2020年5月12日更新

北海道が舞台のドラマ9選!雪国が紡ぐ心温まるストーリー

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広大な大地と雪景色広がる北海道が生んだ名作ドラマを紹介!

列車 北海道 雪 フリー画像

豊かな大地に澄んだ空気、広い空ーー。そんな大自然に満ち溢れた北海道では、これまでたくさんの名作ドラマたちが生まれてきました。 北海道で育った登場人物たちには不思議な魅力があり、その純粋さが胸を打ちます。また、人物たちの背景に映る北海道の景色は、私たちの心を癒してくれるはずです。 今回はそんな魅力たっぷりの北海道を舞台にしたドラマを紹介していきます!

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『なつぞら』(2019年)

十勝市

『なつぞら』はNHK連続テレビ小説第100作目の記念作品。主演の広瀬すずは、戦争で両親を失った戦災孤児の少女役を演じています。オープニング曲はスピッツの「優しいあの子」で、物語に優しい色を添えました。 広瀬すず演じる少女・奥原なつは、両親を亡くしたという大きな悲しみを心に抱えていました。しかし、彼女は北海道の広大な自然に囲まれ、たくましい成長を遂げていきます。 そして大人になり、上京し新たな世界に飛び込みます。それはなんと、アニメーションの世界。アニメーションは当時「漫画映画」と呼ばれていました。その漫画映画の世界で、なつは北海道での生活で培った自由な想像力を発揮していくのです。 NHK連続テレビ小説の不朽のテーマである「困難に立ち向かう女性」の生き様を、北海道の大自然とともに描いた感動作です。

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『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)

苫小牧市・千歳市など

フジテレビ系月曜9時の枠で放送された人気ドラマ作品。通称「いつ恋」。有村架純と高良健吾のダブル主演で、脚本は『東京ラブストーリー』や『最高の離婚』など数々の人気作品を世に送り出してきた坂元裕二が担当しています。 幼い頃に両親を亡くした杉原音は、育ての親である林田夫妻と北海道の小さな町で暮らしています。林田夫妻は音のことをいいように使い、音は育ての母の介護をしながら生活をしていました。 東京の運送会社で働く曽田練は、人を信じやすく騙されやすい性格。そんな練はある日、悪友が北海道から盗んできたカバンの中から、古ぼけた手紙を発見します。その宛名には"音へ"という文字。練はその手紙を音に届けるため、トラックで北海道へ向かうのです。 どこか不思議で切ない雰囲気が漂う名作「いつ恋」。音や練のひたむきな姿が胸を打つ作品です。

『永遠のニㇱパ 〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜』(2019年)

松前郡など

『永遠のニㇱパ 〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜』は北海道150年記念ドラマとしてNHK札幌放送局が制作した作品です。そして、NHK総合放送にて2019年に放送されました。かつて蝦夷地と呼ばれていた場所を、「北海道」と命名した松浦武四郎の半生を描いています。 松本潤演じる松浦武四郎は、幕末から明治時代にかけて6回の蝦夷地探査を行いました。松浦は未開の地であった蝦夷地を、国境画定を求めてくるロシアから守ろうとしていたのです。 その中で松浦は蝦夷地の先住民である「アイヌ」と出会い、交流を深めていきます。深田恭子演じるアイヌの女性・リセに惹かれていく松浦の姿にも注目です。 題名にある「ニㇱパ」という言葉は、アイヌ語で「尊敬する人」「大切な人」という意味。勉強になるだけでなく、心がじんわりと温まる作品です。

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『マッサン』(2014年)

余市町

NHK連続テレビ小説にて放送され、朝ドラ初の外国人ヒロインの起用が話題になったドラマ『マッサン』。スコットランド人の女性と造り酒屋の跡取り息子が繰り広げる、大正時代を舞台としたラブロマンス作品です。 玉山鉄二演じる酒屋の跡取り息子・亀山政春はウイスキー造りに情熱を燃やしている青年。ある日政春はウイスキー造りを学ぶため、スコットランドに留学することになります。そして留学先で出会ったスコットランド人の女性・エリーと運命的な恋に落ちていくのです。 政春とエリーは両親の反対を押し切り、結婚します。政春はエリーのことを周囲に認めてもらうため奮闘し、ウイスキー造りに励みますが、なかなか思うようにはいかずーー。そんなたくさんの困難に立ち向かっていく二人の姿に、勇気をもらえる作品です。

『不便な便利屋』(2015年)

赤平市

『不便な便利屋』はテレビ東京系の深夜ドラマ枠「ドラマ24」にて放送されたコメディードラマ。脚本・監督は、北海道の大人気バラエティーである「水曜どうでしょう」の企画を担当している鈴井貴之がつとめています。 岡田将生演じる脚本家を目指す青年・竹山純。純は高速バスで富良野を目指していましたが、その道中の小さな町で大吹雪による足止めをくらってしまいます。そしてその小さな町には個性豊かなおじさんたちが住んでいてーー。純はその町での騒動に次々と巻き込まれていきます。クスッと笑えて何も考えずに楽しめる、癒し系コメディーです。 ロケが行われたのは、北海道屈指の豪雪地帯である赤平市。ドラマの背景に映る一面の銀世界にも注目です!

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室蘭市

『Mother』(2010年)

“母性は人を狂わせる”というキャットコピーを打ち出し、日本テレビ系にて放送されたドラマ『Mother』。脚本はヒットメーカーの坂元裕二が担当。主人公が幼い子供を誘拐するという衝撃的な内容は、世間で大きな話題となりました。 松雪泰子演じる小学校教諭の鈴原奈緒は、受け持っているクラスの児童・道木怜南が虐待を受けていることに薄々気がついていました。しかし奈緒は怜南のことをなんとなく苦手に思っており、虐待に気づかないふりをしてしまいます。 そんなある日奈緒は、真冬に肌着一枚でゴミ袋に入れられ道に捨てられている怜南を偶然発見します。奈緒はその時、怜南を強く抱きしめ、自分が怜南の母親になると決意し、怜南を誘拐し遠くの街へと逃げていくのです。 「誘拐」という言葉から連想するような恐ろしい物語ではなく、大きな母性愛に溢れた切ない作品です。子供に愛を注ぐことについて、深く考えさせられます。

『南極大陸』(2011年)

根室市

『南極大陸』はTBS日曜劇場にて放送された木村拓哉主演のドラマ。TBS開局60周年記念の作品として制作されました。“その夢には、日本を変える力がある”というキャッチコピーを掲げ、毎回高視聴率を叩き出した人気ドラマです。 作品の舞台は戦後10年ごろの日本。この頃の日本は「敗戦国」のレッテルを貼られ、世界中からばかにされていました。そんな時、未開の地であった南極大陸の観測計画が発表され、それに手を挙げたのが日本だったのです。研究者たちは様々な壁にぶつかりながら、国のため、己のために厳しい状況の中で奔走していきます。 地質学の研究者・倉持岳志役の木村拓哉をはじめ、観測隊の隊長白崎優を演じた柴田恭兵など、過酷な環境で撮影に挑んだ豪華役者陣に注目の作品です。

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『北の国から』シリーズ(1981年〜2002年)

富良野市

『北の国から』は1981年にフジテレビ系「金曜劇場」にて放送された大人気作品。連続ドラマの放送終了後には、1982年から2002年にかけてスペシャルドラマが8編にわたり放送されました。幅広い世代からの支持を集め、国民的ドラマとして知られています。脚本は倉本聰が手がけ、主役の黒板五郎役は田中邦衛が演じました。 東京から故郷の北海道へ帰郷した一家が大自然の中で暮らし、成長していく姿を描いた『北の国から』。子役たちは10年単位でドラマに出演しており、登場人物が成長していく様をリアルに映し出しています。 北海道の壮大な自然を感じられるだけでなく、登場人物たちの成長や時間の経過に心を奪われる名作ドラマです。

『風のガーデン』(2008年)

富良野市

フジテレビ開局50周年記念ドラマとして制作された『風のガーデン』。脚本は「北の国から」でおなじみの倉本聰が担当しており、2005年に放送されたドラマ「優しい時間」とともに富良野三部作として語られています。 中井貴一演じる主人公・白鳥貞美は、大学病院で麻酔科医として勤務しています。多忙な仕事のかたわらで私生活も派手な貞美。そのため自らの体が病に侵されていることになかなか気がつかず、抱えているガンは末期にまで進行してしまいます。貞美の妻は、障害を持つ息子の子育てに苦悩し自殺しており、身寄りのない貞美は絶縁した家族の住む北海道富良野に帰郷することに! 寿命が近づく中で貞美がどう変わっていくのか、家族との関わりを通して貞美が感じたこととはーー。生きることについて深く考えさせられる作品です。

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自然あふれる北海道が贈る9つのヒューマンドラマ

北海道 風景 フリー画像

今回は、北海道を舞台にした名作ドラマを紹介しました! ひとくちに北海道と言っても、作品によってその見え方はまったく異なり、壮大な景色は様々な表情を見せてくれます。旅行気分で楽しむのもいいですね! 心温まる物語やクスッと笑える物語、涙がこぼれてしまう物語ーー。美しい景色とともに、ぜひご覧ください。