夜神月(ライト)、『デスノート』最強のキラについて知っておきたい11のこと

2017年11月6日更新

夜神月といえば漫画『デスノート』の主人公であり、同時にキラとして悪を成敗している人物でもあります。名前を書くとその名前の人物を殺すことができるという死神のノート「デスノート」を使い犯罪者を抹殺するキラ。作中数人のキラが登場しますが、なかでも最強と思われる夜神月について知っておきたい11つのことを紹介します。

1.『デスノート』最強のキラ、夜神月(ライト)

デスノートには月のほかに多数のキラが現れますが、その中でも月は他の追随を許さないほど高いスペックを誇っています。 実際、作中一番最初に登場したキラにもかかわらず、他のキラが捕まっていく中、作中で最終盤になるまで捕まることがありませんでした。 原作では最大のライバルであるLですら月には届かず、その意思を継いだニアと命を懸けたメロの行動により、ようやく追い詰めることができました。

2.あまりに高すぎる夜神月のスペック

全国模試で常に一位、東応大学(現実における東京大学を指す)を主席で合格するほどの頭脳の持ち主。 中学の頃テニスの全国大会で優勝するなど運動神経もよく、女性に一目惚れされたり、同姓にさえイケメンと呼ばれる整った顔立ちをしており、スタイルもいいという絵に描いたような完璧な人間をしています。 さらに警察庁幹部の父・総一郎、母・幸子と妹・粧裕の四人家族の長男で家庭環境にも恵まれています。

3.最大のミスにより住む場所まで限定される

「キラ」として犯罪者捌きを続けている月でしたが、突然テレビで国際刑事警察機構による全世界生放送番組が始まります。 その放送内でリンド・L・テイラー、通称・L(エル)と名乗る人物のキラは“悪”と言う挑発に乗ってしまい、Lをデスノートにより殺害してしまいます。 直後、本物のLによる声のみの放送が始まります。先ほどのエルは今日死刑になるはずの人物だったこと、実はこの放送は関東地区にしか流されていないことを知らされます。そのため、キラは相手に直接触れなくても殺害が可能なこと、殺害には顔、もしくは名前が必要なこと、自身が関東地区にいることを知られ、キラの犯行手段のヒントを与える羽目になり、さらにLにマークされることになってしまいます。

4.2016年続編映画にもライトが登場!

前作の映画で、ライトは死んでしまい『デスノート Light up the NEW world』はその10年後のストーリーが描かれました。 しかし、菅田将暉演じる紫苑が作った動画内に夜神月の姿が。紫苑が月の声を忠実に再現したことで、10年後を描いた続編映画にも登場することとなりました。

5.ドラマ版でまさかの凡人化

ドラマ版では大幅に設定を変更し話題になったのでご存知の方も多いことでしょう。 警察官を父に持ち、学校の成績も優秀でしたが、本人は正義感が強いわけでもなく悪事に手を染めることも無く、唯一の趣味はアイドルグループ"イチゴBERRY"の応援とライブ鑑賞で、バイトは居酒屋で働いています。 当初はデスノートで人を殺したことに対して自殺を考えるほど罪悪感を抱く"普通の青年"でした。

6.記憶を失った、もう一人の夜神月(ライト)

もともと正義感が強く、まっすぐな性格の月。原作コミックではデスノートの所有を放棄し、デスノートの記憶を無くした際の夜神月が描かれます。その性格はキラとしての月とは正反対。人命を優先し、仲間を思いやる真面目な青年です。 キラとしての月は、はじめは自身の考える正義のためとはいえ、殺人を実行する自分への葛藤があります。しかし、徐々に独善的になり、邪魔な人間の命を平気で奪うサイコキラーと化してしまうのです。 本来的に善人であるはずの月が、強大な力を得ることで歪んでしまったことが、記憶の無い月の誠実な姿により際立ちます。

7.原作漫画・映画・ドラマでの死因まとめ

原作漫画:心臓麻痺

原作漫画では終盤、月はニア達に追い詰められ発狂、その場にはいないミサや自分が殺した高田に助けを求めながら手錠をかけようとする相沢たちから逃げ回ります。すると目の前にリュークの姿が。 月はリュークに対して助けを求め、リュークも「ああいいだろう」とデスノートに名前を書き込みます。しかしそこに書かれていたのは月の名前。月の無様な姿に愛想が尽きてしまったリューク自身の手により処刑され、最後は生への執着をあらわにしながら心臓麻痺により死亡します。

映画:心臓麻痺

映画版では死神レムにLの名前を書かせ、Lの死を確信し、自身がキラだと暴露しましたが、Lはレムよりも以前に自身の名前と23日後に死ぬ、とノートに書き込んでいました。そのため、Lは生きており追い詰められた月は原作と同様にリュークに助けを求めますが、退屈しのぎに飽きた、とノートに名前を書かれ心臓麻痺で死亡します。

ドラマ:焼死

ドラマ版では自身の策略の裏をついたニア・メロに追い詰められ、月の逃走を助けようと魅上がライターで倉庫内の燃料に火を放ちます。しかしそのせいで火中に孤立、炎上する倉庫に取り残されノートと共に炎に包まれ死亡します。 原作とは違いリュークに頼ろうとはしませんでしたが、最期に目の契約をしようとします。しかし、寿命が尽きることが分かっていたリュークに断られ、「ここで死んだらなんのために…」と他メディアとは違う印象の最期でした。

8.夜神月(ライト)の寿命は結局いつだったの?

死神は見た相手の寿命がわかります。原作コミックでリュークが見た月の寿命は9 3 31 2 6 3 9。なんのことか全くわかりませんね。これは死神の数字であり人間の数字とは違うようです。ではこの数字は原作コミックで月が死んだ時を反映しているのでしょうか? 原作者の大場つぐみはこの月の寿命を二進法を使って算出したとのこと。しかし、その後計算式すら忘れてしまい、小畑先生にお任せした、という旨の発言をしています。 原作コミックで月の最期はリュークによってデスノートに名前を書かれたために訪れました。そのため、先述した月の寿命の数字は関係がありません。では数字が表していた月の本来の寿命はいつだったのでしょうか?気になるところですが、現状では作者が開示する以外に知ることは出来そうにありません。

9..月(ライト)という名前への作者の配慮とは

「月」と書いて「ライト」と読むという名前の由来は殺人犯の名前なので、現実の人間と被らないようにしようという作者の配慮があったそうです。また、作者が命名時点で見つけた「星」と書いて「ライト」と読むのを応用したのが由来との噂も。 作者の配慮で被らないような名前にしたにもかかわらず、本作のファンは、子供に月と書いてライトと読む名前を付けることも少なくはないようです。

10.ライト役の俳優まとめ

アニメ:宮野真守

アニメ版では声優の宮野真守が務めました。月役をどうしても演じたいと思い、合格が難しいということも分かっていたようですが、「絶対に受かるんだ」という気持ちでオーディションに臨んだようです。

映画:藤原竜也

映画版の藤原竜也は、実写化ということで不安視する声も大きかったのですが、見た目こそあまり似ていなくとも、原作の月の頭脳のよさやカリスマ性を高い演技力によって演じ、高い評価を得ました。そのハマリ役っぷりにドラマをやった今でも、月といえば藤原竜也、と言う方も多いようです。

ドラマ:窪田正孝

窪田正孝(金木研役/東京喰種)
©️ciatr

ドラマ版では窪田正孝が務めました。発表当時はL役の山崎賢人と配役を逆にしたほうがよいのではないか、と批判が相次ぎましたが実際に放送が始まると髪型や輪郭が映画版に比べ再現度が高く、その演技力を絶賛する声が多く、放送が終了する頃にはこれはこれでよかった、とドラマ版を認める声も増えました。

11.『デスノート』には夜神月の死後を描いた、「裏」最終回が存在した?

原作コミック、映画、ドラマの月はどの作品でも最後に死亡しますが、なんとその月の死後を描いた、「裏」最終回ともいうべきコミック画像が存在することを皆さんご存知でしょうか?その気になる内容を見てみましょう。

「裏」最終回のストーリー

死神界に堕ちた月。彼はこれまで自分がデスノートで殺した人々の死に方をなぞり、体感する、という贖罪を受けなければならないことをリュークに告げられます。月が殺した数は12万人以上。苦しみのなかで何度も死を経験しなければなりません。しかし月は突然リュークに不敵な笑いを見せます。恐怖のあまり気がふれたかと思うリューク。月は自分の計画をリュークに告げます。 12万回以上死を体験する間は自分は存在できる。その間に死神大王を探し出し、取引をする、と月は言うのです。無謀な試みをおもしろがるリューク。月は、死神大王を殺してでも意志を貫徹するつもりです。そして月はリュークを連れて死神大王を捜す旅に出るのでした……。

「裏」最終回の出どころは……

この良く出来たコミック画像の物語は、実はファンが作ったものです。原作コミックのコマをコラージュさせた作品で、出来があまりにも良いので、ネット上で出回ったのでしょう。こちらも続編が見たくなる、秀逸なストーリーですね。