2025年6月19日更新

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ダニエル・クレイグ、007 ,スペクター

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サム・メンデス監督とは

サム・メンデスは1965年8月1日生まれ、イギリス・イングランド出身の映画監督です。ケンブリッジ大学卒業後は舞台演出家として活躍し、2002年まで自身が設立した「ドンマー・ウェアハウス劇場」で芸術監督を務めました。 1999年には『アメリカン・ビューティー』で映画監督デビューを果たし、第72回アカデミー賞では作品賞・監督賞など5部門を受賞。その後、2012年には007シリーズ初のアカデミー監督として『007 スカイフォール』を手がけ世界的ヒットを記録。2015年には続編にあたる『007 スペクター』も監督しました。

1位: 『007 スカイフォール』 (2012年)

007、スカイフォール、ダニエル・クレイグ
© 2012 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved

「007」シリーズ50周年記念作品。Mの過去と、MI6内部の危機に立ち向かうボンドの姿を描き、シリーズの転換点ともいえる重厚なストーリーが話題に。 サム・メンデスはスパイ・アクションの中にも人間ドラマを織り込み、シリーズに新たな深みを与えました。美しい映像と音楽、そして狂気的な敵役シルヴァの存在感も相まって、シリーズ屈指の傑作と評されています。

2位: 『アメリカン・ビューティー』 (1999年)

サム・メンデスの映画監督デビュー作。郊外で暮らす中年男レスターが、突然のリストラをきっかけに人生を見直し始める姿を、ユーモアとシニカルな視点で描いた作品。 アメリカの家庭が抱える歪みや孤独を浮き彫りにしながら、見事な演出と脚本で観客の心を掴み、第72回アカデミー賞で作品賞・監督賞を含む5部門を受賞しました。主演ケビン・スペイシーは主演男優賞を受賞。

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3位: 『007 スペクター』 (2015年)

「スカイフォール」の続編にあたるシリーズ第24作。過去と対峙しながら、犯罪組織スペクターの陰謀を追うジェームズ・ボンドの姿が描かれます。ボンドの内面にさらに踏み込んだ構成で、前作に続きサム・メンデスが監督を務めています。 アクションの豪華さはもちろん、シリーズへのオマージュやボンドの人間性への深掘りが魅力。ラグジュアリーな装備や美術にも注目です。

4位: 『お家(うち)をさがそう』 (2009年)

子どもを授かったカップルが、理想の家族を築ける土地を求めてアメリカ各地を巡るロードムービー。人生の意味を探しながら、さまざまな人々と出会い、ふたりの絆を深めていきます。 サム・メンデス監督作品としては珍しく、ユーモアと温かさに満ちた作品で、家庭をテーマにしながらも希望を描いた軽やかなタッチが印象的です。

5位: 『ロード・トゥ・パーディション』 (2002年)

大恐慌時代のアメリカ・シカゴを舞台に、家族を愛する父でありながら、裏ではマフィアの幹部という顔を持つ男マイケル・サリヴァンの葛藤を描いたエレガントなギャング映画。 息子を巻き込みながらも“父親としての正義”を貫こうとする姿が胸を打ちます。トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウといった実力派が顔を揃え、重厚で美しい映像美も高く評価されています。

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6位: 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 (2008年)

1950年代アメリカ、郊外の理想的な家で暮らすフランクとエイプリル夫妻。外から見ると幸せそうな家庭ですが、理想と現実のギャップにより夫婦の間には次第に深い溝が生まれていきます。脱出を試みてパリ移住を計画するも、その道は平坦ではありません。 『タイタニック』の名コンビ、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが再共演し、重厚な夫婦ドラマを演じ切りました。

7位: 『ジャーヘッド』 (2005年)

湾岸戦争を舞台に、18歳で志願入隊したアンソニー・スオフォードと仲間の若き海兵隊員たちの日常を描いた戦争ドラマ。実際の戦闘よりも、待機と演習ばかりが続く戦場の現実を描き、「戦争が人の心に何を残すのか」に迫る作品です。 タイトルの『ジャーヘッド』とは、海兵隊員の刈り上げた髪型が“ジャーのふた”のように見えることに由来します。原作は1990年に中東へ派遣された実在の兵士によるベストセラー回顧録。