非難を浴びた満州国の皇帝になったことで、時代に翻弄された悲劇のラストエンペラーとして語り継がれています。しかしこの作品では、自らの意志で清朝復興のため満州国皇帝となった経緯も語られています。

10. 中世イベリア半島に起こったレコンキスタで伝説となった、カスティーリャ王国の武将エル・シドの物語。

『エル・シド』は1961年に制作されたイタリア・アメリカ合作の歴史映画で、監督はアンソニー・マン、主演はチャールトン・へストンとソフィア・ローレンでした。現在スペイン・ポルトガルのあるイベリア半島で中世に起こったレコンキスタをテーマにした作品です。 レコンキスタとは、イスラム国家の支配から国土を回復するために興ったキリスト教国の国土回復運動です。718年にキリスト教勢力がアストゥリアス王国を建国してから、1492年にグラナダが陥落し、イスラム教勢力のナスル朝が滅亡するまで続きました。 主人公はチャールトン・へストン演じるカスティーリャ王国の武将ロドリーゴで、イベリア半島に侵攻してきたムーア人との戦いで活躍し、「エル・シド」の尊称を得ていきます。El Cidとは主人・主君という意味で、中世スペインの叙事詩『わがシッドの歌』でその活躍が謳われています。

11. モーツァルトは暗殺された?ライバルのサリエリ目線から描かれた天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生涯。

『アマデウス』はミロス・フォアマン監督による1984年のアメリカ映画で、元々はブロードウェイ舞台だったものを映画化した作品です。モーツァルトの生涯をライバルの視点から描いており、モーツァルト殺しをほのめかすシーンから始まるサスペンス仕立てになっています。 実直な秀才サリエリは、オーストリア皇帝ヨーゼフ2世に仕える宮廷音楽家。しかし突然現れた下品で礼儀知らずな天才モーツァルトの存在が許せず、半生をかけて嫉妬と苦悩に苛まれることになります。 作中にはモーツァルトの代表作のオペラが実際に上演されているシーンがいくつもあり、『後宮からの誘拐』『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『魔笛』のハイライトが楽しめます。モーツァルト役のトム・ハルスはこの役のためピアノの特訓をし、作中でも吹き替えなしで弾いているそうです。

12. イギリス領インドの独立運動を導いたマハトマ・ガンジーの半生を描く。第55回アカデミー賞作品賞を含む9部門を受賞。

『ガンジー』はリチャード・アッテンボロー監督による、1982年公開のイギリス・インド合作映画です。主演はインド人とイギリス人の血を引くベン・キングズレーで、青年弁護士の時代から非暴力運動の指導者として暗殺されるまでのガンジーを演じています。 1893年にイギリス領南アフリカへ弁護士として列車で向かっていたガンジーは、白人による有色人種差別を身をもって体験します。そこから次第に人種差別に対する運動、そしてイギリスの支配に対抗するために非暴力運動を起こしていきました。 第二次世界大戦の終結後イギリスから独立する機会が訪れますが、イスラム教とヒンドゥー教の壁は厚く、イギリス領インドはインドはとパキスタンに分かれてしまいます。宗教対立に心を痛めたガンジーの姿を、外見や仕草もそっくりに演じたキングズレーの演技は称賛を浴び、アカデミー賞をはじめ多くの映画賞を受賞しました。

13. ケイト・ブランシェット主演で、16世紀のイギリスで宗教抗争を闘ったエリザベス1世の前半生を描いた作品。

1998年のイギリス映画『エリザベス』は、シェカール・カプール監督、ケイト・ブランシェット主演で、イングランド女王エリザベス1世の若き日を描きました。2007年には同監督・主演で続編となる『エリザベス:ゴールデン・エイジ』が制作されています。 エリザベス1世が生きた16世紀は、前国王ヘンリー8世がカトリック教を捨てて、新教としてイギリス国教会を打ち立てた時代。エリザベスは父王の遺志から国教会を守ることを決意しますが、新旧宗教対立によりさまざまな戦いに巻き込まれていきます。 25歳で女王に即位し、スペイン王との政略結婚や恋人との別れ、隣国スコットランドとの戦争、カトリック教国との軋轢や女王暗殺未遂事件などを経験して強い女王となっていく様子は圧巻です。

14. 13世紀のスコットランド独立運動を率いた指導者ウィリアム・ウォレスの激動の人生を描く。

1995年のアメリカ映画『ブレイブハート』は、オーストラリア出身の俳優メル・ギブソンが監督・主演を務め、スコットランドの独立運動を描いています。主人公のウィリアム・ウォレスはスコットランド独立のために闘った実在の人物です。 13世紀末のスコットランドにイングランド王エドワード1世が侵略し、ウォレスの家族が殺害されるところから物語は始まります。その後恋人さえもイングランド兵士によって殺され、復讐を誓ったウォレスはイギリスへの抵抗運動に身を投じていきました。 この作品は細部に史実との相違が指摘されていますが、実在の人物を映画で描くと多くの脚色がなされるという例の典型ともいえます。それよりもスコットランド人のイギリスへの反抗心・独立心を大いにかき立てる作品という意味で、政治的な影響が言及されています。

15. スティーヴン・スピルバーグ監督による、アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンの最後の4ヶ月を描いた歴史映画。

ダニエル・デイ=ルイスがアメリカ合衆国第16代大統領リンカーンを演じた作品『リンカーン』は、ドリス・カーンズ・グッドウィンの伝記本『リンカン』が原作となっています。南北戦争が続く中で、奴隷解放宣言と戦争の犠牲の間で揺れる彼の苦悩と決断を描いています。 リンカーンが大統領に再選された1865年、奴隷制存続を主張した南部と反対する北部との南北戦争は4年以上も続いていました。この戦争中に宣言した奴隷解放も、現実的には効力があるとはいえない状態。リンカーンの政治的手腕が試される時でした。 リンカーンはアメリカ史上最も偉大な大統領の1人に挙げられています。スティーヴン・スピルバーグは彼に敬意を表すために、製作期間中はスーツを常に着用していたといいます。また、役作りのためにダニエル・デイ=ルイスは髪やあご髭を伸ばしたり、関連書物を読み、リンカーンの妻役のサリー・フィールドと4ヶ月も文通するなど、1年間も準備期間に費やしたそうです。