ケイト・ハドソンのプロフィール
ケイト・ハドソンはカリフォルニア州ロサンゼルス出身、1979年4月19日生まれの女優です。
女優のゴールディー・ホーンと、俳優でミュージシャンのビル・ハドソンの間に生まれました。その後、両親が離婚し、母とその交際相手であるカート・ラッセルに育てられたそうです。
1996年からテレビに出演するようになり、1998年には『Desert Blue(原題)』で映画デビューしました。同年に公開された映画『200本のたばこ』での演技を絶賛され、若手女優として注目されるようになります。
また、ハドソンはデビューからわずか3年で米雑誌ヴァニティ・フェアの表紙を飾りました。キャリアを築くうえで大女優である母の支援を受けたことがないことも、彼女が評価されるポイントになっているようです。
映画『あの頃ペニー・レインと』で一躍人気者に!
記者としてブレイク寸前のバンドのツアーに同行することになった15歳の少年を主人公としたロードムービー『あの頃ペニー・レインと』で、ハドソンはヒロインのペニー・レインを演じ、世界的に人気を獲得しました。
キャメロン・クロウ監督の実体験に基づいて製作されたこの作品は、青春映画、音楽映画として高い評価を受け、ゴールデングローブ賞作品賞とアカデミー賞脚本賞を受賞。
ハドソンが演じたペニー・レインは、ウィリアムと同様に年齢を偽り、バンドとともに酒やドラッグにまみれた日々を送るようになります。無垢な少女であった彼女は、ラッセルと付き合ううちにひどく傷つけられていきました。
純粋でありながらもミステリアスな魅力をもつペニー・レインを演じたハドソンのみずみずしい演技は高く評価され、アカデミー賞助演女優賞にノミネートしました。
ケイト・ハドソンはラブコメの女王!?
ケイト・ハドソン出演のヒット作にはロマンティック・コメディが多く、メグ・ライアンに次ぐ「新ラブコメの女王」と呼ばれることもあります。
フラれようと奮闘する!?逆転の発想のロマンティック・コメディ【2003】
社会派の記者を目指すアンディ(ハドソン)は、女性向けのハウツー記事しか書かせてもらえないことに悩んでいました。ある日、同僚が彼氏にフラれたことをきっかけに「男にフラれる方法」という逆ハウツー記事を書いてはどうかと提案すると、編集長から10日間で男性と付き合い、フラれる体験をして記事を書くよう指示されてしまいます。
アンディがターゲットとして選んだのは、広告代理店に勤めるベン(マシュー・マコノヒー)でした。しかし、彼は10日間で女性を夢中にさせ、会社のパーティーに連れて来れば契約を取らせるというゲームに参加させられていました。
ラブラブ新婚家庭に大迷惑な居候!【2006】
ハワイで挙式を終えたばかりのカール(マット・ディロン)とモリー(ハドソン)は、甘い新婚生活を夢見ていました。
そんな矢先、カールの親友ランディ・デュプリー(オーウェン・ウィルソン)が家も仕事も失い、しばらくふたりの元で居候することになります。ランディの自由すぎる行動にふたりの生活はめちゃくちゃにされてしまい……。
ケイト・ハドソンの恋愛遍歴は泥沼!?
ケイト・ハドソンは200年にロックバンド、ブラック・クロウズのボーカルであるクリス・ロビンソンと結婚し、2004年に長男を出産しました。しかし、2006年に破局・離婚します。
ロビンソンとの離婚が成立する以前から、ハドソンは『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』で共演したオーウェン・ウィルソンと交際をスタート。2007年に破局し、俳優のダックス・シェパードと交際を開始します。
その後、ウィルソンが両手首を切り錠剤を過剰摂取して自殺を図ったことで、ハドソンは彼をサポートすると宣言。2008年に再び交際を始めますが、すぐにまた破局にいたっています。
その後、自転車レース選手のランス・アームストロングとのデートも目撃されました。また、2009年5月には野球選手のアレックス・ロドリゲスと交際を始めましたが、同年12月には破局しています。
2010年から交際を開始したロックバンド、ミューズのボーカル兼ギター兼ピアノのマシュー・ベラミーとの間に子供を妊娠したことを発表し婚約。イギリスとアメリカにそれぞれ家を購入しますが、2014年に婚約を解消しています。
映画監督にも挑戦していた!
ケイト・ハドソンは、2007年に短編映画『Cutlass』で監督デビューを果たしました。
娘に初めてのギターをねだられた母親が、自分が10代の頃に父親に車をねだったときのことを思い出すストーリーで、この作品にはブレイク寸前のクリスティン・スチュワートのほか、ダコタ・ファニングやハドソンの育ての父であるカート・ラッセルも出演しています。
ケイト・ハドソンのダイエットがストイックすぎる!
2008年にはピープル誌の「最も美しい100人」特集で表紙を飾ったハドソンですが、第二子出産後はその体型の変化に話題が集まってしまうこともありました。しかし、2012年に『glee/グリー』のシーズン4に出演した際には、ダンスの講師役として見事なプロポーションを披露していました。
マックス時から20kgの減量に成功したというケイト・ハドソンのダイエットのポイントは、どのようなものなのでしょうか。
食事はアルカリ性のものを中心に
減量成功後も体型を維持するため、ハドソンはアルカリ性食品中心の食生活を心がけているそうです。
米『People』誌によると、ケイトは「食べ物のほとんどはアルカリ性の食品。肉、乳製品、グルテンや砂糖を摂らないようにしているの。でも食べたくなると、ついつい食べちゃうのよね」と語っている。また「制限をしすぎず、食事は適量にすることを心がけている」という。
アルカリ性食品とは、野菜、果物、海藻、きのこ、大豆などのことです。また、カロリー計算アプリを使って食事のカロリーにも気を配っているとのこと。普段は1日1800kcalほど摂取しているそうですが、どうしても少し減量したいときは1500kcal程度に抑えることにしていると語っています。
ワークアウトは継続することが大事!
ダイエットでいちばん大切なのは、継続的に体を動かすことだとハドソンはUS Weeklyのインタビューで語っています。
「私は体をたくさん運動している、とは言えないけれど、なるべく多く、継続的に運動しているわ。たくさんの人が、2時間半くらいワークアウト(運動)しないといけない、なんて勘違いしているけれど、ワークアウトの時間は少なくてもいいのよ。20分でも、40分でも。けれど、ワークアウトは継続的にやらなくちゃいけないってこと。」
具体的には、縄跳びを持ち歩いて仕事の休憩時間に縄跳びをしたり、移動を自動車から自転車にするなど、日常的に体を動かす場面を増やしていったとのこと。また、ストレス解消にはダンスをすることにしているというハドソン。運動量も増えるので一石二鳥ですね。
母ゴールディー・ホーンもパーフェクトな体型として注目を集めた女優ですから、遺伝的な面もあるかもしれませんが、ハドソンは産後ダイエットは本当につらかったと告白しています。
映画賞で多くの人目に触れる時期には、着る予定のドレスに合わせてワークアウトを強化しているというケイト・ハドソン。毎回レッドカーペットでのベストドレッサー常連を果たしているのには、日々のダイエットも効果を発揮しているのでしょう。