松田龍平出演おすすめ映画18選!【「探偵はBARにいる」シリーズ、『散歩する侵略者』他】

タップできる目次
- 俳優・松田龍平のおすすめ出演映画を紹介!
- 1:松田龍平の初出演映画にして大島渚監督の遺作【1999年】
- 2:日本青春映画史に残る傑作【2002年】
- 3:豊田利晃監督・青春3部作の完結編【2003年】
- 4:若者集団とおばさん集団の殺し合いを昭和歌謡曲が彩る【2003年】
- 5:松田龍平が石で漫画を描く「漫画芸術家」を演じる異色ラブコメディ【2004年】
- 6:実在した幕末長州藩士5人組を描く【2006年】
- 7:松田龍平が夢幻の世界に忍び込むダークヒーローを好演【2007年】
- 8:映像化困難と言われた伊坂幸太郎作のミステリーを映画化【2007年】
- 9:初期AKBメンバー出演の都市伝説ホラー作品で松田龍平が主演を務める【2007年】
- 10:さえないダメ男の奔走【2009年】
- 11:多田と行天の最高すぎる掛け合い【2011年】
- 12:私立探偵とその助手が織りなす、人気探偵映画シリーズ【2011年】
- 13:マジメなのは、名前だけじゃない【2013年】
- 14:松田龍平と堀北真希が兄妹役で共演【2013年】
- 15:銀行員なのにお金アレルギー?【2015】
- 16:モヒカン頭の売れないバンドマンが故郷に帰ると…【2016年】
- 17.マンガばかり読んでいるおじさんが作文に書かれちゃう!【2016年】
- 18.松田龍平が宇宙人に……?!静かに世界は終わりに向かう【2017年】
俳優・松田龍平のおすすめ出演映画を紹介!
松田龍平は1983年生まれの俳優で、松田優作と松田美由紀の長男です。中学時代はプロサッカー選手を目指していましたが、大島渚監督の『御法度』に出演したことがきっかけで俳優の道に進むことになります。 映画を中心に活動してきましたが、2013年に放送されたNHK朝ドラ『あまちゃん』で能年玲奈演じる主人公天野アキのマネージャー水口琢磨役で出演し、人気と知名度をお茶の間まで広げました。
1:松田龍平の初出演映画にして大島渚監督の遺作【1999年】
大島渚が『戦場のメリークリスマス』以来の監督を務めたことをはじめ、ビートたけしの出演、音楽に坂本龍一が参加したことで大きな話題作となりました。 本作は多くの人が知る新撰組を違う角度から描いた作品で、「衆道(男色)」がこの物語のキーワードとなっていきます。 松田は加納惣三郎という美男で、剣術に長けた剣士役を演じていました。当時、初めての演技だったにも関わらず、本作でその演技力の高さをまざまざと見せつけ、新人賞を総なめにしています。
2:日本青春映画史に残る傑作【2002年】
屋上の柵の外に立って、何回手を叩けるかという伝説の根性試し「ベランダ・ゲーム」。勝った者がが学校を仕切れるというそのゲームを、新3年生になった不良ループの男子たちがしていましたが、その日新記録を出したのは物静かな九条という生徒でした。松田は学校を仕切ることには何の興味もない、主役の九条を演じました。
3:豊田利晃監督・青春3部作の完結編【2003年】
ある刑務所の13号室、様々な犯罪歴を持つ9人の男たちがいました。そんな彼らは、あることをきっかけに、脱走に成功します。 松田は、弟と口論していた父親を殺して刑務所に入る、引きこもりの男・金子未散を演じました。
4:若者集団とおばさん集団の殺し合いを昭和歌謡曲が彩る【2003年】
ある若者集団の1人が、ひょんなことからおばさんを刺殺してしまいます。刺されたおばさんも、同じミドリという名前のおばさん同士で結成されたミドリ会という団体に所属していました。その2つの集団が殺し合いを始める、バイオレンスムービーです。 村上龍の小説が原作で、松田はメインキャラクターのイシハラを演じています。
5:松田龍平が石で漫画を描く「漫画芸術家」を演じる異色ラブコメディ【2004年】
松尾スズキの初監督映画作品で、松田龍平と酒井若菜がダブル主演するB級ラブコメです。 自称漫画芸術家で、石で漫画を描く・門と、コスプレイヤーで同人作家・恋乃のドタバタラブストーリーが展開されていきます。劇中のコミックマーケットのシーンでは、安野モヨコと庵野秀明夫妻、ジョージ朝倉やしりあがり寿等、有名な漫画家が多く出演しているところも注目です。
6:実在した幕末長州藩士5人組を描く【2006年】
歴史上では「長州五傑」と呼ばれ、幕末に政府から派遣されて秘密でヨーロッパに留学した長州藩士5人の留学前後を描いた作品です。 松田は主演の松尾庸三役を演じました。
7:松田龍平が夢幻の世界に忍び込むダークヒーローを好演【2007年】
世界的な影響力を誇る、日本のカルトな映画監督・塚本晋也。彼の同名小説を塚本晋也自身がメガホンをとり、映像化したのが本作『悪夢探偵』です。後に続編『悪夢探偵2 怖がる女』も公開されています。 他人の夢に入り込むことが出来る探偵が、女刑事とともに殺人事件を捜査するサスペンス作品。松田にぴったりの妖しい魅力を持ったキャラクターに惹きつけられます。 塚本晋也監督らしい斬新な映像にも注目の作品であり、女刑事を演じるのは映画初出演となるアーティストのhitomiです。
8:映像化困難と言われた伊坂幸太郎作のミステリーを映画化【2007年】
伊坂幸太郎の同名小説を映画化。大学入学のために一人暮らしを始めた椎名は、突然初対面の奇妙な隣人に「本屋を襲おう」と持ち掛けられることから物語が展開していきます。ボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」が本作のメインテーマとして使われているところも印象的です。 最後に大きなどんでん返しがあり、映像化が困難とされていた作品でしたが、原作のファンも絶賛する話題作となりました。松田は謎の男役を好演しています。
9:初期AKBメンバー出演の都市伝説ホラー作品で松田龍平が主演を務める【2007年】
秋元康が原作・企画を手がけ、当時のAKBメンバーである大島優子、前田敦子、秋元才加、小嶋陽菜などが主要キャストとして登場するホラー映画『伝染歌』。キャストは他に松田龍平、阿部寛、伊勢谷友介など実力派を揃えています。 女子高生のあんずは親友の自殺現場に居あわせ、彼女の死の間際に口ずさんでいた歌が気にかかり、仲間たちと彼女の自殺の謎を追い始めます。そのころ、雑誌の編集者である陸は、歌えば死ぬ歌の噂話を聞きつけ、その真相を追ううちにあんずに出会います……。 主演の陸を演じるのが松田です。ヨーロッパで自殺ソングとして知られる「暗い日曜日」に着想を得た本作、今や定番のアイドルのホラー映画に松田が主演しているのが意外な一本です。
10:さえないダメ男の奔走【2009年】
彼女いない歴29年で実家暮らしのうだつの上がらないサラリーマン、田西。そんな彼は会社の後輩・ちはるに恋していますが、なかなかうまく行きません。ライバル会社のエリート営業マン・青山とあることから知り合いになり、恋のアドバイスを受けることになりますが…。 松田はルックスも完璧で業績もいい、エリートサラリーマンの青山を演じています。主演ではありませんが、彼の作品ではめずらしく、アンチヒーローとして完璧な悪役を演じています。
11:多田と行天の最高すぎる掛け合い【2011年】
三浦しをんの直木賞受賞小説の映像化。2度映画化され、ドラマ化もされる人気シリーズとなりました。 まほろ駅前で便利屋を営む多田啓介と、多田の中学の頃の同級生の行天春彦の2人のゆるい掛け合いと、2人のもとに転がり込んでくる騒動で物語が展開していきます。 松田は行天を、瑛太が多田を演じました。
12:私立探偵とその助手が織りなす、人気探偵映画シリーズ【2011年】
北海道ススキノを舞台に、私立探偵と助手・高田のコンビが大活躍!第1弾は興行収入12億円を超えるヒット作となり、2012年には続編『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』が、2017年には『探偵はBARにいる3』も製作されました。 東直己の推理小説『ススキノ探偵シリーズ』を原作とする作品で、私立探偵を大泉洋が、北大農学部の学生で運転手兼助手の高田を松田龍平が演じています。
13:マジメなのは、名前だけじゃない【2013年】
本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説が原作。辞書作りの14年の過程を丁寧に追った作品です。松田龍平は主人公の馬締光也を演じました。 出版社で営業マンとして働いている馬締光也は、会社の中で金喰い虫と呼ばれる辞書編集部に引き抜かれます。 コミュニケーションは苦手でしたが、馬締の言葉への執着と、粘り強さから編集者としての力を徐々に発揮していくさまと、不器用な彼の恋愛が描かれます。 松田は本作で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
14:松田龍平と堀北真希が兄妹役で共演【2013年】
声優を目指してアニメショップで働くオタク女子が、かつて自分と兄を捨てた母と死別し、納骨に訪れた母の故郷でその青春の足跡を追う、親子愛を描いた物語です。 監督の吉田が構想に7年をかけたオリジナル作品です。松田は主人公・麦子の兄、小岩憲男を演じました。
15:銀行員なのにお金アレルギー?【2015】
『恋の門』から引き続き2回目の、松尾スズキ監督と松田龍平がタッグを組んだ作品です。 銀行員のくせにお金アレルギーになってしまい、退職せざるをえなくなってしまった高見武春。お金を使わない生活を求めて、東北のある村に移住します。その村に住むクセのある住人達に出会い、騒動の中に巻き込まれていきます。 松田は主役の元銀行員で天然な高見を演じました。
16:モヒカン頭の売れないバンドマンが故郷に帰ると…【2016年】
松田が、主人公でモヒカンがトレードマークの売れないバンドマン・田村永吉を演じる本作。『南極料理人』『横道世之介』で知られる沖田修一監督によるホームドラマです。 永吉は、お腹に赤ちゃんができた恋人を連れ、結婚の報告をするために7年ぶりに故郷に帰ります。 しかし、いつまでもふらふらしている永吉に父・治の怒りが爆発し、親子げんかになってしまいます。ぶつかり合う2人でしたが、とりあえず家族で永吉の結婚祝いをすることに。そんな矢先、治が倒れてしまい、ガンだということが発覚します。 永吉の父・治に柄本明、恋人役に前田敦子など、注目のキャストが集結しました。
17.マンガばかり読んでいるおじさんが作文に書かれちゃう!【2016年】
2016年11月3日公開。原作・北杜夫、監督・山下敦弘によるユーモア溢れる作品です。 「自分のまわりにいる大人について」というテーマの作文を書くことになった小学生、春山雪男は、家に居候している変わり者の大学の非常勤講師”おじさん”を題材に選びます。 ”おじさん”の見合い相手のエリーがハワイへ行ってしまい、”おじさん”と春山雪男は後を追っていきますが……。松田は変わり者の哲学者”おじさん”を演じます。
18.松田龍平が宇宙人に……?!静かに世界は終わりに向かう【2017年】
黒沢清監督による人気舞台の映画化作品である『散歩する侵略者』。タイトルから謎かけのようですが、簡単に言えば宇宙人が地球に侵略してくるストーリーです。 行方不明から帰ってきた夫は別人のように優しくなり、毎日散歩に出かけます。不振に思う妻に「地球を侵略しに来た」と告白する夫。彼らは人々の「概念」を奪います。「家族」「所有」「自分」などの概念が次々と失われ、終わりに向かう世界……。 侵略者に乗っ取られた夫・真治を演じる松田龍平。主演の妻役に長澤まさみ、事件を追うジャーナリスト役に長谷川博己など、実力派キャストが勢ぞろいしています。従来にはない宇宙人の侵略の仕方が新鮮なおすすめ映画です。