「アリエルは自殺、オーロラ姫は眠っている間に襲われる」ディズニープリンセスの原作が怖すぎ!
ディズニープリンセスの実は怖い話
アリエルは実際は王子にフラれて自殺していた
オーロラ姫は眠っている間に隣国の王様に襲われていた
シンデレラにいじわるばかりしていた姉妹は、小鳥に目をくりぬかれた
白雪姫の毒リンゴの仕返しが半端ない。火で焼いた鉄の上を歩かせた
ベルの妹のタチが悪い
ラプンツェルは追放、王子は両目が抜け落ちる
『塔の上のラプンツェル』の原作はグリム童話の『ラプンツェル』。ディズニー版では、閉じ込められていた塔から、外の世界へと自ら出て行くという大胆な脚色がなされていますが、原作はそうはいきませんでした。 原作のラプンツェルは、魔女に出口のない塔に幽閉され、毎日歌を歌っていました。ある日偶然塔の下を通りかかった王子が、歌声を聴き、魔女の真似をしてラプンツェルの髪を伝って塔に登ることに成功します。そうして恋仲になった王子とラプンツェルは、魔女に隠れて逢瀬を重ねます。

ついには魔女にバレてしまうのですが、その理由というのがラプンツェルが発したこのセリフ。「最近お洋服がきつくなっちゃった。なんでかしら」というのです。王子と毎日会って何をした結果洋服がきつくなってしまったのか…想像すればすぐにわかりますね。 怒った魔女はラプンツェルの髪を切り落とし、荒野に追放します。そのことを知らずに塔にやってきた王子は、ラプンツェルの代わりに魔女が待っていたことに絶望し、自ら飛び降りてしまいます。そして落ちた衝撃で両目が抜け落ちてしまうという酷い目に遭っているのです。
若くして寂しい最後を迎えたポカホンタス
ディズニー版でもヒロインと相手が離れ離れで終わる『ポカホンタス』。ハッピーエンドじゃないのが珍しい作品ですが、実際のポカホンタスの運命はもっと寂しいものでした。 ポカホンタスが暮らす、ネイティブアメリカンのポウハタン族の集落地は、ジョン・スミス率いるイギリス人達の植民地となります。最初は友好的な関係を保っていたものの、植民地が拡大するにつれ互いの利害が一致しなくなり争い合うようになります。 そして、お互いがお互いの人民を人質に取って交渉するようになってしまいます。この時、イギリス人たちが人質に取ったのが酋長の娘のポカホンタスでした。彼女は通訳として使えるように英語を教えられ、キリスト教の洗礼も受けさせられます。

その後、ジョン・ウルフというイギリス人に目をつけられ結婚し、一児をもうけますが、子供の父親は別にいたという説があります。ポカホンタスは夫と一緒にイギリスに連れられ”ネイティブアメリカンの姫”として紹介されましたが、実際は酋長の娘であり、王女ではありませんでした。 その後、タバコ会社を持っていたジョンはポカホンタスを連れヴァージニアに戻りタバコ栽培をしようとします。そして旅の途中、彼女は病気を患い、わずか23歳前後の若さで亡くなってしまったといわれています。
ディズニープリンセスの現実は甘くない……。

女の子なら誰もが一度は憧れるディズニープリンセスのお話ですが、原作や史実では生々しかったり、悲惨なものだったり… 現実は映画ほど甘くないということなのでしょうか。





