2020年4月21日更新

北国の魅力満載!北海道を舞台とするアニメ5選【しばれる大地が育む物語】

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北海道アニメ サムネイル

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雪、グルメ、アイヌ文化……、北海道を舞台にしたアニメ作品を紹介

北の大地・北海道と聞いて多くの人が連想するものは「雪景色」ではないでしょうか。北海道を舞台にしたアニメ作品では、やはり冬の季節が描かれる事が多いもの。どこか神秘的で幻想的な冬景色の描写は、北海道ならではですよね。 美味しいグルメやアイヌ文化も魅力のひとつ。作中に美味しそうな北海道グルメが登場すると、つられてお腹が空いてしまう人も多いことでしょう。近年では『ゴールデンカムイ』の影響もあってアイヌ文化が若者の間でブームとなりつつあります。 この記事では、北海道の魅力が伝わるアニメ作品を一挙紹介!気になる作品があったら、是非チェックしてみてください。

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1.『僕だけがいない街』

『僕だけがいない街』は、ヤングエースで2012年~2016年に連載された三部けいの漫画作品です。2016年1月~3月に、フジテレビの「ノイタミナ」枠でアニメ化しました。 主人公は、北海道出身の売れない漫画家・藤沼悟(ふじぬまさとる)。彼は直後に悪い事が起こる時、それが取り除かれるまで直前に何度もタイムリープする「再上映(リバイバル)」という能力を持っていました。 そんな悟は突然、殺人事件の犯人に仕立て上げられそうになりますが、咄嗟に1988年へタイムリープします。悟が戻ったのは、連続小学生誘拐殺害事件が起こる直前の小学生時代でした。どちらの殺人事件も同一犯によるものと確信した悟は、犯罪を阻止するために奔走します。 本作の舞台は北海道の苫小牧市。原作者の三部けい自身も、高校時代まで北海道苫小牧市で過ごしていました。登場人物達が北海道弁を喋ったり、冬の北海道を舞台に悟たちが活躍するなど、北海道愛が感じられる作品です。

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2.『ゴールデンカムイ』

『ゴールデンカムイ』は、明治の北海道・樺太を舞台にした野田サトルによるサバイバル漫画。2018年に第1期・2期がアニメ化され、第3期は2020年10月より放送予定の大人気作品です。 北海道で砂金を取っていた杉元佐一(すぎもとさいち)は、アイヌが秘蔵する金塊の噂を耳にします。ヒグマから襲撃を受けた際、アイヌの少女・アシリパの出会いをきっかけに、佐一は彼女と協力関係を結ぶことに。彼は妹の治療費を手に入れるため、アシリパは父親の仇を討つために、金塊の行方を追います。 作中では「鮭のルイぺ」「ウサギのチタタプのスープ」などのアイヌ料理だけでなく、「なんこ鍋」「馬肉の桜鍋」といった北海道の郷土料理も登場。物語が面白いのは勿論のこと、登場する珍しい料理も二重の意味で楽しませてくれます。作中で登場するアイヌ民族の知恵・文化からも、学べる事が多々あって興味深いです。

3.『最終兵器彼女』

高橋しん原作の『最終兵器彼女』は、2002年7月~10月にアニメ化した、いわゆる「セカイ系」アニメ。2005年に『最終兵器彼女 Another love song』というタイトルでOVA化、2006年には映画化もしています。 北海道の高校生・シュウジは、ちせに告白されて交際を始めました。しかしある日謎の敵から襲撃を受けたことをきっかけに、ちせは姿を変え「最終兵器」として戦闘を始めます。戦争が激化していく中でちせは暴走、周囲の人も次々と亡くなっていき……。 シュウジとちせが暮らす舞台が小樽市になっているほか、作中では2人で実在する展望台や札幌駅周辺を訪れるなど、北海道の様々な場所が舞台として登場します。平凡な日常が戦争によって壊されていく様子が、とても切ない作品です。

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4『Kanon』

『Kanon』の原作は、Key制作の恋愛ゲームです。東映アニメーション制作で2002年1月~3月にアニメ化されたあと、京都アニメーションによって2作目が2006年10月~2007年3月にアニメ化されました。 高校2年生の相沢祐一(あいざわゆういち)は、家の事情で北海道の叔母の家に移り住むことになります。幼い頃に北海道をよく訪れていたものの、何故かその頃の記憶がない祐一。しかし、明るく元気いっぱいな月宮あゆ(つきみやあゆ)や、おっとりした水瀬名雪(みなせなゆき)など5人のヒロイン達との出会いを通じて、祐一は思い出を取り戻していきます。 冬になると、本作を見返したくなるファンは少なくないでしょう。特に京アニ版は雪の降る描写や冬景色がとても美しく描かれており、幻想的な冬の風景に見入ってしまいます。

5.『銀の匙 Silver Spoon』

アニメ『銀の匙 Silver Spoon』は、フジテレビの「ノイタミナ」枠で2013年に第1期、2014年に第2期が放送されました。原作は週刊少年サンデーで2011年~2019年に連載された少年漫画で、原作者は『鋼の錬金術師』でお馴染みの荒川弘です。 札幌の進学校に通っていた八軒勇吾(はちけんゆうご)は学力競争に敗れ、“実家から離れたい”という半ば投げやりな理由で、大蝦夷農業(おおえぞのうぎょう)高校に進学します。 入学当初は勉強で学年トップを目指そうとする勇吾。しかし御影アキ(みかげアキ)や駒場一郎(こまばいちろう)などの同級生達は、勉学よりも具体的な目標に向かって努力していました。将来の夢がない勇吾は、周りと自分の違いを痛感し、焦り始めます。 作者の実家が北海道の農家なこともあり、農業のエピソードはリアリティがあって見ごたえ抜群。窯焼きピザや豚丼など「飯テロ」シーンも多く登場し、空腹時の視聴は要注意です!

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北海道愛がひしひしと伝わってくるアニメ作品、思わず行ってみたくなる?

本記事では北海道を舞台とするアニメ作品を紹介しました! 『僕だけがいない街』『最終兵器彼女』では実在の土地が登場したり、『ゴールデンカムイ』はアイヌ文化、『銀の匙』は農業・酪農をテーマにするなど、どの作品も様々な切り口から北海道を描いています。 毎年、観光ランキングや魅力度ランキングで必ずと言っていいほど上位にあがる北海道。紹介した作品はどれも北海道愛が伝わってくるものばかりなので、北海道に行ってみたくなるかもしれません。是非チェックしてみてください!