1:破天荒な最凶コンビ(2015)
2015年に公開された映画『シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人』。本作は、ドキュメンタリー作家のホバルト・ブストネスが監督したドキュメンタリー作品です。 年を取っても好奇心旺盛なシャーリーとヒンダが経済成長について知るためにバカにされながらも様々な人に質問をし続け、ついにはウォール街に向かうという内容の作品です。
2:おばあちゃんでもファッショニスタ(2015)
2015年の映画『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』はニューヨークの実業家のアイリス・アプフェルに注目した作品。大きな丸いメガネと、カラフルな色使いのファッションが彼女のトレードマーク。 アイリスは94歳でありながら、ファッショニスタとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与えている人物です。彼女の経験から語られることはファッションに限らず、前向きになれる言葉ばかりです。
3:ニューヨークに住む日本人夫婦の愛(2013)
2013年には『キューティー・ボクサー』が公開されました。本作はニューヨークに住む日本人の老夫婦にスポットライトを当てたドキュメンタリー作品。81歳の前衛芸術家・篠原有司男と妻の篠原乃り子が異国の地で支え合いながら生活している様子が描かれています。 篠原有司男が取り組む芸術作品は、ボクシング・ペインティングと呼ばれるもの。筆の代わりにボクシングのグローブを使う芸術です。ボクシングのグローブに墨や絵の具を着けてひたすらキャンバスにパンチして作ります。 一方で妻の乃り子は、2007年から『CUTIE&THE BULLIE』という連作の絵を描くようになりました。モデルは自分たち夫婦です。
4:年を取ってもおしゃれを楽しみたい!(2014)
2014年の『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』はニューヨークの60歳以上の女性のファッションスナップが掲載しているブログ「Advanced Style」に登場する女性に注目したドキュメンタリー作品。60代から90代までの女性が年を重ねてもセンスを磨いている様子が描かれました。
5:「The New York Times」の写真家に焦点を当てた(2010)
「The New York Times」のファッションコラムと社交コラムを担当している写真家のビル・カニガムに焦点を当てたドキュメンタリー映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』は2010年に公開されました。ビルの知人として『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターなどの有名人が数多く出演し、ビル・カニンガムの素顔が明らかにされています。
6:年を重ねても愛し続ける夫婦でいたい(2008)
『あなた、その川を渡らないで』は2008年に公開された韓国映画。結婚76年目の98歳の夫であるチョ・ビョンマンと89歳の妻であるカン・ゲヨルの愛を描いた作品です。どこに行くにもお揃いの韓服を着て仲の良い2人。2011年に韓国で放送された『人間劇場』に出演しているのをチン・モヨン監督が見て本作で取り上げられることになりました。 本作は、モスクワ国際映画祭の観客賞を受賞しました。その他にも第21回ロサンゼルス映画祭最優秀ドキュメンタリー作品賞やビジョン・ドゥ・リール国際映画祭観客賞など多くの賞を受賞した大ヒット作品です。