北海道を舞台にしたおすすめ映画25選

2017年7月6日更新

広大な自然溢れる北海道は、映画やドラマのロケ地となることもしばしば。心にしみる名作を数多く撮影してきた、北海道を舞台にしたおすすめの映画を25選にしてご紹介します。

1:石狩の美しく厳しい自然を描いた作品(1957年)

funky_jun 中井貴一の父、佐田啓二主演。灯台守の厳しい仕事とその人生を描く。 今は無人の灯台。かつてはそこを守る灯台守たちがいたんだなと思うと、灯台を見る目が変わった。灯台は僻地にあり、その生活は過酷だったという。温かな家族、悲しさ、かつての日本の温かい家族が見れる。

第二次世界大戦の最中、厳しい生活に耐え凌ぎながら日本各地の灯台を転々とし、海の安全を守り続ける夫婦を描いた作品です。北海道は石狩灯台が物語の舞台として登場し、雪野と光太郎という二人の子供が生まれる印象深い土地でもあります。

若山彰が歌う主題歌「喜びも悲しみも幾歳月」も日本中で大ヒットとなり、1957年の芸術祭賞を受賞しました。過去の著名曲として後世に歌い継がれています。のちにテレビドラマや映画のリメイク版が制作された力のある作品です。

2:内田吐夢のサスペンス映画(1964年)

tamoo3 三國連太郎。スーさんとはひと味もふた味も違う!
Keimiyazato 三國連太郎と左 幸子主演で三時間以上に及ぶ人間ドラマ、巨匠 内田吐夢の演出に迫力があり長尺さを感じません、 ゛伴じゅん゛大好き❗

『飢餓海峡』は水上勉の推理小説を原作とする映画で、戦後の人々の心に深く残っている悲しさや暗さに焦点を当てた作品です。

舞台は昭和22年。台風の影響により転覆し多くの死者が出た青函連絡船の事故を調べた函館警察は、乗客名簿に載っていない身元不明の遺体を2体発見します。海難事故を同じ日に岩幌町で発生した大きな火災とも関連付け、謎が展開していくミステリー映画です。日本映画における名作として評判の高い映画となっています。

3:受刑者の間で歌い継がれてきた歌を基にした作品(1965年)

southpumpkin いつかは観なきゃと思い先延ばしにしてきた本作。渋い高倉健目当てで鑑賞したのですが、この頃はまだちょっと若め。若造、という感じでした。次回以降からはどんどん渋くなってくるので期待が持てます。 ストーリーは古典的な脱獄モノ。網走の寒そうなところで囚われた受刑者たちが脱獄を企てる、というものです。この受刑者たちも最高に渋い面子なんですね。田中邦衛がチンピラみたいな役で出ちゃう辺りに歴史を感じます。
mataro_mince 極寒の網走監獄に収監される前科者の群れを繋ぐ鎖、雑居房、軋轢。歪んだ仲間意識下でのぞく人間のエゴが脱走に及び同情はついに追うものと追われるものに「網走番外地」梅田7。先に「続~」を塚口で昨年暮に観た。そのイメージとは違う硬派なアクション本作。高倉健の魅力を感じたのは「続~」の方。2014年12月27日

監獄という閉じられた世界をさらに密閉する豪雪。 冬の網走を白黒映画にしたのが効果的。 雪の中を疾走するトロッコのシーンがカッコ良い。 丹波哲郎や田中邦衛、すべての俳優さんが好演。嵐寛寿郎が渋い。 「続~」の痛快さなどは微塵もない。 高倉健のイメージを決定づけたヤクザで硬派な側面はまだ芽を出したところと言った感じ。 やっぱしスクリーンはすごい。

高倉健が主演を務めた刑務所を舞台とする映画。網走刑務所で主人公の橘真一は、家族の為に早く出所するべく模範囚として過ごしますが、同じ部屋の3人の脱獄計画に巻き込まれていきます。

『網走番外地』は元々網走刑務所の受刑者たちに歌い継がれてきた歌で、そこに目をつけた公開当時の東京撮影所長、今田智憲によって企画されました。大雪の中の脱走劇や列車を使っての手錠切断など、今となっては珍しい高倉健のギャングの役柄を見ることができます。

4:網走を舞台にしたシリーズ第11作目(1973年)

theskinheads 年上の人とは男はつらいよの話が捗る。お互いに好きなものを語り合ってバカみたい熱くなってすごく幸せだ。男はつらいよを好きな人はみんな知ってる。どの作品も素晴らしい。本当に否定のしようがない。 その時によく話すのが何作目が好きかという話題だ。これがもう本当に楽しい。何作目が好きかでその人の人間性がある程度わかるものだ。 そんな俺が好きなのはコレ、忘れな草である。リリーの初登場回というのが印象的ですね。まぁ、忘れな草を好きというとよく言われるのが「際物だなぁ」という言葉。そうシリーズの中でかなり重くのしかかってくるストーリーである。男はつらいよはもともと際物だったと聞いたことがある。大人の男しかわからない悲しさというのもそこに起因してると。その中でもたぶんトップだろう。 お金を貯めて全作DVD買おうかな。まだ金がない……。あぁ、なんと素晴らしい男はつらいよ。星5じゃ足りない

初夏の網走で、寅次郎は地方巡業をしている歌手のリリー松岡と出会います。お互いに弱みを見せ、うちとけるうちにリリーは寅次郎を兄のように慕うようになります。一方寅次郎はリリーの世話を焼くうちに次第に恋心を抱くようになっていきます。

名作シリーズ『男はつらいよ』の第11作目となるこの作品。初夏の爽やかな風が吹く網走の景色を堪能できます。

5:日本のロードムービーの代表作(1977年)

ririri511 最高、グッとくる不朽の名作です。 ムショ上がりの健さんと東京から一人旅に来た武田鉄矢と桃井かおり、全くの赤の他人の3人が行き当たりばったりで繰り広げるロードムービー。 高倉健さんの唯一無二の存在感と脇を固める武田さんと桃井さんのキャラクターも抜群に楽しい。 目的地の風になびく大量の黄色いハンカチは感無量な気持ちになります!
obaover 不朽の名作だと思います! 武田鉄矢に説教してた所が妙に記憶に残ってて、九州男児、いや、男とはどうあるべきか教えてくれた映画です。 コメディ要素も入っていますが、それも込みで幸せの黄色いハンカチなんだと思うと、終始無駄のない作品です。

高倉健や倍賞千恵子、映画初出演となる武田鉄矢に桃井かおりと、そうそうたるキャスト陣で撮影された作品です。1971年の『ニューヨーク・ポスト』に掲載されたコラムを基に製作されました。

第一回日本アカデミー賞や報知映画賞など数多くの賞を受賞した評価の高い映画です。釧路や網走、阿寒湖温泉や帯広など北海道全土を使って撮影され、日本のロードムービーの代表作となっています。

6:民子三部作の第三作 (1980年)

sasami0929 いやー!健さん!かっこいー!! 最後の汽車のシーン泣けるわ
Daichi_Yamada 西部劇の名作「シェーン」を下敷きに、「シェーン」の主題曲、ビクター・ヤングの「遥かなる山の呼び声」をタイトルにした、健さんでしか出来ない映画。ハナ肇もいいよな〜

1979年に公開された『家族』と1972年の『故郷』と並ぶ、民子三部作と呼ばれる作品のうちの一つです。『男はつらいよ』『幸福の黄色いハンカチ』を手がけた山田洋次の作品であり、『幸福の黄色いハンカチ』に出演したキャスト陣が友情出演しています。

北海道の東部、中標津にある小さな農場を舞台に繰り広げられる物語は、北海道の素晴らしい四季の風景とともに展開していきます。『遙かなる山の呼び声』は映画『シェーン』の主題曲のタイトルであり、その曲のタイトルからこの作品の構想を練ったそうです。

7:カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品(1980年)

影武者

Tetsuya__Tanoue 観る前にネットで評価を確認したら、あまり良くなく、さほど期待せずに鑑賞。 この作品のどこが駄作なんでしょう。。。

ただただ凄い!

HMworldtraveller 『世界の黒澤』の作品にこんな点数は恐縮ですが、あくまでも個人の好みということで、感じたままに正直に書くと、あまり強く心を揺さぶられませんでした、、。重厚長大な様式美は感じるけれど、物語としてのめり込めないというか。顔が似ているというだけの理由で たとえ一時であっても他人の人生を生きなければならなくなった影武者の悲哀をもっと生々しく感じたかったのに、そこをあまり感じ取ることができなかったです。影武者の人物像や喜怒哀楽の描写が薄いと感じたのは、この人のそれまでの生き様や人となりについての描写が少ないせいなのか、エピソードの掘り下げがあっさりしているせいなのか、自分でもよくわかりません。全体的に引いて撮った映像が多いように感じましたが、俯瞰的な視点を意図したものなのでしょうか。いずれにしても、出来事を絵巻物的に眺めるにはいいけど、登場人物のちょっとした表情の移ろいは汲み取りにくかったです。私は登場人物にガッツリ感情移入しながら観るほうなので、そこが薄いとどうしても評価が下がりがちになります。影武者に感情移入して、いつバレるかわからないピリピリした緊張感や他人の人生を生きる悲哀にどっぷり浸かることができていたら、最期の場面がきっともっと胸に突き刺さるようなものに感じただろうと思います。個人的にハマりそうな内容なのにハマらなかったのが残念なので、しばらくおいてから再鑑賞にチャレンジする予定。

世界の巨匠、黒澤明による1980年の作品です。黒澤明の作品において唯一の戦国武将の話を扱った物語で、たまたま居合わせた盗人が武田信玄の影武者として生きる姿を描いたストーリーになっています。

話のクライマックスを飾る長篠の戦いのシーンは、北海道厚真町に大掛かりなセットを組んで撮影されました。この作品はカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞したほか、当時の日本の映画興行成績1位を獲得しました。

8:八代亜紀の「舟唄」が印象的(1981年)

Kensuke_Tamura 北海道舞台。高倉健は刑事役。 射的でオリンピックに出るため妻と別れる。 またすず子、桐子と女を区切りとして物語は進む。

北海道警察本部捜査一課の刑事部長でオリンピックの射撃選手でもある英次と、居酒屋「桐子」を切り盛りする桐子、英次の妹とその周りを取り巻く人たちの人間模様を鮮やかに描いた作品です。増毛町や札幌市を中心に話が繰り広げられていきます。

英次と桐子が二人で話すシーンや、桐子の心情を描くシーンで流れる八代亜紀の「舟唄」が印象的な作品です。

9:タロとジロ、実話を基にした感動の物語(1983年)

chibinaochin 高倉健さんすごい。
toshibakuon あの有名なタロとジロの物語。南極観測隊と共に越冬していたカラフト犬。隊員の引き継ぎの為に昭和基地を離れたが宗谷が氷に阻まれ身動きとれず犬たちをその場に置き去りにしなければならない状況になり1年後再び基地に戻ったそこで目にしたのは... 小学生の頃に観てとても感動したのを覚えている。

天候悪化のため、南極の昭和基地に置き去りにされたそり犬のタロとジロが、2匹で厳しい環境を乗り越え1年後に越冬隊員と再会するという、感動の実話をもとに映画化されました。ロケはカナダで行いましたが、最後の再会のシーンだけ日程が合わず、北海道の稚内で撮影されています。

この作品は1980年の『影武者』が記録した映画興行成績を塗り替え、当時大反響を呼びました。国外でも吹替えの作品が製作されるなど評価が高い映画です。

10:中山美穂が一人二役に挑戦した作品(1995年)

ellie0728 映像が綺麗で小さい時から印象に残ってた映画。
namizumishi 素敵な作品という言葉がぴったり。キュンとしました。また観たい。

北海道の小樽と神戸を舞台に展開するラブストーリーです。中山美穂演じる主人公・渡辺博子は亡くなった婚約者の藤井樹への想いを抑えきれず小樽へ手紙を送ります。すると、なんと数日後に返事が返ってくるのです。そのことをきっかけに変わった文通が始まります。

神戸に住む渡辺博子と、小樽に住む婚約者と同姓同名の女性・藤井樹の両方を中山美穂が演じ、話題を呼びました。

11:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の監督が送るSF映画 (1997年)

kxmou 結構好きだった。インターステラーみたいな感じだけど、それが本当なのか嘘なのかわからない不思議な話。
thewavecatch31 ジョディフォスター演じる 主人公のひたむきに 夢を追い掛ける姿に感動です!

利害や力関係など現実の事には めっきりですが 夢への信念を曲げない主人公の姿は 励まされます

宇宙人の姿も 個人的には あの描写は いい手法だと思います

科学、信仰 現実 精神世界

いかにも アメリカなストーリーですが ここで描かれている 現代社会の人間は皆孤独だ というメッセージは 非常に納得しました

なにより ひたむきで純真の塊な主人公を ジョディフォスターが演じた事が 個人的には 非常に大きいです

のちに 同じ宇宙を題材にした インターステラーに マシューマコノヒーが出ているのも 非常に興味深いです

『コンタクト』は、SF小説を原作に構成されたアメリカのSF映画です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが監督を手がけ、天文学的にもかなり忠実に作られた質の高い作品です。

作中で北海道の知床半島が登場し、当初は実際に北海道でロケを行う予定だったそう。細部まで丁寧に作られた、緊迫感溢れる作品です。

12:日本アカデミー賞の主要部門を総なめした作品(1999年)

1992tukuro_ 高倉健演じる妻子を失った男の鉄道員としての生き様と北海道の風景が絶妙!

最後の曲も好き!

mataro_mince 豪雪の北海道。かつて賑わった炭鉱町の廃線間近の駅で定年を迎える駅長。人生の全てを駅舎で過ごしてきた記憶「鉄道員 ぽっぽや」塚口3。それは駅舎自身の記憶で最後に映した幻灯。映画人生で最も関わってきた人達で固めた布陣は高倉健の夢の中でもあるかのよう。上映中泣きっぱなしでありました。2015年2月19日

鉄道員(ぽっぽや)は浅田次郎の短編小説を原作とした映画。廃線寸前である北海道のローカル線の駅長にまつわるお話です。2000年の第23回日本アカデミー賞の最優秀作品をはじめ、数多くの賞を受賞しました。

石北本線や根室本線を使って撮影が行われ、映画公開時にはJR北海道とのタイアップなどが行われました。広末涼子や坂本龍一の起用で話題にもなった作品です。