2017年7月6日更新

ケリー・マクドナルド、『トレインスポッティング』ダイアン役の現在

全世界で大ヒットした『トレインスポッティング』。少女ダイアンを演じて鮮烈デビューを飾ったケリー・マクドナルドはベテラン女優へと変化を遂げていました。多くのヒット作に出演している彼女、「どこかで見たかも」と思った人も多いはず。彼女のこれまでのキャリアと今後の出演作をご紹介します!

ケリー・マクドナルドのプロフィール

『トレインスポッティング』

1976年スコットランドはグラスゴーで生まれたケリー・マクドナルド。

彼女が幼いころ両親が離婚したため、衣類のセールスである母、弟のデイビッドと共に暮らすことになります。ケリーはアマチュアの演劇クラブに参加して演技を楽しんでいましたが、あくまでも趣味のようなものだったため演劇の道には進まず地元のバーテンダーとして働き始めました。

『トレインスポッティング』ダイアン役でブレイク!

『トレインスポッティング』

そんな彼女の人生を変えたのが一枚のリーフレット。『トレインスポッティング』のキャストを探しているものでした。見事オーディションで役を射止めた彼女は、主役マーク・レントン(ユアン・マクレガー)の彼女ダイアンを演じました。

1996年に公開され、ヘロイン中毒の若者たちを描いた本作は世界中で大ヒット。デビュー作にして高い評価を得たケリーはBAFTAスコットランド・アワードにもノミネートされ、本格的に女優としての活動を開始することになります。

ちなみに『トレインスポッティング』が公開された日に20歳になったというエピソードを持つケリー。ダイアンは14歳という設定でしたから、6歳も年下のティーンエイジャーを演じていたことになりますね。

『ゴスフォード・パーク』では英国のエンパイア・アワードのベスト・アクトレス候補に

『ゴスフォードパーク』

続いてケリーが注目されたのは2001年『ゴスフォード・パーク』が公開されたときのこと。イギリスの郊外にある邸宅「ゴスフォード・パーク」内の人間関係を階級の差を交えて描いたミステリードラマです。マギー・スミスやマイケル・ガンボンなどビッグネームが一堂に出演したことでも話題を呼びました。

ケリーが演じたのはコンスタンス伯爵夫人(マギー・スミス)の侍女、メアリー。「階下の人(使用人)」の中でも伯爵夫人に関わる頻度が多いため事件にも自然と巻き込まれています。その演技が受け、2001年の映画賞に多数ノミネート・受賞。映画自体も高く評価され、アカデミー賞脚本賞を受賞しています。

2004年にトラヴィスのダギー・ペインと結婚

私生活では2004年にグラスゴ出身のロックバンドトラヴィスのベーシスト、ダギー・ペインと結婚しています。2008年には長男のフレディを、2012年には次男のセオドアを出産して2児の母となりました。

『ノーカントリー』ではジョシュ・ブローリンの妻役に

『ノーカントリー』

地元英国のみならず米国にも活動の幅を広げたケリー・マクドナルド。2007年にはコーエン兄弟政策のスリラー映画『ノーカントリー』に出演しました。麻薬取引をめぐる男たちの駆け引きを描くこの映画で、ケリーは麻薬取引の現場を見たばかりに追われることとなったモス(ジョシュ・ブローリン)の妻カーラを演じています。

トミー・リー・ジョーンズやハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンと豪華なキャストはもちろんですが、映画自体も高く評価を受け大ヒット。2008年アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞を受賞しました。

『ハリーポッター』にも出演!

『ハリーポッターと死の秘宝』

ハリウッドでも活躍するものの、彼女のベースはイギリス。英国俳優の身を起用することで話題だった『ハリー・ポッター』シリーズにも登場しています。彼女が演じたのは『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』でのヘレナ・レイブンクロー役。実はケリーは一連のシリーズで一番最後に新登場するキャラクターだったのだとか。

ケリー・マクドナルドのその他の出演作

他にも様々な作品に出演しています。

『メリダとおそろしの森』(2012年)

『メリダとおそろしの森』

ピクサー初のフェアリーテイル。少し暗めで大人向けのアニメーションです。スコットランドが舞台ということで、ケリーは主役メリダの声を演じました。もともとはリース・ウィザースプーンが演じる予定だったのがスケジュールの都合でケリーに決まったのだそう。

『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』

『ボード・オブ・エンパイア』

禁酒法時代のアメリカで、政治家とギャングの間に立たされた実在の政治家を描いた人気TVドラマシリーズ。この物語の主役、ナッキーの愛人マーガレットを演じました。

ケリー・マクドナルドの現在

ケリー・マクドナルド

イギリスにハリウッドにマルチに活躍するケリー・マクドナルド。今後も目が離せません。

『Special Correspondents(原題)』

フランスの同名コメディをリメイクした本作。ラジオのレポーター&音響が協力してエクアドルの戦況を伝えるのですが、このニュースは彼らが捏造した嘘!ビッグになることを夢見た2人はどうなるのか…ケリーはクレア・マドックスというキャラクターを演じます。2016年4月、アメリカで公開予定。

『Swallows and Amazons(原題)』

シャーロック

イギリスの児童小説家、アーサー・ランサムの同名小説を映画化する本作。TVドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』のアンドリュー・スコット、英国の舞台やTVで活躍するレイフ・スポールが共演予定で、2016年8月イギリスで公開予定です。

『The Journey Is the Destination(原題)』

報道カメラマンのダン・エルドンを描きます。ベン・シュネッツァーを主演に、マリア・ベロ、エラ・パーネルが出演する予定です。

『Okja(原題)』

まだあらすじも明らかにされていませんが、どうやらSF映画のようです。注目の理由はケリーの他にジェイク・ギレンホールやリリー・コリンズなど今話題の俳優が出演すること。2017年公開予定となっています。