映画『トレインスポッティング』あらすじ・キャストからファッションまで、とことん紹介!【最高の疾走感】

2017年5月29日更新 10460view

1996年に公開されたダニー・ボイル監督作『トレインスポッティング』。2017年1月に続編『トレインスポッティング2』の公開が決定し、最新の予告編が発表されました。今回は新作公開前に、当時大ヒットした過去の作品を振り返ってみてみましょう。

『トレインスポッティング』の魅力を紹介!

『トレインスポッティング』

『トレインスポッティング』と言えば、スコットランド人作家、アーヴィン・ウェルシュの同名小説を、イギリス人監督、ダニー・ボイルが1996年に製作した作品です。

俳優ユアン・マクレガーのブレイク作品であり、2017年には続編である『トレインスポッティング2』が20年振りに公開。同じキャストで製作される続編は話題を集めているようです。

今回は1996年に公開された映画『トレインスポッティング』について紹介していきます。

映画『トレインスポッティング』のあらすじ

『トレインスポッティング』

ヘロイン中毒のトレント(ユアン・マクレガー)は不況で全く仕事がないスコットランドで、薬物中毒の仲間たちと怠惰な生活を送っていましたが、仲間たちの悲惨な現状と自分の置かれている現実を目の前にし、薬物を断つことを決意します。

苦しい薬物治療の後、社会復帰を目指し、ロンドンで職を見つけ再起を図るのです。

『トレインスポッティング』の意味

『トレインスポッティング』

タイトルの『トレインスポッティング』の意味については、諸説ありますが、本来の辞書的意味は次の通りです。

trainspotter <英>列車マニア、鉄道オタク
引用:eow.alc.co.jp

しかし、この映画のタイトルの意味に関して、有力な情報が1996年発行のイギリスのミニコミ誌『Counter Culture No.7(1996)』の記事にこのような記述がありました。

映画の舞台となったスコットランドの首都エディンバラの北部にリースと呼ばれる地域があります。現在はショッピングセンタとして再開発されている場所に、かつては鉄道の操車場がありました。そこは長らく廃線になったまま朽ち果てるままに放置されていたのですが、いつしかヤク中の人々が集い、ドラッグを売買したり一本キメる場所として有名になりますた。これをエディンバラのリース地区のローカルなジョークで「奴らはトレインスポッティングだ」と呼ぶようになった、ということです。
引用:d.hatena.ne.jp

キャストは当時、無名だったあの俳優

『トレインスポッティング』

『トレインスポッティング』にはかなり個性的なキャラクターがたくさん出てきます。その中には、当時、無名だったあの有名俳優、ユアン・マクレガーがいました。そこで主要キャラクターについて紹介していきます。

主役トレントは、ユアン・マクレガー

『トレインスポッティング』 ユアン・マクレガー

ヘロイン中毒だったが一念発起してまっとうな生活を目指し、薬物治療を受けるという主役を演じたのは、今では大物俳優の仲間入りをした、ユアン・マクレガー。

当時はあまり知られていなかった彼は、ダニー・ボイル監督とタッグを組んだ2作目のこの作品で爆発的な人気を獲得しました。

ダイアン役に、ケリー・マクドナルド

ケリー・マクドナルド

中学生でセックス、ドラッグOKという、かなりぶっ飛んだ役を演じていたのは、スコットランド人女優、ケリー・マクドナルド。この作品がきっかけで一躍有名になりました。

ベグビー役には、ロバート・カーライル

『トレインスポッティング』

アル中でキレると誰彼構わず喧嘩を吹っかけるサイコパス役を演じたのは、スコットランド・グラスゴー出身のロバート・カーライル。

『トレインスポッティング』出演後、1997年公開の『フルモンティ』のガズ役で英国アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

シック・ボーイ役に、ジョニー・リー・ミラー

『トレインスポッティング』シックボーイ

映画『007』オタクで女好きの役を演じていたのは、イギリス人俳優のジョニー・リー・ミラー。

1995年公開の『サイバーネット』で映画デビューし、それがきっかけで共演したアンジェリーナ・ジョリーと結婚しました。現在は女優ミシェル・ヒックスと再婚し、一児の父になっています。

スパッド役には、ユエン・ブレンナー

『トレインスポッティング』 スパット

小心者ですが心優しいトレントの親友役を演じたのはスコットランド・エディンバラ出身の俳優、ユエン・ブレンナー。

個性的な脇役として、数々の映画・テレビドラマに出演しています。

ユアン・マクレガーが冒頭で放った名言とは

『トレインスポッティング』

映画のオープニングで、アメリカのロックミュージシャン、イギー・ポップの『ラスト・フォー・ライフ』と共に、トレント役のユアン・マクレガーと彼の仲間が通りを駆け抜けていくシーンはとても印象的でした。

その印象的なシーンをさらに引き立てたのがこの名言。このシーンで観客の心はすっかり鷲掴みにされてしまいました。

人生を選べ、仕事を選べ、キャリアを選べ、家族を選べ、 テレビを、洗濯機を、車を、CDプレーヤーを、電動缶切り機を選べ、自己中心のガキになることほどみっともないことはない、未来を選べ・・・。だけど、それがいったい何なんだ? ――

当時の若者ファッションに大きな影響を与えた

『トレインスポッティング』

映画『トレインスポッティング』のポスターや予告編が公開された時、そのスタイリッシュかつポップな印象に多くの人が衝撃を受けました。

劇中のファッションは、全体的にタイトなシルエットで、古着の汚れたTシャツやコンバースのハイカットスニーカーなど、当時のイギリスの流行を反映していて、多くの人がこのファッションスタイルに影響され、お手本にしていました。

特に当時は1990年代のブリットポップ・ムーブメントがイギリスのみならず世界的にブームを巻き起こし、他のポップカルチャーを巻き込んだ『クール・ブリタニア』という言葉まで生んでいた時代でした。

『トレインスポッティング』はファッション、音楽、映像表現など、当時のイギリスのカルチャーをぎっちり詰め込んだ傑作でした。

『トレインスポッティング』の感想・評価

“イギリス青春映画の傑作にして問題作!”

『トレインスポッティング』 ユアン・マクレガー

hoanchan2 ドラッグ中毒の映画は苦手だけど、この映画はなんかかっこいい。1ミリも憧れたりしないけど、荒んで見える世の中、希望もありゃしない毎日が美しく映る時があった。続編も楽しみ。
chaso1203 おもしろいし、おしゃれすぎる。 なんだこれ。今まで知らなかったのが悔しい〜

この映画のサウンドトラックは90年代のブリットポップ好きにはたまらない一枚であるのみならず、映画抜きでも持っておいて損のないかっこいいアルバムでした。

『トレインスポッティング』は間違いなく、1990年代のイギリス映画の代表作と言える作品ですね!