「アリエルは自殺、オーロラ姫は性犯罪の被害者」ディズニープリンセスの原作が怖すぎ!

2017年7月6日更新

子供から大人までから絶大的な人気を得ているディズニーですが、その原作の童話を調べてみるとなんとも残酷…!とても子供に見せられるような代物ではありません。今回はディズニーで人気のアニメの恐ろしい原作バージョンをまとめてみました。

ディズニープリンセスの実は怖い話

プリンセス

ディズニー映画といえば、子どもから大人まで楽しめる純粋で素敵な物語なのが特徴です。しかし、ディズニー作品やプリンセスの原作である童話を確認すると、実はとても恐ろしい物語だった...なんてことが数多くあるのです。

童話の中では非常に残酷なその後のエピソードが描かれていたり、ディズニー映画の中では怖いグロテスクな描写のために設定が変更されていたりするのです。そこで今回は、ディズニー映画の中での物語と原作での物語の比較をご紹介します。一度知ってしまうと怖くなるかも?

アリエルは実際は王子にフラれて自殺していた

アリエル

ハンス・クリスチャン・アンデルセンが描く『リトル・マーメイド』の原作はディズニーのものよりもとても辛辣なものでした。

アリエルは王子を助け、彼から好かれたいが一心で海の魔女に人間にしてくれるように頼みました。ディズニーバージョンでは足をもらうかわりに声を失うのですが、原作では舌を切られるのです。

さらには歩くとナイフの上を歩いているかのような痛みに襲われ、エリック王子は他の女性と恋に落ちます。最終的にアリエルはエリック王子を殺しマーメイドに戻るか、海に飛び込み泡になり死ぬかの二択を迫られ、後者を選ぶのです。

オーロラ姫は眠っている間に隣国の王様にレイプされていた

眠れる森の美女

『眠れる森の美女』はジャンバティスタ・バジーレによる「日と月とターリア」の童話を参考に作られたのですが、こちらも原作は悲惨。

ターリア(オーロラ姫)が眠り続けているときにやってきたのは隣国の王様でした。(ちなみに既婚者)彼は彼女の意識がないのをいいことに貞操を奪います。そして彼女は妊娠し、二人の子供を出産しますがそれでも目をさますことはありません。

オーロラ姫が眠りから覚めるとそれをよく思わない王様の嫁が子供たちとオーロラ姫を殺そうとしましたが、王様が気づき助かります。その後、オーロラ姫は自分をレイプした王様と暮らし続けるのです。

シンデレラにいじわるばかりしていた姉妹は、小鳥に目をくりぬかれた

シンデレラ2

『シンデレラ』の原作、グリム童話ではシンデレラの父親は死んでいませんでした。意地悪な継母と姉妹たちのやりたい放題を見ているだけ。さらには姉妹たちにドレスや宝石をプレゼントする中、シンデレラにプレゼントしたのは木の枝…!

シンデレラはその枝を母親の墓の近くに埋め、その場で泣くとやがて芽が生えはじめ、鳥たちが住み着く木へと成長しました。

ガラスの靴を履く際にシンデレラの意地悪な姉妹たちはサイズを合わせるために自分の足を自ら切り落としますが、もちろんうまくいきません。

シンデレラがその後靴を履き、王子様と結婚するわけですが、その結婚式に行こうとした意地悪な姉妹たちはシンデレラが育てた木にいた鳥たちから目をくり抜かれました。

白雪姫の毒リンゴの仕返しが半端ない。火で焼いた鉄の上を歩かせた

白雪姫

グリム童話の『白雪姫』も負けず劣らず残酷です。原作では王妃が白雪姫に毒リンゴを盛って殺すまでに二回も殺人を目論んで失敗しています。

1回目は王妃は物売りに化けて胸紐を売りつけに行き、その紐を締め上げて姫を窒息させようとし、二回目は王妃がまた別の変装で毒の櫛を売りに来て白雪姫を殺そうとしました。

白雪姫が森に逃げたのは7歳の時なので王子との結婚は不適切なのですが、お互いを見るやいなや結婚を決めます。その結婚式には王妃も招待されましたが、火で焼かれた鉄の上履きを履いて踊らなくてはならならず、死ぬまで踊りをやめさせてもらえませんでした。

ベルの妹のタチが悪い

美女と野獣

ディズニーバージョンの『美女と野獣』は原作に近いのですが、ベルは1週間家に帰り、家族と過ごす時間を与えられていました。

ベルのことを妬んでいた妹は1週間以上家に留まるようにベルを説得します。野獣が怒ってベルを殺すことを願ったためです。この妹はシンデレラのステップシスターたちよりもたちが悪そうですね。

ディズニー作品の原作となっている古い童話などには、実際には恐ろしい話が隠されているのですね。

やることやって追放されたラプンツェル

『塔の上のラプンツェル』
© Walt Disney Studios Motion Pictures

『塔の上のラプンツェル』の原作はグリム童話の『ラプンツェル』。ディズニー版では、閉じ込められていた塔から、外の世界へと自ら出て行くという大胆な脚色がなされていますが、原作はそうはいきませんでした。 原作のラプンツェルは、魔女に出口のない塔に幽閉され、毎日歌を歌っていました。ある日偶然塔の下を通りかかった王子が、歌声を聴き、魔女の真似をしてラプンツェルの髪を伝って塔に登ることに成功します。そうして恋仲になった王子とラプンツェルは、魔女に隠れて逢瀬を重ねます。

ついには魔女にバレてしまうのですが、その理由というのがラプンツェルが発したこのセリフ。「最近お洋服がきつくなっちゃった。なんでかしら」というのです。王子と毎日会って何をした結果洋服がきつくなってしまったのか…想像すればすぐにわかりますね。 怒った魔女はラプンツェルの髪を切り落とし、荒野に追放します。そのことを知らずに塔にやってきた王子は、ラプンツェルの代わりに魔女が待っていたことに絶望し、自ら飛び降りてしまいます。そして落ちた衝撃で両目が抜け落ちてしまうという酷い目に遭っているのです。

若くして寂しい最後を迎えたポカホンタス

『ポカホンタス』 ゼータ
© Walt Disney Pictures

ディズニー版でもヒロインと相手が離れ離れで終わる『ポカホンタス』。ハッピーエンドじゃないのが珍しい作品ですが、実際のポカホンタスの運命はもっと寂しいものでした。 ポカホンタスが暮らす、ネイティブアメリカンのポウハタン族の集落地は、ジョン・スミス率いるイギリス人達の植民地となります。最初は友好的な関係を保っていたものの、植民地が拡大するにつれ互いの利害が一致しなくなり争い合うようになります。 そして、お互いがお互いの人民を人質に取って交渉するようになってしまいます。この時、イギリス人たちが人質に取ったのが酋長の娘のポカホンタスでした。彼女は通訳として使えるように英語を教えられ、キリスト教の洗礼も受けさせられます。

その後、ジョン・ウルフというイギリス人に目をつけられ結婚し、一児をもうけますが、子供の父親は別にいたという説があります。ポカホンタスは夫と一緒にイギリスに連れられ”ネイティブアメリカンの姫”として紹介されましたが、実際は酋長の娘であり、王女ではありませんでした。 その後、タバコ会社を持っていたジョンはポカホンタスを連れヴァージニアに戻りタバコ栽培をしようとします。そして旅の途中、彼女は病気を患い、わずか23歳前後の若さで亡くなってしまったといわれています。

ディズニープリンセスの現実は甘くない……。

女の子なら誰もが一度は憧れるディズニープリンセスのお話ですが、原作や史実では生々しかったり、悲惨なものだったり… 現実は映画ほど甘くないということなのでしょうか。